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ラグビー部リレー日記
"真のエリート"
投稿日時:2021/01/19(火) 19:00
矢野からバトンを受け取りました、2020年度主務/S&Cリーダーを務めた太田です。
矢野はいつもチーム最前線で闘ってくれました。試合に出ることのない私にとっては特に頼もしい存在でした。
1/10に引退してから約10日。今季最終戦となってしまった名古屋との定期戦から約1ヶ月。
悔しい。
引退するまでは前を向き続けようと無意識に目を逸らしていたが、本当に悔しい。
明学に負けた。一橋に負けた。成城に負けた。6位。屈辱である。
今までの人生でこんなにも悔しいことなどなかった。
なぜこんなにも悔しいのだろうか。
その答えは、「全力で頑張ったから」だと思う。
大学入学までは、心から悔しい/嬉しいと言えるほど頑張ったこともないしょうもない人生だった。
この部に入ってからは、本気で自分を律した。チームメイトにも厳しく要求した。使える時間はすべて部活に注ぎ込んだ。
自他共に認める異常なモチベーションの高さだった。
こんなにも何か1つのことを頑張りたいと思ったことも実際に頑張ったことも初めてだった。
なぜこんなにも東大ラグビー部での部活に夢中になったのか。
この4年間何度もモチベーションについて問われることがあった。
チームビルディングや新歓などで何度も問われた。
スタッフだから尚更よく問われた。
いつもうまく言語化できなかった。
「勝ちたいから」が原動力だと思っていた時期もある。
しっくりこない。
東大には日本トップレベルで戦える運動部が他にいくつもある。
ただ「勝ちたい」だけなら、弱いラグビー部ではなく、他の部活に入部/転部していたはずだ。
「人として成長したいから」だと思っていた時期もある。
これもしっくりこない。
当たり前のことだが、部活なんかやっていなくても成長はできる。
ましてや、ラグビー部に固執する理由にはならない。
よくわからないまま、全力で4年間を突き進んだ。
だが不思議なことに、4年間すべてをこの部に費やしたことへの後悔は全くない。
今私が考える答えは、"Tackle the Elite"である。
"Tackle the Elite"は、僕たちが3年生の頃に作られた、東大ラグビー部のMISSIONである。
このMISSIONは東大ラグビー部の歴史、精神などから導かれたものである。
私は単なるフレーズとしてではなく、その歴史、精神を含めて、このMISSIONを心に留めている。
本質が理解できていれば、このMISSIONの捉え方は人それぞれで構わない。
私なりの捉え方を簡単に書く。
東大ラグビー部の歴史、精神を背負って闘うこと自体に大きな価値がある。
共に闘うチームメイト、この部で闘ってきた先輩方、応援してくださるすべての人々に感動を与えるほど、ひたむきに努力を続ける。
そうすることで、人間的に大きく強く成長し、"真のエリート"となることができる。
この部の先輩には"真のエリート"がたくさんいる。
青山部長、深津HCは身近な好例である。
人間としてかっこいい。憧れの存在であり、私も本気で闘おうと心から思える。
先輩方が"真のエリート"たる所以は、間違いなく現役時代に全力でラグビーに取り組んでいたからである。
私は東大ラグビー部というチームが心から好きだ。
だからこそ、東大ラグビー部で勝ちたかったし、東大ラグビー部で先輩方のような"真のエリート"に成長したかった。
このチームのMISSIONに心から共感し、このチームでMISSIONを追い求めた。
私は4年間で"真のエリート"になれたのか。
MISSIONの達成に、勝敗は関係ない。
しかし、本気で勝負に拘らなくてはこのMISSIONは絶対に達成されない、絶対に"真のエリート"にはなれない。
絶対に負けたときの言い訳には使ってはならない。
私は4年間で"真のエリート"にはなれなかった。
全力で闘ったと胸を張って言えるが、勝負への未練が残る。この程度の成績で"真のエリート"は語れない。
私にはまだまだ長い人生が残っている。この4年間での経験を活かして"真のエリート"を探求する長い旅が始まる。
今後の人生で"真のエリート"となることが、東大ラグビー部への恩返しである。
次は誰より同期愛の強い副将の山口にバトンを渡します。
2020シーズンはイレギュラーが非常に多く、主将藤井,副将山口,主務太田でMTGする機会がとても多かったのですが、本当にいつも楽しかったです。
それでいて、彼らは誰よりストイックで全部員の手本であり続ける強さも兼ね備えていました。
この首脳陣、この4年生だから難しいシーズンも明るく強く乗り越えられました。
山口をはじめ、共に全力で闘った仲間は、私の人生の宝物です。
矢野はいつもチーム最前線で闘ってくれました。試合に出ることのない私にとっては特に頼もしい存在でした。
1/10に引退してから約10日。今季最終戦となってしまった名古屋との定期戦から約1ヶ月。
悔しい。
引退するまでは前を向き続けようと無意識に目を逸らしていたが、本当に悔しい。
明学に負けた。一橋に負けた。成城に負けた。6位。屈辱である。
今までの人生でこんなにも悔しいことなどなかった。
なぜこんなにも悔しいのだろうか。
その答えは、「全力で頑張ったから」だと思う。
大学入学までは、心から悔しい/嬉しいと言えるほど頑張ったこともないしょうもない人生だった。
この部に入ってからは、本気で自分を律した。チームメイトにも厳しく要求した。使える時間はすべて部活に注ぎ込んだ。
自他共に認める異常なモチベーションの高さだった。
こんなにも何か1つのことを頑張りたいと思ったことも実際に頑張ったことも初めてだった。
なぜこんなにも東大ラグビー部での部活に夢中になったのか。
この4年間何度もモチベーションについて問われることがあった。
チームビルディングや新歓などで何度も問われた。
スタッフだから尚更よく問われた。
いつもうまく言語化できなかった。
「勝ちたいから」が原動力だと思っていた時期もある。
しっくりこない。
東大には日本トップレベルで戦える運動部が他にいくつもある。
ただ「勝ちたい」だけなら、弱いラグビー部ではなく、他の部活に入部/転部していたはずだ。
「人として成長したいから」だと思っていた時期もある。
これもしっくりこない。
当たり前のことだが、部活なんかやっていなくても成長はできる。
ましてや、ラグビー部に固執する理由にはならない。
よくわからないまま、全力で4年間を突き進んだ。
だが不思議なことに、4年間すべてをこの部に費やしたことへの後悔は全くない。
今私が考える答えは、"Tackle the Elite"である。
"Tackle the Elite"
泥臭い努力をしているか。
仲間を奮い立たせているか。
自分の弱さと向き合えているか。
自分より強い相手に立ち向かえているか。
ぼくらは、そんな"真のエリート"であろう。
そして世の中のエリートの概念を壊せ。
泥臭い努力をしているか。
仲間を奮い立たせているか。
自分の弱さと向き合えているか。
自分より強い相手に立ち向かえているか。
ぼくらは、そんな"真のエリート"であろう。
そして世の中のエリートの概念を壊せ。
"Tackle the Elite"は、僕たちが3年生の頃に作られた、東大ラグビー部のMISSIONである。
このMISSIONは東大ラグビー部の歴史、精神などから導かれたものである。
私は単なるフレーズとしてではなく、その歴史、精神を含めて、このMISSIONを心に留めている。
本質が理解できていれば、このMISSIONの捉え方は人それぞれで構わない。
私なりの捉え方を簡単に書く。
東大ラグビー部の歴史、精神を背負って闘うこと自体に大きな価値がある。
共に闘うチームメイト、この部で闘ってきた先輩方、応援してくださるすべての人々に感動を与えるほど、ひたむきに努力を続ける。
そうすることで、人間的に大きく強く成長し、"真のエリート"となることができる。
この部の先輩には"真のエリート"がたくさんいる。
青山部長、深津HCは身近な好例である。
人間としてかっこいい。憧れの存在であり、私も本気で闘おうと心から思える。
先輩方が"真のエリート"たる所以は、間違いなく現役時代に全力でラグビーに取り組んでいたからである。
私は東大ラグビー部というチームが心から好きだ。
だからこそ、東大ラグビー部で勝ちたかったし、東大ラグビー部で先輩方のような"真のエリート"に成長したかった。
このチームのMISSIONに心から共感し、このチームでMISSIONを追い求めた。
私は4年間で"真のエリート"になれたのか。
MISSIONの達成に、勝敗は関係ない。
しかし、本気で勝負に拘らなくてはこのMISSIONは絶対に達成されない、絶対に"真のエリート"にはなれない。
絶対に負けたときの言い訳には使ってはならない。
私は4年間で"真のエリート"にはなれなかった。
全力で闘ったと胸を張って言えるが、勝負への未練が残る。この程度の成績で"真のエリート"は語れない。
私にはまだまだ長い人生が残っている。この4年間での経験を活かして"真のエリート"を探求する長い旅が始まる。
今後の人生で"真のエリート"となることが、東大ラグビー部への恩返しである。
次は誰より同期愛の強い副将の山口にバトンを渡します。
2020シーズンはイレギュラーが非常に多く、主将藤井,副将山口,主務太田でMTGする機会がとても多かったのですが、本当にいつも楽しかったです。
それでいて、彼らは誰よりストイックで全部員の手本であり続ける強さも兼ね備えていました。
この首脳陣、この4年生だから難しいシーズンも明るく強く乗り越えられました。
山口をはじめ、共に全力で闘った仲間は、私の人生の宝物です。
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