ラグビー部リレー日記

理想の4年生

投稿日時:2021/12/09(木) 01:47

 魚住からバトンを受け取りました4年の永山です。彼は数々のエピソードやキャラであまりよくないイメージがついていますが、一緒にいると本当に楽しい最高にワックな同期の仲間です。
長かったラグビー生活も一ヶ月を切り、残り京大と名古屋大の2試合となりました。最後のリレー日記になったので、最近この4年間を振り返って思ったことを書いていこうと思います。
今の自分は憧れてきた4年生の姿になれているだろうか。
 入部した時は、4年生の先輩方は、本当に威厳があって、何もかもが完璧に見えました。その一方で、当時の私は、体が大きいのにコンタクトを怖がって、トレーニングもサボってばかりで、先輩のいうことも聞かなくて、魚住の何倍もくそやろうでした。その時、どういうことをしたら4年生の先輩方のようなかっこいい人になれるかまったく想像できませんでした。
 2年生になってからは、後輩ができるようになり、少しでも馬鹿にされないように練習やトレーニングを励むようになりましたが、それでもついつい妥協したり、嫌なことから逃げていたりしていました。怪我人が増える中、2年生の春という早い段階で、スイカジャージをもらって試合に出ることになりましたが、結果としては何もできずただただ足を引っ張っていました。その時に、いつまでも成長しない自分に苛立ち、もっと強くなってチームに貢献しないといけないという責任感も少しずつ芽生えてきました。秋になると、徐々にラグビーも上達し、少しずつ自分のプレーに自信を持てるようになったと同時に、周りの人との実力や努力の差を実感して、もっと頑張らないといけないなと感じました。
 3年生のシーズン前半はコロナで、試合だけでなく、練習もできず持て余していました。その分、全体で練習できるようになってからは、たくさん声を出して、いきいきとプレーできました。この頃、タックルを怖がってばかりの自分も徐々にメンバー争いにも参加できるようになり、やっと自分も一人前のラグビー選手になったかなと自惚れていました。しかし、その後の対抗戦の明学戦でスタメンに選ばれましたが、緊張して何もできず、またしても自分の無力さを実感することになりました。また、その時に一個上の先輩の虎さんが4年生になって、いつものふざけているような感じとは違って、全力でチームを勝たせようとする姿を見て、私もこんなふうに変わりたいという気持ちを思い出しました。
 そして、4年生になって、どんどん活躍していこうと意気込んでいましたが、怪我を繰り返して、なかなか練習や試合に出られずにいました。チームに貢献できないでいることに焦りを感じ、復帰してからも4年生としていいプレーをしないといけないと自分にプレッシャーをかけすぎていました。そんな中でも、4年生の自覚からか、私はラグビーも人間としても一皮剥けて成長できたと思います。
 初めの話に戻ります。今年の対抗戦の結果は奇しくも3年前と同じ4勝3敗という成績になりましたが、本当に私はその当時の先輩方のようにかっこいい先輩になれたのでしょうか。私の1年生の時をよく知っている先輩たちや同期からはよく永山は変わった成長したと言っていただけますが、私としてはまだまだ理想の4年生には遠く及ばないと思っています。その点は、まだ2試合残っているので、できればかっこいいところを後輩たちに見せていきます。
 長いラグビー生活は、悔いがないとはいかないですが、本当に充実して、楽しい日々でした。最後に、ラグビー部のチームメイトや関係者の方々本当にありがとうございました。私がこうして4年間充実した毎日を過ごせたのは間違いなくみなさんのおかげです。
 次は、本当に面白い生粋の関西人の北野にバトンを渡します。少々ハードルを上げるようですが、彼の最後のリレー日記には大いに期待しています。

 

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