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ラグビー部リレー日記
ニンニク入れますか?
投稿日時:2022/04/06(水) 22:42
バックスで体は小さいですが、同じく大きいものが好きな前川さんからバトンを受け取りました、新2年生の池上です。大は小を兼ねるのです。
さて、前回は僕のラグビー歴について長々とお話ししましたが、今回は少しタイムリーな話題です。18歳に引き下げられた新成人の年齢、恩恵を受ける輸出産業が限られる中で続く円安など、日々世界は目まぐるしく動いています。そんな中で触れたいのは、3/30に放送されたラーメン二郎の創始者、山田拓美さんのドキュメンタリーです。どのようにして全国に42店を展開する人気店となったのか、語られることのなかった山田さんの胸中、ある種昭和らしさの残る弟子との関係、行ったことない人でも行きたくさせる興味深い内容となっています。
最初に、二郎に行った時のことを強く覚えています。父に連れられて、神保町店で小豚のヤサイアブラマシを苦しくなりながら食べたのが始まりです。以降、塾の近くにあった新宿小滝橋店を中心に、三田本店や環七新代田店など巡った数は多くないですが、二郎系なども含め通い続けています。なんといっても、魅力はガツンとくるニンニクと濃いスープ、デロデロしつつ極太の麺と山のように盛られたヤサイ、そして口に入れた瞬間ほぐれる厚切りされたチャーシューです。一口目は、美味しさを心の底から楽しむことができます。しかし、食べ進むに連れて胃袋が膨れ、脂を体が受けつけなくなり、チャーシューの脂身を最後に口に入れる頃には、少しグロッキーになってしまいます。それでも、食べ終わって店を出て数日過ごすうちに、また食べたくなるのが不思議です。
また、二郎といえば、「ジロリアン」と呼ばれる愛好者たちと、厳しいと言われる独自ルールで有名です。そして、それがネタにされた真偽の定かでない面白いコピペ(2chなどの電子掲示板への投稿)が数多く存在します。以下はその一つです。
二郎にいくと、周りの客が敵に見えるのって俺だけだろうか。
二郎を食うという興奮以外の、妙な緊張感から変なアドレナリンが出てくる。
この間、1ロット5人の店でカップル×2+俺だったのね。
そのカップルは明らかに一見っぽいんだけど、
そのうちの男1人が大で注文してやがんの。女二人は小。
もちろん俺は大で、店主どうすんのかなーと思っていたら、
俺のを特大にしやがったw
多分、時間かかりそうだから俺に回したんだろうな。
ほんとはこういうのダメなんだぜ。
店主の期待に応えねばならんと頑張りましたよ。ええ。
大の男は結局残していたけど、俺はロット乱すことなく完食。
特に店主とは声を交わさなかったけど、
ああいう認められた瞬間ってやっぱうれしいわ
よくわかりませんが、虚勢を張っている感じが伝わってきます。ロットというのは、一度に調理される分のことです。二郎では、数人分の麺を同時に茹でるため、可能であれば同ロットで提供された他のお客さんと同じくらいに食べ終わるのが理想とされているそうです。他にも、
二郎に行く資格があるのは常連だけ。
10回以上来た事のない新参は来るな
という、大矛盾した投稿など面白いものが多いので、もし暇があれば見てください。
(参照: https://youtu.be/4Qx-3qTcyyY)
最後に、文頭で大は小を兼ねると書きましたが、二郎に初めて行く場合は大を頼まない方がいいとも思います。大に挑むときは、胃袋を開けて、心の準備を万全にしてからです。ヤサイのマシマシも写真などで量を確認しないと予想外に多くて詰むことがあります。茹でもやしを黙々と食べ続けるときは少し虚無感に襲われます。
次は、今年度から1番に転向した河内さんにバトンを渡します。入学時に50kg台だったらしい河内さんは、順調に体重を増やし番号を上げ、筋トレでも部内トップを争う、最高にかっこいい努力の人です。実は最寄駅が同じなのですが、遭遇したことは一度しかありません。また、「やめてね」という同期からよくいじられる河内さんの口癖は使い勝手が良すぎるため、新2年の間でも流行っています。
さて、前回は僕のラグビー歴について長々とお話ししましたが、今回は少しタイムリーな話題です。18歳に引き下げられた新成人の年齢、恩恵を受ける輸出産業が限られる中で続く円安など、日々世界は目まぐるしく動いています。そんな中で触れたいのは、3/30に放送されたラーメン二郎の創始者、山田拓美さんのドキュメンタリーです。どのようにして全国に42店を展開する人気店となったのか、語られることのなかった山田さんの胸中、ある種昭和らしさの残る弟子との関係、行ったことない人でも行きたくさせる興味深い内容となっています。
最初に、二郎に行った時のことを強く覚えています。父に連れられて、神保町店で小豚のヤサイアブラマシを苦しくなりながら食べたのが始まりです。以降、塾の近くにあった新宿小滝橋店を中心に、三田本店や環七新代田店など巡った数は多くないですが、二郎系なども含め通い続けています。なんといっても、魅力はガツンとくるニンニクと濃いスープ、デロデロしつつ極太の麺と山のように盛られたヤサイ、そして口に入れた瞬間ほぐれる厚切りされたチャーシューです。一口目は、美味しさを心の底から楽しむことができます。しかし、食べ進むに連れて胃袋が膨れ、脂を体が受けつけなくなり、チャーシューの脂身を最後に口に入れる頃には、少しグロッキーになってしまいます。それでも、食べ終わって店を出て数日過ごすうちに、また食べたくなるのが不思議です。
また、二郎といえば、「ジロリアン」と呼ばれる愛好者たちと、厳しいと言われる独自ルールで有名です。そして、それがネタにされた真偽の定かでない面白いコピペ(2chなどの電子掲示板への投稿)が数多く存在します。以下はその一つです。
二郎にいくと、周りの客が敵に見えるのって俺だけだろうか。
二郎を食うという興奮以外の、妙な緊張感から変なアドレナリンが出てくる。
この間、1ロット5人の店でカップル×2+俺だったのね。
そのカップルは明らかに一見っぽいんだけど、
そのうちの男1人が大で注文してやがんの。女二人は小。
もちろん俺は大で、店主どうすんのかなーと思っていたら、
俺のを特大にしやがったw
多分、時間かかりそうだから俺に回したんだろうな。
ほんとはこういうのダメなんだぜ。
店主の期待に応えねばならんと頑張りましたよ。ええ。
大の男は結局残していたけど、俺はロット乱すことなく完食。
特に店主とは声を交わさなかったけど、
ああいう認められた瞬間ってやっぱうれしいわ
よくわかりませんが、虚勢を張っている感じが伝わってきます。ロットというのは、一度に調理される分のことです。二郎では、数人分の麺を同時に茹でるため、可能であれば同ロットで提供された他のお客さんと同じくらいに食べ終わるのが理想とされているそうです。他にも、
二郎に行く資格があるのは常連だけ。
10回以上来た事のない新参は来るな
という、大矛盾した投稿など面白いものが多いので、もし暇があれば見てください。
(参照: https://youtu.be/4Qx-3qTcyyY)
最後に、文頭で大は小を兼ねると書きましたが、二郎に初めて行く場合は大を頼まない方がいいとも思います。大に挑むときは、胃袋を開けて、心の準備を万全にしてからです。ヤサイのマシマシも写真などで量を確認しないと予想外に多くて詰むことがあります。茹でもやしを黙々と食べ続けるときは少し虚無感に襲われます。
次は、今年度から1番に転向した河内さんにバトンを渡します。入学時に50kg台だったらしい河内さんは、順調に体重を増やし番号を上げ、筋トレでも部内トップを争う、最高にかっこいい努力の人です。実は最寄駅が同じなのですが、遭遇したことは一度しかありません。また、「やめてね」という同期からよくいじられる河内さんの口癖は使い勝手が良すぎるため、新2年の間でも流行っています。
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