ラグビー部リレー日記

思い出

投稿日時:2020/09/15(火) 17:30

3年プレーヤーの松本純輝からバトンを受け取りました4年スタッフの西山です。
昨秋シーズンは怪我で苦しい時期が続いた純輝ですが、今は元気にラグビーする姿を見せてくれるのがとても嬉しいです。今年は怪我に気をつけながら試合でたくさん活躍してくれることを期待しています。


先日、上智大学ラグビー部さんの対抗戦Bの対談企画に参加させていただきました。その際に印象に残っている試合についての話題があり、ふと自分の思い出の試合について記録を残しておきたくなりましたので、このリレー日記の場を借りて書き留めます。
(上智大学さんとの対談企画は上智大学ラグビー部公式YouTubeにアーカイブが残っていますのでよろしければご覧下さい)

東大ラグビー部での試合は全て印象的でひとつひとつが忘れがたいものですが、特に思い出深い試合が2つあります。

1つ目は、新入生の頃入部前に見学した2017年4月の早稲田戦です。
間近でラグビーを観戦したのはこの早稲田戦が初めてで、試合内容は殆ど分からなかったけれどラグビーってかっこいい、このスポーツに関わってみたい、と入部を決めたきっかけになりました。当時この試合を同期の倉上くん、松井くん、小田くんと見学し、ラグビー経験者であった倉上くんが親切にラグビーのイロハを解説してくれたのも、こんな仲間がいるなら良い4年間になるに違いないと入部の後押しをしたように思います。
2017年に限らず、2018年は早稲田大学から2トライを奪う展開に胸が踊り、2019年は記録的大敗を喫し実力差を改めて感じさせられ、早稲田戦は毎年印象に残っています。(個人的に早稲田大学ラグビー部のファンであるというのもありますが…。) そのためラストイヤーである今年早稲田戦が開催できなかったことはとても残念です。

2つ目は、2年生の対抗戦初戦であった2018年9月の明治学院大学戦です。
前年惨敗した相手に、前半を11-10と東大がリードした試合でした。結果として勝利とはなりませんでしたが、前にも後にも格上相手にあれほど全力で勝ちをもぎ取ろうとしていたチームの雰囲気はなかったように思います。試合終了の笛が鳴った瞬間にフィールド上の選手が膝をついて悔し涙を流す姿は今でも鮮明に思い出すことができます。
この試合を経験して、私の中に本気で「対抗戦Bで勝ち上がって昇格したい」という気持ちが生まれました。2018年の明治学院大学戦が今の私の原動力になっています。

今年は、新型ウィルスの影響により春シーズンの試合は全て中止(一部延期)になりました。本音を言ってしまえば、どうしてラストイヤーにこうなってしまったのか、というどこに向けて良いのか分からない負の感情はあります。それでも不幸中の幸いか、秋シーズンは例年とは異なる形とはいえいくつかの定期戦・対抗戦を行うことができます。きっと今年の試合も忘れられない印象に残るものとなるのだろう、どんな結果を残せるのだろう、ワクワクした気持ちも同時にあります。
東大ラグビー部で過ごした4年間の集大成となり、そして後輩に何かを残せるような試合ができるよう、スタッフとして残りのシーズンも精一杯励んでまいります。

次は、ゴタツこと2年プレーヤー後藤逹哉にバトンを渡します。
類稀なラグビーセンスと愛され後輩力の持ち主で、今年のチームの台風の目になるのではと個人的に予想をしています。

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