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ラグビー部リレー日記
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スタートダッシュ
投稿日時:2015/11/17(火) 21:31
さて、早いもので東大ラグビー部での最初の1年も、残すところあと1か月少しとなりました。自分はこの1年でどのくらい成長できたか、入部前に思い描いてた自分に近づけたか、というのを考えてみたんですが、かつての理想とはほど遠いように思います。
まず、高校の頃と比べてやはり大学のラグビーはコンタクトレベルが段違いで、そのため何度かケガで離脱してしまった、というのがあります。昔はケガをしないことがとりえだと思ってたのに、ケガで離脱するたびに「自分は何をやってるんだろう」とか「ケガを防ぐという意識が足りなかった」と思って、自分がいない間にどんどん強くなっていく同期を見ているのがつらいこともありました。
それに、セットプレーなど、全然大学のレベルでは通用しないな、と思い知らされました。一度はシニアに行ったものの、すぐジュニアに戻されて、がむしゃらに練習をしていても、本当に成長できているのか、と不安になることもありました。練習でうまくいっても、試合では格上相手に何もできなかった、ということもありました。
それでも、ラグビーを続けててよかった、と思うこともあります。練習や試合でいいプレーをして、コーチやチームメートに褒められたとき。昔の自分よりも、高いレベルでメニューができたとき。それに、昔はあまりやらなかったウェイトも、数値があがるのを見て、楽しくなりました。
ラグビーをやっている時は、自分の存在が確かめられる、みんなから必要とされる、チームの役に立てる、ということに喜びを見いだせました。
思えば東大でラグビーを続けようと思ったのも、高校時代に志半ばに引退して、その後悔があったからです。もう一度自分に挑戦して、前より強くなりたかったからです。
今シーズン残された時間はわずかです。今年が終わって、確実に成長したと、胸を張って言えるように、少しでも上を目指してがんばって行きたいと思います。東大ラグビー部での「スタートダッシュ」を決めるために。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次は同期のマネージャーの長瀬にお願いしたいと思います。
怪我から学んだこと
投稿日時:2015/11/14(土) 23:32
私は高校からラグビーを始めたのですが、ラグビーを始めてちょうど一年ほど経った高校二年生の春に、私は左肩を脱臼してしまいました。脱臼は完治することがないため、復帰したのちも肩の怪我に悩まされ続け、思うようなプレーができることはありませんでした。先輩の引退試合でも脱臼が再発し、途中退場でそのシーズンを終えることとなりました。
シーズン後に両肩の手術を決意した私は、一人の医者と出会うこととなります。その先生の初診は非常に印象的で、今でもよく覚えています。初対面での最初の質問の「ポジションはどこ?」に始まり、ジャッカルがどうのこうの、タックルのバインドがどうのこうの、次から次へとそんな話ばかりするのでした。それを聞きながら私は思いました。このひと、、、詳しすぎる!!!
その後調べてみると、なんとその先生は早稲田大学ラグビー部のチームドクターだったのです。どうりでラグビーに詳しいわけです。先生は(先生曰く)世界でも数人しかできない肩の内視鏡手術ができる方であり、結局その先生に手術をしていただきました。
両肩だったこともあり、リハビリには8ヶ月を要しました。長く練習に参加できない期間が続くなかで、私はいつしか練習できることのありがたさや楽しさを身にしみて感じるようになりました。それまでは嫌いだったコンタクト練習も、それを当たり前のようにこなすチームメイトがとても羨ましく思えたのです。
そのような経験から私は現在、練習をなるべく休まず参加し続けるということを特に意識しています。怪我で失った8ヶ月は非常に長く苦しい時間でしたが、一方で練習できることのありがたさを学び、ラグビーに対する態度を変える良いきっかけになったとも思っています。今後、疲れたりやる気が出なかったりして、今日は練習したくないなと思うこともあるでしょうが、怪我から学んだことを思い出してグラウンドに立ち続けたいと思います。
拙い文章ではありましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
次は、最近怪我から復帰した同期の川北にお願いしたいと思います。
目指すべきフォワード
投稿日時:2015/11/05(木) 16:55
今回のW杯も、ニュージーランドの優勝によって幕を閉じました。ニュージーランドが優勝した理由はたくさんあると思います。カーターというXファクターの存在、経験値、優秀なヘッドコーチ…しかし最も大きな要因は、フォワードの圧倒的運動量とセットピースの精度だとぼくは思います。スーパーラグビーやプレミアシップと違い、一敗もしてはならないW杯(事実今までの優勝国はすべて予選プールを全勝通過しています。)では安定した試合運びが最も重要で、先に述べたフォワードの運動量とセットピースの安定がそれに直結してきます。そしてこれに大きく関わっていたのがロックの Brodie RetallickとSam Whitelockでした。彼らを含め、まさにフォワードのひたむきな姿勢がニュージーランドの強さだったと思います。
さて、対抗戦Bグループの形式はW杯によく似ています。入れ替え戦に出場するためには、対抗戦シーズンの試合はほぼ負けられない上に、昇格しようと思ったら全勝で抜けなければなかなか厳しいです。そのために重要なのは、トリックプレーや奇抜なサイン、ものすごい能力を持ったプレーヤーではありません。もちろん素晴らしいバックスも重要ですが、ひたむきにタックルし続け、安定したボールをバックスに供給し、ブレイクダウンで体を張るフォワードこそが鍵を握ると思います。そしてフォワード全員がそういう基本的なプレーを高次元でできるようになることです。これを有するチームこそが勝ち続けられるのだと思います。
ぼくはまだ線が細いですし体力も経験もありません。しかし、日々トレーニングを積んで、そんな恐ろしいフォワード軍団を支えるロックになりたいです。
拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。つぎは、同期でインターナショナルラグビーの話ができる数少ない人の一人三浦にまわしたいと思います。
Step Up
投稿日時:2015/10/31(土) 23:58
更新が遅れてしまい大変申し訳ありません。最近シニアに復帰した同期の江崎からバトンを受け取りました、紹介のような煽りを毎日受けております、最近トラブルを起こしがちな一年の浦山です。今回は初めてのリレー日記ということで僕の高校でのラグビーについて書こうと思います。
中学まで剣道をやっていた僕は高校に入っても剣道部に入部するつもりでした。しかし高校一年生で体重が80kgだった僕はラグビー部の顧問に目をつけられ、熱烈な勧誘を毎日のように受けました。剣道部が肌に合わなかったこともあり、新しいものを始めてみようと僕はラグビー部に入部しました。
しかし、一二年の頃はスタメンに入ることもありながら部活は全く楽しくありませんでした。練習はきついし何よりも自分が下手でミスばかりして周りに迷惑をかけるのが嫌で、その頃はただやめるきっかけがなかったからやめなかった、それだけだったと思います。三年生になった時その状況は変わりました。初めて仲間のトライを心から嬉しいと感じることができるようになり、チームスポーツの魅力を体感したのです。タックルも仲間のためと思うと全く怖くなくなり、捨て身でタックルし、相手のデイフェンスに捨て身で突っ込むことだけに専心しました。
今僕は東大ラグビー部に入り、もう一段階成長するチャンスをもらいました。練習して大きな課題であるパスなどのハンドリングスキルを磨き、チームに貢献できるようなプレイヤーになりたいと思っています。
拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。次は、僕とセンターを組んだこともあった、現在ロックである同期の前川にバトンを渡したいと思います。
ジュニア練に入って
投稿日時:2015/10/21(水) 23:02
更新が遅れてしまい大変申し訳ありません。マネージャーとして日々選手の体のケアをしてくださっている澤さんからバトンを受け取りました、一年の江崎です。
私は夏オフあけに未熟ながらもジュニアからシニアに昇格しましたが、合宿中に左足を骨折してしまい、今はジュニアの方で日々練習に励んでいます。今は対抗戦真っ最中ではありますが、今回はジュニアにスポットを当てて日記を書いていきたいと思います。
ジュニアでは、桜井コーチとジュニアコーチのご指導のもと週4日の練習、2日のウエイトに励んでいます。一つ一つの練習試合に照準をあわせてコーチ陣が考えてくださった練習メニューをもとに、密度の濃い練習をこなしています。
私がジュニア練に復帰して一番驚いたのは、フィットネスのきつさです。もともとフィットネスにはそこそこ自信があったのですが、怪我明けにはジュニアのフィットネスで鍛えられた同期たちに次々と抜かされてしまいました。飽きないようにコーチの方々もいろんなバリエーションのものを用意してくださって、皆で盛り上げながらきつい練習を乗り越えています。
ジュニアが発足したはじめのころから、先輩方はよく「今年のジュニア練はきつい」とおっしゃっていました。ジュニアの中でも最初のほうは練習メニューに不満を持っていた人が少なからずいたと思います。しかしそういった練習を継続していった結果、確実に自分たちの体やプレーに変化が起こってきました。今ではジュニア全体が一体感を持って練習をすることができているように思います。
このような練習ができるのもひとえに桜井コーチとジュニアコーチの方々のおかげです。毎朝早い時間からグラウンドに足を運んでもらってジュニア練に参加していただき、常にジュニアに足りないところを考えてくださっています。一日でも早く、心・技・体のそろったラガーマンになることが私たちにできる恩返しだと思います。これからもコーチ陣を信じて練習に励んでいきたいです。
拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。次は、スリムでイケメンですり足でサンダルの同期の浦山にバトンを渡したいと思います。
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