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ラグビー部リレー日記
夢は逃げない
投稿日時:2021/10/31(日) 09:51
広報セクションのミーティング中は「姉御」と呼ばれている、バリバリ仕事人の榎園さんからバトンを受け取りました、2年の手島です。一緒に仕事をする中で先輩後輩感よりお友達感の方が強くなり、タメ口で話す機会が増えたのですが、入部するまでは小学生のよくわからないノリでつけてしまったあだ名で呼んでいたので、いつもなんて呼ぶか迷っているのはここだけの話です。下の名前で呼ばれたいそうなので、これを機に今度から下の名前で呼ぼうかなと思います。
彼女のリレー日記愛には到底及びませんが、僕もリレー日記は大好きで、部内で5本の指には入ると思っています。毎日HPを訪れては更新されていないか確認し、全員分更新された日に読んでいます。書く方についても、自分の番が回ってくる1ヶ月前には何を書くか決まっており、バトンを渡された時には紹介部分以外ほとんど書き終わっています。過去3回、毎回長く書いてしまい、某同期に「手島のリレー日記は長すぎて読む気になれない」と言われてしまったこともあります。
ところが、今回は何を書くか決まらないまま、バトンを受け取ってしまいました。素直になれる、というのと近いのですが、リレー日記は自分と向き合う機会を提供してくれていると僕は考えています。今回テーマが決まらないままバトンを受け取ってしまったのは、少なくともこの1ヶ月間(おそらく実際には3~4ヶ月間)、本当の意味で自分と向き合うことから逃げていたからです。部活とは全く関係のないことを書いて、このまま自分と向き合うことから逃げ続けようかとも思いましたが、1つ前にあんなリレー日記を書かれるとそういうわけにもいかないので、更新スケジュールの不思議な作用に感謝して最近の自分と向き合ってみようと思います。
8月の中旬、体調を崩してしまい、部活を長く休んでしまいました。
はじめは本当にただの体調不良で、早く治して戻ろうと思っていました。しかし、体調は全く良くならず、休んでいる間に周りに差をつけられてしまうという焦りから余計に体調が悪くなるという悪循環に陥りました。しばらく部活のことを考えたくないと思うようになり、期限を決めずに部活を休ませていただくことにしました。
長引いた体調不良の背景には、心の不調がありました。6月に腰椎椎間板ヘルニアになり、DLに入りました。前の怪我から復帰してそれほど時間が経っていなかったこともあって、いつになったらちゃんとプレーできるのだろうととても不安になりました。同期にはどんどん差をつけられてしまい、未経験で入部した1年生にも追いつき追い越されてしまうと思うと、強い焦りを感じました。怪我ばかりの自分に、この部にいる意味はあるのか、いっそのこといない方がチームにとってプラスになるのではないかとまで考えるようになってしまいました。コーチから怪我人に対する励ましの言葉をもらっても、それを素直に受け止めることができず、何を言われてもマイナスに受け止めてしまう自分がいました。「病んでいる」という俗っぽい言葉では片付けられないほど、心に病を抱えていました。
結局、休んでいる間も部活のことを全く考えないことはできず、気づけば練習ビデオを見ていたりトレーニングをしていたりして、戻るしかないと思うようになり、3週間ほど休んだのちに部活に復帰しました。
しかし、今は活動を続けられていますが、今も心が元気かと聞かれればきっと元気でないというのが答えになります。
自分の心の弱さに悩み、強くなりたいと思うものの簡単には強くなれるはずもなく、強くなることを諦めかけていた自分ですが、どうすれば強くなれるのか、リレー日記をきっかけにいろいろと考えてみました。そんな中で気づいたことがあります。それは、諦めてしまうのはいつも自分であって、夢は逃げないということです。どうすれば強く生きられるのかの答えはまだ分かりませんが、諦めずに自分の弱さと向き合い続けていれば、いつか強くなれる気がします。ちょうど昨日安富とメンタルについて話していた時に、時には逃げて開き直ることも大事と言われましたが、僕は僕のやり方で強くなろうと思います。時間はかかるかもしれないけど、見ていてほしいです。
そして、このことに気づけたのは今僕がここにいるからであり、それは紛れもなく、この部活をやめたくないと思わせてくれた同期のみんなのおかげです。
みんなにしばらく休むというメッセージを送った後、すぐに個人LINEで心配してくれた関戸
こういう時は何も言わないのが正解だと思ってあえて何も返信せず待ってくれていた安富
僕が休んでいる間も今日こんなことがあったよっていつも通りLINEをくれた池田
DL期間中たくさんの悩みを聞いてくれて、心の支えになってくれた西久保
僕と同じく腰に悩みを抱えていて、いつも心配してくれる橋野
久しぶりに部活に参加した日、電車が一緒になって笑顔で駆け寄ってくれた陸人
手島が久しぶりに部活に来たことに先輩が気づかないほど、あの日ヘアアイロンで髪を撫でつけて部活に参加して笑わせてくれた、平和の象徴の岩下
復帰した後、変に気を遣うわけでもなくいつも通り接してくれた前川
みんなの一人ひとり違った優しさにいつも助けられています。本当にありがとう。
強くなるのにあわせて、優しくもなりたいです。たぶんみんなと一緒なら優しくもなれる気がします。
書き始める前より、少しだけ前向きになれました。やっぱりリレー日記は自分と向き合う機会を提供してくれる素敵なものです。逃げずにちゃんと向き合って良かったです。そして更新スケジュールの不思議な作用には感謝しかないです。
いつものごとく長くなりましたが、ここで終わろうと思います。長くなってしまって、そしていつもと違って少し慌てて書いた文章で申し訳ないけれど、同期の全員、特に文中何度か登場している安富が最後まで読んでくれることを願います。
次は、1年生にしてウエイト部内トップクラスの強さを誇る本多にバトンを渡します。僕にどこか似ているみたいですが、僕の方が一回りサイズが小さいため、時々、池田や前川が僕のことを「リトル本多」と言ってきます。後ろにつくのが本多とはいえ、池田に「リトル」と言われるのはどうも納得できないので、ご本人様、どうか非公認にしてください。笑
彼女のリレー日記愛には到底及びませんが、僕もリレー日記は大好きで、部内で5本の指には入ると思っています。毎日HPを訪れては更新されていないか確認し、全員分更新された日に読んでいます。書く方についても、自分の番が回ってくる1ヶ月前には何を書くか決まっており、バトンを渡された時には紹介部分以外ほとんど書き終わっています。過去3回、毎回長く書いてしまい、某同期に「手島のリレー日記は長すぎて読む気になれない」と言われてしまったこともあります。
ところが、今回は何を書くか決まらないまま、バトンを受け取ってしまいました。素直になれる、というのと近いのですが、リレー日記は自分と向き合う機会を提供してくれていると僕は考えています。今回テーマが決まらないままバトンを受け取ってしまったのは、少なくともこの1ヶ月間(おそらく実際には3~4ヶ月間)、本当の意味で自分と向き合うことから逃げていたからです。部活とは全く関係のないことを書いて、このまま自分と向き合うことから逃げ続けようかとも思いましたが、1つ前にあんなリレー日記を書かれるとそういうわけにもいかないので、更新スケジュールの不思議な作用に感謝して最近の自分と向き合ってみようと思います。
8月の中旬、体調を崩してしまい、部活を長く休んでしまいました。
はじめは本当にただの体調不良で、早く治して戻ろうと思っていました。しかし、体調は全く良くならず、休んでいる間に周りに差をつけられてしまうという焦りから余計に体調が悪くなるという悪循環に陥りました。しばらく部活のことを考えたくないと思うようになり、期限を決めずに部活を休ませていただくことにしました。
長引いた体調不良の背景には、心の不調がありました。6月に腰椎椎間板ヘルニアになり、DLに入りました。前の怪我から復帰してそれほど時間が経っていなかったこともあって、いつになったらちゃんとプレーできるのだろうととても不安になりました。同期にはどんどん差をつけられてしまい、未経験で入部した1年生にも追いつき追い越されてしまうと思うと、強い焦りを感じました。怪我ばかりの自分に、この部にいる意味はあるのか、いっそのこといない方がチームにとってプラスになるのではないかとまで考えるようになってしまいました。コーチから怪我人に対する励ましの言葉をもらっても、それを素直に受け止めることができず、何を言われてもマイナスに受け止めてしまう自分がいました。「病んでいる」という俗っぽい言葉では片付けられないほど、心に病を抱えていました。
結局、休んでいる間も部活のことを全く考えないことはできず、気づけば練習ビデオを見ていたりトレーニングをしていたりして、戻るしかないと思うようになり、3週間ほど休んだのちに部活に復帰しました。
しかし、今は活動を続けられていますが、今も心が元気かと聞かれればきっと元気でないというのが答えになります。
自分の心の弱さに悩み、強くなりたいと思うものの簡単には強くなれるはずもなく、強くなることを諦めかけていた自分ですが、どうすれば強くなれるのか、リレー日記をきっかけにいろいろと考えてみました。そんな中で気づいたことがあります。それは、諦めてしまうのはいつも自分であって、夢は逃げないということです。どうすれば強く生きられるのかの答えはまだ分かりませんが、諦めずに自分の弱さと向き合い続けていれば、いつか強くなれる気がします。ちょうど昨日安富とメンタルについて話していた時に、時には逃げて開き直ることも大事と言われましたが、僕は僕のやり方で強くなろうと思います。時間はかかるかもしれないけど、見ていてほしいです。
そして、このことに気づけたのは今僕がここにいるからであり、それは紛れもなく、この部活をやめたくないと思わせてくれた同期のみんなのおかげです。
みんなにしばらく休むというメッセージを送った後、すぐに個人LINEで心配してくれた関戸
こういう時は何も言わないのが正解だと思ってあえて何も返信せず待ってくれていた安富
僕が休んでいる間も今日こんなことがあったよっていつも通りLINEをくれた池田
DL期間中たくさんの悩みを聞いてくれて、心の支えになってくれた西久保
僕と同じく腰に悩みを抱えていて、いつも心配してくれる橋野
久しぶりに部活に参加した日、電車が一緒になって笑顔で駆け寄ってくれた陸人
手島が久しぶりに部活に来たことに先輩が気づかないほど、あの日ヘアアイロンで髪を撫でつけて部活に参加して笑わせてくれた、平和の象徴の岩下
復帰した後、変に気を遣うわけでもなくいつも通り接してくれた前川
みんなの一人ひとり違った優しさにいつも助けられています。本当にありがとう。
強くなるのにあわせて、優しくもなりたいです。たぶんみんなと一緒なら優しくもなれる気がします。
書き始める前より、少しだけ前向きになれました。やっぱりリレー日記は自分と向き合う機会を提供してくれる素敵なものです。逃げずにちゃんと向き合って良かったです。そして更新スケジュールの不思議な作用には感謝しかないです。
いつものごとく長くなりましたが、ここで終わろうと思います。長くなってしまって、そしていつもと違って少し慌てて書いた文章で申し訳ないけれど、同期の全員、特に文中何度か登場している安富が最後まで読んでくれることを願います。
次は、1年生にしてウエイト部内トップクラスの強さを誇る本多にバトンを渡します。僕にどこか似ているみたいですが、僕の方が一回りサイズが小さいため、時々、池田や前川が僕のことを「リトル本多」と言ってきます。後ろにつくのが本多とはいえ、池田に「リトル」と言われるのはどうも納得できないので、ご本人様、どうか非公認にしてください。笑
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