ブログ 2014/5
止まってられないですね[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2014/05/31(土) 08:04
気も筋肉もモリモリの藤堂からご紹介頂きました、4年マネージャーの吉松冴です。
最近ひしひしと実感することがあります。それは私は本当に周りの人に支えられて生きていることです。
家では母や祖母の美味しいご飯で精をつけ、大学では友達に元気を貰い、部活ではOBOGさんや同期後輩に助けられている。アルバイト先では良くして貰い、ご近所さんも会うと「頑張れ」と応援してくれる。
人間だけではない。愛犬も私を気にかけてくれているようで部屋に様子を見に来る。気分が乗らなくても適当に相手をしてくれる。一緒に散歩に行けば楽しそうに歩く愛犬を眺めているだけで幸せだし、他所の犬にも癒されている。
最近は上手くいかないことが多く、正直少ししんどい時があります。朝起きて、なんにもしたくないな~って思う日もあります。しかし、部員も友達も家族も愛犬も、みんな毎日頑張っている。周りは応援し期待してくれている。そう考えれば力が漲ってくる気がして頑張れます。
こんな私に良くして下さっている周りの皆様に恩返しをするため、勝利のために全力投球でサポートします。
拙い文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。
次は私の愛犬と同じ犬種を飼っており、また、キュートな風貌と逞しい肉体美で密かに癒しを提供して貰っている宇野君にお願いします。
最近ひしひしと実感することがあります。それは私は本当に周りの人に支えられて生きていることです。
家では母や祖母の美味しいご飯で精をつけ、大学では友達に元気を貰い、部活ではOBOGさんや同期後輩に助けられている。アルバイト先では良くして貰い、ご近所さんも会うと「頑張れ」と応援してくれる。
人間だけではない。愛犬も私を気にかけてくれているようで部屋に様子を見に来る。気分が乗らなくても適当に相手をしてくれる。一緒に散歩に行けば楽しそうに歩く愛犬を眺めているだけで幸せだし、他所の犬にも癒されている。
最近は上手くいかないことが多く、正直少ししんどい時があります。朝起きて、なんにもしたくないな~って思う日もあります。しかし、部員も友達も家族も愛犬も、みんな毎日頑張っている。周りは応援し期待してくれている。そう考えれば力が漲ってくる気がして頑張れます。
こんな私に良くして下さっている周りの皆様に恩返しをするため、勝利のために全力投球でサポートします。
拙い文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。
次は私の愛犬と同じ犬種を飼っており、また、キュートな風貌と逞しい肉体美で密かに癒しを提供して貰っている宇野君にお願いします。
内省[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2014/05/27(火) 20:00
いつも元気いっぱいの渡辺さんからバトンを受け取りました、3年の藤堂です。
今年度のスローガン、「confidence」。
最初に聞いた時は今一つその意味を測りかねていたが、シーズンが始まるとすぐその意味を悟った。
自分に足りないものはラグビーに対する前向きな気概だと。
タックルに入ったりボールを持ってぶち当たったりする際の恐怖心、ケガに対する漠然とした不安といった邪念を、入部して3年目に入った今になっても拭い切れずにいる。
それをいっそう自覚したのが先週、先々週に行われた防衛大、東北大との定期戦だった。
ケガ人の関係もあって初めてのスイカを頂いて、真っ先に思ったことは、「軽々しいプレーは出来ない」ということだった。
部内マッチやB戦を、失うものが無いから目立ってなんぼだ、という心構えで取り組んできた自分の幼稚さに気付くと同時に、
今までAチームとして部を牽引してきた面々には肉体的にも精神的にも遠く及ばないと思ってしまった。
また、そう思ってしまうこと自体あってはならないことだと感じた。
日々の練習の中で一つ一つ自信の持てるプレーを見つけ、部の名を堂々と背負えるプレーヤーにならなくてはならない。
ただ一つ誇れるのは、今年に入ってから個人的な目標である「無怪我無欠席」を継続できていることである。
ウェイトの成果もあってか長引くケガは今のところ無く、体調もある程度コントロールできるようになった。
去年、一昨年と、診て下さった印牧さんをはじめとするトレーナー、マネージャーの方々、
落合さんや悠史さんをはじめとするJrコーチの方々への感謝は書き表すことが出来ない。
ところで最近はフランカーを兼任させていただいている。ロックとはまた違った角度からのプレーも楽しい。
フランカーは「側面を守るもの」という意味らしく、タックルのみならずオーバー、スイープなど総じて低いプレーが要求される。
特に姿勢が浮きがちな自分にとっては悪癖を修正するまたとない機会である。
また、BKのラインにも参加し攻撃の基点としても使えるFWも目標の一つである。
長々と真面目な文になってしまったが、最終的にはプレーで示せるようになりたい。
拙文をお読みいただき有難うございました。
次は常に全力投球の4年、吉松冴さんにお願いします。
3年 藤堂
今年度のスローガン、「confidence」。
最初に聞いた時は今一つその意味を測りかねていたが、シーズンが始まるとすぐその意味を悟った。
自分に足りないものはラグビーに対する前向きな気概だと。
タックルに入ったりボールを持ってぶち当たったりする際の恐怖心、ケガに対する漠然とした不安といった邪念を、入部して3年目に入った今になっても拭い切れずにいる。
それをいっそう自覚したのが先週、先々週に行われた防衛大、東北大との定期戦だった。
ケガ人の関係もあって初めてのスイカを頂いて、真っ先に思ったことは、「軽々しいプレーは出来ない」ということだった。
部内マッチやB戦を、失うものが無いから目立ってなんぼだ、という心構えで取り組んできた自分の幼稚さに気付くと同時に、
今までAチームとして部を牽引してきた面々には肉体的にも精神的にも遠く及ばないと思ってしまった。
また、そう思ってしまうこと自体あってはならないことだと感じた。
日々の練習の中で一つ一つ自信の持てるプレーを見つけ、部の名を堂々と背負えるプレーヤーにならなくてはならない。
ただ一つ誇れるのは、今年に入ってから個人的な目標である「無怪我無欠席」を継続できていることである。
ウェイトの成果もあってか長引くケガは今のところ無く、体調もある程度コントロールできるようになった。
去年、一昨年と、診て下さった印牧さんをはじめとするトレーナー、マネージャーの方々、
落合さんや悠史さんをはじめとするJrコーチの方々への感謝は書き表すことが出来ない。
ところで最近はフランカーを兼任させていただいている。ロックとはまた違った角度からのプレーも楽しい。
フランカーは「側面を守るもの」という意味らしく、タックルのみならずオーバー、スイープなど総じて低いプレーが要求される。
特に姿勢が浮きがちな自分にとっては悪癖を修正するまたとない機会である。
また、BKのラインにも参加し攻撃の基点としても使えるFWも目標の一つである。
長々と真面目な文になってしまったが、最終的にはプレーで示せるようになりたい。
拙文をお読みいただき有難うございました。
次は常に全力投球の4年、吉松冴さんにお願いします。
3年 藤堂
恩返しの仕方[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2014/05/19(月) 13:33
こんにちは。4年マネージャーの渡部真理子です。
夏川からの紹介にもあったように、ソウル大学との定期戦を心待ちにしていました。なぜかというと、私は二年前にソウルへ行きお世話になった方々と再会できるからです。あれからあっというまに二年が経ちました。振り返ってみると、二年前に目標としていた自分自身にはまだまだです。
しかし、上級生になるにつれわかったことがあります。それは「多くの人に支えられている」ということです。二年前は言われるがままにパスポートをとり、ただわくわくしながら初めての飛行機に乗りました。
よくよく考えてみると、先輩方がソウル遠征の手続き等すべてやって下さっていたのです。
上級生になり、責任ある仕事に携わり陰で支えて下さる方々の存在に気がつきました。
私は昨年、財務を担当させていただきました。はっきりいって、楽なものではありません。締切日に近づくと友達に誘われても、ごめん…と言って断り、終電で帰ることもしばしばでした。勝利には直接貢献できないのではないかと思い悩むこともありました。しかし財務担当がいなければ活動できませんし、多くのことを学べるきっかけとなり今では誇りに思います。
財務として仕事をする中で、恵まれた環境で活動できるのは多くの方のご支援の元であることを痛感しました。だからこそ、当たり前のように活動できている今があることに気がつきました。
東大ラグビー部を応援してくれるOBOGの方々、両親、友達、休日に試合を応援しに来て下さる方もたくさんいらっしゃいます。
そんな方々に感謝の意を伝えるには対抗戦Aグループ昇格、これが1番の方法であると考えます。
感謝の気持ちを伝える手段でもあり、仲間や自分自身のためにも今年入れ替え戦へ出たい、と強く思います。
チームをサポートする一員としてチャレンジできることはなんでもやっていきたいと思います。少しのことでもチームの勝利へつながると信じ、最高のパフォーマンスを発揮し、プレーヤーも発揮できる環境を全力でつくっていきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。稚拙な文章で大変失礼致しましたが、想いが伝われば嬉しく思います。
次のリレー日記は三年生の藤堂くん、お願いします!
夏川からの紹介にもあったように、ソウル大学との定期戦を心待ちにしていました。なぜかというと、私は二年前にソウルへ行きお世話になった方々と再会できるからです。あれからあっというまに二年が経ちました。振り返ってみると、二年前に目標としていた自分自身にはまだまだです。
しかし、上級生になるにつれわかったことがあります。それは「多くの人に支えられている」ということです。二年前は言われるがままにパスポートをとり、ただわくわくしながら初めての飛行機に乗りました。
よくよく考えてみると、先輩方がソウル遠征の手続き等すべてやって下さっていたのです。
上級生になり、責任ある仕事に携わり陰で支えて下さる方々の存在に気がつきました。
私は昨年、財務を担当させていただきました。はっきりいって、楽なものではありません。締切日に近づくと友達に誘われても、ごめん…と言って断り、終電で帰ることもしばしばでした。勝利には直接貢献できないのではないかと思い悩むこともありました。しかし財務担当がいなければ活動できませんし、多くのことを学べるきっかけとなり今では誇りに思います。
財務として仕事をする中で、恵まれた環境で活動できるのは多くの方のご支援の元であることを痛感しました。だからこそ、当たり前のように活動できている今があることに気がつきました。
東大ラグビー部を応援してくれるOBOGの方々、両親、友達、休日に試合を応援しに来て下さる方もたくさんいらっしゃいます。
そんな方々に感謝の意を伝えるには対抗戦Aグループ昇格、これが1番の方法であると考えます。
感謝の気持ちを伝える手段でもあり、仲間や自分自身のためにも今年入れ替え戦へ出たい、と強く思います。
チームをサポートする一員としてチャレンジできることはなんでもやっていきたいと思います。少しのことでもチームの勝利へつながると信じ、最高のパフォーマンスを発揮し、プレーヤーも発揮できる環境を全力でつくっていきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。稚拙な文章で大変失礼致しましたが、想いが伝われば嬉しく思います。
次のリレー日記は三年生の藤堂くん、お願いします!
自分のconfidence[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2014/05/09(金) 20:41
同期の山田令からバトンを受け取りました、4年の夏川です。
昨年のちょうど今頃、春合宿最後のOB戦で右膝を怪我してから1年が経った。スポーツ復帰には9ヶ月はかかると医者に診断され、誰よりも早く来年以降に向けて努力を積み重ねるしかない状況になった。中高とラグビーをしていない者にとって、ようやくラグビーを少しずつ理解しかけていた3年生にプレーできないことはものすごいビハインドに感じられた。また、膝を怪我したことで、ラグビーができる状態になった時自分がどこまでプレー出来るのか分からなかった。
そのような状況で、取り組んだのはただただ体重を増やすこと、筋力を増やすことだった。ラグビー理解力やプレイスキルで追いつけない先輩達を見ていて、自分が追いつける、追い越せる可能性があるのはここしかなかった。
リハビリの先生や、印牧さんを始めとするトレーナーの方々、僕以上に長い期間怪我をしつつ東大ラグビー部を支えている先輩方、励ましてくれた同期・後輩のおかげで、今年2月ようやくラグビーを再開することができた。食事やウエイトの効果も現れ、体重も筋力も怪我前より増加した。マネージャーが毎日巻いてくれるテーピングのおかげで、今まで怪我なくプレーを続けている。
しかし、ここ最近試合に出ていない。膝の調子が悪いからではなく、単純に実力不足だからである。せっかく鍛えた身体を上手く使えていない上、ラグビーのスキルはこの1年であまり上達していなかったのだ。まともに試合でプレーするには、やはりラグビー理解力やプレイスキルも必要なのである。4年生の僕にとって残された時間はわずかしかないが、だからといって焦ってまた膝を怪我してしまうと元も子もない。
先日OBの宗さんに「もっと自信を持ってプレーしろ」と諭された。今年のスローガンはconfidenceである。自信が無ければ良いプレーはできない。良いプレーができなければ、チームからの信頼は得られない。チームからの信頼を得たプレーヤーが沢山いるようなチームでなければ、入れ替え戦出場などできない。自分が試合に出るためにも、またチームが試合に勝つためにも、自分のconfidenceを模索していく。
次回は、先日のソウル大の来訪を誰よりも楽しんでいた同期の真理子ちゃんにお願いします。
昨年のちょうど今頃、春合宿最後のOB戦で右膝を怪我してから1年が経った。スポーツ復帰には9ヶ月はかかると医者に診断され、誰よりも早く来年以降に向けて努力を積み重ねるしかない状況になった。中高とラグビーをしていない者にとって、ようやくラグビーを少しずつ理解しかけていた3年生にプレーできないことはものすごいビハインドに感じられた。また、膝を怪我したことで、ラグビーができる状態になった時自分がどこまでプレー出来るのか分からなかった。
そのような状況で、取り組んだのはただただ体重を増やすこと、筋力を増やすことだった。ラグビー理解力やプレイスキルで追いつけない先輩達を見ていて、自分が追いつける、追い越せる可能性があるのはここしかなかった。
リハビリの先生や、印牧さんを始めとするトレーナーの方々、僕以上に長い期間怪我をしつつ東大ラグビー部を支えている先輩方、励ましてくれた同期・後輩のおかげで、今年2月ようやくラグビーを再開することができた。食事やウエイトの効果も現れ、体重も筋力も怪我前より増加した。マネージャーが毎日巻いてくれるテーピングのおかげで、今まで怪我なくプレーを続けている。
しかし、ここ最近試合に出ていない。膝の調子が悪いからではなく、単純に実力不足だからである。せっかく鍛えた身体を上手く使えていない上、ラグビーのスキルはこの1年であまり上達していなかったのだ。まともに試合でプレーするには、やはりラグビー理解力やプレイスキルも必要なのである。4年生の僕にとって残された時間はわずかしかないが、だからといって焦ってまた膝を怪我してしまうと元も子もない。
先日OBの宗さんに「もっと自信を持ってプレーしろ」と諭された。今年のスローガンはconfidenceである。自信が無ければ良いプレーはできない。良いプレーができなければ、チームからの信頼は得られない。チームからの信頼を得たプレーヤーが沢山いるようなチームでなければ、入れ替え戦出場などできない。自分が試合に出るためにも、またチームが試合に勝つためにも、自分のconfidenceを模索していく。
次回は、先日のソウル大の来訪を誰よりも楽しんでいた同期の真理子ちゃんにお願いします。
考えることの必要性[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2014/05/03(土) 20:48
こんばんは。
同期の酒井からバトンを受け取りました、4年の山田です。
今シーズン私は、ラグビーを始めて以来ずっとプレーしていたウイングではなく、センターでのプレイに挑戦している。タックルがある程度できることを買われてセンターに移ったわけだが、昨年までのようにただ外から詰めるDFをしていればいいわけではなく、わかってはいたもののセンターのDFの難しさを改めて感じている。また同時に、昨年私同様ウイングからセンターにポジション変更して活躍なさった榊田さんの偉大さも身をもってわかった。
昨年の4年生方は偉大だったのだ。先日のセブンス大会後に思った。昨年まではこの偉大な先輩方が上にいたため、自分のプレーに集中することができた。いや、正確に言うと自分の立場に甘えてチーム全体のことをあまりきちんと考えることがなかった。しかし4年となった今はそういうわけにはいかない。自分のことだけでなく全体について常に考え続けることが必要になる。
私はもともと愚直に何かに取り組むのが嫌いなわけではない。小・中学校の頃はスポ根漫画の「キャプテン」や「プレイボール」をバイブルのように何度も読んでいた。器用にいろいろなことをこなせるわけではないが、一つのことに集中できるのであればそれをひたすらやり抜くという自信はあるし、実際そうしてきたという自負もある。昔はそれでいいと思っていた。しかし結局それは考えることから逃げているのである。ひたすら時間をかけて同じことをやり続けることで、考えることの困難さを免れ、自分は人よりも努力したのだという謎の自信や自己満足を得ようとしているのだと最近気づいた。
別に努力を否定しているわけではない。しかし正しいプロセスを踏まない努力など何の意味もない。現実を受け止めた上でどうすべきなのか常に考えなければならない。となると私は大学生であるという前提のもと、きちんと勉強したうえでラグビーでどう結果を残すのか考える必要がある。
ラグビーだけ考えていればいいというわけではない。この両立は高校時代全然果たせなかった。学生であることをないがしろにし、勉強から逃げていた。今度はそういうわけにはいかない。どのみちこれぐらいの両立ができないような頭なら、身体能力、経験で他校に劣る東大がいくら考えても勝てるわけがないし、東大生がラグビーをやるということの価値が失われてしまう。
東大でラグビーをするのも今年で最後。この4年間の意味を結果で示したいと思う。
次回のリレー日記は同期の夏川にお願いします。
同期の酒井からバトンを受け取りました、4年の山田です。
今シーズン私は、ラグビーを始めて以来ずっとプレーしていたウイングではなく、センターでのプレイに挑戦している。タックルがある程度できることを買われてセンターに移ったわけだが、昨年までのようにただ外から詰めるDFをしていればいいわけではなく、わかってはいたもののセンターのDFの難しさを改めて感じている。また同時に、昨年私同様ウイングからセンターにポジション変更して活躍なさった榊田さんの偉大さも身をもってわかった。
昨年の4年生方は偉大だったのだ。先日のセブンス大会後に思った。昨年まではこの偉大な先輩方が上にいたため、自分のプレーに集中することができた。いや、正確に言うと自分の立場に甘えてチーム全体のことをあまりきちんと考えることがなかった。しかし4年となった今はそういうわけにはいかない。自分のことだけでなく全体について常に考え続けることが必要になる。
私はもともと愚直に何かに取り組むのが嫌いなわけではない。小・中学校の頃はスポ根漫画の「キャプテン」や「プレイボール」をバイブルのように何度も読んでいた。器用にいろいろなことをこなせるわけではないが、一つのことに集中できるのであればそれをひたすらやり抜くという自信はあるし、実際そうしてきたという自負もある。昔はそれでいいと思っていた。しかし結局それは考えることから逃げているのである。ひたすら時間をかけて同じことをやり続けることで、考えることの困難さを免れ、自分は人よりも努力したのだという謎の自信や自己満足を得ようとしているのだと最近気づいた。
別に努力を否定しているわけではない。しかし正しいプロセスを踏まない努力など何の意味もない。現実を受け止めた上でどうすべきなのか常に考えなければならない。となると私は大学生であるという前提のもと、きちんと勉強したうえでラグビーでどう結果を残すのか考える必要がある。
ラグビーだけ考えていればいいというわけではない。この両立は高校時代全然果たせなかった。学生であることをないがしろにし、勉強から逃げていた。今度はそういうわけにはいかない。どのみちこれぐらいの両立ができないような頭なら、身体能力、経験で他校に劣る東大がいくら考えても勝てるわけがないし、東大生がラグビーをやるということの価値が失われてしまう。
東大でラグビーをするのも今年で最後。この4年間の意味を結果で示したいと思う。
次回のリレー日記は同期の夏川にお願いします。
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