ラグビー部リレー日記

3年間を振り返って

投稿日時:2015/01/21(水) 12:03

同期の川口からバトンを受け取りました、新4年の古橋です。

木下の日記には「リレー日記で新4年が熱い思いを乗せる」とありましたが、そのような熱いことを語るような柄でもないため、新4年となった今の心境を綴ろうかと思います。

私が東大ラグビー部の門をたたいてからはや3年。ついに最高学年となりました。この3年をどのように感じるかは人それぞれですが、私にはとても短かったように感じられます。1年生の夏合宿でジュニア全員でハイエースを押したことがつい昨日のことのようです。

思えばこの3年、私は多くの先輩に支えられてきました。ラグビーのプレー関しては、もちろん自分なりに試行錯誤もしてきましたが、本当にいろいろな先輩にアドバイスをもらいながらでした。1年のときには落合さんをはじめとするジュニアコーチの方々にラグビーの基本を教わり、2年のときには特に磯崎さんたち当時4年のFWの先輩にフィールドでの動き方やスクラムの組み方などを教えていただきそれなりのラガーマンへと成長することができました。そして去年は、ラグビー偏差値の高い鉄本さんにAT面での技術を教えてもらい、ロックの斎藤将さんにラインアウトを指導してもらい、ハーフの森智章さんにハーフからのボールのもらい方を教えてもらいました。またプレー以外でも、例えば絵梨香さんにはテーピングをずっと巻いてもらいました。他にもまだまだ書ききれませんが、本当に諸先輩方にはお世話になりました。

先週行われたキックオフミーティングでは「プレーヤー全員がラグビーをもっと考えよう」という話が出ました。今述べたことを振り返ると、私は先輩に甘えてばかりで自分で考えるということをあまりしてこなかった気がします。しかしそんな自分ももう4年。すでに先輩は引退され自分たちの代となっていますし、これからは私が先輩から教わったような内容を後輩にも伝えていかなくてはなりません。昨日からポジション別の練習が始まり、早速自分で考えるという場面がたくさん出てきましたが、自分で考えるというのは案外大変なものです。ですが自分で考えることで知らず知らずのうちにラグビーをもっと理解できているようにも感じます。先日もラグビーの動画を見漁っているとまた新たな発見をすることがありました。「ラグビーを考える」というのは今シーズンのテーマであるため、これからも自分なりに努力してラグビーについて考えていく所存です。

さて話は変わりますが、他の同期には「ラグビーしんどい」「早く引退したい」と愚痴をこぼす人もいます。ですが、はっきり言って私は現段階ではラグビーが楽しくて仕方がありません。もうあと1年しかラグビーができないのかとすでに若干寂しくなるときもあります。先日、私が1年のときの1年生試合を見返してみたのですが、私も含めみな下手でとてもラグビーの試合と呼べるようなものではありませんでした。特に自分はほぼ何もしておらず、よくこんなので試合に出ていたなと少し惨めにもなりました。そう考えると今の自分は当時とは比べ物にならないぐらい成長していると思います。ラグビーが楽しいと感じられるのもそういった成長を実感できているからなのかもしれません。

1年後自分が卒部するとき、まだまだ成長できると感じながら卒部したのでは必ず悔いが残ります。今シーズン、チームとしては入替戦出場を目標としていますが、個人としてはラグビーをやりきったと思えるように最大限努力して参りたいと思います。


熱いことを語るのは苦手だと言いながら長文となってしまい失礼致しました。
次は、1年のときはすごく細かったが今は見違えるほど大きくなった同期の山本に回したいと思います。
 

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル
パスワード:

この記事を書いたメンバー

2024年10月

<<前月翌月>>
2024/10/12(土) 18:23
2024/10/11(金) 09:00
未来予想図
2024/10/08(火) 22:10
僕は鎌ヶ谷市民です。
2024/10/06(日) 19:10
銭湯民族
2024/10/03(木) 22:08
食欲の秋
2024/10/03(木) 08:30
体重増やします

アーカイブ

ブログ最新記事