ラグビー部リレー日記

人生を豊かに

投稿日時:2020/07/03(金) 20:00

 グラウンド外では笑いで、グラウンド内では激しいコンタクトと巧みな戦術眼でチームを引っ張る前原さんからバトンを受け取りました。3年の杉浦です。

 世間では少しずつ日常を取り戻しつつありますが、大学では部活動はもちろんのこと、依然として対面の授業もできていません。そのような日々ではありますが、練習再開に向けて今出来ることに精一杯取り組んでいます。今回は、満足にラグビーができない中、モチベーションを保つために思案した、自分が東大ラグビー部に所属している意義に関して書こうと思います。最後までお付き合いいただければ幸いです。

 私がラグビーを始めたのは、家族の影響である。父がラグビーをしており、その関係で兄も幼少期からラグビースクールに通っていたため、物心ついた時から楕円球がすぐそばにあった。3歳から20歳の今に至るまで、人生の大半をラグビーに費やしてきた。その17年間の中でも東大ラグビー部で過ごしている時間にはとりわけ大きな価値を感じている。この価値を生み出している源は、東大ラグビー部の目的意識にあると考える。

 私なりの解釈ではあるが、東大ラグビー部の目的意識とは、「ラグビーに真摯に取り組むことで人生を豊かにする」というものであると考えている。高校時代まで「花園出場」といった具体的な目標は持っていたが、ラグビーをすること自体に深い目的や意義は持っていなかった。1年生の時、新歓をされる中でこの言葉を耳にして、とても強く私の中に響いたのを今も覚えている。

 「ラグビーに真摯に取り組むことで人生を豊かにする」という言葉には、ただラグビーをやっていれば良いわけではなく、その先にある何かをつかまなくてはいけないという意味がある。確かに、いくらパスやキックが上手くなったところで、実生活に役立つとは言えない。むしろ、ラグビーが上手いことを鼻にかけて、横柄な態度をとろうものならラグビーをやっていることはマイナスに働くだろう。

 では、「人生を豊かにする」ために「ラグビーに真摯に取り組む」とはどういうことなのだろうか。ここでの「ラグビー」は、競技シーンのみではなく、東大ラグビー部としての活動全体を指しており、グラウンドでのプレーが上達する以上に、東大ラグビー部という組織の中で人間的に成長することが「人生を豊かにする」ことにつながるのではないだろうか。

 今、私たちはラグビーをプレーすることは出来ない。だが、東大ラグビー部に所属している限り、人間的成長の機会はまだまだたくさん残されている。活動を再開したときに、胸を張って成長した姿を見せられるよう、今出来ることに真摯に取り組もうと思う。

 お読みいただきありがとうございました。次は、スモブラや練習チームで大変お世話になっている宝さんにバトンを回します。先日、幼少期の写真を見せてもらいましたが、今と変わりない素敵な笑顔でとてもかわいかったです。
 

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

この記事を書いたメンバー

2021年6月

<<前月翌月>>
2021/06/18(金) 17:10
ループの渦に巻かれて
2021/06/16(水) 14:38
5792字の総括
2021/06/14(月) 00:34
地球がやばい
2021/06/12(土) 19:44
シュミのハバ
2021/06/11(金) 19:00
これが野球だよ。宇宙人
2021/06/05(土) 23:58
エネルギー
2021/06/03(木) 17:44
虫が嫌い

アーカイブ

ブログ最新記事