ラグビー部リレー日記

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懸念点

 written by 玉置 雄大 投稿日時:2024/11/07(木) 01:33


定浪先輩からバトンをいただきました。1年の玉置です。
定浪先輩は早くから僕たち一年生に気さくに話しかけてくださり、練習後にタッチフットを一緒にやるなど仲良くしてくださる心優しい先輩です。大怪我から復帰したということで、一緒に頑張っていきましょう。

入学から七ヶ月たち大学での生活も慣れ、ラグビー部中心の充実した日々を送れているのですが、やはりその中でも懸念点が生まれることもあります。今回は初めてのリレー日記ということで自己紹介もかねて最近の懸念点を紹介していきたいと思います。


一つ目の懸念点は体です。自分は高校までサッカーをやっていてケガについてあまり気にかけたことはなかったのですが、ラグビーでは常に相手と体をぶつけ続けるので否が応にも考えなければなりません。ケガをすると当たり前ですがラグビーができなくなってしまうのでその期間成長することが難しくなります。僕はB戦の東農大との試合でバーナーをしてなかなか筋力が戻らず結局二週間ほど休むことになってしまいました。9月にも同じ部位を痛めていたり、バーナーは再発しやすいという情報もあるので再び同じようなケガをして休むことにならないようトレーニングを欠かさないようにしていかなければと感じました。高校とは違い大学ではサポートがとても充実していて、トレーナーの方々がケガ予防のためのトレーニングを教えてくださったり、スタッフの方々も体調やケガの状況を管理してくださっているので、それらをうまく利用して強い体を作っていきたいです。

 

二つ目の懸念点は服装です。基本高校の時着ていた服を着まわしているのですが大学だとややレベルの差を実感しています。同期同クラの長岡によると同じクラスの女性陣には”いつも同じ服を着ていて、だんだん体が大きくなっている、男子の中でだけうるさいやつ”と評されているようです。少々応えるとともに服という要素がほかの二要素と同じくらい強い印象を持っていることに驚きました。最低限悪い印象を与えないような服を着れるようになりたいです。

そろそろ寒くなってきて大学にも半袖の方々が減ってきてしまい肩身が狭くなってきたので、今日を機に衣替えを始めていきたいと思います。


次は3年の鷲頭さんにバトンを渡します。鷲頭さんは合宿の際にはDLでのキツいランメニューを連日黙々とこなし、朝練が始まる前にパスの自主練をやっているなど見習うべきところが多い先輩です。試合での体の大きい相手にかます低くて鋭いタックルがかっこいいです。

バイト始めました

 written by 定浪 大喜 投稿日時:2024/11/04(月) 02:02

1年のゆうだいからバトンをもらいました、2年の定浪です。ゆうだいは1年で未経験ながらそのキャリーセンスを活かしたラインブレイクがとても魅力的です。コミュニケーション能力の高さが日々垣間見えているので羨ましいなあと思います。僕の1番好きなあだ名は「WAVE」ですが、好きに呼んでください。

ゆうだいの紹介文にもある通り、僕は大学二年生のこの時期にバイトを始めました。理由としては、主に二つあります。

一つ目は、社会性を身に着けるためです。通学、授業、部活のほとんどで一日の時間がほぼ消し飛んでいきますが、日々生活している中で、本当に自分はこのままでよいのだろうかと思うことがあります。正直、ラグビー部は社会性を高める要素が充実していると思います。一週間に何度も同じ人と時間を過ごすことで、少しかかわっただけでは見えてこないような部分が他人に認知され、それを互いに指摘しあうことで、自分自身の理解を深めたり修正できたりします。しかし、自分は周りと比べてあまりにも指摘されることが多く、チームメイトに迷惑をかけてしまっています。そこで、ラグビー部以外で社会性を高められそうなのはどこかと考えたときに、バイトが思い浮かんだのでバイトをしようと思いました。

二つ目は、お金を気持ちよく使いたいからです。今、自分が使っているお金は親が頑張って働いて稼いだお金であるので使うのにちょっとした抵抗があります。同期と御飯を食べに行った時も、本当は食べたいものがあるのに、ちらちらと値段が気になったりするときがあります。なので、バイトをして自分が使う分は自分で稼げるようになりたいと思いました。

なんやかんやでバイトを始めましたが、シフトを入れるのに失敗して、思ったよりハードスケジュールになってしまいました。しかし、将来の自分のためにも頑張っていきたいです。

次はテストステロンが溢れ出ている1年の玉置にバトンを渡します。玉置も下の名前を漢字で書くと「雄大」と書くのですが読み方が「たけひろ」で、少々ややこしいです。ラグビーを初めて半年で慶應大学さんと戦っているので今後の活躍が楽しみです。



 

〇〇ちゃん

 written by 小川 雄大 投稿日時:2024/10/31(木) 23:34

広常さんからバトンを受け取りました1年の小川です。
広常さんは、お兄ちゃん感があってとても親しみやすいです。CSで横浜に清々しいほど負けてしまった阪神ファンの僕は、横浜を批判する気にもなりません(笑)ただ、金満球団が勝つのは面白くないので一緒に横浜を応援していきましょう。

 

さて、僕の紹介の中で広常さんは「ゆうだい」と呼んでくれていました。大学生になってからは、ほぼ全員僕のことは下の名前である「雄大」と呼ぶのですが、これは小学生の時以来、実に6年ぶりのことです。

物心ついた時から小学生の頃までは「ゆうだい」と呼ばれていました。小さい頃というのは不思議なもので、みんな下の名前で呼び合っていました。あだ名があった子もその由来は下の名前であることがほとんどで、苗字で呼び合うなど露にも思っていませんでした。

事態は中学生になった時に動きます。なぜか苗字で呼び合う習慣がそこにはあったのです。始めは戸惑いましたが、慣れてみると意外と悪くないなと思うようになりました。また、人生初のあだ名ができたのもこの頃でした。「小川」という苗字から派生した「おがちゃん」が誕生したのです。中1の4月の昼食の時間、班の中であだ名を付け合おうという流れになり生まれました。名付け親曰く「エガちゃん」をヒントにつけたようです。江頭2:50のネタは下品なのが多いので当初は納得いかない気もしていましたが、彼は裏ではいい人だそうなので今では満足しています(笑)

大学生になると一転、プレオリの自己紹介の中で多くの人が呼んで欲しい名前として下の名前をあげていたのです!苗字やそれから生まれたあだ名は「ゆうだい」呼びに比べるとどこかよそよそしさを感じていた僕はこれを絶好の機会と捉え、「ゆうだいって呼んでください!」と自己紹介をしました。これによって大学生活における呼び名は「ゆうだい」に確定しました。ただ、人間というのは不思議なもので、自分で納得して呼び名を変えたはずなのに、今でも高校時代の友達に会って「小川」や「おがちゃん」と呼ばれると懐かしさと安心を感じます。人はないものねだりをする生き物なのでしょうか。

ちなみに、先日財団の友達から『小川雄大は「小川」でも「雄大」でもなく「小川雄大」だよね』と言われました。こうして新たな呼び名が生まれたわけですが、今後長~く続いていく人生の中でどのように呼び名が変わっていくのか楽しみでしかありません。

 

次は2年の定浪さんにバトンを渡します。僕が入部して以来ずっとDLにいた定浪さんですが、最近ようやく復帰して一緒に試合に出られてとても嬉しいです。最近、バイトを始めたらしく給料日が楽しみだそうです。「定WAVE」や「WAVE」など様々によばれていますが、お気に入りのあだ名はあるのでしょうか。

横浜優勝

 written by 広常 航平 投稿日時:2024/10/30(水) 23:11

もりぞーさんからバトンをいただきました2年の広常です。

初めてもりぞーさんと会った時東大ラグビー部にもこんないかついギャルがいるのか…とビビった覚えがあります。しかし実際は真面目な医学部生でもっとビビりました。そのギャップに惹かれるという人もいるみたいです。

もりぞーさんの手際の良さ、細かいところへの意識配りは本当に尊敬しています。一緒に部で過ごせる時間もあと2ヶ月ほどとなってしまい寂しいですが、残りの時間でもりぞーさんから多くのことを吸収できるよう頑張ります。


 

現在プロ野球は日本シリーズの真っ最中です。クライマックスシリーズを勝ち上がったセ・パ両リーグの代表が日本一をかけて争います。今年はセ・リーグから横浜DeNAベイスターズ、パ・リーグからは福岡ソフトバンクホークスが出場しています。

横浜生まれ横浜育ちの僕はDeNAを応援していますがラグビー部内には同志が少なく、それどころか最近は、巨人、阪神ファンを中心に部内に「アンチDeNA」層が出現してしまっています。この間は阪神ファンの同期に笑顔で「横浜が勝つ想像がつかない」と言われ、今日は巨人ファンの先輩に「ソフトバンクを応援する」と明言されてしまいました。

よきライバルであるはずの同一リーグのファンから裏切られ悲しい限りです。DeNAを応援する同志を増やすべく、この場を借りて布教しようと思います。

DeNAの良いところその①:短期決戦に強い

今年もシーズン3位からクライマックスシリーズでの下剋上を経て日本シリーズに進出しています。また2017年にもシーズン3位から日本シリーズに進出しています。今シリーズも全然勝算アリです。

DeNAの良いところその②:応援しがいがある

DeNAの直近のリーグ優勝・日本一は実に26年前、1998年のことに遡ります。他のどの球団よりもファンが優勝・日本一を渇望している球団と言えるでしょう。

数年前に優勝しているようなその辺のチームとは勝った時の喜びが違います。

DeNAの良いところその③:重厚打線

牧(2023打点王、最多安打)、オースティン(2024首位打者)、宮崎(2023首位打者)、佐野(2022最多安打)を要する打線は、贔屓目抜きに12球団最強と言って良いのではないでしょうか。しかもここにメジャーリーグの経験もある筒香、フォードも控えています。まさに鬼に金棒です。今年のクライマックス、日本シリーズではまだその真価は発揮されていませんが、ロマンある打線だと思います。

 

今シリーズ、僕の注目選手はこの2人です。本当はもっとたくさんの選手を応援しているのですが、挙げ出すとキリがないので投手野手1人ずつに絞らせていただきます。これからDeNAを応援する方は是非注目してみてください。

・中川颯選手

今や絶滅危惧種のアンダースロー右腕。変則投手にはロマンを感じます。150km/h、160km/hを投げる速球派投手全盛の中、下手投げで打者を飄々と打ち取る姿は圧巻です。昨シーズンオリックスを戦力外になり、移籍先のDeNAで花開いたというのもドラマチックです。

・筒香嘉智選手

「ハマの4番」と言えばこの人しかいない。と僕は思っています。今年米リーグから横浜に復帰したホームランマシーンです。侍ジャパンの4番の経験もあり打撃は本物。DHのある試合ではスタメン起用もされており、彼の打席をたくさんみられるのが嬉しいです。セ・リーグもDH導入しましょう。

 

こんなことを書いていたら無事今日もDeNAは勝利し、2勝2敗のイーブンに持ち込みました!この調子で応援していきたいと思います。誰か一緒に応援しましょう!(*^○^*)

 

 

 

次は期待のルーキー、ゆうだいに渡します。今年の1年生はタレント揃いですが彼もその一人です。どんどん成長し練習や試合でキレキレのプレーを見せてくれます。

神奈川出身かつラグビースクール出身(僕は横浜RS、ゆうだいは平塚RS)と共通点も多く応援している選手の一人です。どんどん暴れちゃってください。活躍期待してます!

漢方のすすめ

 written by 森田 明日香 投稿日時:2024/10/29(火) 18:15

鵜木くんからバトンをもらいました、4年の森田です。

鵜木くんはいつもおしゃれなお洋服を着ていて、特にメゾンキツネとポロベアの動物シリーズがかわいいです。また買ってもらったら見せてください。

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今、「東洋医学・代替医学」という授業を受けています。いらすとやは少し飽きてきたので、この授業について書きます。

東洋医学の授業は4年生の11月に3時間しかないのですが、これまでの常識が覆されて面白いと代々評判の授業です。

今日も、ツムラ医療用漢方製剤の手帳(ポケット辞書)のようなものが全員に配られたり、山椒や人参、甘草などの生薬が入った瓶、試食用の色々な漢方薬、置き針が順番に回ってきたりして贅沢な感じです。

試食用の漢方薬は紙コップに入れて配られ、みんなでスプーンですくってなめています。
5種類回ってきましたが、31番の呉茱萸湯という漢方が特に苦くてびっくりしました。匂いは普通だったのに、数粒なめただけでしばらく不快でした。
先ほどもらったポケット辞書によると、習慣性偏頭痛、習慣性頭痛、嘔吐、脚気衝心に効果があるようですが、私にはどの症状もないのでなんだか損した気分です。

この漢方のテイスティングだけでなく、講義の内容も評判通り興味深く、これまで習ってきた西洋医学とは全く異なる概念に触れることができ楽しかったです。

漢方医学の歴史

漢の時代、中国で成立した三大古典「黄帝内経」「神農本草経」「傷寒論・金匱要略」により、中国の医学が体系化されました。この中国医学が紀元5世紀ごろに日本に伝来し、それから1500年以上かけて日本独自に発展した伝統医学が漢方医学だそうです。
ちなみに、今薬価収載されている医療用漢方製剤の半数以上が「傷寒論・金匱要略」からの処方だそうです。約2000年前と同じ成分が今も効くというのはなんだかロマンを感じます。

漢方医学の強み

そんな漢方医学の得意分野は、機能的異常を主とする疾患や、虚弱体質、手術などの現代医学的治療が難しい例などです。漢方医学を取り入れると、西洋医学が苦手な分野を補完することができ、治療の幅が広がります。
中国や韓国では、西洋医学のライセンスと東洋医学のライセンスが分かれていますが、日本では同じなので、ひとりの医師が東西の医学の得意分野を活かした診療をすることができ、治せる患者さんも格段に増えるそうです。

私も少し前に皮膚科を受診した際、まず普通の塗り薬を処方されましたが、再発を繰り返していたため追加で漢方も処方されました。漢方を飲むのが初めてだったので半信半疑でしたが、毎食6錠ずつコツコツ飲んでいるとかなり治ってきた実感があり、うれしい限りです。

漢方医学の独特の概念

最近自分でも飲み始めたとはいえ今日まで漢方の知識は皆無だったので、この授業ではじめて東洋医学の独特の考え方と出会い、衝撃を受けました。とにかくたくさんの難しい言葉が出てきました。

東洋医学は、心身一如~個々の症状ではなく心身を合わせて捉えること~を基本とした全人的医療で、 中庸のずれ~バランスの崩れ~を修正することで治療する、という考え方の医学だそうです。
自覚症状のある患者さんに四診をして、~漢方における診断~を決定し、随証治療~証に合わせた治療~を行います。

ここで四診とは、
望診:顔色や舌を見る診察
聞診:聴覚や嗅覚による診察(声の張りや咳、体臭など)
問診:丹念な全身状態の聴取
切診:身体に触れて行う診察、脈診や腹診
のことです。

四診により全身状態を正確に把握でき、証の決定に役立つだけでなく、何よりも丁寧な診察を受けた患者さんが非常によろこばれるそうです。最近「こちらの顔を一切見ず、パソコンばかり見ていた」という低評価の病院の口コミをよく見るので、やはり目を見て全身を丁寧に診察することは大切なんだなと思いました。

また、東洋医学は心身のアンバランスを病気の原因と捉えますが、そのものさしとして、

  1. 陰陽
  2. 気血水
  3. 六病位
  4. 五臓

など、これまたおもしろい概念がたくさん出てきました。

1. 陰陽
陰陽は漢方で最も大事な考え方だそうで、その下位概念として虚実、寒熱、表裏の3つがあります。

まず陰陽について、新陳代謝が低下している場合が陰、活発な場合が陽です。
虚実は病勢を表し、虚は抵抗力・反応力の低下、実はこれらの充実です。
寒熱は病気の性状を表し、寒は温めると改善する冷えた病態、温は温めると悪化する熱のある病態です。
表裏は病気の位置で、表は身体の表層部、裏は深部です。

日々細かすぎる疾患の病態や血管の走行などをがんばって覚えているのに、東洋医学ではこんなにスッキリまとめられてしまうのかと思うと、なんだかやるせないです。

2. 気血水
気血水は生体の恒常性を維持する3要素で、バランスが保たれていれば健康な状態ということになります。

は生体をめぐるエネルギー、は全身に栄養を与える血液、は血液以外の体液のことです。
どれかが不足するとバランスが崩れ、様々な症状が現れます。

例えば、ラグビー部に多い筋痙攣(足の攣り)は、血が不足している血虚によって起こるとされます。この場合、代表的処方薬として芍薬甘草湯という漢方があります。
芍薬甘草湯は、マラソンの併走ドクターやスキーのインストラクターが常備しているような、即効性のある薬だそうです。ネット情報によると平均6分で効くらしいです。市販薬にも配合されたものがあるので、よければ試してみてください。

3. 六病位 4. 五臓
六病位は、太陽病、少陽病、陽明病、太陰病、少陰病、厥陰病の6つ、五臓は肝、心、脾、肺、腎の5つで、それぞれ色々と説明があったのですが、何が何だか分からなくなってきたと思うので、このあたりでおわりにします。

ここ数日、皮膚科でもらった漢方薬を飲むのをさぼっていましたが、これを機にまたしっかり飲んで健康維持に努めたいと思います。
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次は、2年スタッフの広常に回します。

広常はいい意味で東大生らしくなく、親しみやすくて社会性のあるいい後輩です。いろいろと気苦労も多いと思いますが、来年以降も自分らしく楽しんでほしいです。

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