ラグビー部リレー日記

最後の一年

投稿日時:2019/06/04(火) 20:49

最近髭を生やし男前な吉田からバトンを受け取りました。4年の河合です。リーコイオアネに似ていると言われるのは光栄ではありますが、とうとう吉田までも今○屋に触発されてしまったと思うと残念です。

気づけばあっという間に4年生となっていた。もう大学ラグビー最後の1年である。最後の1年という意味では、高校時代に後悔した記憶がある。

高2の春大会、ベスト16をかけ青山学院高校と対戦した。結果は4点差で敗戦。桐朋高校ラグビー部は、基本的に受験勉強のために春の大会で高3は引退してしまうことが多い。そのため、この敗戦で例年通り高3は引退してしまった。SOとしてベスト16に先輩達を連れていけなかった。とても申し訳無い気持ちでいっぱいだった。

高校2年の秋、3年生は先ほどの通り引退しており1、2年で秋の花園予選に望んでいた。幸か不幸か、またしても春にベスト16をかけて戦った青山学院とベスト16をかけて戦うことになった。結果は、またしても4点差で敗戦。高3がいない中頑張ったといえば頑張ったのかもしれない。しかし、負けは負けである。悔しかった。

高2の冬の新人大会、初戦は成城学園高校。為すすべもなく完敗した。

高3の春大会、初戦は明治大学付属中野高校。この時ほど運が悪いと思ったことはなかった。新人大会も春大会もなぜ初戦から強豪と当たってしまうのか。自分の代はたまたま人数も多く、自分の中では良いところまでいけるのではないかという思いがあったが相手校の名前に正直萎縮してしまった。試合当日、これで負けて引退という考えが頭の中にあった。実際に試合を開始してみると数分後に先制された。やはり厳しいと思ってしまった。しかし、トライされてから数分後だったと思うトライを取り返せた。7-7の同点。正確な点数は覚えてないが結局、前半を7-19くらいで折り返した。この点差はひっくり返せないわけではなく、希望に満ちた。しかし、後半に入るとこちらもバテてきてしまい最終的には7-38で敗戦。この大会で自分は引退した。もし最初から萎縮せずにやれていたらどうなっていただろう。そこでも後悔した。

高3の秋、受験勉強の合間にラグビー場にやってきた。そう、本来なら自分も出たであろう花園予選を見にきていた。その試合には秋まで続けていた同期が数人出ていた。この試合については自分も出ていないため省略するが、結果は5-17で初戦敗退。同期で続けていた人たちはこれで引退となった。

試合終了後、

「お前いたら勝ってたと思うよ」

そんなことを言われたと思う。またまた後悔してしまった。

結局受験もうまくいかず浪人した。ここでも浪人するくらいなら秋までやって浪人すればよかった。そんな後悔も生まれた。

結局1年どころか高校最後の1年半くらいについて書いてきたが、見ての通り後悔の多いものだった。自分自身大学ではラグビーを続けるつもりは元々なかったが、この悔しさがあったがために大学でもラグビーを続けているのかもしれない。

多分この1年もいつのまにか終わっていると思う。最後の1年悔いの残らないようにやりきりたい。

長々と思い出話をしましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

次は建築の課題とメディカルを含めた部活の仕事を両立している鈴音ちゃんに回します。

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