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ラグビー部リレー日記
相方よ、エモくいよう。
投稿日時:2021/05/13(木) 18:09
実は桐光学園中学男子硬式テニス部でも先輩だった4年の今塩屋さんからバトンを受け取りました、2年の手島です。
同期が写真を見て別人別人とイジる、手島の60キロ台の時を知っている数少ない部員の1人です。
60キロから90キロでも別人と言われるのに、150キロになったらどうなるのでしょうか…
最近の手島をイジりたいムーブは第二波で、第一波は去年の12月頃に来ましたが、僕は真面目なのでそれ以来正しいイジられ方について考えています。全く分からないままですが。
新シーズンになり更新されたHPのプロフィールがドルヲタ全開になっているので、今回はアイドルの話をしようと思います。
グループのアイドルには2人組の文化がある。
僕が好きな48グループの中で、知っている方が比較的多そうな例を挙げると、あつみな(前田敦子・高橋みなみ)・まゆゆきりん(渡辺麻友・柏木由紀)・W松井(松井珠理奈・松井玲奈)・さやみるきー(山本彩・渡辺美優紀)といったところだろうか。僕が推しているHKT48にも、さくにゃー・なつまど・めるみお・なこみく・えれみる…と数多くの2人組が存在する。公の場で語れるほど詳しくはないので具体例を挙げることはしないが、坂道グループにもジャニーズグループにも2人組は見られる。
この「2人組」には運営がセット売りしている場合や、同期の仲良しコンビ、フォーメーションでシンメを飾る組み合わせ、名前や出身地など共通の何かを持つ者同士、先輩後輩の師弟コンビなど様々なパターンがある。いずれの場合も、ヲタクはその2人でいることに意味を見出し、2人の絡みや関係性にヲタク心をくすぐられる。便利な言葉を使わせてもらえば、その2人に「エモさ」を感じるのである。そして、「好きな人が好きなものを好きになる」という現象に似ているのだろうが、推しメンが組んでいる2人組の相方のことも好きになるということも多い。
僕の推しメン秋吉優花について取り上げると、岩花詩乃と組んだ2期生の年少コンビ「しのゆか」は2人揃って少女から女性への素晴らしい成長を見せてくれてエモいし、愛称が「なつみかん」の田中菜津美と結成した「みかん姉妹」(秋吉はみかんが大好きである)のトークは48グループ1の面白さである(手島調べ)。
ここまで長々とアイドルの話を書いてきたが、要するに「2人組」はエモいということを伝えたい。
そして、この「2人組」は、東大ラグビー部の中にもあるように思う。
高校時代から同期の杉井さんと三方さんは仲良しコンビ型の、るーしーさん(4年の齋藤さん)と、るーしーさんにラインアウトのスローを教えてもらっている池田は師弟コンビ型の2人組と言えるだろう。
自分は誰と2人組を組んでいるのだろう。そう考えた時、真っ先に思い浮かんだのが関戸悠真である。
僕が入部した時、同期で未経験だったのは関戸と僕の2人だけだった(後に2人増え、4人になるが)。同期の経験者は上級生に混ざって練習していたため、ジュニア練習は僕たち2人とジュニアコーチだけで行っていた。2人だけでのジュニア練習は約1ヶ月続き、その間お互いに相手を見てどうすればうまくいくのかを模索し、時に指摘しあい、悩みを打ち明けあった。まだまだ早すぎるのではないか、と思うタイミングで先輩たちの練習に混ぜてもらうようになってからも、ずっと2人一緒だった。入部して半年以上経った今でも手島と関戸を間違えて呼んでしまう人がいるほど、2人はずっと一緒である。
一緒にいてくれる仲間がいることはとても心強かったが、その存在が辛いこともあった。
2人というものは必ずと言っていいほど比べられるものである。僕たちも例外ではなく、比べられた。上達が速い関戸はとにかく褒められていた。手島も褒めていただいていたが、「手島も上達速いよ」だった。いつも先に褒められるのは関戸で、その次。いつものように「も」に悔しさを覚えていた。高校時代熱心に部活に取り組んでいた関戸には、パワーもスピードもスタミナも勝てない。成長スピードの速さとそのポテンシャルの高さが心の底から羨ましくて、辛かった。もっと普通の出来の子と一緒だったら良かったのにな、と思うこともあった。
辛いと感じることもあったが、やはり一緒にいたのが関戸で良かった。負けず嫌いな自分にとっては、関戸に負けていられないという気持ちがモチベーションになり、確実に自分の成長に繋がっていた。当時はそんなことを考える余裕がなかったけれど、今はとても感謝している。ありがとう。
関戸がどう思っているかは知らないが、今も手島のライバルは関戸だと思っている。お互いに刺激を与えて、高めあっていきたい。そして、今シーズン中に2人一緒にスイカジャージを着たい。その目標が叶ったとき、きっと2人のスタートを思い返して「エモい」と感じるだろう。もちろん、今シーズンに限らず、来年以降も高めあっていく「エモい」2人組であり続けたい。
今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は部内マッチで同じチームになったり、一緒に草むしりをしたりと、最近接点が多かった3年の松元さんにバトンを渡します。
草むしりをして綺麗になった通路を見て、3年生がみんな手島にだけお礼を言うので、少し申し訳なくなりました。笑
同期が写真を見て別人別人とイジる、手島の60キロ台の時を知っている数少ない部員の1人です。
60キロから90キロでも別人と言われるのに、150キロになったらどうなるのでしょうか…
最近の手島をイジりたいムーブは第二波で、第一波は去年の12月頃に来ましたが、僕は真面目なのでそれ以来正しいイジられ方について考えています。全く分からないままですが。
新シーズンになり更新されたHPのプロフィールがドルヲタ全開になっているので、今回はアイドルの話をしようと思います。
グループのアイドルには2人組の文化がある。
僕が好きな48グループの中で、知っている方が比較的多そうな例を挙げると、あつみな(前田敦子・高橋みなみ)・まゆゆきりん(渡辺麻友・柏木由紀)・W松井(松井珠理奈・松井玲奈)・さやみるきー(山本彩・渡辺美優紀)といったところだろうか。僕が推しているHKT48にも、さくにゃー・なつまど・めるみお・なこみく・えれみる…と数多くの2人組が存在する。公の場で語れるほど詳しくはないので具体例を挙げることはしないが、坂道グループにもジャニーズグループにも2人組は見られる。
この「2人組」には運営がセット売りしている場合や、同期の仲良しコンビ、フォーメーションでシンメを飾る組み合わせ、名前や出身地など共通の何かを持つ者同士、先輩後輩の師弟コンビなど様々なパターンがある。いずれの場合も、ヲタクはその2人でいることに意味を見出し、2人の絡みや関係性にヲタク心をくすぐられる。便利な言葉を使わせてもらえば、その2人に「エモさ」を感じるのである。そして、「好きな人が好きなものを好きになる」という現象に似ているのだろうが、推しメンが組んでいる2人組の相方のことも好きになるということも多い。
僕の推しメン秋吉優花について取り上げると、岩花詩乃と組んだ2期生の年少コンビ「しのゆか」は2人揃って少女から女性への素晴らしい成長を見せてくれてエモいし、愛称が「なつみかん」の田中菜津美と結成した「みかん姉妹」(秋吉はみかんが大好きである)のトークは48グループ1の面白さである(手島調べ)。
ここまで長々とアイドルの話を書いてきたが、要するに「2人組」はエモいということを伝えたい。
そして、この「2人組」は、東大ラグビー部の中にもあるように思う。
高校時代から同期の杉井さんと三方さんは仲良しコンビ型の、るーしーさん(4年の齋藤さん)と、るーしーさんにラインアウトのスローを教えてもらっている池田は師弟コンビ型の2人組と言えるだろう。
自分は誰と2人組を組んでいるのだろう。そう考えた時、真っ先に思い浮かんだのが関戸悠真である。
僕が入部した時、同期で未経験だったのは関戸と僕の2人だけだった(後に2人増え、4人になるが)。同期の経験者は上級生に混ざって練習していたため、ジュニア練習は僕たち2人とジュニアコーチだけで行っていた。2人だけでのジュニア練習は約1ヶ月続き、その間お互いに相手を見てどうすればうまくいくのかを模索し、時に指摘しあい、悩みを打ち明けあった。まだまだ早すぎるのではないか、と思うタイミングで先輩たちの練習に混ぜてもらうようになってからも、ずっと2人一緒だった。入部して半年以上経った今でも手島と関戸を間違えて呼んでしまう人がいるほど、2人はずっと一緒である。
一緒にいてくれる仲間がいることはとても心強かったが、その存在が辛いこともあった。
2人というものは必ずと言っていいほど比べられるものである。僕たちも例外ではなく、比べられた。上達が速い関戸はとにかく褒められていた。手島も褒めていただいていたが、「手島も上達速いよ」だった。いつも先に褒められるのは関戸で、その次。いつものように「も」に悔しさを覚えていた。高校時代熱心に部活に取り組んでいた関戸には、パワーもスピードもスタミナも勝てない。成長スピードの速さとそのポテンシャルの高さが心の底から羨ましくて、辛かった。もっと普通の出来の子と一緒だったら良かったのにな、と思うこともあった。
辛いと感じることもあったが、やはり一緒にいたのが関戸で良かった。負けず嫌いな自分にとっては、関戸に負けていられないという気持ちがモチベーションになり、確実に自分の成長に繋がっていた。当時はそんなことを考える余裕がなかったけれど、今はとても感謝している。ありがとう。
関戸がどう思っているかは知らないが、今も手島のライバルは関戸だと思っている。お互いに刺激を与えて、高めあっていきたい。そして、今シーズン中に2人一緒にスイカジャージを着たい。その目標が叶ったとき、きっと2人のスタートを思い返して「エモい」と感じるだろう。もちろん、今シーズンに限らず、来年以降も高めあっていく「エモい」2人組であり続けたい。
今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は部内マッチで同じチームになったり、一緒に草むしりをしたりと、最近接点が多かった3年の松元さんにバトンを渡します。
草むしりをして綺麗になった通路を見て、3年生がみんな手島にだけお礼を言うので、少し申し訳なくなりました。笑
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