ラグビー部リレー日記 2015/11

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BC戦を経て感じたこと

 written by 佐々木 一平 投稿日時:2015/11/28(土) 16:45

更新が遅れてしまい申し訳ありません。
トレーナーとして私たちプレーヤーの練習のサポートをしてくれている城戸さんからバトンを受け取りました、2年の佐々木です。
城戸さんがマネージャーから見たBC戦について書いてくれたので、私はCチームのプレーヤーとしてBC戦をして感じたことについて書きたいと思います。
 
私たちCチームはジュニアとしてシニアとは別に練習していますが、今回のBC戦はジュニアが今シーズン最大のターゲットにしていた試合でした。ですから、3週間、格上の相手であるBチームに勝つために、Bチームを分析し相手の強みと弱点を踏まえてこの試合に向けて練習して来ました。
その中でも私が強く意識していたことは、自分たちよりもフィジカルの強いBチームにテンポを出されないように、前に出るディフェンスとダブルタックルでBチームの攻撃をシャットアウトすることでした。
しかし、打倒Bチームへのやる気とともに、私は自分が穴になってやられるのではないかという不安も感じていました。CチームがBチームの強みと弱点を知り尽くしているのと同様に、BチームもCチームの弱点を知っています。それならば自分が6番にも関わらずスクラムサイドのディフェンスを苦手にしていることも知っているでしょうし、そこを狙ってくるでしょう。ですから、少なくとも抜かれないようにしようと自主練習も行いました。しかしそれでも不安は残りました。
 
そして試合本番、練習してきたことは、大方うまくいきました。タックルの部分では前に出ることができたし、相手のエイタンを止めることもできました。
しかし、それとともにいろいろな課題が見つかりました。
その中でも最も大きなものが一対一でのコンタクトの強さです。そして、私はそれが今回の敗因の一つになったと思っています。前半のBチームのトライの一つはゴリゴリの中で私が藤堂さんに一対一で負けて取られたものでした。
ですから今回の試合で出たこの課題を、練習をしてヒットスピード上げること、そしてウエイトトレーニングをして体を大きくすることで克服していきたいと思います。
 
まとまりのない文章を最後まで読んで頂きありがとうございました。次は同期の中で一番体が大きく、BC戦では敵として戦った宮原君にお願いします。

私が見たBC戦

 written by 城戸 彩花 投稿日時:2015/11/24(火) 22:39

同じトレーナーをしていて、タイプが違うがゆえにお互い日々面白く、一緒に仕事に励んでいる頼れる同期の長瀬さんからバトンを受け取りました、1年マネージャーの城戸です。私は、高校時代は硬式テニス部に所属していたのですが、やり切った感じもあり、大学で運動会に入ることなど1ミリも考えていませんでした。しかし、私が今この東大ラグビー部にいるのは、偶然の積み重ねだけでなく、部の雰囲気がいいと感じたこと、自分が直接スポーツをするわけではないけれど、選手をサポートするという形でスポーツと関わりたいと思ったことなど様々な理由があります。

 

私は、ラグビーについては知識・経験が乏しく(徐々につけていきます!)、語れるようなことはないので、直近のBC戦について感じたことを率直に書いてみようと思います。

 

土曜日に行われたBC戦で、私はたまたまCチームのアップ・リザーブアップ・メディカルの担当だったので、ほとんどずっとCの陣営にいました。BC戦に向けて、普段からCチームつまりジュニアは打倒Bを目指して練習していたので、当日のアップ前には「久しぶりに緊張する」というジュニアコーチの言葉や「こんなにフィットネスをしているのだからそこは自信を持とう」という声が聞こえてきて、選手の気合いを間近に感じ、私自身の士気も高まっていきました。試合が始まり、先制したのはCでした。Bチームをはじめとして驚きもあったのかもしれませんが、Cチームの思いの強さや盛り上がりが伝わってきて興奮しました。そのあとの、負けてはいられないという冷静なBチームの逆転はさすがでしたし、最後にCチームが得点したことからは諦めない気持ちが感じられました。

もっとも印象的だったのは試合後のCチームです。闘い切った体で、泣いている選手がたくさんいました。でもみんながいい顔をしていました。この光景からは込み上げてくるものがあり、今思い出してもなんだか胸が熱くなります。Cチームの選手それぞれが様々な思いを持ってこの試合に臨んだこと、みんなが勝ちたいという強い気持ちを持ち続けて全力でプレーしたこと。こんなことを感じられるチームスポーツ、そしてラグビーはすごい、と改めて知ることができ、久々に熱い気持ちになった試合でした。

 

長々と書いてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。次は、いつも優しく、プレー中は怪我を恐れず果敢に敵に向かっていく2年の佐々木さんにお願いしたいと思います。

 

ラグビーと私

投稿日時:2015/11/21(土) 06:00

同期の川北君からバトンを受け取りました、1年マネージャーの長瀬です。
今回は、私とラグビーについて思い返して少し書かせていただきます。

私は大阪桐蔭高校出身で、甲子園の出場校やプロ野球選手の出身校として聞き覚えがある方が多いのではないのかと思います。
実は、ラグビー部も強くてつい先日、年末年始に花園ラグビー場で行われる第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会へ4年連続の出場を決めました。高校生の時、甲子園の応援にはほとんどの生徒が行くのに比して、年末年始という時期も影響してか花園に応援に行く人はとても少なかったことを覚えています。スポーツ全般に疎く、野球やサッカーのルールさえおぼつかない私は雨の中お正月に花園まで行ってなんとなく試合を眺めていた気がします。
次の年末年始に帰省して時間があれば見に行きたいと思います。
そして日曜日にはラグビースクールの小さい子供たちがグラウンドで練習していて、教室の窓からよく見ていました。
更にさかのぼれば、私は「ラグビーのまち」東大阪市出身でトライくんというキャラクターがバスや商店街にたくさんいたことをおぼろげに記憶しています。高校生の時、花園ラグビー場に行った時は幼いころよく遊んでいた場所がかなり近くにあって懐かしくなりました。
こうしてふと思い返してみると、意外と身近なところにラグビーがある環境で過ごしてきたのだなと思わされます。
それでも特に深くかかわることがないまま18年間過ごしてきた私は、大学に入ってラグビー部にマネージャーとして入りました。
入部以来、何度となく理由・動機を聞かれてきましたが、正直なところ最も大きな理由は直感です。大学受験の志望校を決める時さえ直感に頼ったのですが、直感に従って東京大学に入学し東大ラグビー部に入部したこと、良かったと思います。

さて、今日はBCマッチがあります。
私は3回目の試合前のアップを担当することになり、今は緊張しています。ただ、緊張は移ってしまうのでグラウンドにつくまでにはリラックスして堂々とアップをしようと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は同期で同じトレーナーとして頑張っていて、すこしドジな所のあるおちゃめな城戸さんにお願いしたいと思います。

スタートダッシュ

 written by 川北 航平 投稿日時:2015/11/17(火) 21:31

同期の三浦からバトンを受け取りました、1年の川北です。紹介にあった通りケガからも無事復帰して、日々の練習に励んでいる次第です。
 さて、早いもので東大ラグビー部での最初の1年も、残すところあと1か月少しとなりました。自分はこの1年でどのくらい成長できたか、入部前に思い描いてた自分に近づけたか、というのを考えてみたんですが、かつての理想とはほど遠いように思います。

 まず、高校の頃と比べてやはり大学のラグビーはコンタクトレベルが段違いで、そのため何度かケガで離脱してしまった、というのがあります。昔はケガをしないことがとりえだと思ってたのに、ケガで離脱するたびに「自分は何をやってるんだろう」とか「ケガを防ぐという意識が足りなかった」と思って、自分がいない間にどんどん強くなっていく同期を見ているのがつらいこともありました。
 それに、セットプレーなど、全然大学のレベルでは通用しないな、と思い知らされました。一度はシニアに行ったものの、すぐジュニアに戻されて、がむしゃらに練習をしていても、本当に成長できているのか、と不安になることもありました。練習でうまくいっても、試合では格上相手に何もできなかった、ということもありました。
 
それでも、ラグビーを続けててよかった、と思うこともあります。練習や試合でいいプレーをして、コーチやチームメートに褒められたとき。昔の自分よりも、高いレベルでメニューができたとき。それに、昔はあまりやらなかったウェイトも、数値があがるのを見て、楽しくなりました。
 ラグビーをやっている時は、自分の存在が確かめられる、みんなから必要とされる、チームの役に立てる、ということに喜びを見いだせました。

 思えば東大でラグビーを続けようと思ったのも、高校時代に志半ばに引退して、その後悔があったからです。もう一度自分に挑戦して、前より強くなりたかったからです。
今シーズン残された時間はわずかです。今年が終わって、確実に成長したと、胸を張って言えるように、少しでも上を目指してがんばって行きたいと思います。東大ラグビー部での「スタートダッシュ」を決めるために。
 
 最後までお読みいただきありがとうございました。
 次は同期のマネージャーの長瀬にお願いしたいと思います。

怪我から学んだこと

 written by 三浦 太郎 投稿日時:2015/11/14(土) 23:32

同期の前川からバトンを受け取りました、一年の三浦です。更新が遅くなり、大変申し訳ありません。対抗戦シーズンもいよいよ終盤となってまいりましたが、今回は自分の過去の怪我について書きたいと思います。
 
私は高校からラグビーを始めたのですが、ラグビーを始めてちょうど一年ほど経った高校二年生の春に、私は左肩を脱臼してしまいました。脱臼は完治することがないため、復帰したのちも肩の怪我に悩まされ続け、思うようなプレーができることはありませんでした。先輩の引退試合でも脱臼が再発し、途中退場でそのシーズンを終えることとなりました。
 
シーズン後に両肩の手術を決意した私は、一人の医者と出会うこととなります。その先生の初診は非常に印象的で、今でもよく覚えています。初対面での最初の質問の「ポジションはどこ?」に始まり、ジャッカルがどうのこうの、タックルのバインドがどうのこうの、次から次へとそんな話ばかりするのでした。それを聞きながら私は思いました。このひと、、、詳しすぎる!!!
 
その後調べてみると、なんとその先生は早稲田大学ラグビー部のチームドクターだったのです。どうりでラグビーに詳しいわけです。先生は(先生曰く)世界でも数人しかできない肩の内視鏡手術ができる方であり、結局その先生に手術をしていただきました。
 
両肩だったこともあり、リハビリには8ヶ月を要しました。長く練習に参加できない期間が続くなかで、私はいつしか練習できることのありがたさや楽しさを身にしみて感じるようになりました。それまでは嫌いだったコンタクト練習も、それを当たり前のようにこなすチームメイトがとても羨ましく思えたのです。
 
そのような経験から私は現在、練習をなるべく休まず参加し続けるということを特に意識しています。怪我で失った8ヶ月は非常に長く苦しい時間でしたが、一方で練習できることのありがたさを学び、ラグビーに対する態度を変える良いきっかけになったとも思っています。今後、疲れたりやる気が出なかったりして、今日は練習したくないなと思うこともあるでしょうが、怪我から学んだことを思い出してグラウンドに立ち続けたいと思います。
 
拙い文章ではありましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
次は、最近怪我から復帰した同期の川北にお願いしたいと思います。
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