ラグビー部リレー日記

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「もちろん好きさ」「今やろうと思ってたところ!」

投稿日時:2022/11/05(土) 22:20

 ”浦和のファンタジスタ”こと片桐からバトンを受け取りました、3年の関戸悠真です。彼は、全盛期の木村拓哉を彷彿とさせるオシャレ長髪を靡かせながら、ラグビー歴半年とは思えない小気味良いタックルと、血湧き肉躍るギラギラのランで観客を沸かせる期待の新星です。
こないだの食事の席では、迷惑をかけてしまってすみませんでした。一昨日実家とビデオ通話をしている時に、「片桐君に迷惑をかけるな」「ティッシュを二箱持ち歩け」と怒られました。ティッシュ買うので仕送り倍にしてください。父上。


 Twitterで見かけた情報か、ネットの記事か、はたまた講義中の教授の与太話か、とかくどこかで聞いた話によれば、
「人類が今まで一番歌った歌は何か?」なる質問に対する答えは、「Happy birth day to you」になるのだそうです。
本当にそうか?と思って考えてみました。「Happy birth day to you」の対抗馬はどんな歌になるのか。人口が極めて多い国の国歌や、讃美歌など、色々挙げてみたものの、現代の人口の多さ、普及率、歌う頻度を考えると、やはり人間は、「Happy birth day to you」を一番歌っていることになりそうです。

「Happy birth day to you」の王政がひっくりかえりそうにないと結論づけた後で、なんだか不思議な感動を覚えました。「人類が一番歌った歌」なんてスケールのデカさの割に、妥当な結論を出すのが極めて困難っぽく見えて(私の感想です)、しかしフェルミ推定で鮮やかに、絶対それやん!と思えてしまうような答えに辿り着ける。問いとしての完成度が抜群に高いなと感じました。

ここで私に、出どころ不明の謎の対抗心のようなものが芽生えます。「俺も、こんな感じの問いを一つ考えてやろう」という情熱に駆られて、いい感じのクイズを考えることにしました。
「Q.私の今日の昼ごはんは何か」では、答えにたどり着くのは極めて困難に思われますが、スケールの大きさが足りない。
「Q.人類が一番食べた食べ物は何か」では、スケールはデカいものの、どうせ答えは肉とか小麦とかです。パッと見の難しさが足りない。
「Q.人類が最後に食べる食べ物は何か」では、スケールのデカさもパッと見の難易度も十分ですが、如何せん説得力のある答えに辿り着けない。
しばらく考えた末に、それっぽい問いを思いつくことに成功しました。

「Q.人類が最も嘘をついた質問は何か」
この問いに対する答えの候補としては、
「ねえ、私のこと好き?」や、「アンタ、ちゃんと宿題やったんでしょうね?」など、答えの候補がさまざま挙げられますが、私なりの説得力のある答えはこれです。
「あなたは18歳以上ですか?」
現代社会においては、発達段階の途中にある子供を、高い暴力性や猟奇性を持つコンテンツから遠ざけることで、子供を心的外傷や発育に生じうる悪影響から守ろう、という考え方が一般的です。しかし、小学生向け雑誌「コロコロコミック」において、対象年齢15歳以上とされるモンハンの特集が組まれるように、そういった年齢制限が守られる例はごく僅かです。自分でもなかなかの説得力だと思うのですが、どうでしょうか。


次は、2年の一木にバトンを渡します。「可愛がってしまいたくなる後輩」のイメージを地で行く彼は、池田にちょっかいを出されながらも、毎日楽しそうです。合格体験記の編纂、ご苦労様でした。一年生の一部が大幅に提出期限を超過することを見越して余裕持ちまくりの締切を設定するなど、彼はできる男です。

リレー日記です!

 written by 片桐 広貴 投稿日時:2022/11/02(水) 19:36

浦和高校の先輩でもある杉井さんからバトンを受け取りました、東大ラグビー部のマイケルジョーダンこと片桐です。杉井さんには浦高のよしみで新歓をしていただき、そのおかげでこの素晴らしいスポーツと部活に出会えました。杉井さんを含め浦高の先輩方には非常に感謝しています。ありがとうございます。

春に浦高兼東大ラグビー部のOBの方に、浦高出身同士仲良くなるように、とご飯代を頂いたのですが杉井さんはもちろん覚えてますよね?そのお金を代表して杉井さんが持っているはずですが、未だにご飯に連れて行ってもらっていません。メイド喫茶代になっていないことを祈るばかりです。

今回は初めてのリレー日記ということで東大に入ってからの僕の悩みについて書いていこうと思います。

東大に入ってから圧倒的に事務LINEが増えた気がします。クラスの同級生と授業やテストについてLINEしたり、部活の上級生とのLINEなど、普段はそこまで話さない人や親密ではない人とやり取りをしなければいけない状況が多々あります。そんな時に困るのが文の終わらせ方です。

「よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします🙏」

多くの人が事務LINEの文末には!や絵文字を多用しています。男子高校で過ごした3年間は誰も!や絵文字を使っていなかったので、多くの!は僕にとっては非常に新鮮で、何にそんなに驚いているんだろうと毎回思っていました。たしかに、!や絵文字を多用した方が愛想よく見えますし、いいと思います。しかしいざ自分がLINEを送るときになると、それらをつけるのにとても抵抗感を感じてしまいます。僕だけでしょうか?なんか相手に迎合してるというか、無理に愛想よくしてるというか。そんな気がしてただの事務LINEが悩みの種になってしまいます。

だからといって相手がたくさん絵文字などを多用してくれているのに、こっちが句読点だけだと相手だけ盛り上がってLINEしてるみたいで申し訳なくなってきます。そこで!にかわるものとして、SLAMDUNKの深津のようにLINEの語尾に「ぴょん」や「けろ」をつけ始めました。これなら無愛想に思われないしオリジナリティがあっていいなと愛用していましたが、クラスLINEに「シケプリ送ってけろ」と送った時に、12時間未読されてすごい恥ずかしかったのでそれからは使うのをやめました。

最近は、!を使うのに抵抗が薄れてきて普通に使えるようになりました!これで大学生の階段をまた一歩登れたのかな。

次は最近お鼻を整形された関戸さんにバトンを渡します。鼻の中の詰め物のせいなのか鼻水が止まらないらしく、先日店でご飯を一緒したときはテーブルに用意された紙ナフキンを全て使い果たし、それでも「片桐~ティッシュもってへんか~?」と紙乞食になっていました。大変そうでかわいそうです。

マウスピースつけよう

投稿日時:2022/10/31(月) 19:00

色んな女の子にモテモテと噂の雪竹君からバトンをもらいました、杉井です。
キャリアウーマンと結婚してヒモになるべく、勉強を頑張り東京大学に入学しましたが、東京大学で彼女を作ることはできませんでした。今度女の子にモテる秘訣を教えてほしいです。

僕は今、週一回歯医者に通う生活をしています。小さいころから虫歯一つなく、健康な歯で育ってきたため、今まで定期健診以外で歯医者に行くことはありませんでした。
そんな僕がなぜ、現在歯医者に通う生活をしているのか、それは、2年前に前歯を折ってしまったからです。
大学2年の時、AD(実戦形式の練習)中に、相手の頭と僕の前歯がごっちんこしてしまいました。ホールド強度であるからと油断しており、マウスピースをつけていませんでした。上あごに強い痛みが走り、嫌な予感を持ちつつ前歯を触ってみると、抜けていました。すぐに練習を抜け、歯医者に行くことに。不幸なことに当時はGW真っ只中、地元のかかりつけ医は休診で、池袋のよくわからない歯医者に診療に行きました。

「折れた歯がくっつくかは30分以内に治療できるかどうかにかかってます!」なんて言うネットの言葉にヒヤヒヤしながら、池袋の歯医者に到着。綺麗な女医さんに診察されました。
素早く歯をくっつける治療をしてくれた後に、経過観察が必要なこと、将来歯を抜く可能性が高いこと、が告げられます。
そして現在、友達から前歯が黒く変色していることを指摘され、病院に行ってみると、抜歯が必要だと宣言されてしまいました。

抜歯後には①インプラント②ブリッジ治療③入れ歯の3つの選択肢があるそうです。周囲の人には前歯は目立つし、お金はかかるが最上の治療であるインプラントをよく勧められます。ですがインプラントを本当に入れるとなると、50万円かかるそうです。親には泣かれました。

この日記をここまで読んでくれた皆さんは、練習中、たとえ強度が低い練習でもマウスピースを必ず着けましょう。ひと手間で50万円節約できます。


次は、浦高の後輩である片桐君にバトンを回します。コンタクト好き、物おじしない大胆なプレーなど1年ながら大器の予感です。今度浦高飯に行くときにでも、女の子にモテるコツ教えてください。

21歳の抱負

 written by 雪竹 創太 投稿日時:2022/10/29(土) 22:47

かわいいかわいい後輩の鷲頭からバトンを受け取りました。2年の雪竹です。1年生は生意気な輩が多く、僕のことを呼び捨てにしてタメ口で話してきたり、クズだのザコなどいわれたりすることが多く困っているのですが、そんな中でも鷲頭くんはちゃんと先輩として接してくれるいい子です。夏の練習後に暑い疲れたとグダグダ言っている僕にスっと氷を持ってきてくれた時は感動しました。いつまでも可愛い後輩でいてくれることを切に願ってます。増量一緒に頑張りましょう。







私事ですが、先日10/28は僕の誕生日で、晴れて21歳となることができました。遅生まれの同期のすばるくんとはついに2歳差になってしまい、人生の先輩として引っ張ってあげないといけないなという自覚が芽生えています。一方4年生の中には21歳の先輩もいると聞いてなんだか不思議な気持ちです。21歳と聞くともうおじさんみたいな感じで嫌ですが、来年には就活なども始まるので私生活からいっそう引きしめていこうと思います。というわけでせっかくなので今回は21歳の抱負でも書こうかと思います。







①留年しない

僕は進振りで法学部に行き、毎日充実した生活を送ってるのですが、やはり留年というワードが日々チラついているのが最近の悩みです。まだ試験まで3ヶ月ほどありますが、法学部の偉大な先輩でも1ヶ月本気で勉強してもギリギリだったという助言を頂いたのでそろそろ勉強し始めないといけないなと思っています。でも思い続けるだけでスマホをいじる日々が続いているので、法学部の偉大でない方の先輩の顔でも拝んで、ああはならないようにしようと自分に言い聞かせるのを癖にしようと思います。




 ②麻雀強くなる

麻雀も頑張らなきゃいけません。最近麻雀にドハマリしているのですが、部室でやる度に何かと難癖をつけられます。打牌が遅いというのは本当に申し訳ないと思っており、改善しなければならないと思っていますが、運で打ってるだの、打ち方が間違ってるだの色んな人に言われます。麻雀は運が大きく絡むゲームなので、運だと言われてもそりゃそうだとなるし、それこそが麻雀の醍醐味だと思っているので、いつも軽く聞き流していますが、やはりそんなにいい気はしないです。最近は読まなきゃいけない漫画があり、麻雀の勉強に割く時間は限られていますが、何とか時間を見つけて勉強して(もちろん法律も)文句を言わせないようにしたいです。いつかみんなで雀卓も買いましょう。

 

③ラグビー頑張る

もちろんラグビーもしっかり頑張ろうと思います。まずは明日の成蹊戦、必ず勝利します。正直シーズン初めでは遠く感じていた成蹊も、試合を重ねるにつれ自信がつき、今では絶対に勝てると信じています。

去年は観客席で見ているだけで、どこか他人事のように思ってしまっていた対抗戦も、今では試合に関わることが出来ているので、なんとかもがいて役に立てるように頑張りたいです。いまこのリレー日記を前日に書いていているのでとても緊張していますが、大好きな4年生の先輩と一緒に試合ができるのもあと少しなので、悔いが残らないよう、春からやってきたことを胸にがむしゃらに頑張ります。

また、来シーズンは3年生になりますが、安富さんたちの言う通り、僕たち現2年生が最上級生としてチームを引っ張っていかなきゃいけません。つい最近まで1年生でJr練をしていた気がするのですが、もう最上級生としてやっていくと思うと、長いようで短かかったなと思います。このまま4年間があっという間にすぎて欲しいところです。

最近は試合も続き練習もキツイので気が滅入ることが多いのですが、1月からはまたあの青でまみれた日々がやってくるということでさらにメンタルを強くしなければいけません。気のせいかもしれませんが、ココ最近になってやっとラグビーが少しだけ好きになれたような気がするので、この調子で優しくゆっくりとラグビーに歩み寄っていけたらなと思っています。気のせいかもしれませんが。

まずは日々の練習に元気に明るく参加できるように、きつい顔をやめて、笑顔で生きていけるように励んでいきます。


 

次は4年の杉井さんにバトンを渡します。杉井さんはいつも三方さんや國枝さんと楽しげに恋愛トークしているのが印象的です。ヒモになりたいと言っているのを聞きましたが、杉井さんは愛嬌があるので、僕が女性なら可愛がってあげたくなること間違いなしです。

おじさん

 written by 鷲頭 一貴 投稿日時:2022/10/27(木) 18:30

 財木さんからバトンを受け取りました、一年の鷲頭です。以前、財木さんに夢は何ですか?と聞いたところ「俺の夢は情熱大陸に出る事だな」と言っていました。僕は心の中で調子に乗るな!と思いました笑。他にもアナザースカイで菅平に行きたいなどと語っていたり、YouTubeの同期プレゼン対決で自分の紹介をしたりなどと自信に満ち溢れているように見えます。僕がサインを欲しくなる程、かっこいい先輩なので密着があればきちんと録画をし忘れないようにします。ちなみに、僕が入ろうと決めたこんなにも雰囲気のいい東大ラグビー部には嫌いな人など一人もいません。
 
 突然ではありますが、僕はおじさんに対して特別な感情を抱いてしまいます。一言でおじさんと言っても希望に満ち溢れているような人たちではなく、色々なおじさん独自の悩みに悩みながらも頑張っているおじさん達のことを指します。その証拠にも普段聞くラジオは色々な不満を口にするおじさんたちのラジオが多いように感じます。みんな、腰が痛いだとか、流行りについていけない、記憶力が低下したなどと自身の老いなどを感じ始めてがっかりしているようなことを話しているようなことを聞くと自分にはまだわからないことではありますがとても同情したくなります。

 以前、一般の人も利用できる社員食堂に行って食事をした時のことです。その時は初めてだったのでその食堂のシステムが分からず、少し遅れてきた三人組の四十代くらいのサラリーマンを待ってその人たちを参考にしようと思いました。メニューは日替わりでその日は二つありトンカツ定食とチキン南蛮定食でした。三人組は手を洗ってからメニューを見ていたのですが、そのうちの一人が「カツはムリなんだよなー」と呟いていました。それを聞いた時には、その人の話を親身に聞いて同情したい気持ちもありながら、見知らぬ人なので声をかけられないなんとも言えない気持ちになりました。話は変わりますが、僕はハンチョウという漫画が好きです。普段、自分からは漫画は買わないので時々借りたりして読んでいます。この漫画は、カイジというギャンブルをテーマにした漫画に出てくるハンチョウが普段は地下で働かされていながらも一日外出券を使って普段は味わえない贅沢を限られた時間で求めようとする漫画です。ここからは僕も聞いた考えでなるほどと思ったことなのですが、その漫画のなかでハンチョウが雨の日の公園の屋根の下でバーベキューをするシーンがあり、これはもし晴れの日であれば親子などが使う公園でのバーベキューは悪目立ちをしてしまうので雨が降ることで周りとの仕切りができ一つの個室ができるから雨の日にするという考えだそうです。このシーンは社会にはおじさんの居場所が少ないということも示しており、おじさんだからやりたくても周りからの目を気にしてできないことが世の中にはたくさんあります。若者がいる横でおじさんが一人でバスケの練習はできないということで深夜に一人でシュート練をしているという人の話を聞いたこともあります。

 おじさん達は社会の中では人生の先輩の立場にあり、人生の経験を今まで積んできたにもかかわらず世の中の変化についていけなかったり、老いやおじさんであるということでできなくなってしまうことが増えてしまうのがとても不条理だなと思います。僕にはそういうおじさん達の思いは完璧には分かってあげられないですが、もっとおじさん達も生きやすい世の中になればなぁと思います。

 次は2年生の雪竹さんにバトンを渡したいと思います。雪竹さんとは、テニスをやっていたり、スマホの機種とケースが同じ、ご飯をたくさん食べられない、吐き気が出やすいなどとたくさん共通点があります。新歓の時期に雪竹さんとクラブについて話したことを覚えています。僕は新歓の前日にクラブに行ってしまい新歓の時動けなくなってラグビー部の先輩にご迷惑をおかけしたことがあるのでもう行かないと決めました。雪竹さん、ごめんなさい。でも、初心者で始めながらもAチームのスタメンで活躍している雪竹さんはほんとにすごいです。個人的には雪竹さんの前回のリレー日記の構成がすごく好きでした。一見関係ないおばあちゃんの話から音楽の話に落とし込んでいたのがすごく勉強になりました。プレッシャーをかけるわけではないですが、次はどんなリレー日記になるのか楽しみです。
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2025年11月

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