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ラグビー部リレー日記
勝利のために
投稿日時:2016/05/15(日) 23:31
ユーモアの溢れるキャラクターで新歓活動で大活躍した文からバトンをもらいました、3年マネージャーの藤永です。
「マネージャーは勝利に貢献できるか」
東大ラグビー部でマネージャーとして活動し、早くも2年間が経過したが、その中で何度もこの課題に直面した。極論を言えば、マネージャーがいなくてもラグビー部は存続するし、マネージャーはプレーで勝利に貢献することができない。そんな事実が、時々マネージャーの存在意義を不安にさせることがある。
「マネージャーはチームに貢献できるか」という問であれば、マネージャーになりたての時から、迷わずそうであると答えることができたであろうし、今でも変わらず自信を持って答えることが出来る。だが、それは自分たちがいるおかげで選手たちの負担が少なくなる、選手がしなければならない仕事が減る、といったことが主な理由であり、それではただのプレーヤーの下位互換なのではないかと感じることがあった。
別に普段のマネージャーの活動にも、部活生活にも何ら不満があるわけではなく、毎日忙しくも楽しい日々を送っていた。だが、それは自分のチームが勝利を目指している組織である以上、マネージャーも勝利に貢献できる存在でなければならない、と薄々感じる日々でもあった。マネージャーが勝利に貢献するためには、どうすればよいか。そもそもマネージャーは組織に必要なのであろうか。色々なことを考え、昨年はとにかく自分にできることはなんでもやろう。様々なことにエネルギーを注ごう、という結論に至った。
昨年はそれなりにその結論を実行することができたし、部活をしていて結構な充実感を得ることもできた。しかし、結果が出たとは言い難かった。対抗戦の結果はもちろんのこと、マネージャー組織が勝利のための組織になることはできなかった。
結果が出なかった以上、考えなしに昨年と同じことをするわけにはいかない。特に、3年生にしてマネージャー最高学年となった今年は、とにかくなんでもやる、というだけのエネルギーの注ぎ方では限界のある日が来るであろう。(時には、そういうがむしゃらさが必要な場面も出てくるが)
昨年と何を変えれば良いのかと考える中で、マネージャーもプレーヤーも含めた、東大ラグビー部が勝利のための組織になることが必要だと感じた。勝利以外にも大切なことがある、という意見もあるのは重々承知している。東大生として学業と両立させること、仲間と他に変えられない絆を作ること…しかし、これらのことは今の東大ラグビー部で十分実現可能であるし、最高点ではないにしても高いレベルで既に実現できていると私は感じる。東大ラグビー部は現時点でも十分良いチームであると思う。その上で、足りないのは結果である。
結果を出せない言い分はたくさんある。その言い分は、自分が組織の一員であるからこそ一番理解できる。だが、言い分が許される環境からも脱却しなければならない。チームの環境を変えることが、勝利のための組織になるための第一歩であると私は思う。
今回は具体的にこうしたい、という提示は避けるが、チームを導く立場となりつつある今、昨年のようにただ行き当たりばったりで行動するのではなく、勝利に繋がる行動をとれるように日々の部活動で意識していきたい。
次は、ラグビーに対していつもひたむきであり、そのひたむきさがFLとしてのプレースタイルにあらわれている、同期の樋口にバトンを渡します。
「マネージャーは勝利に貢献できるか」
東大ラグビー部でマネージャーとして活動し、早くも2年間が経過したが、その中で何度もこの課題に直面した。極論を言えば、マネージャーがいなくてもラグビー部は存続するし、マネージャーはプレーで勝利に貢献することができない。そんな事実が、時々マネージャーの存在意義を不安にさせることがある。
「マネージャーはチームに貢献できるか」という問であれば、マネージャーになりたての時から、迷わずそうであると答えることができたであろうし、今でも変わらず自信を持って答えることが出来る。だが、それは自分たちがいるおかげで選手たちの負担が少なくなる、選手がしなければならない仕事が減る、といったことが主な理由であり、それではただのプレーヤーの下位互換なのではないかと感じることがあった。
別に普段のマネージャーの活動にも、部活生活にも何ら不満があるわけではなく、毎日忙しくも楽しい日々を送っていた。だが、それは自分のチームが勝利を目指している組織である以上、マネージャーも勝利に貢献できる存在でなければならない、と薄々感じる日々でもあった。マネージャーが勝利に貢献するためには、どうすればよいか。そもそもマネージャーは組織に必要なのであろうか。色々なことを考え、昨年はとにかく自分にできることはなんでもやろう。様々なことにエネルギーを注ごう、という結論に至った。
昨年はそれなりにその結論を実行することができたし、部活をしていて結構な充実感を得ることもできた。しかし、結果が出たとは言い難かった。対抗戦の結果はもちろんのこと、マネージャー組織が勝利のための組織になることはできなかった。
結果が出なかった以上、考えなしに昨年と同じことをするわけにはいかない。特に、3年生にしてマネージャー最高学年となった今年は、とにかくなんでもやる、というだけのエネルギーの注ぎ方では限界のある日が来るであろう。(時には、そういうがむしゃらさが必要な場面も出てくるが)
昨年と何を変えれば良いのかと考える中で、マネージャーもプレーヤーも含めた、東大ラグビー部が勝利のための組織になることが必要だと感じた。勝利以外にも大切なことがある、という意見もあるのは重々承知している。東大生として学業と両立させること、仲間と他に変えられない絆を作ること…しかし、これらのことは今の東大ラグビー部で十分実現可能であるし、最高点ではないにしても高いレベルで既に実現できていると私は感じる。東大ラグビー部は現時点でも十分良いチームであると思う。その上で、足りないのは結果である。
結果を出せない言い分はたくさんある。その言い分は、自分が組織の一員であるからこそ一番理解できる。だが、言い分が許される環境からも脱却しなければならない。チームの環境を変えることが、勝利のための組織になるための第一歩であると私は思う。
今回は具体的にこうしたい、という提示は避けるが、チームを導く立場となりつつある今、昨年のようにただ行き当たりばったりで行動するのではなく、勝利に繋がる行動をとれるように日々の部活動で意識していきたい。
次は、ラグビーに対していつもひたむきであり、そのひたむきさがFLとしてのプレースタイルにあらわれている、同期の樋口にバトンを渡します。
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