対抗戦:vs成城大 まずは第1関門を突破!

2007/09/11

 

 

 

2007年度対抗戦の初戦の相手は成城大学。

去年も初戦を戦い、しかも負けている相手であり、同じことを繰り返すわけにはいかない。

 

試合開始早々成城に自陣深く攻め込まれるが、FWの粘り強いディフェンスでこれを退けると、それ以降は前半のほとんどの時間を敵陣で戦うことができた。

結局東大は前半に2トライ・1PGを挙げ、無失点で前半を折り返した。

 

後半も東大のペースで試合は進み、3トライ・1PGを追加するが、終盤にややディフェンスに乱れが生じ、成城に2トライを許すことになった。

しかしそのまま東大が逃げ切り、3年ぶりとなる対抗戦初戦勝利を飾った。

 

 

 

 

勝利を評価するとともに、次戦への準備の大切さを強調する三笠監督

大事な対抗戦緒戦、15人が80分間を戦いきり勝利を得ることができたのが大きな収穫。
出場した選手だけでなく、15人以外の選手、マネージャー、トレーナー、コーチ陣含め、東大ラグビー部に関わるすべての人間が100%の準備をしてこの試合に臨んだ結果であり、チーム全体で掴んだ対抗戦緒戦勝利であったと思う。

目標に向け第一歩を踏み出せたことを素直に喜ぶと共に、一方で我々にはもっと大きな潜在力があること一人ひとりが認識できた試合でもあった。

今日出た課題を謙虚に認識し、直向きに練習に取り組み、エンジョイし、刺激しあうことで、このチームはもっともっと伸びていくはず。次に向け、今日からまた再スタートの気持ちで不安・課題に逃げずに直面し、勝負し、勝ち抜いていく、そんな熱く泣ける試合を武蔵大戦でもやり抜くために、”Enjoy the challenge"で2週間準備していきたいと思う。

 

終盤の失点を課題として挙げる須賀主将(PR)

試合をやっていてチーム全員の「勝ちたい」という気持ちが伝わるいいゲームであった。試合の立ち上がりは自分たちのミスで自陣に釘づけになってしまったが、そこをターンオーバーして敵陣に入れたことが試合を大きく左右したと思う。悔やまれるのは自分たちのラグビーを80分間続けられなかったことであり、今後の課題であろう。「入れ替え戦勝利」という目標に向けて第1関門は突破した。次なる武蔵大学戦に向けて力をためていきたい。

 

 

スクラム・ラインアウトにおいて成長を見せた池田(HO)

対抗戦初戦、しかも相手は去年負けた成城ということでいやでも気持ちのはいる試合。試合前から気持ちが入りすぎてかなり緊張してしまった。
試合ではセットプレーの安定をなによりも意識したが、スクラムはなんとか球を出すことができ、ラインアウトのスローは緊張で安定はしなかったが味方のナイスプレーもありなんとかほとんど確保出来たのは良かった。
とにかくこの初戦で勝てたことがなによりである。
だがまだ対抗戦は始まったばかりなので次の武蔵戦にむけて、今回出来なかったリアクションの部分とスクラムのフッキングを特に意識しつつ全力で準備していきたい。

 

 

久々の実戦復帰ながら、積極的なアタックで存在感を示した森井(WTB)

まず、この大事な対抗戦初戦にしっかりと勝利できてよかったです。
1月に肩を手術してから7ヶ月間のリハビリを経て、先月実戦復帰し、今回大事な対抗戦の初戦にスタメンとして選んでもらえたことが本当に嬉しかったです。そして、それ以上に春シーズン全くチームに貢献していなかった自分を、この大切な試合に選んでくれたことに対する責任を凄く感じたし、絶対に下手なプレーはできないと思っていました。
そんな中で、もう本当に自分の持っている力を100%出し切るしかない、積極的にやるしかないと思って試合に臨みました。結果として、アタックでは積極的に勝負を仕掛け、立って前に出るという意識をしっかり持ってやれたことはよかったし、ディフェンスについても、以前よりは多少よくなってきていると思います。ディフェンスはまだまだ駄目な部分が多いし、アタックに関しても、しっかり相手をかわして走りきるといったことができていませんが、今日の試合の経験をいかして、さらに上を目指し、ラグビーできることに感謝しながら、もっともっと成長していきたいと思います。