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ラグビー部リレー日記
冬休み
投稿日時:2022/03/26(土) 10:06
めちゃくちゃ仕事のできる4年スタッフの榎園さんからバトンを受け取りました、新2年の小野です。部内有数の文才を誇り、美しい文章をお書きになるエノキさんの後で恐縮ですが、僕は中学生の作文レベルの文章しか書けないのでご了承ください。新歓期に、自分がラグビー部に入部するか迷っていた時、エノキさんは親身に相談に乗ってくれたことを思い出します。おかげで今の僕があります。ありがとうございます。いつになるかわからないですが、スモブラ飯行きましょう!
前回の僕のリレー日記は内容が薄すぎたので、今回はもう少し内容を考えて、遅ればせながら今シーズンの意気込みを書こうと思います。怪我人あるあるの暗くてイタイ文章になってしまったらごめんなさい。
右肩の怪我から復帰したばかりの去年の冬に、今度は左肩を怪我した。MRIを撮ると、骨が削れているということでまた手術することが決まった。自分としては、驚いたというより、やっぱりか、という感じだった。自らのプレーを振り返ると小学校から高校まで、考えてプレーするよりも本能でプレーしているようなことが多く、コンタクトプレーもいい意味でも悪い意味でも躊躇なく行ってしまう感じだった。後先考えず逆ヘッドでタックルに入ることもあったし、トンガ人に突っ込んで痛い思いしたこともあった。これまでのそういった衝動的なプレーの蓄積として、ガタが来ているのが右肩だけなはずないだろうと内心薄々気がついていた。
だだ下がるモチベーションをあげるために、12月の京大戦をひとつの目標にした。手術は即座に行うこともできたが、日程は京大戦の後にずらしてもらった。昨年の京大戦は東大の100周年記念ということで、特例的に秩父宮ラグビー場でプレーできることが決まっていた。秩父宮という素晴らしい舞台でいいプレーができれば、その後に待っている辛いリハビリ生活が乗り切れるような気がして、練習に励んだ。
京大戦当日、いざグラウンドに足を踏み入れると、いつも自分がテレビで見ている秩父宮の土の上に自分が立っていることを実感して身震いがした。それと同時に、トップリーグの選手や強豪大学の選手たちが見せるような華麗なプレーがこのグラウンドで自分にもきっとできると信じてもいた。
結果は散々だった。京大C相手に一得点もできず、個人としても全く納得のいくプレーができなかった。何本もトライを取られ、とぼとぼインゴールとハーフェーを往復している自分が情けなかった。試合中何度も自分が勝負できるサインを出してくれた仲間や、病院の先生、トレーナーさん、DLの同期と先輩、そして治療費や食費などで様々な迷惑をかけたのに自分のプレーを楽しみに観に来てくれた親に申し訳ないと思った。
そこからまたDLに戻り、手術、入院、退院までは一瞬だった。気がつくと自分はまた半年前と同じ、片腕を吊った無力な怪我人になっていた。体重も7キロほど落ちていた。自宅療養期間はあえてラグビーからは一歩おいた生活をしていた。youtubeで好きな選手の動画を見るのも、大学ラグビーを見るのもやめた。ラグビーのことを考えたとき、自分の京大戦での不甲斐ないプレーがまざまざと想起されるようになってしまっていた。自分の現状と、目標の選手や大学選手権で一年生ながら活躍する旧友たちとの埋めがたい差を直視するのが嫌だった。
そんな憂鬱な思いを心の隅に抱えたまま生活していた頃、膝も怪我していることがわかり、怪我ばかりの自分に本当に嫌気がさした。膝も手術するとしたら、自分のモチベーションがどこまで持つか自信がなかったから、大好きな東大ラグビー部に残れるかどうか本当に不安になった。幸い、トレーナーさんやお医者さんと話して手術はしないことになったが、代償として膝の痛みと向き合いながらプレーを継続しなくてはならなくなった。
ケガの方針が決まり、自分勝手に休養をいただいていた部活に久々に戻ると、いろんな人が声をかけてくれた。「手術お疲れ様」とか「早く復帰しろよ」とか、言ってくれた本人は覚えてないかもしれないが、自分としては嬉しかったし、みんなと一緒にプレーするために頑張ろうという気になれた。コーチには、自分の中で封印していた京大戦のプレーをなぜか褒めてもらえて、そのおかげもあって今となっては試合のビデオを見ることができるようになった。新歓期から東大ラグビー部にはいい人しかいないなあと思っていたが、その人たちに救われたような気がした。
ケガの方針が固まり、復帰目処もついた今やるべきことは、また京大戦のような思いをしないために、すべきことは全てやり、完璧な状態で復帰することである。その決心がついたのは最近だが、少しでも理想の選手に近づくために全力で頑張りたい。
自分の中に溜まっていたものを吐き出したようなまとまりのない文章になってしまいましたが、一種の決意表明だと思ってください。
次は同期のマネージャーもりぞーこと森田さんです。もりぞーはすぐ髪の色がかわる(しかも派手な色)ことで有名ですが、この前久々に部活に来たら今度はピンクになっていてびっくりしました。確かもりぞーとはまだご飯に行ったことがないと思うので、今度いきましょう。
前回の僕のリレー日記は内容が薄すぎたので、今回はもう少し内容を考えて、遅ればせながら今シーズンの意気込みを書こうと思います。怪我人あるあるの暗くてイタイ文章になってしまったらごめんなさい。
右肩の怪我から復帰したばかりの去年の冬に、今度は左肩を怪我した。MRIを撮ると、骨が削れているということでまた手術することが決まった。自分としては、驚いたというより、やっぱりか、という感じだった。自らのプレーを振り返ると小学校から高校まで、考えてプレーするよりも本能でプレーしているようなことが多く、コンタクトプレーもいい意味でも悪い意味でも躊躇なく行ってしまう感じだった。後先考えず逆ヘッドでタックルに入ることもあったし、トンガ人に突っ込んで痛い思いしたこともあった。これまでのそういった衝動的なプレーの蓄積として、ガタが来ているのが右肩だけなはずないだろうと内心薄々気がついていた。
だだ下がるモチベーションをあげるために、12月の京大戦をひとつの目標にした。手術は即座に行うこともできたが、日程は京大戦の後にずらしてもらった。昨年の京大戦は東大の100周年記念ということで、特例的に秩父宮ラグビー場でプレーできることが決まっていた。秩父宮という素晴らしい舞台でいいプレーができれば、その後に待っている辛いリハビリ生活が乗り切れるような気がして、練習に励んだ。
京大戦当日、いざグラウンドに足を踏み入れると、いつも自分がテレビで見ている秩父宮の土の上に自分が立っていることを実感して身震いがした。それと同時に、トップリーグの選手や強豪大学の選手たちが見せるような華麗なプレーがこのグラウンドで自分にもきっとできると信じてもいた。
結果は散々だった。京大C相手に一得点もできず、個人としても全く納得のいくプレーができなかった。何本もトライを取られ、とぼとぼインゴールとハーフェーを往復している自分が情けなかった。試合中何度も自分が勝負できるサインを出してくれた仲間や、病院の先生、トレーナーさん、DLの同期と先輩、そして治療費や食費などで様々な迷惑をかけたのに自分のプレーを楽しみに観に来てくれた親に申し訳ないと思った。
そこからまたDLに戻り、手術、入院、退院までは一瞬だった。気がつくと自分はまた半年前と同じ、片腕を吊った無力な怪我人になっていた。体重も7キロほど落ちていた。自宅療養期間はあえてラグビーからは一歩おいた生活をしていた。youtubeで好きな選手の動画を見るのも、大学ラグビーを見るのもやめた。ラグビーのことを考えたとき、自分の京大戦での不甲斐ないプレーがまざまざと想起されるようになってしまっていた。自分の現状と、目標の選手や大学選手権で一年生ながら活躍する旧友たちとの埋めがたい差を直視するのが嫌だった。
そんな憂鬱な思いを心の隅に抱えたまま生活していた頃、膝も怪我していることがわかり、怪我ばかりの自分に本当に嫌気がさした。膝も手術するとしたら、自分のモチベーションがどこまで持つか自信がなかったから、大好きな東大ラグビー部に残れるかどうか本当に不安になった。幸い、トレーナーさんやお医者さんと話して手術はしないことになったが、代償として膝の痛みと向き合いながらプレーを継続しなくてはならなくなった。
ケガの方針が決まり、自分勝手に休養をいただいていた部活に久々に戻ると、いろんな人が声をかけてくれた。「手術お疲れ様」とか「早く復帰しろよ」とか、言ってくれた本人は覚えてないかもしれないが、自分としては嬉しかったし、みんなと一緒にプレーするために頑張ろうという気になれた。コーチには、自分の中で封印していた京大戦のプレーをなぜか褒めてもらえて、そのおかげもあって今となっては試合のビデオを見ることができるようになった。新歓期から東大ラグビー部にはいい人しかいないなあと思っていたが、その人たちに救われたような気がした。
ケガの方針が固まり、復帰目処もついた今やるべきことは、また京大戦のような思いをしないために、すべきことは全てやり、完璧な状態で復帰することである。その決心がついたのは最近だが、少しでも理想の選手に近づくために全力で頑張りたい。
自分の中に溜まっていたものを吐き出したようなまとまりのない文章になってしまいましたが、一種の決意表明だと思ってください。
次は同期のマネージャーもりぞーこと森田さんです。もりぞーはすぐ髪の色がかわる(しかも派手な色)ことで有名ですが、この前久々に部活に来たら今度はピンクになっていてびっくりしました。確かもりぞーとはまだご飯に行ったことがないと思うので、今度いきましょう。
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