vs名古屋大

2006/12/07

非常に冷えた冬の青空のもと、昨年より人工芝となった名古屋大の山の上グラウンドにおいて名古屋大学との定期戦が行われた。

前半開始早々東大は自らのミスとペナルティーによって自陣に釘付けにされてしまう。なんとか耐えるもののモールを押し込まれてト先制トライを許してしまう。

その後もペナルティー、インサイドブレイクを繰り返し、課題としていた試合中での修正もできず、さらに2トライを許し前半を折り返す。

後半になり、途中出場の上田が2トライを奪ったりと、なんとか食い下がったものの、同じく3トライを許してしまい完敗となってしまった。

 

敗戦を振り返る三笠監督

名古屋大学の素晴らしい走りこみ・つなぎ・一体となったラグビーに対し、

東大は、反則しない、インサイドブレークされないという掟を守りきれなかった。
対抗戦後半の敗戦をいつまでも引きずったような試合をしてしまった。
とにかく気持ちの切り替えが大事である。
 
23日の京大戦に向け、今年のすべて、成長を実感できた時のこと、悔しさから立ち直って歯を食いしばってやった時のこと、
自分の弱さに直面し「なにくそ!」と思った時のこと、チーム全体で勝利を味わうことができたときのこと、
をしっかり最後の京大戦に出すために、しっかり準備していきたい。
 
途中出場ながら2トライ、続いてのB試合でも2トライを奪った上田
今回の試合ではペナルティを犯すことの重大さを痛感させられた。
特に前半は東大だけがたびたび反則をとられていた。敵陣でプレーできた時間はほとんどなく、さながらディフェンス練習のようだった。
日頃の練習からお互いにペナルティを指摘しあい、ひとつひとつ改善していく意識が自分に足りなかったということだと思う。
シーズンも残り少ないが、京大戦までの練習で少しでも成長して、今年の東大が理想とする攻撃を1回でも試合で体現できるようにしたい。