ラグビー部リレー日記

ラグビー歴15年

投稿日時:2024/03/09(土) 08:14

 凜さんからバトンを受け取りました、新2年の大野です。凜さんは僕と同じ文科一類に入学し、現在法学部で勉学に励んでいらっしゃいますが、僕はまだこのまま法学部に行くか迷っています。先月のバレンタインデーには、パウンドケーキを作って持ってきてくれました。美味しかったです。弟さんとはその日の夜に共通の友人たる僕の高校同期を含む3人でご飯に行きました。面白かったです。また行くつもりなのですが、新規参戦も歓迎です。奮ってご応募ください。



 きょうはひとまず彼と出会った場所である桐蔭学園について書こうと思います。

 私の出身校は神奈川県の桐蔭学園中等教育学校です。東大ラグビー部で主将を務めた藤井さんの離れた後輩に当たるわけでありますが、藤井さんの同期の太田さんに同じ高校から来たとは思えないと言われました。ちょうど6つ違いであるために藤井さんの代を送り出した先生方の一部が我々の学年を担当しに降りてきていることもあって共通の話題がありそうなので、一度お会いしてみたいです。ただ、藤井さんがジュニアコーチ長だったときの1年生である新4年生によると厳しいらしいので、怖いです。

 まず桐蔭学園の説明から始めます。東大で出身校を言った際のある関東人の反応が「大阪の?」だったときはショックというより腹が立ちました。こちらが先です。東大阪にあるのは別法人です。憶えておいてください。因みに大阪桐蔭出身で昨季の主務の池田さんとは極めて良好な関係にあります。ご安心を。桐蔭は横浜市内といっても北西の端の青葉区にあるので、窓から見えるのは草木ばかりです。

 藤井さんが卒業された翌年、即ち私が中等教育学校に入学した時はまだ藤井さんのいた頃と変わらず、高等学校男子部および女子部、中学校男子部および女子部ならびに完全中高一貫の男子校である中等教育学校で構成されていました。しかしその次の平成30年度、高等学校が外部進学者のみ共学となりました。このとき合格を出しすぎて生徒数が膨れ上がり、様々な問題が発生しました。さらに31年度には中学校が新入生の募集を停止し、中等教育学校が定員を増やして共学化しました。これにより、内部進学者・外部進学者混合の高等学校男子部および女子部、外部進学者を募集しない中等教育学校後期課程(男子校)、内部進学者のみの高等学校男子部および女子部、外部進学者のみの高等学校(共学)、中学校男子部および女子部、中等教育学校前期課程(男子校)ならびに中等教育学校前期課程(共学)が併存するという、ただ混沌としか云えない状況が創出されたわけであります。そもそも藤井さんのいらっしゃった頃から桐蔭の制度は説明しづらいものでした。中学・高校と中等は、別学校といえども模試や共通テストのときは一つの学校として扱われていました。「実力テスト」なる学力テストも共通で実施されていました。男子部と中等は同じ校舎の同じ階にいて、文理選択後の高校2年生になると混合の授業もありました。極めつきは、高校三年生になると男子部も女子部も中等教育学校も進学棟という同じ校舎に集められ、混合で授業を受けるというものであります。そこへ共学化の波が押し寄せ、もう訳がわからない。来月には共学の高等学校と共学の中等教育学校の2つだけという、なんともスッキリした感じになります。寂しいですね。



 いよいよラグビー部についての話に入ろうと思います。

 前期課程のときは、中学校男子部と共に週六で活動していました。というより中学校として活動していました。新中等(共学中等)は合流してこなかったので、3年次は2学年のみでの活動でした。また、女子ラクビー部が部員3人くらいで新たに誕生したのですが、週に何度か一緒に練習していました。後期課程のときは、共学中等4年生とも一緒に活動していました。

 まず前期課程の中学ラグビー部ですが、3年次の目標を決定する際、「関東大会優勝」を掲げるも三郷にて行われた決勝で千歳中に敗れてしまいました。しかし全国大会である太陽生命カップには関東から2校出場できるので、。メンバーを30人登録でき、それには入ることができました。しかしリザーブには入ることはなく、僕の名前はパンフレットにはあってもウェブサイトにはありません。全国大会の開催地はなぜか水戸でした。ひたちなか市に泊まった気がします。宿のすぐ裏に浜があって、久しぶりに太平洋を見て嬉しかったです。ラグビーワールドカップ日本開催の年だったので、ウェブ・エリス・カップが開会式で御披露目されました。その時は遠くてよく見えませんでしたが、観客席に戻る時に、カップがすぐ横を通り過ぎて行って興奮しました。開会式の後、登録メンバーの一部と練習試合がありました。当時教えてもらっていた前日体大ラグビー部ヘッドコーチに叱られました。公式戦でもA戦でもないが、桐蔭として試合をしているのだからあんな不甲斐ないプレーはするなというものでした。そのときは肩が痛くて、それを言い訳にしているところもありました。全国大会の話に戻ると、結果は3位でした。一方、その後の東日本大会では4位でした。ここまであたかも自分が強かった感じで話してきましたが、公式戦には残念ながら一回しか出ていません。東京都の強豪・本郷中学校でスタメンだったスタッフの中村君には平伏します。

 続いて後期課程の中等ラグビー部です。「諸草」という卒部文集にいろいろ書きました。東大の人は誰も読んだことがないと思いますが、同じことを書くのは嫌なので、ここではさらっと行かせてもらいます。

 中等4年次の活動はコロナ禍から始まりました。秋の全国大会予選3回戦の相手は桐蔭「学園」。これが真の桐蔭対決です。会場も桐蔭。いつも練習している場所ですが、扱いはアウェーです。尤も部員が少ないので運営をやってくれるのは助かります。試合は学園に100点以上取られてこちらは無得点に終わりました。5年次の秋は湘南工科大学附属と。何点だったか憶えていませんが、負けました。湘工とは春の関東大会予選の準々決勝でも対戦し、惜しくも敗れて関東大会出場を逃しました。6年次、新中等の4年生が合流してきました。関東予選は直前で人数が足りなくなって棄権し、花園予選は東海大相模のグラウンドで東海大相模と対戦しました。東大オープンの日でした。去年も相模と当たったようですが、3点取ってきてくれました。



 引退のとき、すでに東大ラグビー部に入ろうと決めていました。しかし合格して入学したあとに迷いました。とりあえず入部したあとも他部の新歓に行ったのですが、結構気持ちが揺らぎました。ただ結局ラグビーに落ち着いたわけであります。

 東大に入ってから、モモカンで歩くのもおかしくなったり脳震盪をしたりと、いままでやったことのない怪我がやたらと増えました。その極みが前距腓靱帯断裂でした。青山学院大学との練習試合中に、右の足首がバキッと鳴ってビックリしました。そこからまともに走れなくなり、そのあとあったスクラムで押しまくられたので、これ以上はキツいし迷惑だと思って交替させてもらいました。3歳でラグビーを始めてから一度も骨折などの大きな怪我をしたことがなかったのでショックでした。

 この怪我はラグビー以外にも影響を与えました。免許取得が1ヶ月遅れたのです。8月の終わりに筑波に誘われて教習所に通い始めたのですが、そのせいで筑波より遅くなってしまいました。ほぼ同じときに一緒に自転車の練習も始めました。僕は小学生のときは乗れたので、わりとすぐに一応乗れるようになりました。青学戦の次の週に卒業検定の予定だったのですが、年が明けてから晴れて第一種普通免許を取得しました。合格発表が聞いていたやり方と違ってビックリしました。試験終了後に教室の自席に戻ってきて待機するよう言われたのですが、合格発表時刻よりやや遅れて担当者がやってきたのですが、複数の人の所に担当者が何やら紙を渡して帰らせていました。「惜しかったね」とかなんとか言っているのも聞こえて恐怖でしかありませんでした。担当者が通り過ぎていったときはえらく安堵したものです。これはもはや合格発表というより不合格発表、もっというとただの公開処刑です。

 先月筑波と旅行に行ったのですが、大阪で車を借りて白浜まで行きました。免許を取って初めて運転する車が「なにわ」ナンバーというのは少し変な感じがしましたが、白浜に着いたころには「なにわ」に親近感を覚えるまでになりました。筑波と違って初めてだったのですが、無事で良かったです。



 ここまできて前期に履修した比較思想のレポートの字数を優に超える量を引用なしで書いたことに驚いているのですが、次は新4年の昴さんにバトンを渡します。笑い方が印象的な昴さんは自転車通学なのですが、僕はいまだに立ち漕ぎがうまくできなくて困っているのでどうにかしてほしいです。また、正月に高校同期と焼肉に行ったあと雀荘へ連れて行かれて麻雀を少し憶えました。帰国したらやりましょう。

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