ラグビー部リレー日記

初手術の話

投稿日時:2023/03/29(水) 17:30

 みなさんこんにちは。雪竹さんからバトンを受け取りました、新2年の石割です。雪竹さんは僕を買い被りすぎというか、そんなにスラスラ問題が解けるわけではないですが、いつも楽しませてもらってます。
 さて、新シーズンもいよいよ始まるというこの時に限って、まさかの左肩の怪我をしてしまいました。整形外科の先生から骨折と告げられたときは、ショックでものも言えませんでした。せっかくみんな期待してくれていたのにこのような事態になってしまい、本当に申し訳ないです。
 そんなこんなで僕は人生で初めての全身麻酔での手術を受けることになりました。軽くドキドキしながら手術台に登り、点滴の針を入れられ、「ボーッとする薬入れますよー」と言われてすぐに本当にふわふわした感覚になったのが術前最後の記憶です。感覚的にはその直後、麻酔からの静かな目覚めを期待していましたが、どうやら様子が違うようです。周りがバタバタと騒がしく、自分の寝ている台がどこかへ慌ただしく移動させられているのを感じました。朦朧とした意識の中で、息が苦しく、重い瞼をもちあげて足元に立っているお医者さんらしき人影に「何かあったんですか」などといくつか尋ねた記憶がうっすら残っています。次に目が覚めた時、瞼は重いままでも意識ははっきりしており、僕は病院のベッドに寝かされていたのでした。傍には付き添いで来ていた母が座っていました。その母がおもむろにスマホの画面を見せてきたので覗き込むと、そこにはパンッパンに膨れ上がった自分の顔が!思わず笑いましたが、運び込まれたこの部屋が集中治療室だということで、やはり何かあった様です。しばらくすると先生が来て、ことの経緯を説明してくれました。実は手術中に使用した薬に運悪くアレルギー反応を起こしてしまい、アナフィラキシーショック状態に陥ったそうなのです。手術室内で急な発疹、気管狭窄、血圧低下が認められましたが、先生方はその処置をしつつ、左肩の手術を完遂してくださったのでした。本当に尊敬と感謝の念に堪えません。連続して猿渡の手術もちょうど終わったところでしょうか。本当にお疲れ様です。
 入部してからもうすぐ1年が経ち、自分はこんな状況(片腕生活かつ顔が腫れてかなり不細工)ですが、周りは晴れやかな表情の新入生たち、最近はW B Cでの日本優勝など、なにか希望に満ちた春のように感じます。まずはリハビリに励み1日でも早い復帰に向けて邁進したいと思います。
 次は新三年でスタッフの柱、ようこさんにバトンを渡します。スタッフ新歓はどんなイベントがありますか?必要とあらば片腕吊って馳せ参じます。

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