ラグビー部リレー日記

エスカレーターは歩かないで

投稿日時:2023/04/29(土) 11:32

 感情の起伏が穏やかそうな二宮さんからバトンを受け取りました、2年生の猿渡です。私は最近情緒不安定気味なので、にのさんを見習って精神統一をはかりたいと思います。

 私は先日、肩脱臼の手術を受けました。この間、執刀してくださった田崎先生をはじめ、脱臼当日に5人がかりで整復してくださった大橋病院の先生方、入院・手術にあたって様々な対応をしてくださった方々など、たくさんの方にお世話になりました。本当にありがとうございました。

 私は高校生のときから脱臼が癖になっており、ラグビーをしていればいつか外れてしまうことは整形外科の先生にも予言されていたので、今回の脱臼もさほど驚きませんでした。今回は規模の大きな脱臼だったようで整復にもそこそこの時間と痛みが伴いましたが、一度はまってしまえばときどき亜脱臼がある程度で、今まで経験してきた脱臼のときと変わったことは特に起こりませんでした。

 しかし、初めての手術を受けた後は、「これってこんなに不便だったっけ?」とか、「こんなことが難しいのか」などと思うことが非常に多くあります。「肩が動きにくくなる」と言葉では理解していたつもりでも、実際の状況まではなかなか想像できないものです。やはり、何事も経験してみることは大事だと思いました。家の中では楽に過ごせるのでまだ良いですが、外に出ると色々な場所にストレスフルな状況が待っていました。

ケース1:電車で隣の席に座って来る人
 電車の席に座っていて、手術した肩である左側の席に人が座ると、高確率で肩が当たります。隣の人の体と背もたれの間に肩が挟まるのがなかなか辛いです。また、中には自分が背もたれに肩をつけようとして、重なっている私の肩をぐりぐりしてくる人がいます。私はもう、他人を信じることができません。

ケース2:エスカレーターの右側を歩く人
 私は左肩を手術したので、エスカレーターに乗る時は右側に立って右手で手すりを掴みたいです。しかし、急いでいる人がエスカレーターで歩いたり走ったりしているのは大体右側です。エスカレーターに乗る時は前の人と間隔をあけ、一応S字に歩けるコースを確保していますが、そもそもエスカレーターは歩いて乗るものではありません。エスカレーターを歩くなら、階段ダッシュをしてほしいと思います。先日も、駅の出口のエスカレーターで私の左肩にぶつかりながら駆け下りていった人がいました。危ないし痛いです! その人にも急ぐ事情があったのかもしれませんが、私は痛みと憤りのあまり、その人が遅刻することを心から願ってしまいました。

ケース3:蚊
 3日ほど前、まだ4月であるにも関わらず、家に蚊が出ました。潰そうと思いましたが、左腕はあまり使えず、片手で蚊を潰すのは非常に困難です。壁に止まっているところを狙ってもなかなかうまくいきません。これはなぜかというと、蚊が止まったのを見つけて近づこうとしても、左肩をかばいながら汚い家の中を動くのには若干時間がかかるからです。せいぜい2~3秒の遅れだと思うのですが、あと一歩というところで蚊は飛んでいってしまいます。結局諦めて寝たのですが、やはり刺されました。


 痛い痛いと訴えてばかりの、ラグビー部らしからぬリレー日記になってしまいました。お恥ずかしい限りです。早く治せるよう頑張りたいです。

次は、同期スタッフのゆいちゃんにバトンを渡します。ゆいちゃんはいつも笑顔で同期に笑顔を振りまいてくれる、裏表のないきれいな心の持ち主です。今年度は新歓も頑張ってくれているようで、たくさんの新入生スタッフが入部してくれています。今後は先輩スタッフとして後輩たちを引っ張る姿も楽しみです。

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