ラグビー部リレー日記

投稿日時:2016/10/17(月) 21:09

共に復帰に向けてリハビリに取り組んでいる濃野からバトンを受け取りました、1年の野村です。このような機会はなかなかないので、これまでのラグビー人生とラグビーに懸ける想いを書かせていただこうと思います。

 

 

高校一年の春、高校入学まではラグビーをする気は全くなかったが、熱い勧誘を受けるうちに本気で花園を目指すラグビー部の一員になりたいと思いラグビー部へ入部した。そして二つの夢を打ち立てた。花園に出ること、高校日本代表になること、だった。一年生の秋は準決勝で、花園へ行った西陵に敗れた。僕はいかに花園出場が難しいかを実感させられた。冬には、愛知県選抜としてある合宿へ行った後日、顧問の先生から次の高校日本代表候補に入れるかもしれないと言われた。夢への第一歩を踏み出せた瞬間だった。しかし、それを聞いたちょうどその日の天理合宿で前十字靭帯を断裂してしまった。あまりにも残酷な現実を受け入れがたかったが、今できることをやるしかないと思い必死にウエイトに取り組んだ。結局復帰まで1年程かかり、明和が初めて手にした春の全国選抜の試合、春日丘にあと僅かで敗れた秋の準決勝、どちらも僕はピッチの外にいた。その1年間は自分の無力さしか感じなかった。主将として始動した新チームにおいてもまた膝を何度か痛め離脱することがあり、責任も果たせず結局最後のチャンスもベスト8に終わってしまった。高校ジャパンにも遠く及ばず、国体にも出場出来なかった。夢を叶えることは出来なかった。悔しいことばかりの三年間だったが、それでも全てをラグビーに懸けた三年間に後悔はないし、本当に誇れる三年間だった。

 

だから、もう一度ラグビーで新たな夢に挑戦するために、対抗戦A昇格を目標に掲げる東大でラグビーがしたいと思い、東大を目指し、一年浪人して合格し、ラグビー部に入部した。

 

入れ替え戦出場、対抗戦A 昇格という目標は過去十数年の記録、今年の対抗戦を見ても非常に高い目標であることがわかる。しかし、だからこそ4年間の全てを懸けて挑戦する価値のあるものだと思うし、その覚悟を持って東大に入った。今の自分はまだ夢からほど遠い位置にいるが、毎日の努力を積み重ねて近づいていくしかない。

 

 

最後に、膝や肘など抱えるケガも多く、不安要素は数えきれませんが、トレーナーやマネージャーの方々を信頼して全力でやっていこうと思います。そして、サポートしてくださる方々、応援や期待してくれる方々への感謝を伝えるために、成長した姿を見せられるように頑張りたいと思います。

 

まとまりのない文章ですが読んでいただきありがとうございました。次は、BKの中心として不可欠な3年の萩原さんにお願いしたいと思います。

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