ラグビー部リレー日記
挑戦
投稿日時:2021/12/12(日) 18:14
北野からバトンを受け取りました4年の松本です。北野は普段はどぎついいじりやボケを披露する一方で、ラグビーをしているときには熱いハートでみんなを鼓舞してくれます。本当に頼もしいです。
ただ我が家に来るたびに何か持っていけるものはないかと物色するのだけはやめてほしいです。
改めて四年間を振り返ってみると、新しいことへの挑戦ばかりだったと思う。
2015年のW杯でラグビーに惚れ、大学からラグビーを始めたが、ただラグビーを初めてやるというだけでなく、自分よりも圧倒的に上手な集団の中に入ること自体が初めてだった。
自分はいつも先行逃げ切り型だった。生まれた時から体が大きかったから運動はそこそこできたし、中学受験の塾にもかなり早くから通い始めたから勉強もある程度はできた。
中学の野球部でも、ろくに練習せず少年野球の時の貯金で試合にでて、高校になって中学から始めたメンバーに追い抜かされると逃げるようにやめた。
何とかして追いついてやろうと思った経験なんてほとんど一回もなかった。
ラグビー部に入り、当たり前だが周りには自分より上手な人しかいなかった。同期には10年以上ラグビーをやっている奴もいれば、未経験者なのにやたらと体が大きいやつもいた。
先輩の試合を見ても、新歓期に「未経験者でも活躍できます」と謳っている割にはほとんど経験者しか試合に出ていなかったし、将来自分が試合で活躍できるのか不安しかなかった。
普通にやってもどうせ試合に出られないんだろうと思ったからこそ、開き直ってとにかく必死にやってみようと思えた。
そんな中で、経験者も含めて、同期とジュニアで一年間みっちり練習できたことは自分にとってすごく大きな経験だった。大学以前は様々な面で変なプライドがあって、同級生、ましてコーチにも自分からアドバイスを求めたことはなかった自分が、自分から人に聞くようになった。多分他の人は今までの人生で当たり前にこういうことをしてきたんだろうけど、
自分にとっては初めての経験だった。あまりにもレベルの低い話かもしれないけれど、今までで初めて一つのことに真剣に打ち込むっていうことをしてきた。
そして4年になりコアチームや、紆余曲折を経てF Wリーダーという、これまた経験したことのない立場にもなった。これまで自分はリーダーといえばせいぜい文化祭の出店の責任者くらい、組織の中で何も考えずについていくことの方が多かった。
初めての立場に何をすればいいのかもわからず舞い上がってしまい、口ばっかり達者になろうとした事もあったし、肝心の自分のプレーに注意が行かない事もあった。今塩谷と北野に「F Wリーダーの座を奪った」とリレー日記でいじられているけれど、それくらいの気概や積極性が自分に足りない事だとも思う。自分のダメなところ、自分の力不足なこと、頼りないことばかりがわかって、正直いってしんどいなと思い続けた経験でもあったが、それに向き合えただけでも成長しているのかもしれない。
完全に引退した人間のような書き方をしてしまったが、まだ僕たちには2試合残っている。そのうちの1試合はそれこそこれまで経験したことのないような舞台、人の前での試合になる。今からでも舞い上がりそうだが、自分はこの四年間経験したことのないことばかりの中で無我夢中でやってきたんだという自信を持って、体を張ってプレーしたい。
最後になりますが、四年間お世話になったチームのみんな、コーチの方々、特に同期には感謝してもしきれません。間違いなく今までで最も充実していた時間でした。
家族にも、自分の好きなことをやり続けるためにたくさんのサポートをしてもらいました。本当に感謝しています。
次は同じ分析チームのメンバーとして頑張ってきたイシケンにバトンを渡します。
彼には分析の仕事を雑に振ってしまったり、個人練習の相手をしてもらったりと色々と迷惑もかけてきましたが、150パーセントのやる気で嫌な顔せず応えてくれました。
ただ我が家に来るたびに何か持っていけるものはないかと物色するのだけはやめてほしいです。
改めて四年間を振り返ってみると、新しいことへの挑戦ばかりだったと思う。
2015年のW杯でラグビーに惚れ、大学からラグビーを始めたが、ただラグビーを初めてやるというだけでなく、自分よりも圧倒的に上手な集団の中に入ること自体が初めてだった。
自分はいつも先行逃げ切り型だった。生まれた時から体が大きかったから運動はそこそこできたし、中学受験の塾にもかなり早くから通い始めたから勉強もある程度はできた。
中学の野球部でも、ろくに練習せず少年野球の時の貯金で試合にでて、高校になって中学から始めたメンバーに追い抜かされると逃げるようにやめた。
何とかして追いついてやろうと思った経験なんてほとんど一回もなかった。
ラグビー部に入り、当たり前だが周りには自分より上手な人しかいなかった。同期には10年以上ラグビーをやっている奴もいれば、未経験者なのにやたらと体が大きいやつもいた。
先輩の試合を見ても、新歓期に「未経験者でも活躍できます」と謳っている割にはほとんど経験者しか試合に出ていなかったし、将来自分が試合で活躍できるのか不安しかなかった。
普通にやってもどうせ試合に出られないんだろうと思ったからこそ、開き直ってとにかく必死にやってみようと思えた。
そんな中で、経験者も含めて、同期とジュニアで一年間みっちり練習できたことは自分にとってすごく大きな経験だった。大学以前は様々な面で変なプライドがあって、同級生、ましてコーチにも自分からアドバイスを求めたことはなかった自分が、自分から人に聞くようになった。多分他の人は今までの人生で当たり前にこういうことをしてきたんだろうけど、
自分にとっては初めての経験だった。あまりにもレベルの低い話かもしれないけれど、今までで初めて一つのことに真剣に打ち込むっていうことをしてきた。
そして4年になりコアチームや、紆余曲折を経てF Wリーダーという、これまた経験したことのない立場にもなった。これまで自分はリーダーといえばせいぜい文化祭の出店の責任者くらい、組織の中で何も考えずについていくことの方が多かった。
初めての立場に何をすればいいのかもわからず舞い上がってしまい、口ばっかり達者になろうとした事もあったし、肝心の自分のプレーに注意が行かない事もあった。今塩谷と北野に「F Wリーダーの座を奪った」とリレー日記でいじられているけれど、それくらいの気概や積極性が自分に足りない事だとも思う。自分のダメなところ、自分の力不足なこと、頼りないことばかりがわかって、正直いってしんどいなと思い続けた経験でもあったが、それに向き合えただけでも成長しているのかもしれない。
完全に引退した人間のような書き方をしてしまったが、まだ僕たちには2試合残っている。そのうちの1試合はそれこそこれまで経験したことのないような舞台、人の前での試合になる。今からでも舞い上がりそうだが、自分はこの四年間経験したことのないことばかりの中で無我夢中でやってきたんだという自信を持って、体を張ってプレーしたい。
最後になりますが、四年間お世話になったチームのみんな、コーチの方々、特に同期には感謝してもしきれません。間違いなく今までで最も充実していた時間でした。
家族にも、自分の好きなことをやり続けるためにたくさんのサポートをしてもらいました。本当に感謝しています。
次は同じ分析チームのメンバーとして頑張ってきたイシケンにバトンを渡します。
彼には分析の仕事を雑に振ってしまったり、個人練習の相手をしてもらったりと色々と迷惑もかけてきましたが、150パーセントのやる気で嫌な顔せず応えてくれました。
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