ラグビー部リレー日記

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自転車

 written by 須貝 ののか 投稿日時:2025/04/30(水) 23:00

チームをプレーで引っ張る頼れる副将げんとさんからバトンを受け取りました、3年スタッフの須貝です。げんとさんは基本的にふざけているように見えますが、たまに真面目な話をしてくれます。先輩ですが話しやすく、相談にも乗ってくれてとてもありがたいです。また深い話をしてくれることを楽しみにしています。

 

1ヶ月ほど前に自転車が新しくなりました。それまでは普通の自転車に乗っていたのですが、新しい自転車はクロスバイクという種類のようです。前の自転車との違いは自転車自体がとても軽いこと、タイヤが細いこと、ギアは3×8=24段階あることくらいです。他にももっと違いはあると思うのですが、私に関係あるのはこんな感じです。ギアは24段階もありますが色々変える必要もないのでまだ2段階くらいしか使ったことはないと思います。宝の持ち腐れ感がすごいので自転車に少し申し訳ないです。いつかちゃんとサイクリングに行った方が良さそうです。日常生活で使う分にはとにかく楽に漕げて速いので、駅まで行く時間が数分短くなりました。毎朝自転車で爆走して遅刻と戦っているので大変助かっています。

しかし少し困った点があります。購入当初はカゴがなくクロスバイクにカゴをつけると少々カッコ悪くなるのでしばらくつけていなかったのですが、どうしてもカゴが必要な時がありやむなくつけることにしました。しかし、自転車の本体が軽い分カゴをつけるとカゴの重量の影響が大きくてフロントが重くなりました。また、カゴが無い前提で設計されているらしく、重心がズレるので倒れやすくもなるしフレームの歪みの原因にもなるようです。気をつけます。また、カゴをつけたはいいもののそこに荷物を入れた状態でライトをつけるとライトはハンドルについているので、荷物に光が遮られてしまいます。夜遅くに帰る時は人も車もいなくて道がよく見えないので大変困っています。この前は猫かハクビシンかたぬきかよく見えませんでしたが、動物を轢きそうになりました。危ないです。

自転車を変えたことで少し嬉しいこともありました。駐輪場のおじさんたちが自転車を変えたことに気づいてくれたことです。いつも利用している駐輪場は時間帯ごとに担当の方が固定のようで、曜日ごとに大体同じ方に会います。夜遅く帰るとこんな遅くまで何してたんだ、とか日曜の早い時間にくるとと今日も部活ー?などと話しかけてくれたりします。夜練後に帰宅する時に駐輪場にいるおじさんはラグビーをやっていたらしく、私が東大のウィンブレを着て帰ることがよくあったのでラグビーをきっかけによく話すようになりました。とは言っても週に1回ほどなので、顔まで覚えてもらえているとは思っていなかったのですが、自転車を新しくしたその日に、ウィンブレも着ていない私に自転車変えたの?と話しかけてくれました。別の時間帯にいる方ともそんな感じで話すのですが、別の日に始発の時間に行った時も、また別の日の夕方に授業終わりに帰った時も皆さん気づいてくれました。ちょっとしたことですがなんだかとっても嬉しかったです。

朝はいつも時間がギリギリで駐輪場のおじさんと話す時間がないこともありますが、新しい自転車にも乗り慣れてきたので、最短記録更新目指して毎朝爆走して、余裕を持って到着したいです。
 

次は三上にバトンを渡します。きつい練習でも声を出してチームをチアアップしている姿をよくみます。これからのシーズンもチームを盛り上げて引っ張っていって欲しいです。

愉快な節約生活

 written by 領木 彦人 投稿日時:2025/04/28(月) 22:04

ラグビー部1の不思議ちゃん伊藤くんからバトンを受け取った4年の領木です。とても早口で、何を言っているのかよくわからないことが多いですが、一緒にいるとなぜか楽しくなってしまいます。

最近、節約を始めました。理由はシンプルで、「あれ、思ったよりお金って減るんだな……」と気づいたからです。4年生にもなると、色々なところで出費がかさみます。ちょっとした買い物、LUUP代、コンビニでのちょっとした買い食い……積もり積もって、財布が薄くなるのを止められませんでした。


そこで、まず始めたのがお茶自作プロジェクト。

コンビニで買うと1本150円。毎日買えば1か月で約4500円。バカになりません。

家で麦茶を大量生産し、水筒に詰めて持っていくようにしました。

最初は「めんどくさいな~」と思ってましたが、慣れると逆に「今日の麦茶、いい味出してるな」と謎の職人気分に浸れるので悪くないです。



次に取り組んだのが、LUUP断ち。

いつもお世話になっていた電動キックボードですが、「歩けばゼロ円だろ」と開き直って、部活まで徒歩で通うようになりました。

最初は「あ~時間の無駄だ」と思っていましたが、歩きながら音楽を聴いたり、今日の予定を整理したりしているうちに、案外楽しいことに気づきました。

最後に、自炊生活をスタート。

──といっても、正直、お米を炊くだけです。

おかずは冷凍庫の力に頼りきりですが、白米を炊くと「ちゃんと生きてる感」が得られます。

炊きたてのごはんに卵を落として食べるだけで、ちょっとしたごちそうに思えるから不思議です。


こんな感じで、節約生活をそれなりに楽しんでいます。

次は効率よく仕事をしてくれる3年スタッフのののかちゃんにバトンを渡します。本人は「ストレスは時間が解決!」って笑っているけれど、たぶん内心はめちゃくちゃ頑張ってるタイプだと思います。チームにいるだけで空気が明るくなる、そんな存在です。

格子定数

 written by 伊藤 佑樹 投稿日時:2025/04/23(水) 18:50

2年の野村君からバトンを受け取りました,3年の伊藤佑樹です。
野村君の書いている通り,ホームページ関係などSEセクションとしてやっています。
中学生のころ学校のホームページを実質更新していた身としてはこのSEセクションの仕事は天職みたいなものですが,
それゆえ変な自信から空回りしてしまうところも多くあります。
ぜひ野村君にもSEセクションに興味があるならまじめな彼に一緒にやってほしいところです。

さて,申し訳ございませんが,『トム・ブラウンの学校生活』についてはいまだ読めていません。プロジェクト・グーテンベルクにあるのでそこで読もうとは思っていましたが,昔の英語についていけずまだ読み進めることができていません。またこうした過去の英語について読む機会があればと思います。

そのようなことなので,今回は野村君から提示された疑問に対して答えたいと思います。多分以下の回答というのは必ずしも良いものではなく,賛否両論あるのは間違えなくいえると思います。なかなか言葉にするのが難しいところもあり,いつも以上につたない文章になっていますが,読んでいただければ嬉しいです。

ところで,前回の野村君のリレー日記は読まれましたでしょうか。こちらですが,最後に私の同期スタッフの原井君にバトンを渡しているのですが,ここでも「いとしん」と「格」という2語が使われています。これは私には偶然とは思えないです。きっと伊藤慎君は野村君にとって標準水素電極みたいな存在なのでしょう。ふたりの間で怪しい取引がないか今後注視したいと思います。

「伊藤として格上」ということに関して,伊藤慎君と話した中では彼と私伊藤佑樹との間での格の違いは特にないだろうという結論に至りました。もしかしたらお互いに自分のほうが上だと思っているのかもしれませんが。伊藤というのは現在生きている人だけで100万人ぐらいいますが,その間に格というのを考えて100万人に順位をつけるというのは私は思想として危険なようにも感じますし,実際にできるものでもないと思います。名前の50音順だったら私のほうが後になる,といった具合でしか現実に考えることはできないでしょう。さかのぼっていったときに本当の発祥という意味での本家の伊藤さんだったら格上だとか考えることもできるかもしれませんが,とくに私たち2人はそういったものではなさそうです。

ただ,このような書き方をすると問題があるかもしれませんが,後輩の野村君から,後輩の伊藤慎君との格を比べられたということに関しては,私自身として問題意識を持たなくてはならないと感じています。決して先輩としての威厳がどうということではないですが,実際比べられてしまうのは,私自身部で格下に見えているところがあるのだろうと思います。いろいろ部での仕事に関してうまくできないことも多く,私のせいで停滞してしまったことも多くあります。

では,自身として格上であるべきなのか,と問われるとそれは違うように思います。多分格上だと思って物事を進めると私の場合どこかでそれが転落してしまう点があるのだろうと思っています。高校生の頃も部活でそのようなことがあり,今のラグビー部での立場ももしかしたらそのようなところがあるかもしれません。同期スタッフの中で最初に当番制の少し大変な仕事をしたのも私でしたから,なにかそのように思ってしまっていたところがあるのかもしれません。1年生のころそれなりに大きな失敗をし,そこからいまだ立ち直っていないようにも思います。
格というのは考えるべきではないと思うところですが,ある程度気にしてしまうところがあるのが難しいところです。

具体性のない文章になりましたが,格という枠組みから私は抜け出さなければならないと思っていますし,現実難しいところはありますが,そのように行動したいと思います。

次は4年副将・領木彦人さんにバトンを渡します。最近私も坊主に近いような髪型にしましたが,長すぎると彦人さんから言われました。先輩を見習って次はもっと短くしたいと思います。

能登訪問記

 written by 野村 晃一朗 投稿日時:2025/04/18(金) 13:12

最近、私生活の調子もラグビーの調子も上がってきている古瀨さんからバトンを受け取りました新2年生の野村です。古瀨さんに撮ってもらったあの写真はさすがに採用することはできませんでしたがおかげでオリ旅行で浮かずに済みました。

さて、今回はオフ期間の3/20~3/22にラグビー部の約20人で行った能登支援の模様を記そうと思います。

この企画は東大ラグビー部OBで現石川県副知事の浅野さんが主導され、首脳陣と浅野さんが協議を重ねながら行程が決定しました。


1日目
金沢駅に集合した部員はレンタカーを借り、5台に分乗して能登に出発。能登に近づくにつれ地震と豪雨の影響でヒビの入った道路や片側交互通行の道が増え、1月に免許を取ったばかりの自分はひやひやしながらハンドルを握っていました。

最初に向かったのは能登町のプレイパーク、元気に走り回る子どもたちに普段体を動かしている部員達もヘトヘト、宮田さんはお馬さんをやるのに疲れて子供から逃げ回っていました。

珠洲市にある小学校を改修した宿舎についたあとは食事の時間、子供から逃げ回っていた宮田さん、ラグビー部の料理長である細谷さん、インスタに料理アカウントを持つ鵜木先輩らが中心となり料理完成。コントラバスくらい大きくないと不似合いな体重約115kg三上の至高のヴァイオリン演奏、鷲頭先輩のとっても面白いお話から始まった食事会では現地の住民の方から震災の時の話や復興の話など生の声を聞かせて頂きました。


2日目
午前中は被害の大きかった大谷地区での泥かきでした。地震から一年以上経った今でもかなりの建物がまだ倒壊したままで解体も進んでいないことには驚きでした。防じんマスクに軍手に長靴を身に着けた部員たちはあるお宅の車庫兼納屋に高く積み上がった泥をかき出す作業を行いました。水を含んだ泥は重たくスコップで掘るのもリアカーで運ぶのも一苦労、気温は低かったですが皆汗をかきながらの作業になりました。泥にはまっていた軽トラックを押し出して救出し1日目の作業は終了です。


午後からは珠洲市の飯田高校で高校生との進路相談会、運動部とのトレーニングセッションを開催しました。時に真面目に時に楽しく勉強の仕方や東京のことなどを話しましたが男子校出身者はほとんど話したことがない女子高生との会話にタジタジです(私ももちろんその一人です)。トレーニングセッションではウエイトトレーニングと瞬発系のトレーニングに分かれて東大ラグビー部で普段行っているトレーニングや意識していることを高校生に伝えました。高校生の質問は鋭くこちらもとても勉強になりました。和田さんはブルーロックの話題で高校生と話そうとしたのですが残念ながら失敗に終わったようでした。

高校でのセッション後は能登町に向かい、まちなか鳳雛塾という町営塾で高校生と進路について話したり、職員さんから能登の学校の現状や農業の話を伺ったりしました。まちなか鳳雛塾は将来能登町に関わり活躍する「人財」を能登高校や地域が協働して育むために設置された塾で、大学受験対策もしてくれますが、大手予備校のように塾で受験勉強一本という形ではなく、体験型のイベントを開催したり、学校と宿題のあり方について協議したりする地域密着型の包括的な塾で他の市町村のモデルケースともなるような場所でした。


3日目
3日目の午前も泥かき作業の続きです。泥にまみれたタンスを取り出しているとなんとそこに現れたのは二匹のネズミ、糞や腐食で臭いなか作業を続け、家主さんが探し求めていた娘さんの結婚式のアルバムを発見すると家主さんが「よかったー」と感慨深そうに一言、その一言で部員たちの苦労が報われました。浅野副知事も作業に参加し、最後にはエンジンがつかない乗用車を部員みんなで持ち上げて救出、普段のトレーニングの成果が出たのではないでしょうか。

お昼に東京と珠州の二重居住者で経営者をされている岩城さんから都市と地方のあり方について伺ったあとはそれぞれの車で自由に金沢に向かいました。温泉で作業の疲れを癒した部員、能登の朝市の火災現場を見に行った部員など様々でした。車の中では三日間の疲れが出て同乗者の湊、こじろー、原田もぐっすり、昼に弁当二つとラーメンを食べた自分も眠たくないわけがありません。湊は時々起きましたが無口なため寝ているのと変わらず自分は話し相手もいません、将来有望な東大生を自分の運転でなくしてしまうわけにはいかないとメガシャキを飲み、一人で歌を歌いながらなんとか乗り切りました。

なんとか金沢駅に辿り着き、夜は馳浩石川県知事とお会いし、今回の活動について話をさせて頂きました。夕食後金沢駅でお土産を買い、それぞれ帰途につきました。


かなり文が長くなりましたがこれだけ中身の詰まった体験を3日間でさせて頂きました。頭だけで考えるばかりではなく現地に赴き自分の肌で実感することの大切さを学びましたし、ラグビーから離れて部員だけで遠出することは新鮮で部員どうしの絆も深まったと思います。楽しい思い出にもなり、いい運転の練習にもなりました。今年中に同級生が数人免許を取ると思うので運転手は交代でぜひ毎年開催されるといいなと思います。


次は東大ラグビー部のIT部門を司る伊藤さんにバトンを渡したいと思います。少し気になっているのですが二年生のいとしんと三年の伊藤さんどちらが伊藤として格上だと認識しているのでしょうか。ぜひ考えを聞かせてください。










 

面倒くさがり屋の異世界転生 ~趣味できたら人生無双できた件~

 written by 古瀨 拓真 投稿日時:2025/04/17(木) 17:13

2年の湊からバトンを受け取りました、3年の古瀨です。正確無比なスキルを誇るSOの湊から強めのパスが放られてきて困っています。湊にはテント係を引き継いでもらっているので、今度テント係飯に行ったときにでも話しましょう。

 

最近趣味がほしいなと思っています。急になんの話だという感じですが、元々僕は無趣味で、自己紹介などで趣味・特技欄があると結構困るタイプです。たまに嘘ついてカフェ巡りとかオシャレな趣味を書いている人がいるのを見て、結局趣味は他人にどう思われたいかというファッションなのだと思うきらいもありました。

 

しかし、僕の認識は間違っていたようです。先日同期に趣味の必要性を説かれました。趣味があると生きがいが増えてQOLが上がるようです。そのとき僕はイマイチピンと来ませんでしたが、実際に趣味を持つことは心身に良い影響をもたらすらしく、特に老後は趣味が大事なようです。無趣味で職場と自宅の往復に終始する社会人になった姿を想像すると、確かに趣味の重要性が感じられます。

 

こんな経緯で趣味を作りたくなったわけですが、1つ問題点があるのです。僕は面倒くさがりなので、新しい趣味にチャレンジしても中々続かないのです。前に美術館巡りにチャレンジしようと思って、一度美術館に行きましたが、疲れたので面倒くさくなってそれ以降行っていません。アウトドアな趣味はハードルが高そうです。ならばインドアの趣味ならどうかというと、暇つぶしで終わってしまう気がします。僕は趣味欄によく漫画と書きますが、自由時間に惰性的に読んでいる感じで、生きがいレベルの趣味に昇華させるのは難しそうです。趣味というからには、自由時間に自発的に取り組めるものがいいというこだわりだけは一丁前に持っています。

 

結局今のところ趣味づくりの努力はあまりできていません。元々「やりたいこと→趣味」という順番なのに、「趣味→やりたいこと」という順番で趣味づくりをしていること自体ナンセンスなのかもしれません。着地点のない話になってしまいましたが、趣味ができてQOLが上がればいいな、という話でした。

 

次は、タックルが光る2年の野村にバトンを渡します。野村は真面目な性格で、先日は自己紹介スライドで同級生がみんなボケを入れているということで、自分もいい塩梅でボケの入ったプロフィール写真を撮ろうと試行錯誤していました。個人的には野村が両手に顎を乗せてカメラ目線になっている写真がお気に入りなのですが、どの写真を採用したのか気になります。

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