Bvs武蔵工業大学B

2006/12/21

京都大学との試合のセレクションマッチも兼ね、武蔵工業大学との試合が行われた。

東大はケガから復帰した吉田、作山の活躍によりバックスで優位に立ち試合を進めた。

 

DF面で課題をいくつか残したものの京都大学との高島杯をかけたB試合を楽しみにさせる内容となった。

 

<試合を振り返る三笠監督>

個々のプレーのレベルはともかく、チーム全員が60分、体と気持ちを張ってプレーしたこと、
システム云々ではなく、1人1人がしっかりタックルをしたことが結果につながった。
この点はAチームも大いに見習って欲しい。
課題はDFにおける内側からの貪欲なプッシュアウト、
1個1個のコンタクトプレーで頭を上げ、敵にしっかりあたり、ドライブをする
という基本的なところ。
残り1週間、AもBもしっかり準備して京大戦に臨んで欲しい
 
<ゲームキャプテンを務めた森井清仁>
今回は初めてゲームキャプテンを務めた試合で、しっかりと勝利をおさめることができて本当によかった。
ゲームキャプテンとしては、まずしっかりチームをまとめ、チーム全員が自分のできることややりたいことを出せるような雰囲気を作ること意識した。
まだまだ足りない部分も多かったけど、メンバーひとりひとりが頑張ってくれてとても助かった。

試合内容としては、勝利したものの、気をつけなくてはいけないはずのペナルティが非常に多かったことや、セットやブレイクダウンが安定しなかったことが大きく課題として残った。
また、名古屋大B戦と同様に、前半の後半に攻め込まれて失点してしまった部分は反省すべきだと思う。
しかし、今回の試合は怪我から復帰したプレイヤーもおり、その中で個人個人ではいいプレーも多く見られたので、そこはチームとして意識できたのはよかったと思う。

個人的には、前の試合に続いて、パスとキックというところではいいプレーが見せられてよかった。
でも、やはりもっとBKsで崩せるようにしないといけないし、まだまだDFではチームに迷惑をかけっぱなしなので、そこをあと1週間でどれだけ修正できるかが問われると思う。

今シーズンも残すところあと1週間。そして、試合は京大戦1試合だけなので、そこでどれだけ力を出せるかが全てだと思う。
今回出た課題を1週間意識し、修正し、そしてもっともっと他のメンバーとコミュニケーションをとって、京大戦ではイメージしているプレーを100%出せるように頑張りたいと思う。
 
<リーダーシップを発揮した日浦進吾>
勝ててよかったです。
ただ、個人的にはもう少し冷静にまわりを見られたら良かったかな、と思います。
あと、モールなど試合のなかで修正できる部分がまだあった、とおもうのでその点も意識して今週は過ごしたいです。
 
次の京大戦はいよいよ今シーズン最後の試合ですが、いままで通り練習し、試合に臨みたいとおもいます。
 
<けがから復帰した吉田大祐>
後半だけだったけれど2ヶ月ぶりに試合に出ることができました。SOで試合に出るのもすごく久しぶりでした。個人的にはおもいきったディフェンスが少しできたし、トライも1つ取れたので楽しい試合でした。

SOとして陣地を取って試合を優位に進めることと周りと連携を取ってリズムのある攻撃を展開することを目標に試合に臨みました。陣地を奪うという点では森井や作山といったいいキッカーがいたおかげもあってそこそこできたと思います。リズムのある攻撃という点では自分が周りをうまく動かせなかったのもありできませんでした。バックスで崩してトライを取れなかったのが反省点です。

京大戦はどこのポジションやるかわかりませんが、反省点を生かし理想の試合展開ができるようがんばります。
 
<激しいタックル、ロングキックを見せた作山拓也>
自分にとって復帰戦となったこの試合、チームとしては勝利することができたが、自分としては課題が明確になる結果となった。 アタック面では、怪我中にひたすらウェイトしたきた成果をだすべく、たての強さとボディコントロールを意識して試合にのぞんだが、思うようにドライブ出来ず、すぐに倒れてしまっていた。
ディフェンスはというと、 タックル自体は何本か納得のいくものもあったが、ラインDFとしてはドリフトDFを意識しすぎて、前にでて相手にプレッシャーをかけることができなかった。
京大戦まで残り一週間、時間は短いが、少しでも満足のいく試合ができるよう、出来ることをしていきたい。