ラグビー部リレー日記

よろしくお願いします

投稿日時:2024/08/07(水) 22:33



4年の辻翔太さんからバトンを受け取りました、1年スタッフの細尾です。辻さんはとにかくラグビーへの強い情熱が印象的な方で、練習でのストイックな姿や試合でのガッツ溢れるプレーなどからそれをひしひしと感じますし、ラグビー戦術について勉強に励む身として、辻さんの情熱を見習わなければと思います。



ラグビー部に入部して最初のリレー日記ですので、簡単に自己紹介をしたいと思います。

兵庫県出身の細尾匡彦と申します。3歳から中学3年まで水泳をやっておりましたが、水中の競技に慣れすぎたのか陸上で行われるスポーツはあまり得意ではありませんし、ラグビーをプレーしたこともありません。ですが、家族の影響もあってラグビーの試合をよく見ていたこともあり、その戦術に大いに興味を持ったのがきっかけとなり、ラグビー部に入部しました。戦術・分析でチームに貢献できるよう、頑張っていきたいと思います。

最近は二外のドイツ語に脳を侵食され、受験で最大の武器だったはずの英語力が破壊され、ごく簡単な英単語が思い出せなくなる現象に苦しんでいます。これって僕だけでしょうか…?



さて、前置きが長くなりましたが本文に入ります。実のところこの日記を書いている今はあまり体調が良くないのですが、せっかくなので明るめの話題を。

大学生活が始まってはや数ヶ月、ようやく大学生らしい(自己評価では割と)まともな生活ができるようになってきた頃なのですが、最近久しぶりにしっかり困惑したことがあります。ものすごく大雑把にまとめるならば、「関西人に関西弁が通じない」です。



東京大学には全国から学生が集まってきます。ですから、関西弁の使い手たちも一定数いるだろうということは入学前に予想していました。しかしながら、「関西弁は東京で迫害されている」というソース不明の言説に支配されておりましたので、多少なりとも嫌な顔をされる覚悟を決めていました。とはいえ、関西人の「一部」(ここめっちゃ大事)には標準語に染まった者を「裏切り者だ!」と考える者たちもおりますので(僕は流石にそこまでは…)、下手をすれば帰省した時に袋叩きにされるおそれもあります。そういうわけもあって、関西弁から標準語に移行する気などさらさら無かったのです。まあ、標準語で話すというのが僕には不可能ですが。



ところがどっこい、蓋を開けてみれば「関西弁いいね」「関西弁教えて」という人にしか出会いません。大学でもバイトでもそういう人しかいません。普通に衝撃でした。ナチュラルに歓迎されるから疑心暗鬼にもなりました。しかも思いの外関西弁使いが多いではありませんか。4月の僕の覚悟はなんだったのだと、拍子抜けした記憶があります。

なんだ、意外と関西弁で問題ないんだ。そうわかってから関西弁に誇りを持って過ごしてきたわけですが、ある日不思議なことが起こります。同じ高校出身の先輩とお話しする機会があったのですが、彼らに関西弁が通じないのです。なんで?

聞くところによれば、東京の言葉に染まって、地元で話してたはずの関西弁を忘れてしまったというのです。

その時に心の底から思いました。「この裏切り者め!」と。



この話に「オチは?」とツッコんだあなた、関西人ですね?そうでないなら、非常に関西人適性が高いと思います。あと、この日記をご覧の方はご理解いただけたと思いますが、関西人は皆面白いなんてのは幻想ですからね!

こんな感じですが、ラグビーの戦術・分析の勉強には真剣に取り組んでおりますので、これからよろしくお願いします。





次は4年の奥山さんにバトンをお渡しします。落ち着いた雰囲気の優しい先輩ですが、試合での低く鋭いタックルを初めて見た時はそのギャップに驚愕しました。これまでにお話しする機会はあまり多くなかったので、これから仲良くさせていただければなと思っています。

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