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ラグビー部リレー日記 2012/12
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最後の、
投稿日時:2012/12/22(土) 13:29
BKリーダーの川島よりバトンを受けました、2012年度主将を務めます井上拓也です。
いよいよ今シーズン最後の試合である京大戦に臨むこととなります。4年生にとって最後の試合、私にとっては全てを賭して本気で勝ちにいく恐らく最後の試合となるでしょう。14年のラグビー人生(無駄に競技暦だけは長くなっております)に区切りを打つ試合を、3年間ともに戦ってきたスイカの4番で迎えることができ、大変嬉しく思っています。
小学生の時分から始めたラグビーというスポーツ、我の強い人間とはいえない自分が今までこの激しいスポーツを続けてきたのは14年間で出会った多くの先輩、後輩、指導者、マネージャー、トレーナー、同期、家族といった周りの存在のお陰だったのだと強く思った1年間でした。
ここ一ヶ月、「最後の」という枕詞を意識することが多くありました。最後の対抗戦、最後のスクラム練、最後の湯島でのミーティング、大熊と一緒にやった最後のウェイト、対抗戦前日はいつも一緒に飯を食べていた松永と先日行った最後の飯は「かつや」でした。松永がダブルカツ丼、僕がカツ丼とカツカレーを食べ、まったく意識していなかったのですが後になって考えると二人ともカツを二枚頼んだのでA・Bともに「勝つ」ことになるなあなどと思った次第です。
最後を意識するようになり後輩にできるだけ自分の知っている事を伝えようという思いが強くなったようにも感じますが、それは「何かを残したい」というよりはあくまで「勝ちに近づくために」最後の最後までチームを強くして勝つためにしたことだと思っています。
「最後の」というのは名残惜しく感じるものですが、惜しむことなく既に終えているのは明治学院戦での最後の「敗戦」、そして最後に残るのは「勝利」、それを掴みに京都まで行ってまいります。
今年のリレー日記はこれをもちまして最後となります。1年間見守って下さりありがとうございました。
Rugby will refresh the world.
いよいよ今シーズン最後の試合である京大戦に臨むこととなります。4年生にとって最後の試合、私にとっては全てを賭して本気で勝ちにいく恐らく最後の試合となるでしょう。14年のラグビー人生(無駄に競技暦だけは長くなっております)に区切りを打つ試合を、3年間ともに戦ってきたスイカの4番で迎えることができ、大変嬉しく思っています。
小学生の時分から始めたラグビーというスポーツ、我の強い人間とはいえない自分が今までこの激しいスポーツを続けてきたのは14年間で出会った多くの先輩、後輩、指導者、マネージャー、トレーナー、同期、家族といった周りの存在のお陰だったのだと強く思った1年間でした。
ここ一ヶ月、「最後の」という枕詞を意識することが多くありました。最後の対抗戦、最後のスクラム練、最後の湯島でのミーティング、大熊と一緒にやった最後のウェイト、対抗戦前日はいつも一緒に飯を食べていた松永と先日行った最後の飯は「かつや」でした。松永がダブルカツ丼、僕がカツ丼とカツカレーを食べ、まったく意識していなかったのですが後になって考えると二人ともカツを二枚頼んだのでA・Bともに「勝つ」ことになるなあなどと思った次第です。
最後を意識するようになり後輩にできるだけ自分の知っている事を伝えようという思いが強くなったようにも感じますが、それは「何かを残したい」というよりはあくまで「勝ちに近づくために」最後の最後までチームを強くして勝つためにしたことだと思っています。
「最後の」というのは名残惜しく感じるものですが、惜しむことなく既に終えているのは明治学院戦での最後の「敗戦」、そして最後に残るのは「勝利」、それを掴みに京都まで行ってまいります。
今年のリレー日記はこれをもちまして最後となります。1年間見守って下さりありがとうございました。
Rugby will refresh the world.
Last game, Best game
投稿日時:2012/12/19(水) 11:06
バックスリーダーの3年川島です。
今季はバックスの練習メニューやメンバー編成を考えるなど首脳陣としての仕事をさせていただきました。
結果から言うと、対抗戦でバックスのトライはほとんどなく、ミスが失点につながるなどフォワードからの信頼を得るにいたりませんでした。試合で通じるレベルのスキルを身につけられなかったことに大きな責任を感じています。
対抗戦は終わってしまいましたが幸いなことにまだ京大戦が残っています。現在は今季のラストゲームにむけて準備をしているところです。
豊田さんの日記にもあったように、日曜日の紅白戦を京大戦へのセレクションマッチと位置づけ行いました。観戦にいらしてくださった方々、ありがとうございました。
試合内容はバックスでの展開が多く、対抗戦ではなかなか見られなかったいいプレーが何本も見られました。部員数が増え、「B戦にも出れない可能性がある」という緊張感がこれらのプレーを生み出したのかもしれません。
現在は選ばれたメンバーでコンビネーションを確認する段階に来ています。紅白戦以上の緊張感を持って練習にのぞみ、最高の準備をします。今季はほとんど4年生を勝たせることができていません。最後は笑って終わりたい、というのが全員の思いです。12月23日、最後の試合を最高の形で締めくくりたい。応援宜しくお願いします。
次回は今季主将、4年の井上さんにお願いします。
今季はバックスの練習メニューやメンバー編成を考えるなど首脳陣としての仕事をさせていただきました。
結果から言うと、対抗戦でバックスのトライはほとんどなく、ミスが失点につながるなどフォワードからの信頼を得るにいたりませんでした。試合で通じるレベルのスキルを身につけられなかったことに大きな責任を感じています。
対抗戦は終わってしまいましたが幸いなことにまだ京大戦が残っています。現在は今季のラストゲームにむけて準備をしているところです。
豊田さんの日記にもあったように、日曜日の紅白戦を京大戦へのセレクションマッチと位置づけ行いました。観戦にいらしてくださった方々、ありがとうございました。
試合内容はバックスでの展開が多く、対抗戦ではなかなか見られなかったいいプレーが何本も見られました。部員数が増え、「B戦にも出れない可能性がある」という緊張感がこれらのプレーを生み出したのかもしれません。
現在は選ばれたメンバーでコンビネーションを確認する段階に来ています。紅白戦以上の緊張感を持って練習にのぞみ、最高の準備をします。今季はほとんど4年生を勝たせることができていません。最後は笑って終わりたい、というのが全員の思いです。12月23日、最後の試合を最高の形で締めくくりたい。応援宜しくお願いします。
次回は今季主将、4年の井上さんにお願いします。
前を向いて
投稿日時:2012/12/15(土) 16:09
4年の豊田です。
久しぶりにリレー日記が回って来ました。
岡崎の紹介にもありましたが他の4年生に先駆けて先月卒論を提出しました。
内容はともかくなんとか提出することができてひと安心しました。
が、我が工学部航空宇宙工学科には卒業設計という最後の難関があります。これは航空機や宇宙機、推進機(エンジン)を一人一機設計して実
際に図面を書くというものなんですがむしろ卒論より大変なんじゃないかと思ってます。
さて対抗戦も終わり、今は京大戦へ向けての練習を行なっています。
幸いにして秋シーズン増えていた怪我人も対抗戦後のオフが明けるとほとんどが戻ってきて充実した練習が行えています。
僕が1年生の頃には人が足りなくてOBの方にも京大戦への出場をお願いしていたのを覚えていますが今年は人数が増えたことで京大戦で全員
がジャージをもらうということができなくなりました。
そのため、日曜日には京大戦でのAB37人のセレクションを目的に部内マッチが行われます。
いまは部員全員が京大戦の出場をかけてこの部内マッチに照準を合わせているのが伝わってきます。
僕自身センターは怪我人の復帰で激戦です。
まずは京大戦でスイカの12を着けられるよう部内マッチに全力で臨みます。
そして部内マッチが終わるといよいよ京大戦まで1週間です。
国立大学相手に東大は必ず勝たなくてはならない。よくOBの方々にも言われる言葉です。
京大は僕達と同じ国立大学であり置かれている環境は同じでしょう。
だからこそ、金子コーチがよくおっしゃていますが、負けてはいけない。
春を振り返ると残念ながら今年の国立大相手の定期戦成績は東北大には勝利したももの防衛、名古屋、九州に敗れ、そして秋を振り返って対
抗戦を見れば一橋に勝利したのみという当初の目標「全勝」からはかけ離れた散々な結果に終わりました。
結局今年のシーズンで目標としたことは何一つ達成できなかった。
首脳陣の一人として対抗戦を終えた今、その責任をひしひしと感じています。
最後に何かを残さなければ僕らがやってきた1年間は否定されてしまう。
自分をなんとか納得させるためにも最後の京大戦はなにがなんでも勝利という結果が欲しい。
他の4年生が先にも言っている通り、京大戦は僕達に残された最後のチャンス。
その機会が与えられていることに感謝して、前を向いて個人としてもチームとしても今季のベストゲームを目指して最後の1週間を大事に過
ごしていきたい。
やっぱり僕は文章を書くのが苦手です。
本当にまとまりの無い文章で申し訳ありません。
やはり文系の卒論を書いている方々は違いますね。
次の日記は今季BKリーダーとして力を貸してくれた3年の川島君にお願いしたいと思います。
豊田
後悔
投稿日時:2012/12/11(火) 18:22
いつもお世話になっております、荒巻君よりバトンを受けました4年の岡崎です。
スマートに卒論をとありましたが、現状少ないモチベーションを何とか盛り立ててこなしている有様です。
そもそも荒巻君の方が進んでいるので、おそらく「お前頑張れよ」という叱咤激励なのだと受け取ります。
さて今シーズン、そして私のラグビー生活もあと2週間を切り、残すは最後の京大戦のみとなりました。
今年の秋を振り返ると最後の対抗戦として納得の行くものではありませんでした。私のプレーヤーとしての対抗戦は第5戦、成蹊戦前に終了しました。武蔵・成城と敗戦し入替戦出場がなくなった状態で最大のターゲット成蹊を迎えるに当たって、個人的にはポジションチェンジもあり、流れを変えるべく色々とイメージをしながら練習に臨んでいました。
しかし、成蹊戦前の練習で足を負傷。そのまま2週間自宅での療養となり、残り3試合への出場は叶いませんでした。
療養中は4年であり、主務にも関わらず部を不在にすることへの罪悪感とこれで自分の4年間が終わることへの絶望を感じていました。結局成蹊戦は観客として観戦しましたが、善戦を演じるチームの中に自分が居ないことが、悔しかった。その後も上位校との試合に何も出来ない自分が不甲斐なかった。この1ヵ月半の後悔はおそらく一生忘れられません。こんな思いを後輩にはしてもらいたくないものです。こう書いていると2年前の副将の武智さんも似たようなことをおっしゃっていたなと思い出されます。
途中4年間が終わると書きましたが、幸いにして自分にはまだ時間が残されています。
医者からは12月の復帰は厳しいかもしれないと当初言われましたが、トレーナーの方々を始め周りのサポートのおかげで、今月より復帰し、京大戦での出場を目指し練習に参加しています。自分がこの部で学んだこと・受けた恩のほとんどを返せていませんが、最後の京大戦良い形で終われるように、出場できなかった3試合分の悔しさとラグビー人生への思いを残り2週間にぶつけたいと思います。
私の卒論と同様、冗長な文となってしまい申し訳ございません。ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。
次はすでに卒論を提出している豊田君にお願いしたいと思います。
岡崎拓也
一人の部員として
投稿日時:2012/12/07(金) 16:19
皆様こんにちは。4年の荒巻大智です。
持田も言っていますが、本当に時間が短い。持田の日記にあった「練習とは修行である」というベティさんの言葉を懐かしく思いますが、今となっては自分が四年生。しかも12月の引退3週間前。たしか、僕が1年生の時に、まさに今と同じくらいの時期に当時4年生のベティさんに御飯に連れって言ってもらった時に「ベティさん、もうすぐ引退の今、どんな気持ですか?」と聞いた覚えがあります。2年生の時には部室のロッカーの近くで当時4年生の谷口さんにも同じ質問をしたことがあります。2人とも「実感が無い」とか「特に何も」みたいな感じでした。(ベティさんとはその話のあと、もっぱらベティさんの恋愛経験の話になったような記憶があります。)
僕が今どんな気持ちなのかというと、僕も諸先輩のように、何の実感もありません。今、日記を書いて文字に起こすことで残り3週間と感じるばかりです。この先もずっと朝早く起きて、練習前にラインアウトを合わせて、練習して、スクラムマシーンに当たって、週末には試合をして、というような日常がずっと続くような気がします。
「最後まであきらめない」とか「one for all,all for one」などなど、世の中には大切とされる言葉でありふれていますが、言葉とは「何を」言うのか、「何を」聞くのかではなく、「誰が」「どんな環境で」言うのか、そして「誰が」「どんな環境で」聞くのかということの方に意味を持つ、ということを最近実感します。
リレー日記を書くにあたり、去年のボイスや日記をもう一度見ました。「東大ラグビー部の執念。」「まだまだ自分は伸びると信じている。最後2試合、死に物狂いで勝利をつかみにいく」など今の僕には突き刺さる言葉でいっぱいでした。それは、その言葉を発している先輩方が必死に闘った結果です。僕はそのような発話者になることができているのか。分かりません。でもそうありたい。
対抗戦後半に怪我をして、今も練習に半端な形で参加している情けない、みっともない自分ですが、そんな僕でもこれからやらなければいけないことは、やはり特別なことではなく、日々の練習を大切にして、最後まで成長し続けて、京大戦に出て、絶対に勝利を収めることです。そして、今の自分を変えたい。何より、チームに貢献したい。
このまま終わるわけにはいきません。最後まで全力で自分の弱さ、強い相手と闘います。
お読みいただきありがとうございました。
次は卒論をスマートにこなす岡崎よろしくです。
荒巻大智
持田も言っていますが、本当に時間が短い。持田の日記にあった「練習とは修行である」というベティさんの言葉を懐かしく思いますが、今となっては自分が四年生。しかも12月の引退3週間前。たしか、僕が1年生の時に、まさに今と同じくらいの時期に当時4年生のベティさんに御飯に連れって言ってもらった時に「ベティさん、もうすぐ引退の今、どんな気持ですか?」と聞いた覚えがあります。2年生の時には部室のロッカーの近くで当時4年生の谷口さんにも同じ質問をしたことがあります。2人とも「実感が無い」とか「特に何も」みたいな感じでした。(ベティさんとはその話のあと、もっぱらベティさんの恋愛経験の話になったような記憶があります。)
僕が今どんな気持ちなのかというと、僕も諸先輩のように、何の実感もありません。今、日記を書いて文字に起こすことで残り3週間と感じるばかりです。この先もずっと朝早く起きて、練習前にラインアウトを合わせて、練習して、スクラムマシーンに当たって、週末には試合をして、というような日常がずっと続くような気がします。
「最後まであきらめない」とか「one for all,all for one」などなど、世の中には大切とされる言葉でありふれていますが、言葉とは「何を」言うのか、「何を」聞くのかではなく、「誰が」「どんな環境で」言うのか、そして「誰が」「どんな環境で」聞くのかということの方に意味を持つ、ということを最近実感します。
リレー日記を書くにあたり、去年のボイスや日記をもう一度見ました。「東大ラグビー部の執念。」「まだまだ自分は伸びると信じている。最後2試合、死に物狂いで勝利をつかみにいく」など今の僕には突き刺さる言葉でいっぱいでした。それは、その言葉を発している先輩方が必死に闘った結果です。僕はそのような発話者になることができているのか。分かりません。でもそうありたい。
対抗戦後半に怪我をして、今も練習に半端な形で参加している情けない、みっともない自分ですが、そんな僕でもこれからやらなければいけないことは、やはり特別なことではなく、日々の練習を大切にして、最後まで成長し続けて、京大戦に出て、絶対に勝利を収めることです。そして、今の自分を変えたい。何より、チームに貢献したい。
このまま終わるわけにはいきません。最後まで全力で自分の弱さ、強い相手と闘います。
お読みいただきありがとうございました。
次は卒論をスマートにこなす岡崎よろしくです。
荒巻大智
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