ラグビー部リレー日記

京大戦を前にして

投稿日時:2013/12/11(水) 01:51

同じフロントローで、さらに文科1・2類12組の後輩でもある前田からバトンを受け取りました、2年の山本です。余談ですがこのクラスは3年に川本さん、2年に僕と木下、1年に前田と、今のところ3世代連続でラグビー部員がいます。来年の入学生も引き込んで四世代揃うと面白いなあ、などと密かに思ったりしています。
 
さて、今年流行った某連続テレビ小説中で「暦の上ではディセンバー」という曲もあったりしましたが、2013年も12月となり、残すところ20日余りとなりました。テレビなどを観ていると今年一年の総括のような内容が多くなり、年の瀬が近いんだなあということを実感します。東大ラグビー部としても、先日名古屋大学との定期戦に勝利し、いよいよ公式戦は23日の京大戦を残すのみとなりました。そんな時期にリレー日記が回ってきたということで、去年の京大戦以降の自分自身の一年を振り返ってみようかなと思います。
 
去年の京大戦の記憶は今でも鮮明に思い出すことができます。対抗戦で思うような結果を残すことができなかった昨シーズン。僕自身もフィットネスでは周りについていくことができず、プロップの仕事場でもあるスクラムもまともに組むことができず、正直毎日の練習がイヤで仕方ありませんでした。特にスクラムに関しては、全く前に出ることが出来ずメチャクチャに圧倒されるか、あるいは相手と組み合う前に地面に落っこちていくばかりで、もうただただ恐怖でしかありませんでした。何をどう直せばよいのかもなかなか分からず、正直このまま続けていけるのか不安を感じずにはいられませんでした。
そんな中で京大戦のA戦に勝利したことは、自分に大きな感動をもたらしました。互いにこれが最後という気持ちでぶつかり合う死闘。一つ一つのコンタクトから起こる音が明らかに普段とは違っていました。そして、前半苦しい展開になりながらも掴んだ勝利。対抗戦とは違い、勝利が良い順位などにつながるわけではない分、純粋に一つの勝利そのものの感動を知ることができたのだと思います。そしてそれは、今まで僕が経験したことがないほど大きなものでした。
ただその一方、B戦で勝てなかった悔しさも同時に忘れられないものでした。当時の4年生が何人も出ている中で最後の試合を勝利で飾れなかったこと。自分自身については同期の未経験入部組も試合に出ている中でメンバー入りできなかったこと。その悔しさを来年は絶対に晴らしたい。自分もあの公式戦ジャージを着て、ノーサイドの瞬間に歓喜の輪の中心にいたい。そんな思いを、京大戦を機により一層強く持つようになりました。
 
そして迎えた2013年。前の年の自分には想像もできなかったことばかりの一年間でした。「いつでもスイカの1番で出る準備をしてほしい」と言われて、とにかくスクラムに必死だった一方、ストラクチャーの動きを知ってアタックの楽しさを知ることが出来た春。初めてBの公式戦に出て、しかもトライまで取ることができた東北大戦。そのわずか二週間後、初スイカの試合で1番として先発出場した防衛大戦。さらには昨年の対抗戦Aグループで優勝した明治大学との定期戦にもスタメンで出たこと。春シーズンはさらに九州大戦にもスイカの1番を頂きました。どの試合も、試合前の一週間はとにかくビビりっぱなしで迷惑もかけっぱなしでしたが、色々な方に応援していただけたことが励みとなり、何とか闘うことができました。
生き地獄のようだった夏合宿を経て迎えた対抗戦。僕自身は毎回リザーブとしてスイカジャージを頂きました。実際に試合に出る機会こそなかったものの、プレーヤーとして対抗戦に臨む緊張感を、毎回痛いほど感じることができました。結果としては、入れ替え戦にも届かないという悔しいものとなってしまいましたが、自分にとっては非常に貴重な経験をさせてもらえたと思います。
 
振り返ってみるとこの一年間は本当に中身の濃い一年でした。そしてこの一年でラグビーのことを大分好きになれたと思います。これはひとえに、スクラムの組み方を丁寧に教えてくださった梶川さん、加納さん、ラグビーに関する様々な知識やスキルをアドバイスしてくださり、試合のチャンスを与えてくださった白石さん、川島さんを始めとする今の4年生の方々のおかげです。心から感謝すると同時に、残りのわずかな時間で学べることは全て吸収していきたいと思います。
 
そして今年もまた京大戦の季節となりました。2年の僕にとってはこの京大戦がちょうど学生生活の折り返し地点にもなります。自分を大きく変えさせてくれた4年生の方々への感謝の意を込めて、また今の1年生に去年の僕が味わった感動を与えられるよう、この二年間の集大成として今の自分の全てをぶつけていきます。共にプレーできる最後の時間を大切に、そして楽しみながら、A・Bとも勝って気持ちよく4年生を送り出したいと思います。
 
長々とお付き合い下さりありがとうございました。
次は2年で一番仕事が出来る男、志水にバトンを回したいと思います。

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