ブログ 2011/10
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篤い気持ち[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2011/10/29(土) 21:14
こんにちは。永田翼先輩からバトンを受け取りました、1年女子マネージャーの泉野真奈です。
気づけば10月も終わりに近づき、だんだんと寒さがましてきました。対抗戦も残すところ3戦となり、マネージャーである私も緊張感が高まっています。今日は私がこの部に入部したころのことを書きたいと思います。
私は中学1年から高校3年までの6年間、茶道部に所属していました。今までずっと文化系の部活動ばかりしていたので、大学では何かスポーツに関係することをしてみたいと思っていました。そして大学へ入学し、突然小学校からの友人に、東京大学ラグビー部のマネージャーをしないかと誘われました。「ラグビー」という言葉を聞いて、少し戸惑いました。しかし、実際に駒場グラウンドまで見学に行き練習風景を見ていると、とても素敵で、すぐに「この部に入部したい」と思いました。その時の気持ちは言葉では言い表せないほど、篤いものでした。私が入部してから5ヶ月が経ちますが、入部当時の篤い気持ちはまだ変わっていません。それどころか、ますますラグビーについて興味が湧いて、ラグビーが大好きになりました。
私は今、マネージャーの仕事を覚えることに必死で、周りの人たちに迷惑をかけてばかりいますが、少しでも早く仕事を覚えて部員の方々を支えることができるようになりたいと思います。そのためにも、常に周りに目を配り、今自分に何ができるのか、すべきことは何かを考えて、行動したいと思います。そして、マネージャーとしてこれからも篤い気持ちを持って部に貢献し続けたいと思います。
拙い文章でしたが最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回のリレー日記は、いつも優しい笑顔を向けてくださる、合志寛希先輩にお願いします。
還るべき場所[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2011/10/27(木) 23:32
同期の梶川から回ってまいりました。今回のリレー日記を担当いたします永田翼と申します。更新に1週間かかった挙句、ウェブサイト担当の私に回すとは…。その度胸をラインアウトのスローでも見せていただきたいものです。
昨日はフロントロー激励会ということで、フロントOBの方々にフロントパート一同晩御飯をごちそうになりました。自分もフロントローを名乗るには全く体重が足りていない状況なので、このような場を設けていただいたことに誠に感謝しております。
スクラムをはじめとするセットプレーの安定はゲームを有利に進めていくために非常に重要なことであると心得ておりますので、激しい試合に耐えうる逞しい体を目指して精進していきたい所存であります。
話は変わりますが、私は先日の学習院大学との練習試合にて鞭打ち(頸椎捻挫)で首を痛めてまして、現在も練習に参加できずリハビリメニューをこなす日々が1箇月近く続いております。お気づきの方もいらっしゃると思いますが、前回のリレー日記の際も(日記とは程遠いものでしたが)怪我人でした。今年最初の練習、軽いトレーニンググで前回り受け身をするメニューがあり、そこで肩から落ちて鎖骨を骨折いたしました。今から思えば、期末テストや引っ越しの疲れがたまっていたのでしょうか。微塵の油断が大怪我につながり、このみっともない怪我のせいで5箇月怪我人でした。よって今年は半年怪我人だったことになります。
怪我人になるといろいろと見えてくるものが御座います。練習ができることの喜び、選手を支えてくれるスタッフの存在、――成長する仲間の姿。チームメイトが上手くなっていくということは当然喜ばしいことですし、私としてもそうなのですが、やはりどこか悔しい気持ちになります。現に同期の多くは対抗戦でメンバーとして活躍していますし、私と同じくラグビー未経験で始めた磯崎もシニアで精一杯頑張っていて、大きく差を空けられています。練習したいけれど怪我でできないという焦り、苦しみは日々私の心を蝕みます。鎖骨を折った時も、もうやめようかとか、部のスタッフになろうかとか、レフリーを目指そうかとかいろいろ考えたこともありましたが、主務の宮野先輩が手を差し伸べてくださったおかげで、復帰しようと心に決めることができました。そして、鎖骨骨折から復帰した時は練習がとても楽しく感じたのを覚えています。夏合宿にも間に合い、B戦にも出させていただくことができました。ラグビーのことだけを考えて過ごすことのできたあの期間は私にとってとても幸せなものでした。
リハビリは毎朝ラグビー場横のサブグラウンドで行っています。そばで仲間が練習をしているのを見て、一日も早く戻りたいという気持ちが湧き、私を蝕む負の心を抑えつけます。練習に出られない期間が長く続いたこともあり、学習院大学との練習試合以降はジュニアで練習することになりました。まずはジュニアの練習に出たい。そして、いつになるかはわからないけれども、体を鍛えてシニアに復帰したい。そここそが私の還るべき場所だと思う次第であります。
私に還るべき場所があるように、東京大学ラグビー部にも還るべき場所があるはずです。その場所に帰る日まで、我々は執念を燃やし続けなければなりません。故事に臥薪嘗胆とありますように常日頃から今の境遇を恥じ、高みを目指すことを忘れてはならない、そんな気がする今日この頃です。
普段学生新聞の記事を書く仕事をしたりしているのですが、駄文ですいません。
次回のリレー日記は、初登場、稀に見せる眼鏡姿がかわいい、女子マネージャー1年生・泉野真奈さんにお願いしたいと思います。
PostScript
ウェブ更新担当として一言。
http://www.turfc.com/staticpage/special_list
にて、部員がラグビーに対する熱い想いを語るVoice2011という企画を連載しております。
是非ご覧ください。
「同期」について[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2011/10/23(日) 23:30
今週の土曜、日曜は非常に濃密にラグビーに触れることとなりました。
土曜日には、防衛大とのB、C戦がありました。自分としては、春はAとして出場して力不足を痛感させられた相手だったので、何とかして勝ちたい相手でした。試合は見事B、C共に勝利しましたが、自分はチームを引っ張っていかなくてはいけない立場であったにも関わらず、共に途中退場という結果に終わってしまい、非常に不甲斐無いです。
また、今日23日には、遂にラグビーワールドカップの決勝戦が行われました。練習後、2年生の何人かで、同期の川島君のお宅にお邪魔させて頂いて、試合を観戦することとなりました。自分としてはニュージーランド、フランス両国の予選での試合を見た感想として、ニュージーランドが有利かな、と思っていたのですが、試合は大接戦でした。結果としてニュージーランドが勝ちましたが、両国素晴らしいプレイが随所に見られ、非常に今後の為の勉強になりました。
今回、リレー日記を担当するにあたって、今の自分について少し考えてみました。普段考えていなかった様々なことが思い浮かんできましたが、その中で特に心に残ったのが、自分にとっての「同期」の存在についてです。
まず、同期として最初に浮かんでくるのは、当然かもしれませんが、東大の同期の面々です。共に同じ環境で練習をし、スイカを着て勝利することを目指して切磋琢磨する大事な仲間であることは勿論ですが、それ以上にスイカを着て東大を背負って活躍する同期達の姿に、非常に頼もしさを覚える一方で、スイカを貰っておきながらこの対抗戦でまだ一度も出番のない自分は、どうしても焦りも感じてしまいます。
もうひとつ、同期として思い浮かぶのは、高校時代の同期達です。自分の出身校である桐朋高校のラグビー部は、全く強豪などではありませんが、自分の代の同期達の多くはまだ大学でラグビーを続けており、それぞれが各校で活躍しています。今の東大の3年生にも同期は居り、共に対抗戦でチームに貢献しています。高校の時の同期が今でもラグビーを続けていることは、自分にとってはそれだけでとても嬉しいことです。ただ、彼らが自分達のチームで活躍する姿を見る度に、嬉しさと同時に、もっと自分も出来るのではないか、今のままでは駄目ではないか、という思いに駆られ、自分がとても不甲斐無く感じます。
どうして「同期」の活躍を喜ぶ一方で、こんな気持ちを感じるのか、と思ったのですが、恐らく「同期」というのは、頼もしい仲間であると同時に、絶対に負けたくない相手なんだろうな、と気付きました。たとえ普段一緒に活動している東大の同期達であっても、それぞれ各校で活躍している高校の同期達であっても、同じように負けたくないと思っており、それが今でも自分がラグビーを続けている動機の一つであるのではないか、と思います。今回改めて「同期」の存在の大きさを感じ、有難いなと思いました。
思いつくままに今思っていることを書いてしまったので、非常に読み辛い文章になってしまい申し訳ありません。では、次のリレー日記は、同期の一人である永田翼にお願いします。
今年、燃焼するために[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2011/10/17(月) 17:14
東大ラグビー部は先日の立教大戦で3敗目を喫し、今年の目標であった入れ替え戦出場が難しくなりました。
その試合後の主将の落合さんの言葉に”これからの戦いはドライに言えば来年のチームにつなげるための戦いだ”というものがありました。
そこで改めて自分がこのチームに何ができたかという事を考えてみると、今までスイカを目指して個人のことに必死だった僕にはほとんど何も貢献できていなかったような気がします。
僕は今1年生で未熟ながら、大型新人という堀越さんからの紹介にもあったように、身長が高いということでシニアチームで練習させてもらっています。
いわば4年生を中心とする先輩方、チームに育ててもらっている立場です。
そんな僕にとって今年のチームは東大で経験する初めてのチームであり、大切なものです。
だからかもしれませんが落合さんが来年につながるようにと言われた時、僕は逆に今年への想いが強くなりました。
今年のチームが少しでも強いチームになるのに貢献できるように
そしてメンバーに選んでいただいている先輩方の期待に応えられるように
残り数試合必死になって、「チーム落合」で完全燃焼したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回のリレー日記はいつも優しく接してくれる2年の梶川先輩にお願いしたいと思います。
情熱の火種[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2011/10/12(水) 18:35
HP担当の責任者ですが、初登場です。
書きたいことはたまっていませんが、せっかく日記ですのでダラダラ書きたいと思います。
さて、ホームページの仕事は確か2年生からずっとやっていますが、ここまで本格的にやったのは初めての経験です。会報ではホームページ作りの大変さを中心に書いていたので、ホームページへの思いというか、思い入れというか、そういうことを少しお話したいと思います。
そもそも、ホームページ担当の仕事自体、日程と試合情報の更新がメインだったわけですが、今年に入って、宮野君が抜本的に改革していこうと提案しました。もっと東大ラグビー部をみんなに知ってもらいたい、興味を持ってもらいたい、一部のOBだけが見るのではなく、せっかくホームページがあるのだから、もっと広く情報発信して、東大ラグビー部のファンを増やしていこう、魅力ある部活にしよう、という彼の熱意に共感しまして、始動しました。ボク自身も、そろそろホームページは改善しないといけないだろうとは思っていて、また、同期の中でボクは首脳陣として部の方針決定等の会議に参加していないヒラ部員なので、何か部に貢献したいという気持ちもありました。そんなところに宮野君がこういう話を持ち出してきてくれて、とても感謝しています。
ボクは結構凝り性なので、相当時間と労力をかけました。写真の明るさを変えたものを3ファイルぐらい作って違いを見てみたり、ボタンも何種類かつくりました。FLASHはかわいい版をつくってみたりしました(ボツになりましたが)。力を入れれば入れるほど、もっと多くの人に見てもらいたいと思い、また改善しようとします。そのループの結果、幾度のマイナーチェンジを経て現在の形になりました。体裁はもうここからはセンスの問題になってくるので、これ以上時間をかけても抜群に良くなるということはないだろうと思い、現在はコンテンツを充実させることを目標にしています。
そこでちょっと思ったのは、情熱は情熱から生まれるものなのだということです。何においても、改善の余地は常にあるわけで、改善をするたびに思い入れが強くなって、よりよいものにしていきたい気持ちが強くなる。ボク達の部の本業はもちろんラグビーで、情熱を持ってラグビーをしていくなかで、もっと強くなるために弱点を改善したり、長所を伸ばしたりして、一ランク上に行ったところで、ここまで強くなったのだから、もっと強くなりたいと思って、また上を目指していく循環はもうすでに部には備わっています。ホームページのことに限らず、こういった情熱が情熱を生む循環が部内で少しずつ増えていけば、もっと魅力的な部になると信じています。
では、最初の情熱はどこから来るのか。きっかけはいつもボク達のすぐ周りにあって、でも自分じゃつかめない、ボクが宮野君からきっかけを与えられたように、他人がくれるものだと思います。そんなきっかけをくれたのヒト、きっかけを与えることのできる人間がボクの同期であることを、ボクは誇りに思います。また、宮野君だけでなく、同期全員、落合君、灘君、佐藤君、瀬能さん、みんながこういった、ヒトを動かせるリーダーシップがあることをボクは知っていますし、同じく誇りに思っています。紹介していくと膨大な文章量になってしまうことが予想されますので割愛しますが、人数は少ないながらも、いい同期を持てました。
ダラダラ書きすぎたせいでまとまりなく長くなってしまいましたが、次回の担当を決めたいと思いますが、指名に当たって、全リレー日記執筆者をリストアップしましたところ、まだ書いていない部員が数名います。
ということで、鉄ちゃん(てっ↑ちゃん↓)の愛称で親しまれる大型新人、1年生の鉄本君、よろしくお願いします。
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