ラグビー部リレー日記

投稿日時:2025/10/02(木) 23:50

 久代からバトンを受け取りました4年の石澤です。久代は今年の春に入部を決めてくれた2年生で、あっという間に体が大きくなり、今ではフォワード顔負けの体重にまで成長した期待の選手です。タックルはまだ僕だって怖いです。でも仲間のために覚悟を決めなければなりません。それがタックルだと思ってます。どこかの取材でリーチマイケル選手がおっしゃっていた言葉が僕にはずっと印象に残っています。「タックルは怖い。けど覚悟を決めなきゃいけない。」僕も仲間に信頼される選手になれるよう常に恐怖と戦いながら覚悟を決めてます。久代も絶対にいいタックラーになれます。まずは一回肩を当てて相手をひっくり返す気持ちよさを知って欲しいです。成功体験を積み重ねることでいつのまにかタックルが好きになっていることでしょう。



 さて、10月になりました。あんなに暑かったことも遠い過去のように、過ごしやすい天気が続いています。対抗戦も2戦を終え、2戦とも望む結果には程遠い結果となってしまいました。このタイミングで4年である僕に日記が回ってきたことは何かの運命だと思って思い切って書きますが、本当に悔しいです。ですが、切り替えるしかありません。勝負が終わったわけではありません。ここを乗り越えられるかどうかが我々福元組の正念場だと思っています。

 

 ところで、最近世界陸上が日本で開催されました。現地で観戦された方、テレビで見てた方など多いと思いますが、陸上競技のかっこよさも当然ながらライルズ選手やデュプランティス選手をはじめ、数々の世界の選手が日本文化や日本のスポーツ選手を愛してくれていることを感じ、改めて日本人として誇らしく思いました。中でも日本の漫画やアニメはやはり世界に愛されていると感じます。そこで大ヒット上映中でもある「鬼滅の刃」のセリフから僕が好きな言葉を紹介します。※この記事はネタバレを含みます

 

 "なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか 弱き人を助けるためです 生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者は その力を世のため 人のために使わねばなりません 天から賜りし力で人を傷つけること 私腹を肥やすことは許されません"



 これは煉獄杏寿郎の母瑠火の言葉です。初めて読んだときからとても好きな言葉で、フランス語のノブレスオブリージュの考えにも似ています。長く語るのは避けますが、本当に大切な言葉だと思いますし、僕自身もこの言葉のように生きたいと思うばかりです。



 そしてその息子杏寿郎は最期にこんな言葉も残します。



 "己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ 歯を食いしばって前を向け 君が足を止めて蹲っても時間の流れは止まってくれない 共に寄り添って悲しんではくれない"


 まさに今、必要な言葉です。ラグビー部の活動は常に自分の不甲斐なさに打ちのめされる日々です。何度試合を経験しようと課題や反省が次々と現れて僕らの前に立ちはだかってきます。そんなときでも、前を向くしかない、下を向く時間はないとこの言葉は教えてくれます。時間は無情にも流れていきます。まずは週末、国立で試合終了のホイッスルが聞こえるまで、歯を食いしばって戦い続けたいと思います。

 

 次はスタッフの1年生まほちゃんにバトンを渡します。まほちゃんとは僕が怪我で練習に出れないときにテーピングの練習台として話した記憶があります。試行錯誤しながら上手に巻いてくれてたことが印象に残っていて、改めて普段何気なくテーピングを巻いてくれるスタッフ陣のありがたみを感じました。1年生は授業も大変だし、部活もわからないことが多いと思うけど、心を燃やして一緒に頑張ろう!そういえば、まほちゃんもアニメ漫画好きだった気がするので、いつか漫画トークしよう!

 

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