ラグビー部リレー日記

キャラ変

投稿日時:2024/09/17(火) 23:41

4年スタッフの凜さんからバトンを受け取りました、1年スタッフの長岡です。凜さんはスタッフ長もレフェリーも家事もこなしているスーパーウーマンです。ごくたまに「一番怖いスタッフ」との噂を耳にしますが、そもそも凜さんはとても優しいですし、ラグビー部を愛しているからこそ自分にも(時には他人にも)厳しく、何事にも妥協せずに真剣に部活に向き合っている姿を「怖い」と形容するのは間違っていると思います。山中合宿では部屋が同じだったのですが、みんなヘトヘトに疲れ果てているなか、一人夜中までストイックに勉強されている姿が印象的でした。あと凜さんのメガネ姿と寝顔がとても可愛かったです。もう見る機会はないのかもしれないと思うと寂しいです。


初めてのリレー日記を書きます。入部からの5ヶ月弱でこの部活の様々な側面を知りましたが、噂や憶測で歪曲した自分の像が形成されてしまう前に、自分について正しい情報を発信する、もしくは完全に黙るということが大切だということを学んだので、自分の過去を少しだけ書くことにしました。

保育園から小学校低学年の頃にかけて、私はいわゆる内弁慶外地蔵でした。MBTIで言えば完全にIです。家ではいつも腹踊りや自作の歌で家族を笑わせたり、気に入らないことがあると号泣して過呼吸になりながら激怒したりしていたのに、家族以外の人前に出ると、恥ずかしがり屋で大人しい子に一変しました。心配性かつ完璧主義だったので勉強は怠らず、成績は優秀で、周りには「真面目な優等生」キャラが浸透していたと思います。とにかく目立つことが恥ずかしかったのですが、自分の本当の性格が周りに知られていないことへの違和感は少なからず抱いていました。

そんな私が変わっていく契機となったのが、ドッジボールとの出会いでした。ドッジボールは小学生定番の遊びですが、ド陽キャかつ運動神経抜群の男女の集いのようなものなので、私は当然参加してみたいとも思いませんでした。小学3年生の終わり頃、当時の担任に「長岡さんには素質がある」と声をかけていただいたのがきっかけで(全員参加のドッジボール大会が迫っていたこともあり)、及び腰ながら参加したのです。

「ドッジは避けるっていう意味だから、ボールを避け続ければいいのよ」と言われて、火の玉のように飛んでくるボールから死に物狂いで逃げました。見るからにドッジボール慣れしていない私は格好の餌食。四方八方から狙われました。5分間のゲームのはずが永遠に感じられました。そして、クラス最強の子が近距離から放ったボールが私の足元に…!ドッジボール界隈では、この種のボールは飛んで避けるのが相場です。しかし何が何だかわからないまま私が取った手段は、土下座でした。すると頭にものすごい衝撃が走ると同時に、周りから賞賛の声が聞こえてきました。ドッジボールは首より上に当たるとセーフなのです。九死に一生を得ました。

それから1ヶ月もしないうちに、私はドッジボールの虜になっていました。頭に当たったボールが思ったより痛くなかったことで味をしめた私は、それから毎日練習に参加し、避けるだけでなく投げる・捕ることもできるようになりました。当然、集団で避け続けるモブキャラより、先頭に立ってボールをキャッチする人の方が目立ちます。ドッジボールで活躍するには積極性が必要です。したがって私の積極性も徐々に表に出てきました。気づくとクラスの劇で大役に立候補したり、ソーラン節を仕切ったりしていました。

マンガのような話ですがスポーツが人間を変えることが本当にあるようです。中学校に入る頃にはもうびっくりするくらい陽キャでした。小中高一貫校の弊害で、「あの子小学校までと性格違くない?キャラ変したのかなw」と言われることもありましたが、心配性が薄れて楽観的にもなっていましたし、味方してくれる友達が増えたのでそんなに気になりませんでした。個人的にはキャラ変大成功だと思っています。性格が変わったというより人への見せ方が変わったので、シャイな一面ももちろん健在で、たまに弱虫になりますが、思ったことをちゃんと伝えられるようになってよかったです。

これからも度胸があって肝が据わった女性でいたいと思います。


ちなみに今夜(9/17)は中秋の名月だそうです。先ほど買い物に出かけたら綺麗な満月が出ていてほっこりしました。スマホで写真に収めたら案の定、伝わる感動が1/10になってしまいました。優秀な理系の皆さんには、月や太陽を目視さながらの迫力で収められるカメラ技術を開発していただきたいです。
(ちなみに買い物は、私の家から最寄りの駅へ向かうとまいばすけっとがあるのですが、駅の向こうにあるオオゼキへよく行きます。オオゼキのほうが安いので。)


次は、対抗戦幕開けから大活躍のげんとさんにバトンを渡します。げんとさんの目つきには並々ならぬ光が宿っていて、狙った獲物は逃さないという覇気に溢れています。坊主になってからさらにヤンキーのような怖さを増していて、タックルされる相手は生きた心地がしないと思います。坊主頭に日焼け止めスプレーをかけている姿が印象的でしたが頭皮は守られたのでしょうか。

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル
パスワード:

この記事を書いたメンバー

2024年10月

<<前月翌月>>
2024/10/15(火) 19:00
4年生になったけど文才が欲しい
2024/10/12(土) 18:23
2024/10/11(金) 09:00
未来予想図
2024/10/08(火) 22:10
僕は鎌ヶ谷市民です。
2024/10/06(日) 19:10
銭湯民族
2024/10/03(木) 22:08
食欲の秋
2024/10/03(木) 08:30
体重増やします

アーカイブ

ブログ最新記事