ラグビー部リレー日記

<<前へ次へ>>

やっぱり嫌いです

 written by 垣内 太朗 投稿日時:2020/03/01(日) 19:56

新歓の時からよく話す子と聞いていましたが、なかなか接点がなくこれまで自分とは話す機会がなかった、たかこちゃんからバトンを受け取りました3年の垣内です。前回も後輩から同じような紹介のされ方をしたような気がしますが、本当に自分と話したいと思っているかは別としてもっと話に行かないといけないなと思っています。



駒場集中練が近づいているということもあり、自分の合宿に対する思いを綴りたいと思います。



少し話がそれますが、自分は駒場のグラウンドで子供たちにラグビーを教えるということをしています。そこでたまたま事務方の人と合宿の話になりました。というのも小学2年生の子供が親なしで合宿に参加しても大丈夫かという話でした。ちょうど自分がラグビースクールで初めての合宿に参加したのも小学2年生のときの夏合宿でした。もちろん親はいませんでした。初めての合宿の時は何もかもわからないまま始まり、そのまま終わって行きました。ただ合宿は楽しくないな、とだけ感じたのを覚えています。(もっと色々あったと思いますが、忘れてしまいしました。)それ以来夏合宿は年々嫌いになっていきます。

夏合宿は夏休みの一番初めにありました。周りのみんなは夏休みが近づくにつれてワクワクし始めます。やっと長い休みが来るとウキウキしますが、自分は真逆でした。あの夏合宿がやってくるとソワソワします。夜寝る前にはあと何日で合宿が始まると考えながら寝ていました。そして、直前になると熱を出さないか、体調を崩さないかとずっと考えていました。しかし、そういう時に限って体調は万全なもので、結局合宿前、中に体調を崩すことはありませんでした。



ではなぜ自分は合宿を嫌いになってしまったのでしょうか。

まず1つは練習の増加です。普段は午前、または午後のみの練習ですが、合宿では一日中の練習になります。体力が削られ、その負担がゆくゆくは精神面に影響を与えます。



2つ目は親元を離れるということです。いつも何かあった時に助けてくれる親から離れるというのは小さい自分にとって大ダメージでした。合宿では、孤独感に近いものを感じます。一言で言えば「ホームシック」です。特に小学校の時には痛切に感じました。



2つ挙げましたが、本当に合宿が嫌いになった理由の90%は3つ目にあります。それは食事です。野菜が嫌いな自分にとって食事の時間は非常に辛いものでした。全部食べるようにコーチは言いますが、無理なものは無理です。さらに毎日2回の練習に対して食事は3回もあります。30分の食事も自分にとっては3時間に感じていました。



そんな合宿ですが、終わって家に着いたときの安らぎは決して忘れぬものとなっています。先ほど述べましたが、合宿は夏休みの初めにありましたので、合宿後の「真の夏休み」は周りの子の夏休みの何倍も輝いていたことは疑いようがありません。



最後までお読みいただきありがとうございます。



次は、未経験ながら一年生にしてスイカを奪い取ったゴタツこと後藤達哉にまわします。最近少し生意気なので気をつけて欲しいと思っています。

 

コミュニケーションと言葉

投稿日時:2020/02/27(木) 23:15

対抗戦で活躍する姿を早く見たいたくろうさんからバトンを受け取りました、新2年の鵜飼です。たくろうさんには今年こそ怪我なくたくさん試合に出ていただきたいです。



 



 



私は本を読むのが好きで、特に面白いと思う本は展開もわかっているのに何度も読み返してしまいます。中には読み返しすぎて次のセリフまで覚えているものもあります。最近私が読み返していた本は、言葉遊びがテーマのミステリーで、私がとても気に入っている本です。今回のリレー日記では、その本を通して考えたことをお話させていただこうと思います。



 



部活を行う上で大切なことは多々ありますが、その一つにコミュニケーションがあります。たくさんの部員が集まって一つの活動を行うにあたって、コミュニケーションは必須の要素です。ラグビーというスポーツを行うにも、強くなるためのミーティングや部の運営にも、コミュニケーションは不可欠です。そして、そのコミュニケーションをとるには言葉が必要になります。



 



言葉とは相手に自分の思いを伝えたいときに使うツールです。また、一つの言葉にたくさんの意味があったり、似たような意味の言葉がたくさんあったりすることはよくあります。特に日本語では、そのニュアンスの違いで大きく文意が変わってくることも起こり得ます。つまり、一つひとつの言葉は大きな力を持っていて、さらに自分がどの言葉を選ぶかによって、伝わる内容は変化し得ると言えるのです。もちろん、そんなことは当たり前で、今更言及するようなことではありません。しかし、言葉というのはあまりにも日常的なものであるため、使い方を意識することはないと思います。でもだからこそ、その何気ない言葉というものをを少し意識することが日々の活動をより良いものにしてくれるのではないか、と私は考えています。自分の意図がきちんと相手に伝われば、その分コミュニケーションを円滑にとることができ、円滑なコミュニケーションはチームを強くする。少しだけ言葉の使い方・伝え方を意識することは、入替戦出場という目標を達成する一助になるのではないでしょうか。



さて、ここまでいろいろ偉そうに言ってきましたが、私自身まだまだ言葉の選択や伝え方を間違えてしまい反省することがよくあります。そこで、今年の目標として、自分の思いが自分の思った通りに相手に伝わるような言葉の使い方を心がけたいと思います。また、チームの勝利に少しでも貢献できるように、もっとラグビーを勉強して、"大石さんの弟子"を自信を持って名乗れるように分析も頑張りたいと思います。





駄文となりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。次は頼れるスクラムハーフの垣内さんにバトンを渡したいと思います。個人的にはもっとお話ししてみたい先輩なので、機会をこっそり伺っていたりします。

着実な1歩

 written by 川端 拓郎 投稿日時:2020/02/26(水) 22:15

入部からの期間が1番短い中でも確実に成長を遂げている小笠原からバトンを受け取りました新4年の川端です。昨シーズンの終盤は怪我で試合に出られませんでしたが、オフ中にその怪我を治して新シーズンを迎えました。ラグビーができる喜びとともに日々を過ごしています。







さて1個前のリレー日記で小笠原が焦っていると言っていて、それよりも前にも誰かが焦っている、いや今は焦っていないだとかリレー日記を書いていたのを思い出したのですが、実をいうと僕はここ最近かなり焦っています。



この3年間怪我でラグビーがほぼできない中、全く焦りがなかったわけではありません。大学1年生の夏頃、自分は怪我している中で同期はAで試合に出始めて置いていかれる感じがして焦っていました。しかし2年で怪我を再発したのちは焦っても仕方がないというマインドに落ち着きずっとそれで来ていました。しかし、今になってやはり焦る気持ちが大きくなっています。



今までは心のどこかにまだ3年ある、まだ2年あるという気持ちがあったのだと思います。しかしそんなこんなで今の自分にはもう1年しか残されていないのです。自分が怪我で足踏みし続けた3年もの間にも他のプレイヤーは成長していて、その置いていかれた分を対抗戦開幕までに残された半年で追いつき追い越さなければならないのです。それはそれは大焦りです。



とはいえ焦っているだけでは仕方がありません。焦っているだけでは何も変わらないので。僕はめちゃくちゃ置いていかれてるのでピッチ上でチームに貢献できる存在になるためには人よりも速く確実に成長し続けないといけないなと強く感じています。



確実に成長していくために僕が意識していることがあり、それは昨日の自分を越えることです。昨日より今日が今日より明日が越えていければ確実に成長していくからです。実際にこれをするために1日の最後に今日はどうであったかを振り返り、次の日に何をプラスするかを考えています。これはすごく当たり前のことなのかもしれませんが、きちんと振り返り次の行動を考えることで1歩1歩着実に成長していき、ピッチ上でチームに貢献できる選手になります。







駄文となりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。次はサンウルブズでアナリストとして活躍するOBの大石さんに弟子入りした新2年の鵜飼にバトンを渡します。

後悔のない選択とは

投稿日時:2020/02/24(月) 17:15

僕と同じ千葉出身で、三鷹寮から追い出されかけていた斎藤さんからバトンをもらいました、新二年の小笠原です。

僕は今正直焦っています。このリレー日記を書く2日前に、脛の疲労骨折が発覚し、また怪我をしたからです。僕は斎藤さんの紹介にもあった通り途中入部であり、しかも怪我持ちの状態で入部したので昨シーズンは結局試合に出られませんでした。経験者とは言えただでさえスキルもフィジカルも未熟な状態で、今シーズンから怪我も完治し皆に追いつこうとしていたところ、また怪我をし2ヶ月弱のリハビリが確定してしまいました。そんな中初めてのリレー日記を書く機会が周り、改めてラグビー部に途中入部した経緯を自分なりに考えてみました。

僕は大学に入学した際、大学生活を後悔のないようにしようと、当時の自分なりに熟考してラグビー部は諦めました。家が遠く朝練の日に練習に出るのがしんどすぎたことや、部活に勤しむ毎日よりも、長期留学等をしてみたいと考えたからです。それでも頭の片隅にラグビー部に入らなかった事実が常にありました。結局、部活というしんどい選択から逃げただけなのではと思うこともありました。そして結局、余計なことは考えずラグビー部に入ってしまえばいいのではと思い入部を決めました。これは入学時と違い、余計に悩まずに正直勢いで決めた選択です。今の自分は怪我ばかりで部に何の貢献もできていないですが、この選択は大学生活で一番の後悔のない選択だと思います。

また怪我をしてしまい、周囲からの信頼も駄々下がりなのも自覚しています。だから、今シーズンはもう後悔をしないように目の前のことに全力で取り組みたいです。今はまずリハビリ、筋トレに全力で取り組み、もう怪我のないよう復帰に備えたいです。また、深津さんが納会で、変えるべきところはまず変えて、無駄だったらまた戻せばいいと仰っていましたが、今シーズン何かに迷うことがあれば例えしんどくても色々なことにチャレンジしていきたい。そして、今シーズン終わりにはラグビー部に入部したことを後悔のない選択だったと言い切れるようなシーズンにしたいです。

このリレー日記を書きながら考えたことは、後悔のない最良の選択など、その選択をした瞬間だけで決まるのではないということです。その選択をした後に、どれほど自分の選択に自信を持ち努力をできるかも大事だと思います。新歓期、色々なことを考えすぎて自分を見失っていた自分に、後悔のない選択などその時期だけで決まるものではないから、第一に自分の気持ちに従うべきだと教えてあげたいです。

手始めに、僕の疲労骨折を招いたであろうめちゃくちゃなランニングフォームをupdateします。多くの同期や先輩から指摘されているので復帰までにまともな走り方を学びます。流石にこれは後悔のない選択になると思います。

駄文となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。次は、いつも優しい雰囲気が溢れている新四年の川端さんにバトンを渡します。

プロ野球のキャンプから考えたこと

 written by 齋藤 海杜 投稿日時:2020/02/22(土) 18:56


端正な顔立ちと、プレー中に時折見せるアチアチのハートが魅力の廣瀬からバトンをもらいました、新三年の齋藤です。彼は後輩なのですが、下手ないじりをするとシバかれかねないので普通に紹介させてもらいます。まあ冗談はさておき、前の廣瀬が書いた日記は、シーズンのスタートにふさわしいめっちゃいい文でびっくりしました。僕も頑張って書こうと思います。

 

さて、2020シーズンが始まって二週間程が経つが、この頃といえばちょうど、僕の大好きなプロ野球の春キャンプの時期である。僕は千葉ロッテマリーンズの10年来のファンで、この時期は毎年マリーンズのキャンプのニュースをみて、シーズンでブレイクしそうな選手や、新人選手の様子とかをチェックしている。今年はマリーンズに"令和の怪物"こと佐々木朗希投手が入団したことでマリーンズ関連のニュースが殊更多く、毎日それらを見ることをすごく楽しみにしている。やはり佐々木選手はとんでもない選手で、球界を代表する大投手になるのは間違いなさそうだ。そのほかにも、フレッシュな若手の活躍がたくさん報じられていて、今年のマリーンズにはとても期待が持てそうでワクワクしている。


プロ野球の各チームにとって、この時期はシーズンの行方を占う非常に大事な時期である。キャンプでは、主力選手たちは開幕戦に向けて調整をし、一軍半の選手や若手は出場機会を巡ってアピールをする。今年のマリーンズにはプロスペクト、いわゆる有望株が多く、ポジションごとの競争が激しい。練習試合で結果を残せなかった選手や、怪我で調整が遅れた選手は、容赦なく二軍行きになってしまう。一度二軍落ちすると、容易に再召集されることはない。プロの世界はシビアであり、ドラフトの狭き門をくぐった先にもさらなる険しい道があるのだと、プロ野球のキャンプを見ていて思う。厳しい競争を勝ち抜くために、選手たちは早朝や居残りの特訓をしたり、フォームの修正をしたり、新たな変化球の習得を目指したりと色々に試行錯誤を重ねている。YouTubeで見たキャンプでのブルペン投球では、各投手の必死さや熱気が溢れていて圧倒された。


競技やレベルは違えど、こうしたプロ選手の姿からは学ぶべきところがたくさんある。彼ら選手は生活をかけて野球と向き合っているから、非常にハングリーで競争意欲が高い。とはいえ僕たちも、大学生としてのかけがえのない時間を使ってラグビーをやっているのだ。どうせやるならより意欲的に、前のめりに取り組んで、対抗戦の舞台で活躍したい。その際には競争が生じてくる。僕のポジションには一個下にでっかいライバルがいるので、彼と競争しながら対抗戦の舞台を目指して頑張っていきたいと思っている。青山監督や深津さんもおっしゃっていたが、チーム内での競争が結果としてチームの力を高める。他のやつより上手くなるんだということを意識して練習することが、個人にとってもチームにとっても非常に大事だということを、マリーンズのキャンプを見て再度実感した。


ちなみに、マリーンズは毎年キャンプやオープン戦の時こそ強く、ファンも盛り上がるのだが、肝心のシーズンではここ最近ずっと成績が振るわない。ペナントレースで勝率1位をとったのはかれこれ30年以上前と、勝てない時代が続いている。今年こそは本気で優勝するつもりなのか、チームのフロントは本気で補強に乗り出し、優勝の機運は確実に高まっている。東大ラグビー部も、入れ替え戦出場という、長らく達成されていない目標を掲げ、今年こそはと練習に取り組んでいる次第である。マリーンズがまずペナントレースで躍進し、東大ラグビー部も秋からの対抗戦で目標を達成するのが僕の理想です。そのためにこれからの長い日々を頑張っていこうと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。次は同じく千葉出身の新2年、小笠原にバトンを渡します。かれも廣瀬同様途中からの入部で、新2年に少ない高身長プレーヤーとしての活躍が期待されます。

«前へ次へ»

2025年11月

<<前月翌月>>
2025/11/13(木) 16:34
逆ナンなん?
2025/11/12(水) 10:31
バイト
2025/11/07(金) 00:32
モチーフで見る部員の部屋

アーカイブ

ブログ最新記事