ラグビー部リレー日記

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景色

投稿日時:2021/05/26(水) 16:59

F Lに転向し素晴らしい活躍を見せている安富からバトンを受けました、三年の廣瀬です。
彼は推しの後輩の一人なので、色々落ち着いたら必ずご飯に連れて行きます。

なんだかすごいタイミングでリレー日記が回ってきました。
昨日、右膝の前十字靭帯断裂と半月板損傷という自分史上最悪の診断をされました。


正直こんなに重傷だと想像していなかったのでまだ気持ちの整理がつきません。
高校からのラグビー生活で、一週間以上練習を休むような怪我をしたことがなかったのでとても悲しいです。

完全に運が悪かったとはいえ、つい何がいけなかったのか考えてしまいます。
他人と比べると絶対負けるので嫌ですが、これまでの大学生活でラグビーだけは真剣に取り組んできました。

眠い目を擦りながらアップのために早めに練習に行き、入学時体重60kgもない状態から筋トレを真面目に続けて、何かに駆られて時に吐きそうになりながらご飯を食べ、練習が終わってからもビデオで必ず復習し、ミスをし過ぎて嫌な気分のまま反省点をまとめ、身体が硬いなりに風呂上がりは欠かさずストレッチをし、翌日に備え疲労を残さぬよう早く寝る。

オフはあり得ない程だらしないけれど、基本その繰り返しだった。
特別な努力をしたことはないけれど、当たり前のことは守ってきた。

怪我をして大変な思いをする先輩や同期を散々目の当たりにしてきたから、「絶対にDLには入らない」と誓ってずっと細心の注意を払ってきたし自分だけはそんな怪我はしないと信じていたのに、今年もう試合に出ることはできなくなった。

廃人的な生活を送っていた一年生の時に見た学習院戦。杉浦さんの真後ろに倒すタックルに惚れてラグビーを再び始めることを決意してから、いろんな景色を見てきた。
対抗戦最終節・熊谷での一橋戦。接戦をものにし泥だらけで泣いている先輩たちをを見て、この部に入って良かったと心から思った。
辞めたい時期もたくさんあった昨年。最初は部内の紅白戦すら途中出場というCチーム的な立ち位置だったけれど、シーズンが進み怪我人が続出したこともあり、最後はスイカをいただいて名古屋に勝つことができた。

真面目さ・面白さ・優しさを併せ持つ今年の四年生が本当に大好きで、ラストイヤーだと思ってやってきた。
一緒に見たい景色があるから、CCで心が折れそうな時も、誇張でもなく四年生の顔をみて奮い立たせてきた。
きっと勝利が続く今シーズンが終わる頃には、幾つもの素晴らしい景色が広がっているだろう。
ただそれを一つも作り出すことができないと思うとやるせない気持ちになる。
勝って嬉しい気持ちは当然ながら、負けて悔しい気持ち、何をやってもうまく行かずみんなが本気で落ち込んでしまうような時も当事者として分かち合いたかった。
財木が一年の時に味わった気持ちをようやく理解しました。
この思いは同期と後輩に託します。

結構泣き虫なのでもう四年生は同情の声をかけないでください笑
怪我した人あるあるなダサい文章ですみませんでした。



次は靭帯を二度も断裂している魚住さんにバトンを渡します。DL長はしっかり引き継ぎますので、くれぐれも怪我をせず大いに暴れてください。あと国民的大人気ゲームの投資は程々にしてください。

将棋のすすめ

 written by 安富 悠佑 投稿日時:2021/05/23(日) 18:24

見た目が完全に強豪校のフォワードである永山さんからバトンを受け取りました2年の安富です。永山さんは実は練習中よく頭を使っているため私も参考にしたいと思います。


永山さんと同じで私も物事にはまりやすいので、最近はまっている将棋を紹介します。


私の将棋人生は小さいころに兄と父、祖父にボコボコにされることから始まりました。どうもうちの家系は不器用な人が多いらしく、手加減ができない、かつ平手(ハンデなし)を好むという幼い頃の私には絶望的な環境でした。将棋や囲碁の類のゲームは1勝目が遠い、というのはよく言われますがまさにその通りでした。私は負けず嫌いなので結局全員に勝利するまで勉強しましたが、これが将棋を始めたきっかけです。

なんだかんだはまりやすく飽きやすい性格なので、その後すぐにやめてしまいましたが、最近また自分の中で流行している理由は、Kindle Unlimitedの存在を知ったからです。Kindle Unlimitedとは、Amazonの電子書籍サブスクサービスで、月定額で大量の本を読めるというものです。

このサービスでは様々なジャンルの本があり、なんと将棋を学ぶ本も大量に読むことができるのです。昔は絶版になっておりなかなか入手が難しかった本ですら利用できる場合があり、将棋を勉強するには非常に役立ちます。

駒の動かし方も分からないという方も多いと思いますが、初心者でも学べる本も多数あるため将棋に興味はあるけどなかなか始められない、という方々も安心して始めることができます。


将棋を勉強する利点として、単純に勝負を楽しむことができるということもありますが、今後の将棋の歴史に触れることができるということもあります。

将棋はあのたった9×9マスの中で何回も流行り廃りを繰り返し、進化してきました。特に、近年の人工知能の発達による急成長には目を見張るものがあります。人工知能によってこれまで何年も当たり前とされていた手が見直されたり、すでに旧時代の遺物とされていた戦型が復活したりなど、今の将棋界を語るうえで人工知能を欠かすことはできません。

小さいころからその人工知能を活かし勉強してきた世代が今、藤井二冠をはじめ、数多く台頭してきています。今後将棋界がもっと大きな変化をすることは間違いありません。その歴史を目の当たりにできる、という特権は今を生きる私たちにしかありません。皆さんもこの機会にぜひ、将棋を始めてみませんか。


次はバックスきっての肉体派である廣瀬さんにバトンを渡します。コンタクトプレーが練習にからむと生き生きとする姿がとても印象的です。
 

競馬のすすめ

 written by 永山 隼平 投稿日時:2021/05/21(金) 18:40

競馬のすすめ

数々の一発ギャグで笑いをとる五島からバトンを受け取りました4年の永山です。五島の新ネタを楽しみにしています。

私は、物事にはまりやすい性格のようで、去年の自粛期間にはまった競馬について紹介したいと思います。もちろんギャンブルとしての競馬を勧めるわけではなく、競馬の魅力や自分なりの楽しみ方について説明します。とは言っても、去年から見始めて、G1の大きなレースくらいしか見てないので、そこまで詳しいわけではないです。

1000mを1分以内に走るサラブレッドは、人間のトップアスリートの2倍以上速く、その走る姿は見ていてとてもかっこいいです。特にゴール前の最後の直線で、各馬の意地と意地がぶつかり合い、長距離のレースに反して、僅差で勝敗が決まることが多いため、予想をするのがとても楽しいです。

また、サラブレッドには血統というものがあり、競馬の予想をさらに難しくしています。レースで結果を残してきたエリート馬が種牡馬や種牝馬となり、サラブレッドを配合しているので、全部の馬が優秀な血を引き継いでいるが、それぞれ違った個性を持っています。例えば、長距離が得意な馬もいれば、短距離のスプリンターもいるし、先行して逃げる馬もいれば、最後に差し切る馬もいるので、それぞれの競走馬の特徴に注目してレースを見るのも面白いです。

競馬には、多くの人間が関わっていて、その人達のおかげで、週末に素晴らしいレースができているのです。具体的には、馬を生産した牧場関係者、所属する厩舎の調教師や厩務員、そしてレースで騎乗するジョッキー、さらには馬主や競馬実況などです。何ヶ月に一度のペースで、競走馬はレースに参加するので、その間の世話を見て、調教をつけて、レースで活躍できるように万全の状態で送り出してくれている競馬の関係者の皆さんには感謝しています。

最後に、競馬には数々のドラマがあります。歴史に残るような名馬の戦いや馬がジョッキーの思いに応えて走る姿は感動します。競馬に興味を持ったら、ぜひ過去のいろんなレースを見てみてください。個人的には、去年のジャパンCで、無敗の三冠馬であるコントレイルとデアリングタクト、そしてG1最多勝の最強馬アーモンドアイの戦いはとても印象に残っています。

コロナが明けたら、実際に競馬場に行って、生で競馬を見たいと思っているので、興味がある人は一緒に行きましょう。


次は、フロント顔と言われている安富にバトンを渡します。
 

老人と鹿

投稿日時:2021/05/18(火) 20:17

スピード、ゴツさ、身体能力の高さから南アフリカのブライアンハバナを彷彿とさせるトライゲッター松元からバトンを受け取りました、三年の五島です。

強くなったと思われているようで嬉しい気持ちになりました。僕は常に謙虚な人間なので調子に乗ることは絶対にあり得ません。現状に満足せず、これからも努力を重ねてもっと強くなろうと思います。

あ、調子に乗ってしまいました。すみません。

 

先日facebookで流れてきたある動画を見て心が温まったので、そのお話をしたいと思います。ある一人の男とある一匹の子鹿のお話です。

 

ある男が沼地を歩いていると、そこにはある一匹の子鹿がいました。その鹿は体が泥沼にはまってしまって身動きがとれず、顔だけを出して苦しそうにもがいています。鹿はどんどん沼に沈んでいき、もう完全に沈んでしまうまで目前でした。男はそれを見て鹿のもとに行き、なんとか救出しようと試みますが、自分も沈んでしまうかもしれないので命懸けでした。男は自分が沈んでしまわないようになんとか体勢を保ちながら、周りの泥を少しずつどかしていき、なんとか鹿を掘り出すことができました。

この後は急いで沼地から脱出しなければなりません。その時は雨が降っており、ぬかるみは激しくなっていくのでした。男は鹿を肩に担ぎながら泥沼をかき分けていき、帰りを急ぎました。

ついに男は鹿を連れて安全地帯へ避難することができました。しかし鹿はすっかり疲れ果てており、残されていた体力はほとんどありませんでした。鹿はぐったりとしてしまい、男は立ち上がらせようと何回か試しますが、鹿にはその体力すら残っていないようでした。

男は鹿をしばらく見守ることにしました。すると、鹿は体力を次第に回復し、なんとか立ち上がることができるようになりました。そしてしばらくすると普通に歩けるようになり、すっかり元気になりました。

いよいよお別れのときがやってきました。男は鹿を森の前へ連れて行き、さあ行くんだと鹿に促しました。しかし鹿は男のもとを離れようとしませんでした。鹿は男のもとにいることに慣れてしまい、自然界に戻りたくなくなってしまったようです。そこで男はためらいながらも、少し強引に鹿を森の方へ押しやり、少し離れました。すると鹿は自分から少し森の方へ進んでいきました。男と別れなければいけないことを悟ったようです。そして立ち止まって男の方を振り返り、しばらく男を見続けていました。その顔はまるで男に感謝を示しているかのようでした。

 

たまたま見始めた四分くらいの短い動画ですが、気づいたら見入ってしまい、最後に鹿が男を振り返るシーンでうるっときました。人と動物の絆に心が温まった素敵な動画でした。

 

次は、一昨年僕が新入生の時に新歓イベントで「なかやまきんに君」ならぬ「ながやまきんに君」を披露して、場を大いに盛り上げていた永山さんにバトンを渡します。個人的にあのネタは好きなので、いつかもう一度進化したながやまきんに君を見てみたいです。

チリトマトヌードル

投稿日時:2021/05/16(日) 18:00

ルーシーさんに次ぐおしゃれ番長である2年の手島からバトンを受け取りました、3年の松元です。
手島は今現在DLに入ってしまいましたが、新歓期に新入生と並んでいる手島を見て体のサイズに驚きました。後輩ってこんなにも早く成長するものなんですね。今後の活躍がとても楽しみな後輩な1人です。

さて、このとても長いコロナウイルス期間のせいで生活に全く変化がなく、正直日記の題材にできるほどの話題がないためとても困っています。強いていうなら、眼窩底を骨折したり教習所の卒検に一度落ちてしまったことぐらいですかね。卒検落ちたことに関してはみんなにめちゃくちゃどん引かれましたが、リレー日記に書くほどのことでもないので省略します。
そこで今回は新入生も入ってきたことですし、自分が最近考えてしまうことについて書いていこうと思います。


「部活をやる意味ってどこにあるのだろう」
暇ができてしまうと最近の自分はこれを考えてしまいます。誤解のないように言っておくとこれは決してネガティブな考えからではなく、部活外で様々な人と話す機会があり、考えるようになりました。また、先に言っておきますが僕の中で答えはまだ出ていません。
部活に入った理由は人それぞれ自分自身の言葉で言語化できるものだと思います。
「高校からラグビーをやっていたから」「W杯を見て憧れたから」「同期、先輩がいるから」「新歓でとても魅力的だったから」千差万別だと思います。
ただ、「部活を今現在やっている理由は何か」と聞かれたら途端に言語化できなくなるような気がします。僕だけでしょうか。
「ラグビーが好きだから」「東大ラグビー部で勝ちたいから」その想いはもちろんあるでしょう。
「魅力的な仲間が欲しいから」もちろんそう思います。
「将来にとって有利だから」その考えを持つ部員ももちろんいるでしょう。
どれも当てはまっているような気がするけども、どれもピッタリ当てはまっていないような気もする。それが今の自分の現状です。自分でもよく分かりません。また、どの理由も否定していいものではないのは当然です。
このような部活を続けている理由がさまざまな状況で、つまり個々人のモチベーションが異なっている中でチームを一つの目標に向かわせることはとても困難なことなのではないかとも考えてしまいます。

ではそんなチームに一本の軸を通すものは何なのだろうか、それは結局信頼関係なのだろうと思います。
誰だってやる気のない瞬間は訪れてしまうものだと思います。そんな時に「あいつがやってるから頑張ろう」「あいつが頑張ってるから俺もやろう」プレーヤースタッフ関係なく、そんな風に全員が思えるのならば、そんな風な信頼関係が築けているのならばチームは一つに向かえるのかなと思います。

ここで自分が好きな野球漫画「バトルスタディーズ」から1つ言葉を紹介します。
「人間誰しも心細い時はある。チームメイト1人につき1個でいい。趣味、好物、好きな芸能人。なんでもいいから聞いてみたらいい。孤独を和らげる最高のクスリになるから。」
というものです。
そこで今一度、新入生もたくさん入ってきてくれたこともありますし、チーム全員から聞いていきたいと思います。
「あなたの好きなものはなんですか?」
(ちなみに僕は最近、今まで美味しくないと思っていたチリトマトヌードルを美味しく食べられるようになりました。)


自分の中でもよくまとまっていないものを書いたので、全然まとまっていない文章になってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございます。

次は最近強くなったかなと思う五島にバトンを渡したいと思います。練習中に周りの人に「五島強くなってね?」と聞いたら「調子乗るから絶対に言うな」と言われたので彼には直接伝えていません。
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2025年8月

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