『東京大学ラグビー部百年史』一般販売のお知らせ

2023/05/17


この春完成しました「東京大学ラグビー部百年史」を一般販売します。


ご購入方法

ご購入をご希望の方はこちらのフォームより必要事項をご記入の上お申し込みください。
代金は1冊ご購入の場合、20,830円です(送料込み)。
商品をお届けする際にお振込先口座を記載したお手紙を同封いたしますので、ご確認の上お振込をお願いいたします。

 訂正表(2023年4月現在)
 銘々録の補遺(2023年4月現在)
 

  

「東京大学ラグビー部百年史」の特徴

本書を貫くテーマは「ラグビーは人を創る」です。
東大でラグビーをやることで、どのような感性・人間性が育まれ、どんな人材として社会に羽ばたいていったのか。
さまざまな角度から記録しました。

部での日常生活の喜怒哀楽、勝つための創意工夫、自然に生まれた連帯感や友情……
悲喜こもごもの部員たちの実感・肉声もぜひお読みください。


テーマ① ラグビーは人を創る

東大ラグビーを語るときのキーワードについて、主に第6編で語ります。

1. タックルの東大とは何か
  山田健司東京大学ラグビー倶楽部会長(昭52)の巻頭の辞は「『タックルの東大』の継承と進化」。
  ハードタックルとストレートダッシュという東大ラグビーの真髄を、選手たちはどのように獲得し、発展させたのか。

2. 京大戦の意味と伝統
  毎年シーズンの掉尾を飾る伝統の京都大学との一戦。その100年の歴史・対戦にかけた思いを読み取ってください。

3. 強豪校とどう戦ってきたか
  早稲田、明治、慶應等の伝統校や、日体大、青学等の関東大学対抗戦グループの強豪校に、
  "素人集団”がいかにして戦い、時には勝利してきたのか。
  エディターライター椎野礼仁さんの描き出す日体大戦勝利のルポルタージュ
  「それぞれの2000年9月9日 東大vs日体大」も収録。

4. ラグビー未経験者を生かす
  毎年、ラグビー未経験者が少なからず入部してくる我が部。いかに人材を育てるかは永遠のテーマ。
  さらに、未経験者と共にラグビーをすることが、東大ラグビー部自身にもたらした質の向上とは何だったのか。


テーマ② 東大ラグビーが生んだ人々

1. 部の創設者「香山蕃」(大12)の生涯を、スポーツライター藤島大氏が鮮やかな筆致で浮き彫りにしています。

2. 日本のラグビー界に寄与してきた18人のOBの列伝を掲載しました。
  今に続く東大ラグビー部エール(部歌)の原詩の作者エドマンド・ブランデン氏
  ラグビーワールドカップ招致に寄与した第11代日本ラグビー協会会長・町井徹郎(昭35)
  その志を継いでワールドカップ直前まで会長を務め大会を大成功に導いた岡村正(昭37)
  などを紹介しています。

3. 部員たちがいかに文武両道を獲得していったか、その中でラグビーをどれだけエンジョイしたか、
    毎年出されている「会報」に書かれた文章からたどります。

4. 100年の歴史を飾ったOBから、産業界、官界、法曹界、マスメディア等々の300名に及ぶ人々を、
    東大ラグビーの生き字引・安田中(昭44)が点描しました。


テーマ③ 試合記録と年次ごとの活動記録

1. 試合記録を網羅しています
  100年の記録を、精緻な調査で、正確に網羅しました。
  これはひとり東大ラグビー部の記録に留まらず、大学の歴史でもありスポーツの歴史の一側面を語るものと
  評価を得ています。

2. 年次ごとの活動の記録
  100年間の歴史を1年ごとに、写真・試合記録・メンバー記録で詳述しています。



黎明期から今日まで、100年間の歴史を本文620ページ余に表しました。単なる記録の集積に留まらない。歴史的読み物としても十分な感銘をもって迎えられるものになったと自負しています。
ジャージ写真をデザインした綺麗なケース入りの『東京大学ラグビー部百年史』。ぜひお読みいただければ、これ以上の喜びはありません。