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ラグビー部リレー日記
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先輩
投稿日時:2016/12/02(金) 20:49
彼のルックスに関しては羨ましい限りです。
前回(7月)のリレー日記では後輩について書かせていただいたので、今回は四年生の先輩方について書こうと思います。
今年の四年生は偉大でした。
四年生の誰しもがチームのことを思い、最前線で体を張っていました。
私はスイカのジャージをもらい、一緒に戦うメンバーでありながらも、何度も感動させられたことをよく覚えています。
対抗戦に加え、定期戦や練習試合での雄姿は鮮明に残っています。
思えば、普段の練習も、きついとき、苦しいときに声を出していたのは四年生でした。
私たちは無意識に四年生に頼りきっていたのかもしれません。
そんな四年生とともにラグビーができる時間も、気づけば残り三週間となってしまいました。
残された時間で私たちができることは何でしょうか。
先輩方への感謝、来年は自分たちが上級生になるという自覚。
挙げればきりがないことかもしれません。
あまりにも駆け足で過ぎ去ってしまった対抗戦シーズン中、考えることができなかったこと。
残された短い時間の中、時間の限り考え続けたいと思います。
次回からは四年生が一人ずつ書くそうです。まずは稲垣さんにお願いしたいと思います。
対抗戦を終えて
投稿日時:2016/12/01(木) 00:45
東大の隠れミスター候補(自称)の石川からバトンを受け取りました、二年の江崎です。
つい先日、二か月半ほど続いた長い対抗戦シーズンが終わりました。まずは、シーズンを通して東大ラグビー部を応援してくださった皆様、温かい応援ありがとうございました。良い結果として恩返しすることはできませんでしたが、皆様のご声援が非常に力になりました。
今回のリレー日記では対抗戦を通して自分なりに思ったことを書きたいと思います。
対抗戦はどの試合も肉体的、精神的に本当にタフなものだった。まず、対抗戦はコンタクトレベルが練習試合、定期戦のそれと比べて格段に上がる。どこのチームもタックルに迷いがなく、とにかく体をぶつけてきた。ブレイクダウンでも同様だ。大外で抜けた時はすぐそこにバッキングの選手が来ている。一つ抜けてもまた次から次に人がわいてくるような感じだった。絶対に勝たなければいけないというプレッシャーから、精神的にも削られる。いつもより息が上がるのがずいぶん早かった。ゴール前までせめてトライをとれなかったとき、立て続けにトライを取られたとき、膠着状態で刻一刻と時間だけが過ぎていくとき、、普段ならそんなに焦る必要もないようなところで焦ってしまう。頭ではわかっているけどなかなか立て直せない。
こういったコンタクトの圧力や対抗戦独特の緊張感によって奪われたのは思考力だった。思考ができないと声が出せなくなった。うまく内側とのコミュニケーションがとれず単調な攻めしかできなかった。自分のところに呼べばチャンスだったところを呼べなかった。特にBKにおいてコミュニケーションが生命線なチームだっただけに大きな迷惑をかけた。
しかし対抗戦も後半になるにつれてこの感じにも慣れて、思うようにプレーできた部分も多々あった。やはり、対抗戦に“慣れ”は必要だと思う。今年は先輩方に頼り切りだったけど来年は自分が緊張している仲間を引っ張っていきたい。
最後にもう一つ、対抗戦では小手先のプレーは実際ほとんど通用しなかった。うまくいったのは、春からずっとやってきて体に刷り込まれたプレーだけ。あたりまえだけどすごく大切なことを体感できた。
今年の対抗戦では目標に届かなくて、いかなるときも引っ張ってくれた四年生には申し訳なさがいっぱいだけれど、やり直すことはできない。これを糧にして来年いい結果を残すことが四年生への恩返しに少しはつながるんじゃないかという気持ちでこれからも頑張っていきたいと思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。次は異常なバイタリティーの持ち主である同期の鎌田にバトンを渡します。
期待、信頼、責任
投稿日時:2016/11/28(月) 22:17
対抗戦が終わった。あっという間の3ヶ月だった。7戦全てでスイカを着せてもらい、全ての試合に出場した。この期間はラグビーについて考え、考え、答えを探す訳でもなく自問自答し続けた。
スイカを着るということは、チームからの期待を背負い、チームに対し責任を負うことを意味すると思う。チームのために、応援してくれる人たちのために、そして勝つために。
自分は周りからの期待に応えられただろうか。チームからの信頼に対して責任で応えられただろうか。
答えは否だ。信頼を裏切るようなプレーを重ねた。チームに迷惑をかけ、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。4敗の原因が全て自分にあるなどと自惚れたことは言わないが、大きな一因であることは間違いない。
しかし、もう今年の対抗戦は終わった。どんなに後悔し、申し訳なく思っても後の祭りだ。名古屋大戦、京大戦、そして来年の試合のために、自分はチームの信頼を責任で応えることから始めよう。スイカに恥じぬプレーヤーを目指して。
次は今対抗戦でトライを量産した江崎にバトンを回したいと思います。
緊張
投稿日時:2016/11/25(金) 23:38
良い緊張感という表現がある。スポーツをしていれば度々耳にする言葉だろう。試合を前にして雑念が払われ集中力が高まり適度に張り詰めた状態。そんな所であろうか。発揮されるパフォーマンスも高いものとなろう。
このところ、自分は試合を前にする度に極度の緊張に襲われている。試合前の1~2週間ずっとだ。つまり、この対抗戦シーズンをほぼずっと緊張したままで過ごしている。決して良いものではなく、思い浮かぶのはミスばかり。そのような状態はやはり周りからわかるらしく、緊張しすぎ、等々の言葉を同期や先輩からかけられた。シーズンを通して幾度となく自分のメンタルを見つめなおそうとしたが、なかなか直るものでもなかった。しかし、最終戦を目前として改めて考えてみた。自分はなぜこれほど緊張するのであろうか。この緊張を、所謂良い緊張感に変えることは出来ないか。結局良くわからなかった。だから、良くわからなかったから、難しく考えるのをやめた。ただ単純に目の前の仕事に集中し、それを精一杯やる。目前の武蔵大戦に対して、ひたすらにぶち当たる。それが自分のすべきことだ。
駄文お読みくださりありがとうございました。次は、自慢のベンチ力を試合でいかんなく発揮している同期の石川に回します。
声
投稿日時:2016/11/23(水) 12:41
さて、私が所属している農学部環境資源科学課程農業資源経済学専修では、本郷で農業経済学や農政学などを日々学んでいますが、週に一度、本郷を飛び出し、田無にある東大農場で農作業実習という授業を受けています。この授業では…………と授業のことについて書こうと思っていたのですが、やはり今週末の対抗戦最終戦のことが頭から離れません。
現在、東大は3勝3敗。この最終戦で勝ち越すか否かが決まる。一月から始動した今年のチームの集大成と言ってもいい試合だ。相手は武蔵大学。ハーフからリズムを作る、バックスに展開力のあるチームだ。今年の東大もバックスに優れたランナーが多く、同じようなスタイルの両校である。
では、どこで差が出るか。そう、フォワードだ。前節の上智大学戦もブレイクダウンの安定感を欠き、バックスには大変迷惑をかけた。フォワードがセットプレー、ブレイクダウンを圧倒し、優位に試合を進めることができるかに試合の結果はかかっていると思う。
かくいう私のプレーは、良くも悪くも試合の大勢に大きな影響を与えているとは言えない。棚橋さんや上田さんのように優れたランナーでもなければ、松永や樋口のような鋭いタックルを連発するわけでもない。ましてや正確無比なキックや一列目でのスクラムなど出来るわけがない。では、私の強みとは何か。それは声を出せることだと思っている。今年の初めに、「部活中は声を出し続ける」という目標を密かに立てた。プレー中の声だけでなく、プレーが切れたときのコミュニケーションや鼓舞する声、なんでもいいから出し続けることを常に念頭に置いて対抗戦を戦ってきた。だから、武蔵大学戦も一番しんどいときに一番声を出してプレーする選手でありたい。
最後になりましたが、私が対抗戦を戦い抜けているのは、家族、部員はもちろんのこと、物心両面でサポートしてくださるOB・OGの方々、コーチ陣、トレーナーさん、粋の関さんなど、様々な人に支えられているおかげです。本当にありがとうございます。この感謝の思いを武蔵大学戦にぶつけたいと思います。
長文、駄文を最後まで読んでくださりありがとうございました。次は、Schrödinger方程式がプリントされた奇抜な服を着こなす2年の吉村に回したいと思います。
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