ラグビー部リレー日記 2013/11

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今年の終わりに思うこと

 written by 斎藤 将 投稿日時:2013/11/30(土) 22:44

こんばんは。おっさんこと藤原君からバトンを渡された3年の齋藤将です。
本日はさきほど僕たちが1年だったころの5年生(ジュニアコーチ)の方々が、
来年4年になる僕たちを激励する会を催してくださいました。
今となっては笑えるジュニア練習の裏話など、思い出話に花を咲かせとても楽しい会になりました。
北村さんはじめジュニアコーチの方々、本当にありがとうございました。
 
さて、自分が1年生で入部してから今までをを振り返ると、残念ながら自分にはプレーヤーとして才能がないのだろうと思います。
ラグビーというスポーツ自体よくわからずグラウンドを右往左往しているだけで終わった12年生のころ、
ようやく人のプレーに文句はつけられるようになったけれど自分のプレーは大して向上しない3年生を経て現在の僕がいます。
努力はしてきたつもりだし、一生懸命練習してきたつもりです。
でも、Aチームのメンバーにかすりもしないという今の自分の現状があります。
 
あるスポーツ選手が「やればできるは幻。世の中のほとんどの人は1番になれず敗者で終わる。」
と言っている記事を読んだことがあります。
東大でスポーツをしていればチームとしても個人としても努力ではどうにもならないものを必ず感じるはずです。
東大ラグビー部が来年大学日本一になることは不可能であり、
僕というプレーヤーがどんな練習をしようとスキルフルな一流大学のプレーヤーのようになることはもとより、今の川島主将のようなプレーができるようになることだって不可能です。
それどころかまともにAチームの試合に出られるプレーヤーになることすら怪しいでしょう。
しかし、東大で、特にラグビー未経験で入部した僕のような人間がラグビーをすることの意味は、試合に出ること試合に勝つこと(だけ)ではないと今は考えています。
自分が届くかわからないような目標に向かってきちんと努力すること、
挫折することで自分の限界を知り、自分はちゃんとやりきったと思えること、
そんなことにこの部でプレーする意味があるのではないかと僕は思います。
 
僕が東大ラグビー部ででプレーするのはあと1年1か月。3年生としてプレーするのは残り1か月です。
4年生がこの部を去るまでに自分ができることはまだまだあり、悔いの残らないようにあと1か月努力していこうと思います。
次は明るい性格でプロップの心を癒す同期の吉松冴さんにお願いします。

目標の達成

 written by 藤原 拓朗 投稿日時:2013/11/29(金) 22:25

こんばんは、いつも先頭に立ってチームを引っ張ってくださっている松木さんからバトンを受けました1年の藤原です。
対抗戦後のオフもあと一日となり、一年目のシーズンの最後の一ヶ月がはじまります。


僕はラグビーを中学一年生から始めて今年で7年目となります。去年の今頃は浪人中で、大学に入って運動会ラグビー部に入るとは夢にも思っていませんでした。しかし「何も熱中するものもなく大学生活を終えるのはもったいない、何かをしたい」と考えたとき、まっさきに思い浮かんだのはラグビーでした。始めた理由こそ父が中学校でラグビー部の顧問をしているという、自分の意思の不足した理由ではあったものの、今では僕の中でラグビーが大きな割合を占めているようです。そのラグビーを大学でできるのはたったの四年間、そしてその1/4が終わろうとしてると考えると、焦る気持ちが生まれてきます。


一年生は9月に学年目標と個人目標を設定しました。学年目標は「率先」、Bチームのリザーブである僕の個人目標は「Bチームのレギュラーになる」に決めたものの、目標の達成はできませんでした。先日の上智とのB戦では直前で怪我をしてしまい、折角いただいたチャンスを無駄にしてしまいました。しかし、この目標をただの目標で終わらせてしまうのか、もしくは達成して次につなげられるのかを決めるにはあと一ヶ月残っています。今までと同じように過ごしても達成できないと思います。一ヶ月では急激には体が強くなったり、プレーの精度が上がったりはしませんが、残り時間からできることを逆算して、後悔しないように全力で乗り切りたいです。   


次は普段は優しく、グランド内では体を張り続ける3年生の齋藤さんにお願いしたいと思います。

あと1月

 written by 松木 秀伸 投稿日時:2013/11/28(木) 22:21


いつも明るく頑張っている梶村君からバトンを受けました3年の松木です。
先日の武蔵戦では試合開始早々に右足を負傷してしまい前半でピッチを後にしました。
試合を外から見るのは大変緊張しましたが、勝てて本当に良かったです。

対抗戦が終わって今チームは短いオフにあります。
学科の課題とレポートに追われ特にオフらしい事は何もできていませんが、落ち着いて対抗戦を振り返る事ができました。
残りの1ヵ月、チームは京大戦に向けて再び動き出します。
来年度への引き継ぎの為、対抗戦での課題を克服する為、そしてチームの更なる進化の為この1ヵ月は重要な意味を持つでしょう。個人的に一番大きなモチベーションは試合に勝って、それも納得の行く会心の内容で勝って4年生を送り出す事です。4年生にはここには書き切れない程に色々お世話になり感謝しています。だからこそ有終の美を飾れる様に全力を尽くします。

さて現在部内では修士の先輩と3年生を中心に就職活動が話題となっております。
大学にスーツで来る事や面接の結果が話題になる事がしばしばありますが、自分達がもうすぐ社会に出るのだという事実が未だに信じられません。この先自分が何処に行きつくのか分かりませんが、何かしら世の為人の為になればと思います。
体育会の学生専門のセミナーもあり、そういった場では「企業はタフでチームに順応できる体育会の学生を欲している」という事を良く聞きます。一般的にも体育会の学生は就活で有利なイメージがある様です。
しかし就職活動を通して多くの他の学生と接していると、ただ単に「部活に属していた」という肩書だけでは何の役にも立たないのだという事を痛感します。
「タフでチームに順応」する事と「思考停止して周りに言われるがままにする事」は根本的に違います。
単なる就活の為以上に自分が選んだラグビーという道を納得して終わらせる為にも、自分の頭で考え悩み抜く事とトライ&エラーを厭わずに残り約1年間を頑張ります。


まとまりのない文章になりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は1年生の「おっさん」こと藤原君にお願いします。
何処の集団にもあだ名が「おっさん」の人はいるのだなとしみじみ思います。

部への貢献

 written by 梶村 直人 投稿日時:2013/11/24(日) 22:32

こんばんは、いつもお世話になっている俊足の岡本さんからバトンを受け取った1年の梶村です。
僕は入部したとき非常に体が細く「こいつがラグビーやって大丈夫か」と思われるほどでした。しかしおかげさまで体が大きくなってきて、先輩から「大きくなったなぁ」と言われるようになりました。先日マネージャーの冴さんから「足だけじゃ梶村ってわからなくなった」と言ってもらえ、成長が実感できとてもうれしかったです。でもまだまだ細いので、最近鍛えまくって90キロにまでなったけが人の尾崎に少しでも追いつくために筋トレを頑張ろうと思います。そしてとりあえず岡本さんから授かるジーパンをパンパンにしてやろうと思います。

技術面でもJrコーチの方々のおかげで成長が実感できるようになってきました。Jrコーチブログは更新されていませんがいつもお世話になっています。マンプッシュという練習が非常に苦手だったのですが、練習後などに持田さんと一緒に練習して克服し今では練習メニューにマンプッシュがあると「よっしゃぁ!」って感じです。あっという間に月日が経ちJrコーチとの別れが近づいてきました。Jrコーチがいなくなるまでにもっともっと成長し、恩返しをしたいと思います。


さて、本日は武蔵戦があり、おかげさまで勝利することができました。本当に先輩方はかっこよくただただ尊敬するばかりです。先日トレーニングルームに行ったとき主将の川島さんと主務の遼平さんがいたのですが、黙々と筋トレをしてきれいに掃除をする姿は本当にかっこよくこの部の一員であることを誇りに思いました。4年生はそれぞれ個性があり性格が違うように感じますが全員尊敬できる先輩方です。正直3年後に今の4年生のようになれる自信は全くありません。先輩方と一緒に練習する機会は少ないのですが、Jrを率いている平松さんもまた尊敬する先輩の一人です。平松さんは入部当初は僕と同じくらいの体格だったといっていますが、今は体がでかく「僕を励ますために嘘をついているんじゃないか」と思ってしまうほどです。平松さんのボールに対する執着心はだれよりも強く、見習うところばかりです。でも声だけは1年も3年も関係ないと思い平松さんに負けじと頑張っています。平松さんほどいい声はでませんが(笑)。


自分はこんな尊敬できる先輩方に囲まれて幸せものだなと感じます。先輩はあれやれこれやれとは言いません。いつも行動で示してくれます。正直自分は部に支えられっぱなしで全然部に貢献できていません。部への一番の貢献は、やはり試合で活躍しチームを勝利へ導くことだと思います。そのためにより一層練習に励み、来年は後輩から尊敬されるような先輩になれるよう頑張っていこうと思います。そしてとりあえず来週のオフでがっつり筋トレしようと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
次は体がでかくて強くて試合でいつも相手を吹っ飛ばしている松木さんにお願いしたいと思います。


1年   梶村直人

ジーパンがパンパン

 written by 岡本 捷太郎 投稿日時:2013/11/23(土) 21:04

こんにちは、最近真理子さんと色々な話をしている岡本です。
なぜ色々な話をするのかというと、カステラで栄養補給をしてからウエイトに向かうのが最近のルーティーンになっているからです。
カステラはマネージャさん達がいつも作業をしている部室2階に貯蔵されているので、よく話すようになったというわけです。
8月の鎖骨骨折以後、戦線を離れている私にとって、もはやウエイトは練習のメインディッシュとなっています。

こんな私に先日、いいことがありました。
今年の1月頃、同期の立山に「俺は穿けなくなったからあげるよ」と言われてジーパンを貰ったのですが、ウエイトの成果もあってか、ついに穿けなくなりました。そのジーパンは某セレクトショップのなかなかイイ代物だったので、私としては嬉しい悲鳴をあげたわけですが、ここで不思議なことに気がつきました。
僕にとってウエイトを頑張るモチベーションは「対抗戦に勝つ」という大いなる目標ではなく、目の前にある「ジーパンを穿けなくする」という、わりとどうでもいい目標だったということです。
私のような怪我人にとっては、目標とする対抗戦は明日の武蔵戦ではなくむしろ9ヶ月後の対抗戦だったりします。そんな先のことは正直なかなか実感がわかないものですし、努力の成果を確かめるためには9ヶ月待たねばならないことになります。
ならばいっそ、「大いなる勝利に向かって」などと大きく構えずに、目の前の小さな目標を少しずつクリアしていくのが成長への近道ではないか、と考えたりもしています。よく言われる話ですが。
そんな武蔵戦前日にはちょっと似つかわしくないけれど、怪我人目線でモノ申してみた次第です。
明日はタッチジャッジとして東大の勝利を見届けたいと思います。

ちなみに穿けなくなったジーパンは同じウィングの後輩である梶村くんにあげようかな、と思っています。
せっかくなので、次のリレー日記も梶村くんに書いてもらうことにしましょう。ではよろしく。

2年 岡本捷太郎
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部への貢献
2013/11/23(土) 21:04
ジーパンがパンパン
2013/11/22(金) 22:31
早いものであと2日です。
2013/11/21(木) 23:30
一対一にこだわる
2013/11/19(火) 14:01
怪我続き
2013/11/17(日) 18:05
当たりまえ
2013/11/12(火) 19:17
この時期だから
2013/11/09(土) 18:45
上智前夜
2013/11/08(金) 21:16
その時まで
2013/11/05(火) 23:42
初出場
2013/11/03(日) 10:30
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