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エリート意識を脱ぎ捨てた先にあった本当のラグビー[ラグビー部リレー日記]

 written by 小野 光毅投稿日時:2024/12/09(月) 12:28

奥山からバトンをもらいました、4年の小野です。愛情を込めておっくんと呼ばせてもらいます。おっくんは今年通じてグラウンドに立ち続け、多くの試合でゲームキャプテンとしてチームを支えてくれました。おっくんがいたから今年のチームがあると言っても過言ではないです。個人的にもキツイ時おっくんのクサいくらいのアツさに何度も支えられました。ありがとう。防衛戦のトライ後に湊を一緒に潰れるくらい抱きしめたのは忘れられません。
これからも日本を背負って立つおっくんを陰ながら応援しています。

初めに、本リレー日記ではラストということで本音で4年間について語ろうと思いますが、この日記を読んで不愉快な思いをされる方がいるかもしれません。それについては本当にごめんなさい。未熟だった自分を許してください。
代わりに、成長した姿を残り2戦で見せられるように頑張ります。

もうすぐ10年以上にわたるラグビー人生が終わろうとしている。特に東大ラグビー部で過ごした4年間は非常に濃密で、選手としても、そして人間としても大きく成長できたと自信を持って言える。ちっぽけなプライドを胸に秘めて入部した自分が、自分の中のエリートとしてのくだらない意識と、不器用で泥臭い東大ラグビー部のメンバーであるという事実の狭間で悩み続けた4年間だった。同時にそれは、自分自身が組織の中でどう在るべきか、自分がこれまで積み上げてきたアイデンティティを破り捨て、新たな自分に生まれ変わるきっかけでもあった。

ラグマガカップ優勝キャプテン、U16、U18とラグビー街道を歩んできた自分が、泥臭い練習に満ちた環境で何度も壁にぶち当たるとは入部当初思いもしなかった。

幼少期からラグビーを続けてきた自分は、ラグビーエリートとして大学ラグビー部でも当然のようにすぐ活躍できると確信していた。それが強豪校でラグビーを続ける旧友たちに並ぶという自己価値の儚い証明になるのだと思い込んでもいた。
だが、現実はそううまくはいかなかった。入部してすぐに右肩の怪我、手術、リハビリ半年。復帰してすぐ逆肩怪我、手術、リハビリ半年。練習中のアクシデントで右膝半月板損傷。この時の心境はリレー日記に記してあった。プレーできないからこそラグビーへの期待が自分を部に留めていたのだと記憶している。しかし2年生の秋ごろになってようやく待ち望んだラグビーができると希望に胸を膨らませ復帰した自分を待っていたのは、思うようなプレーができない自分、泥臭く地味なプレーにこだわるチームスタイルに全く馴染めない現状だった。過去の経験から、「なぜ自分がこんな環境で…」という思いに苛まれることが多かった。パスもキャッチもまだ満足にできない選手たちの中に入れられ、基礎練習を強いられる日々に嫌気がさした。試合では仲間との連携不足で、自分のやりたいプレーが全くできず一勝もできなかった。仲間のミスのリカバリーをしているのは自分なのに、「小野何やってるんだ」と言われた。自分の中の「活躍する自分、誇りあるラガーマン」像が崩れ始めた。FW中心のチームの戦術にも納得がいかなかった。自分の中に湧き上がる否定的な感情を誰かに打ち明けることもできず、孤独感を覚えずにはいられなかった。だから積極的に練習に参加することはせず、それがチームのあり方との壁になっていた。「自分のラグビー」と「チームのラグビー」の間で揺れる日々の始まりだった。

3年生になっても状況は変わらず、チームが追求する哲学とは距離を置き、練習にも身が入らなかった。もう3年だし、そこそこやっておけば試合に出してくれるだろうという甘い考えのもと、最低限怒られないレベルでやっていた。そんな姿勢を当時のコーチは見逃さず、徹底して自分を試合メンバーに入れなかった。真面目に練習もせず大したプレーもできない、そんな選手を使ってくれるわけはない。自分と違い同期のほとんどは試合に出ている、そんな現状に直面しても、チームのスタイルに迎合することへの強い抵抗感から自分の姿勢を改めることはできなかった。
それに追い打ちをかけるように、足首や膝の状態が悪化していった。無茶な増量を行った結果、足の痛みが増大し、自分の強みであるステップやランができなくなってしまった。減量は認められず、試合に出ても全く良いプレーができない。自身の想像もできないパフォーマンスの低下にショックを受けた。
活躍していた過去の自分と、チームとの関係や怪我に悩む今の自分の間に広がる深い溝が見え、耐えられなくなり一旦ラグビーから離れた。自分の中のラグビーへの誇りやプライドは完全に打ち砕かれた。能力の限界を思い知り、ラグビーへの情熱は冷め、もうプレイヤーとしての未来を見ることはできなかった。同期の説得には、「スタッフとしてならもしかしたら」と返していた。「このまま辞めるべきなのか。」そう問いかける自分の声に、答えを見つけられなかった。それでも、ラグビー部を完全に忘れることはできなかった。結局自分がラグビー部に戻ってきて、ラグビーを続けるという決断をしたのは仲間との絆以外に理由はなかった。部から離れて普通の生活を送る中で、ラグビー部が単なるスポーツの場ではなく、自分にとってかけがえのない「仲間との居場所」だと気がついた。授業で顔を合わせるのとは違う、ラグビーと真剣に向き合い、共に汗を流し続けることでしか、この素晴らしい仲間たちとは本当の意味で繋がれないと思った。
あの時僕のことを見捨てず声をかけ、話をしてくれた人達には本当に感謝している。

復帰してからも厳しい状況は続いたが、次第に自分のラグビー観やチームへの関わり方が変化していった。練習で何度も失敗し、それでも諦めず顔がゴムチップまみれになっている同期の姿を見てふと考えた。この人たちのために自分にできることはなにか。自分はこの人たちのために何をするべきなのか。ラグビーがかつての「自己価値を証明する手段」ではなく、「仲間と共に築き上げるもの」に変わりつつあると感じた。自分のエリートとしてのプライドに固執するのではなく、チームの勝利を第一に優先し、仲間と協力して練習するようになっていった。
それから自分がチームのために何ができるのかを考えることが増えた。かつての「自分のため」意識から脱却し、「仲間と共に勝利を目指す」意識への変化が生まれた。苦しい時期の自分を支え、変えてくれたのはラグビー部の人々との絆だった。仲間たちと勝って喜びたい、トライをとって抱き合いたい、しんどい練習を乗り切って笑い合いたい、その思いだけで残りの1年余りやってこれた。
あの日の自分に伝えたい。休部は終わりではなく、始まりだった。仲間が再び自分を必要としてくれたこと、そしてその仲間と共に歩む道が、自分を再びラグビーへと引き戻してくれた。その絆がなければ、もう二度と汗と泥に塗れる喜びを知ることもなかっただろう。

くだらないこだわりを捨て去り、チームの一員として臨んだ4年目のシーズンは、これまでのラグビー人生とは比較しようがないほど素晴らしいものになった。一点差まで迫った国公立大会決勝、劇的勝利を飾った防衛戦、対抗戦初戦勝利など、色々な思い出がある。どれも忘れることのできない鮮やかな記憶だ。その一瞬一瞬には仲間達と共に味わった喜び、悔しさ、緊張感が切り離せないほどに強く染み付いている。自分が成長し、本当のラグビーを見つけるまで3年という時間が必要だったが、最後の一年にこれほど濃密で楽しい経験ができたのなら、それもそれでいい。

4年間を振り返り、最大の学びは、自分の限界を知り「エリートとしてのプライド」を捨て、「チームの一員」としての責任を受け入れたことだと感じる。今年のチームは多くの方に期待されながら、例年通りの成績しか残せず、入替戦出場という目標は果たせなかったが、それ以上に大切なものを得た。それは、仲間と共に命をかけて一緒に戦う喜びだった。
ラグビーは1人で輝くスポーツではない。仲間を信じ、仲間のために戦うことにラグビーの本質がある。苦しい時に支え合える仲間がいて、その中で自分ができる最善を尽くすからこそ、本当の意味での成長がある。残した結果ではなく、チームへの愛がなければ乗り越えられなかった4年間が私にとって何よりの財産だ。

最後になりましたが、この場をお借りして今まで関わってくださった全ての方に御礼申し上げます。
江東RSのコーチたち、飛田コーチ、吉川さんの言葉は僕のバイブルです。人数が少ないながらも工夫して指導してくださった九段の藤田先生、先輩方、合同のみんな。わざわざ試合まで足を運んでくださったOBの皆様、MLOの皆様。4年生の試行錯誤についてきてくれた後輩たち、優しく、明るく最高な先輩方、自分を甘やかさず厳しく接してくれた大西さん。あの経験がなければ僕はあそこから成長できませんでした。下手くそな僕らに様々なことを教えてくれた一聡さん始めコーチの皆様。トレーナーやドクターの皆様、メンターのかわはるさん、森田さん。怪我ばかりの自分が今こうしてラグビーできているのは皆様のご尽力の賜物です。そして、二度の手術や度重なる怪我で迷惑をかけた両親。試合中の声援は本当に力になりました、試合の勝利を通じて少しでも、息子がラグビーやっててよかったと思えてもらえたら嬉しいです。
本当にありがとうございました。面と向かって言える機会があれば直接伝えるつもりです。
同期の皆と過ごした時間は宝物です。これからもよろしく。

次はデイビスにバトンを渡します。確かデイビスが入部してきたのは一年の冬あたりで、ウェールズから上手いやつが来た!と嬉しかった記憶があります。FWに行った時はびっくりしましたが、今年はBKに戻ってきてくれて、一緒にセンターコンビを組めて楽しかったです。デイビスは、何も言わずともいいところでいいパスをくれる個人的部内NO.1パサーです。デイビスからのパスを受けられるのもあと少しと思うと寂しいです。
ラグビー以外でも、いろんな相談に乗ってくれました。特に今年の夏合宿は色々お話しして、おすすめのトイレを教えてくれたりしたのもいい思い出です。
3年前の秩父宮での京大戦のリベンジ絶対果たそう。
 

サングリア[ラグビー部リレー日記]

 written by 小野 光毅投稿日時:2024/07/20(土) 16:59

サモエドの王子様こと清和からバトンをもらいました四年の小野です。初めてBBQで会った時は普通に静かでおとなしいやつかと思いましたが、全く違いました。これからは王子様らしく、卵を投げるなどクレイジーな言動は控えてほしいと思います。


書くことがないので最近ハマっている食べ物について書きたいと思います。

皆さんはカレーすきですか?おそらくほとんどの人が好きと答えると思います。カレーは唐揚げなどと同じく一般的に人気の料理で、お母さんの「今日の夜ご飯はカレーよー」の一言で子供が喜ぶと言う光景は想像に容易いと思います。

でも僕は昔からカレーが苦手でした。僕は食べることが好きで、世間で美味しいとされているものは大体好きなのですが、カレーだけは美味しいと思ったことがほとんどありません。カレーの、べちゃべちゃしていて、口の中に脂が残る感じや、ルーがねっとりしている感じ、ジャガイモやニンジンとの相性も最悪です。僕の父は好きなものの系統が同じなので、父が作るご飯はいつも楽しみなのですが、今日のご飯はなんだろうと楽しみにしていたらカレーが出てきた時にはいつもガッカリしていた記憶があります。また、友達とご飯に行く時も、運悪くカレー屋さんに決まってしまうことがあり、そう言う時も自分はなるべくカレー要素がないメニューを頼むようにし、自分だけカレーを美味しく食べられないことが残念でした。

そんなカレー嫌いの僕ですが、数ヶ月前に転機がありました。バイト先の先輩が、僕に昼ごはんを奢ってくれるとのことで、バイトの事務所の下にあるタイカレーの専門店の弁当を買ってきてくれました。僕は、一瞬「カレーか、、、」と残念に思いましたが、せっかくご馳走してくれたので、先入観を排して食べました。そしたらなんとめちゃくちゃ美味しかったのです。多分カレー嫌いが克服されたというより、僕のカレーの苦手なところが排除されていたと言う方が正しいのですが、僕が食べたタイカレーは、シャバシャバ系のスープっぽい感じで、具材のエビやイカなどシーフード、パプリカ、ナス、オクラなどの野菜の相性も抜群で、味もスパイスやココナッツが効いていて最高に美味しかったです。ルーとライスが分断されているのもグッドポイントです。辛さもかなりあって、僕は病みつきになりました。

それ以降、僕はバイトの日は毎回その店のタイカレーを食べています。結構辛いので食べると汗だくになってバ先の方に笑われるのですが、それでもやめられず、気づいたらお昼休みにそのお店に並んでいます。この文章を書いてるだけでもう食べたくなってきました。

願わくば、このタイカレーを経由して普通のカレーも好きになっているといいなあと思います。何か苦手なものがある人は、それと同種の、ちょっと毛色が異なるものにトライしてみるといいかもしれません。以上、最近の僕の出来事でした。食べてみたい人がいたら一緒にいきましょう!

ラグビーについては、怪我なくプレーできているのが自分でも信じられません。この間の防衛戦の勝利はシビれました。これからも勝てるように頑張ります。

次は笑顔がキュートな美月ちゃんです。最近の美月ちゃんは理由はわかりませんが、以前より笑顔が増えた気がします。いつも朝早くから練習の準備などしてくれて大変感謝しています。あんまり話したことがない気がするので、いつか色々お話ししたいです。
 

最近の生活[ラグビー部リレー日記]

 written by 小野 光毅投稿日時:2024/02/28(水) 09:40

げんとからバトンを受けました四年の小野です。げんとは下級生ながら昨年LOとして大暴れしてくれたので、今年の活躍も楽しみです。法学部に進学したことを2Aの試験前に後悔するのは法学部生あるあるです。去年の試験前1日15時間勉強生活を思い出すと吐きそうになります。げんと君も僕と一緒に卒業できるように頑張ってください。


僕が下級生の時に先輩方が「リレー日記書くことねー!」と嘆いているのを見て、一体何をして生活してるのだろうと思っていた僕も、遂に部活関連以外でリレー日記のネタがないという生活に陥ってしまいました。部活と筋トレとバイトしかしてないので、その中から最近楽しくなってきた筋トレについて書きます。つまらない文章になると思いますがよろしくお願いします。

僕がウエイトトレーニングに真剣に向き合うようになったのは去年の夏からだ。それまでは、身体中の関節を痛めているということもあって、追い込んでトレーニングをすることを避けていた。いつも同じような重量で、目的も考えずトレーニングをこなして、ラグビーのスキルさえあればそれでいいと思っていた。

しかし去年夏のイベントで、リーグ戦二部の選抜チームと対戦する機会があったのだが、たまたま相手チームにスクール時代に何度か対戦したことのある選手がいた。彼とマッチアップしてみて、自分と彼のスピード、フィジカル、フィットネスに如実に差がついていることを思い知らされた。昔は難なく捕まえられたスワーブも追いつけないし、相手は走れているのに自分はヘロヘロで話にならなかった。

それ以降、強く速くなるために、ウエイトや栄養などなんとなくでやってきた部分をできるだけ考えてやるようにした。ウエイトの種目の目的や、重量設定、栄養面ではpfcの配分や食事の質、サプリメントなどいろいろ調べて実践した。特にシーズンオフの期間は練習や試合がない分、自分の好きなように筋トレしたり走ったりでき、いろいろ試行錯誤しながら自分にあったやり方を掴めたような気がする。手首の怪我でクリーンができなくても他のクイックリフト系をやったり、今まで怪我を恐れてやってこなかった股関節の強化種目を始めたりした。

去年の今と比べて体重は変わっていないが、体のキレや強さは格段に上がったと思う。筋トレや体組成は数値で成長度合いがわかるので、単純に楽しく、飽き性の自分がこんなに継続してできていることに驚いている。これからも頑張りたい。

次は同期のハイパー有能スタッフ凛ちゃんです。凛ちゃんとは同じ法学部で、試験前にはたびたびお世話になっています。頭も良くて料理もできて、レフェリーもできてしまうのにその上ラグビー部の弟くんのために家事までこなしていて本当にすごいです。

セブンス[ラグビー部リレー日記]

 written by 小野 光毅投稿日時:2023/07/10(月) 12:03

一年の百瀬君からバトンをもらいました、3年の小野です。
彼は高校時代部長をやっていたということで、これから部を引っ張るような存在になってくれることでしょう。楽しみにしています。百瀬君に限らず新入生とまだあんまり話せていないので、これからたくさんお話して仲良くなりたいと思います。


先日、大学ラグビーオールスターが開催され、ありがたいことに対抗戦Bチームとして出場させていただきました。普段接することのない対抗戦の他チームや、リーグ戦の選手たちと触れ合うことができる非常に刺激的な経験でした。他に書くこともないので、今回のリレー日記ではそれについて書くことにします。



まず一つ驚いたことが、周りの足の速さです。セブンスの試合なのでみんなうまくて速いのは当たり前なんですが、今までスピードで全く追いつけないという経験はこれまであんまりなかったので、相手チームのスピードとキレにはびっくりしました。試合後のシャワールームは共通だったので、シャワーを浴びる際に他の選手の体つきを見ることができたのですが、特に日体大や専修大の選手なんかはみんな腹筋バキバキでかっこいいアスリート体型でした。聞いてみるとそのような大学ではBKの選手でもベンチプレスは130kg、スクワットは200kg近くあげるそうです。強く速くなるにはやはりもっと筋トレや体作りに今よりも励まなければいけないと実感しました。


ちなみに、試合後のロッカールームでは対抗戦Aのガチのオールスターの方々がそこでテーピングを巻いていて、たまたま近くにいた帝京の江良選手と写真をとってもらいました。フロントローとは思えないくらい引き締まった体をしていて、普段部室でみるフロントローの体と対照的すぎてびっくりしました。


また、ポジティブな発見もありました。セブンスの合わせ練習でタッチフットや1体1の抜き合いをしたのですが、相手が日体大や明学の選手でも僕が得意だと思っているアタックはある程度通用するということがわかりました。僕が通用するということは東大のみんなの強みも通用すると思うので、自分たちの強みは自信を持って磨いていっていいんだと思います。

最後に、僕が出ることが決まってからいろんな人に雑なスターいじりをされ非常にめんどくさく困ったので、来年選ばれた人はいじりに対するうまい返しを考えることをお勧めします。


次はバックスならほぼどこでもできそうなユーティリティさと、いい意味でラグビー部っぽくない爽やかさを持ち合わせるりくとさんです。僕の同期にはあまり恋愛に詳しい人がいないので、勝手に恋愛マスターとして慕わせて頂いています。たまにいただくアドバイスには最近かなり助けられました。

 

ラプソディ・イン・ブルー[ラグビー部リレー日記]

 written by 小野 光毅投稿日時:2023/02/06(月) 18:52

2年の細谷からバトンを受け取りました、新3年の小野です。細谷は基本的に先輩を舐めているようなきらいがありますが、そんなところも含めてかわいい後輩の一人です。そんな彼が試合で活躍する姿を見るのがとても楽しみです。

僕は最近、だいぶ前に放送された懐ドラマを見ることにハマっています。僕のお気に入りは、「JIN-仁-」、「のだめカンタービレ」です。この二つは至高です。面白すぎて高校時代にも何回も見ました。あとは「踊る大捜査線」なんかも定番ですが、個性的な主人公とダイナミックなストーリー展開がすごくいいです。

僕は名作ドラマを見ることは好きなんですが、最近のドラマはあんまり見ようという気分になりません。単に知識不足で出てる俳優さんを知らないから興味を惹かれないというのもあるんですが、僕が小学生の頃、たまたまテレビをつけたらやっていた、見た感じちょっと面白そうなドラマ(名前はちょっと思い出せません、信長の料理人?とかそんな感じだった気がします)が、初回はちょっと面白かったんですが、回を重ねるたびにつまらなくなっていって、最終回はひどい終わり方でとてもがっかりしたという思い出があります。それ以降僕は現在進行形でドラマを見ることに対して抵抗を感じるようになりました。

せっかくなのでここで「仁」と「のだめカンタービレ」を軽く紹介します。

「JIN-仁-」は簡単に言えば、タイムスリップものと医療もののハイブリッドです。つまり、現代の医者が江戸時代にタイムスリップするのですが、そこで主人公は現代の自分の生活と恋人を守るために歴史を変えてはいけない、でも江戸の苦しんでいる人たちを見捨てることはできないといった葛藤に苛まれることになります。仁は二部構成なんですが、二部の最終回のラストシーンは涙無くして見られません。主演の大沢たかをの渋い演技もすごくかっこいいです。この間、仁のメインテーマを部室で口ずさんでいたら、橋野さんに「それ仁?」とつっこんでいただけました。嬉しかったです。

「のだめカンタービレ」は、指揮者を目指すエリート音大生「千秋真一」と、ピアノの天賦の才を持つ落ちこぼれ音大生「のだめ」の恋愛、成長物語です。プライドが高く、孤高の存在だった千秋はのだめと出会い、徐々に変化し、新しい仲間と出会い、道を踏み外すことで新しい音楽の世界と、指揮者への道を切り拓いていきます。このドラマはクラシックをBGMとして多用しており、クラシックが好きな人にはたまらないと思います。このドラマも例によって主演の玉木宏がめちゃくちゃイケメンで惹かれます。玉木宏がこの作品以降あまり前髪を下ろさないのは、前髪をおろすと千秋真一にしか見えなくなってしまうからだと勝手に思っています。

以上、僕の好きな懐ドラマ紹介でした。面白そうだと思ったら見てみてくれると嬉しいです。

次は岩下さんにバトンを渡します。岩下さんとはDLとして一緒にいる時間が長かったです。一緒にご飯とか行ける仲良い先輩だと思っているので、早く復帰してもらって一緒にプレーしたいです。
 
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