ラグビー部リレー日記

一人の部員として

投稿日時:2012/12/07(金) 16:19

皆様こんにちは。4年の荒巻大智です。
 
持田も言っていますが、本当に時間が短い。持田の日記にあった「練習とは修行である」というベティさんの言葉を懐かしく思いますが、今となっては自分が四年生。しかも12月の引退3週間前。たしか、僕が1年生の時に、まさに今と同じくらいの時期に当時4年生のベティさんに御飯に連れって言ってもらった時に「ベティさん、もうすぐ引退の今、どんな気持ですか?」と聞いた覚えがあります。2年生の時には部室のロッカーの近くで当時4年生の谷口さんにも同じ質問をしたことがあります。2人とも「実感が無い」とか「特に何も」みたいな感じでした。(ベティさんとはその話のあと、もっぱらベティさんの恋愛経験の話になったような記憶があります。)
 
僕が今どんな気持ちなのかというと、僕も諸先輩のように、何の実感もありません。今、日記を書いて文字に起こすことで残り3週間と感じるばかりです。この先もずっと朝早く起きて、練習前にラインアウトを合わせて、練習して、スクラムマシーンに当たって、週末には試合をして、というような日常がずっと続くような気がします。
 
「最後まであきらめない」とか「one for all,all for one」などなど、世の中には大切とされる言葉でありふれていますが、言葉とは「何を」言うのか、「何を」聞くのかではなく、「誰が」「どんな環境で」言うのか、そして「誰が」「どんな環境で」聞くのかということの方に意味を持つ、ということを最近実感します。
 
リレー日記を書くにあたり、去年のボイスや日記をもう一度見ました。「東大ラグビー部の執念。」「まだまだ自分は伸びると信じている。最後2試合、死に物狂いで勝利をつかみにいく」など今の僕には突き刺さる言葉でいっぱいでした。それは、その言葉を発している先輩方が必死に闘った結果です。僕はそのような発話者になることができているのか。分かりません。でもそうありたい。

対抗戦後半に怪我をして、今も練習に半端な形で参加している情けない、みっともない自分ですが、そんな僕でもこれからやらなければいけないことは、やはり特別なことではなく、日々の練習を大切にして、最後まで成長し続けて、京大戦に出て、絶対に勝利を収めることです。そして、今の自分を変えたい。何より、チームに貢献したい。
このまま終わるわけにはいきません。最後まで全力で自分の弱さ、強い相手と闘います。
 
お読みいただきありがとうございました。
次は卒論をスマートにこなす岡崎よろしくです。
 
荒巻大智

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