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途方もない挑戦[ラグビー部リレー日記]

 written by 藤永 拓也投稿日時:2015/05/30(土) 23:19

マネジメント関係でいつもお世話になっている藤原さんからバトンをいただきました、2年マネージャーの藤永です。
最近秘かにコンバージョンキックの練習をしていますが、蹴ったボールはバーの下を通過します。無念です。

さて、マネージャー体制の改革の一環として、私は今年度からマネジメントスタッフを務めることとなりました。
マネジメントスタッフは内務や渉外から広報活動まで、部の運営に関わる仕事をするセクションです。
マネジメントの仕事には、基本的に成功はありません。どんな仕事であってもなされることが当然、でも、失敗すれば部の運営に大きな悪影響を与える。選手を支えるマネージャー業務の中でも、特に裏方の仕事である。私はそのように思っています。
いざ言葉にしてみると、地味で楽しみを見いだせないような仕事内容に見えなくもありません。実際、マネージャー体制を改革する際も、マネジメント専門のセクションを作ってしまうことで、マネジメントスタッフのモチベーションが続くのか、という懸念がされていました。
ですが、4か月のマネジメント生活を経て今思うことは、「なんてやりがいのある仕事ばかりなのだろう」という一言に尽きます。仕事をしている内に、少し大げさですが、自分がラグビー部という組織を動かしているという実感が湧いてきました。また実感と同時に、ラグビー部のここを改善したい、ラグビー部にこんな新しい意見を取り入れたい、といった
欲も湧いてきました。私はマネジメントの力でチームをさらに良いものにしていきたい。マネジメントの仕事が、選手のプレーを直接上達させるわけではないことも、チームを良くするためには一人一人の取り組みが必要なこともわかっています。それでも自分のしている業務は必ずどこかで役に立ち、決して無駄ではないと信じています。

ラグビー部の今年の目標は「入れ替え戦出場」です。私個人としては、その目標を達成するために、まずはラグビー部のマネジメント体制を対抗戦Aグループにふさわしいものにしたいと思っています。もちろん、日々業務には全力を尽くしているつもりではいますが、まだまだ至らない点が多すぎます。そのために、選手や他のマネージャー、時には日頃よりお世話になっているOBさんにまでご迷惑をおかけすることも少なくありません。Aグル―プにふさわしいマネジメントになるには、やるべきことも、改善すべきことも本当にたくさんあり、とても途方もない挑戦だと思っています。ですが、私は本気で入れ替え戦に出場したい。Aグループに昇格したい。そのためならどんな業務であっても成し遂げたい。そして、その業務の積み重ねが、チームの勝利につながる。そう信じて、これからも精進していきたいです。

余談になりますが、私の目標とは関係なく、マネジメントの業務には楽しくやりがいがあるものが多いです。(もちろん単純な事務作業もありますが、)部のグッズのデザインを考えたり、広報活動を強化しようとアイデアを出し合ったりとクリエイティブな面が多く、こんな有意義なキャンパスライフも有りだな、と感じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次は、テーピングから栄養管理まで多岐にわたるトレーナー業務で活躍している同期マネージャーの豊原にバトンを回したいと思います。

 

気持ちを変えて[ラグビー部リレー日記]

 written by 藤原 拓朗投稿日時:2015/05/27(水) 22:40

同期であり同じポジションでもある稲垣からバトンを受け取りました3年の藤原です。

いい機会なので最近漠然と思うことを文字に起こして自分の考えをまとめてみる。

3月の終わりに怪我をした。左膝前十字靭帯の断裂。中学1年からラグビーをやっているが復帰に半年以上かかる怪我は初めてだ。今まで長期離脱をする仲間達を何人も見てきたが、まさか自分がすることになるとは思っていなかった。特に去年はほとんど怪我をしなかったため尚更だ。怪我をした当初は全く実感が湧かなかった。自分が怪我をしたにも関わらずどこか他人事だった。しかしゴールデンウィークを病院のベッドの上で過ごし、退院後もグランドの隅でリハビリを繰り返すうちに少しずつ実感が湧いてきた。それとともにチームに対する自分の気持ちが良くない方向に向かっている気がする。先日の防衛大戦のAチームの勝利、B、Cチームの敗戦はもちろん嬉しかったし悔しかった。しかし、怒られるかもしれないが、Aチームの勝利はまるでテレビの中で贔屓のチームが勝利したような感覚だったし、Bチームの敗戦は「自分がピッチにいたら...」なんてことも考えず眺めているだけだった。練習を見ていてもプレーに関係ないところに目が行き無駄にイライラしたり、新しい戦術や練習メニューの説明を聞いても「どうせ復帰は半年後だし」と投げやりになってしまっている。グランドの中で心から楽しいと最後に感じたのは多分BYB戦だ。自分の気持ちが自分でも把握できないが、このままではいけないのは間違いない。今の感情と比べたら不安や焦燥感の方が何倍もいい。いや、むしろ今の自分に必要なのはそういった焦る気持ちなのかもしれない。少しでも皆に置いて行かれないように。とにかく今できることをがむしゃらにやれるように。

書いてるうちにまとまりもなく、ただただ後ろ向きな文章になってしまったのでこの辺で切り上げます。

次はいつも笑顔の素晴らしい2年の藤永にお願いしたいと思います。

熱く[ラグビー部リレー日記]

 written by 稲垣 雄貴投稿日時:2015/05/26(火) 19:40

萩原からバトンを受け取りました、3年の稲垣です。

東大ラグビー部に入って3年目、この春から再びCTBへとコンバートした。1年のころから、激しさと上手さを必要とするこのポジションに憧れがあった。当時は憧れだけでまともなプレーイメージすらなかったが、去年のSOとしての経験もあり今では自信をもってプレーでき始めている。ラグビー観戦でも、CTBの視点から見ることで新鮮な楽しみを感じられている。
しかし楽しめるのも自信を持てるのもCTBの技術的なプレーの部分だけ。まだ「激しさ」が足りない。CTBの魅力の一つであるその部分に向き合えていない。

BKに必要なスピードのあるプレーにしてもそうだが、怪我の恐怖を乗り越えなければ激しいプレーなんてできないだろう。
たまに
本能の一部が欠けているんじゃないかというほどのタックルをするプレーヤーがいるが、残念ながら自分にはそんなプレーはできない。自分が激しさを得るには、怪我の恐怖なんて忘れるほどの敵対心を持つしかない。

SOを務めるときには常に冷静でいよう、と高校のころから自分に言い聞かせてきた。周りを見ること早く判断を下すことが重要だし、それだけで精一杯なんだ、と考えていた。つまりは相手へ対面へ敵対心を持ち、熱くなることから逃げていたことになる。ラガーマンとして大切な部分をはき違えていたのかもしれない。
それでも自分は決して器用なプレーヤーではないから、この考え方が必要だった。しかし今はCTBだ。考え直す必要がある。

とにかく対面に打ち勝つ。
2年かけようやく体も少し大きくなり、それなりのハンドリング技術を身に着けた。もう逃げる理由はない。そのフィジカルとスキルで、目の前の相手に勝つことだけを考えていく。熱くならないといけない。

上級生になり、部という集団がまとまることの難しさを感じることも増えたが、結局のところラグビー部なのだから各々がラグビーに真摯に向き合えばおのずと上手くいくものだとも思う。
自分がすべきは激しくプレーしラグビーを楽しむこと。きっと結果はついてくる。

最後までお読みいただきありがとうございました。次は
同期の藤原にバトンを回したいと思います。





 

一年を振り返って[ラグビー部リレー日記]

 written by 萩原 雅貴投稿日時:2015/05/23(土) 18:45

マネージャーの壇辻からバトンを受け取りました2年の萩原です。

1年間を振り返ってみたいと思います。

まず去年の4月、 ラグビー部に入部して、1年間ジュニアで練習を重ねました。ジュニアでは、人数や場所の制限から、なかなかチームで合わすようなことはできませんでした が、その代わりに基礎的なプレーを徹底して練習しました。大学に入り本格的にWTにも取り組むことになり、身体的、技術的に土台作りの1年でした。
ジュニアチームで対外試合に勝利することが一度もなかったのは残念でしたが、1年間ラグビーを考えて、楽しんで練習できたように感じます。

そ して、今年の2月から上級生と混ざり練習するようになりました。まずグラウンドを広く使えていろいろな練習ができることを嬉しく思いました。冬のうちは基礎的なプレーを中心に練習し、4月あたりからチームで合わせる練習も増え、定期戦シーズンが始まりました。振り返るとあっという間な、忙しくも充実した1 年間でした。

今年1年で更に上達し、チームの目標達成に向けて精進したいと思います。


次は稲垣さんにお願いしたいと思います。

悶々[ラグビー部リレー日記]

 written by 壇辻 恵見投稿日時:2015/05/20(水) 18:52


まおさんから素敵なお世辞とバトンを受け取りました、2年マネージャーの壇辻です。
 
2年生の私は、今年、初めてする立場としての新歓期を過ごしました。マネージャーの新歓について、どうしたら入ってくれるだろうか、と考えていると、そのうち、そもそも何故マネージャーをしているのだろうか、マネージャーが部に出来ることとは何なのだろうか、と、ふと疑問に思うことが何度かありました。
 
ところで、私はラグビー部とは別に(正確には、ラグビー部からの派遣として)、運動会総務部というところにも所属しています。総務部とは、各運動部の活動を支援したり、運動部以外の学生に対してもスポーツ機会を助成したり、様々な活動をしている団体です。(詳しくはHPをご覧になって下さい。)
ラグビー部の練習を休んだり早退したり、部に迷惑を掛けて活動している以上、総務部の活動を通じて何か部に貢献するべきなのではないか、と最近思う機会がありました。
総務部の活動は、東大内の他部や、他大学の運動部の人と関わる機会が多いです。競技や大学は違えど、同じ運動部に所属する人達には、やはり、学ぶべき点が多くあると常日頃感じます。東大ラグビー部に足りないところ、取り入れたいところを敏感に察知して、より良い部にする為の道標を示す人になれればいいな、と思います。また、一方で、他部や他大学の部に触れるにつれて、今迄気付かなかった東大ラグビー部の魅力を発見できることもあります。その魅力を内部へも外部へも発信し、更に倍増させていければ、尚良いですよね。難しいな、と思いますが。
 
最近ではマネージャー組織を改革し、人数も増えました。行う仕事の幅を増やそうと思っていますが、自分たちが出来そうなこと、やりたいことと、チームに必要なこと、プレーヤーが求めることとの間に差があるような気がします。気のせいかもしれませんが。
 
私自身も、マネージャー組織も、未だ手探り感が否めません。結局、マネージャーが部に対して何を出来るのかも、はっきりとした答えは分かりません。でも、その時出来ることをやっていけば間違えはない気がします。もし、間違えた道を進んでいたら、教えて下さい。
 
プレーヤーもマネージャーも1年生がたくさん入ってくれました。これからも頑張りましょう。
 
次は、意外とミスチルが好きな同期の萩原にお願いします。
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