ラグビー部リレー日記

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サブリミナル効果

投稿日時:2021/05/05(水) 21:23

チームのため膨大な仕事をこなしてくださっている彬さんからバトンを受け取りました、二年の池田です。彬さんにはそろそろ殴られてもおかしくないくらい色々やらかしているので、今後彬さんの手を煩わせないよう気を付けます。

あきらさんにご紹介いただいた通り僕は新歓委員を務めています。新歓委員はこの時期忙しい役回りですが、新入生が入部を決めてくれたときは大きな喜びを感じられるやりがいのある仕事です。新入生と接していると、去年僕がまだ入部を迷っていた時期や入部して間もない時期のことを思い出します。去年はセブンスなどの新歓イベントがなく、ジュニア練も少人数だったので、今年の新入生は羨ましいなとちょっと思ったりします。今回は本当にネタがないので、僕とラグビーの意外な繋がりについて書こうかと思います。


思い返してみれば、僕はラグビーが身近な環境で育ちました。花園がある東大阪に生まれて、ラグビーの名門大阪桐蔭高校に入学し、しかもラグビー部は僕が高一の頃花園準優勝、高二の頃には優勝を果たしたというめちゃくちゃ強い世代でした。それから大阪桐蔭の中ではラグビー部に友達が多かったように思います。(こう言うとさもすごいことのように聞こえますが、大阪桐蔭は勉強組とスポーツ組がほぼ完全に分離していて部活も別なので、友達が多かったラグビー部というのはもちろん勉強組の方です。同世代の奥井章仁選手は見かけた記憶すらないです。)

これらのことは関係ないように思えるかもしれませんが、小学生の頃から東大阪市のマスコットキャラクターであるトライくんというキャラクターをやたら目にしましたし、高一の頃ラグビー部の応援に駆り出されましたし、教室では友達が、W杯前の当時聞いたこともない松島幸太郎とかいう選手のヘアスタイルで登校してくるレベルです。入部した今思い返すとサブリミナル効果みたいなものがあったのかもしれないなと思っています。(笑)

まあこのように色々な縁があり、大学に入ってからも色々あって今僕はラグビー部にいます。高校生、いや一年前の僕が知ってもドン引きしていると思います。何が起こるかわからないものですね。今年度の未経験スタートの新入生にも是非入部に至る経緯を聞いてみたいところです。


くだらないことをつらつらと書きましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。新歓委員として一人でも多くの新入生に入部してもらえるよう残りの期間も頑張ります。


次は、チームのコロナ対応のリーダーであるかわはるさんこと河野悠花さんにバトンを回します。今チームが活動できているのは、かわはるさんが指針を示してくださっている感染予防対策が大学側に評価されているからこそだと思っています。いつもありがとうございます。
 

世界の秘密

投稿日時:2021/05/03(月) 20:30

僕の直属のボスであるあしゃからバトンをもらいました3年スタッフの佐藤です。彼女の誰とでも仲良くなれるところや部活の仕事も遊びも積極的に行動できるところを普段から見習っていきたいと思っていますが、行動力のない僕は思ってるだけで終わってしまいます。

あしゃにも嬉しそうだとか陽気そうだとか紹介されましたが、僕はいつも陽気で楽しい人間というわけではありません。気分がすぐれない時もイライラするような時もあります。にもかかわらず、よく同じようなことを言われるのはどうしてでしょう。悲しいかな、小さい頃からニヤニヤしてふざけた頼りない顔しか作ることができないのです。中学生の頃、担任の先生がクラス全体に対して怒っているとき、これは真面目な顔をしなくてはと、15年生きた中で集大成となる最大限の反省顔をしていたら、「佐藤は何でニヤニヤしとんねん」とガチ切れされました。人には得手不得手があるんだということを理解しました。時としてこのように誤解されてしまう僕の、常に笑顔でいる能力ですが、ミッキーマウスの次に笑顔でいる時間が長いと考えれば悪いことばかりでは無いような気もしてきます。物はいいよう、解釈次第です。


リレー日記の担当回を6月ごろだと勘違いしてあまり書くことを用意できていないので、個人的ニュースをつらつら書きたいと思います。一ヶ月くらい前なのですが、あることでアゴを怪我してしまい4針ほど縫いました。(自転車で転んだなんて恥ずかしくて誰にも言えません)大学内で怪我をしたのですが、運よく新入生の健康診断をしていたので、お医者さんにすぐ処置をしてもらうことができました。大学生活への期待を胸に血液検査の順番待ちをしている新入生たちの横を血を垂れ流しながら歩くのは、なんだか申し訳ない気持ちになりました。看護師の方には朝から忙しい中、病院まで付き添っていただきました。本当にありがとうございました。

幸運にも今までの人生で大きな怪我がなく、どこかを縫うという経験がなかったため、麻酔があんなに痛いとは思っていませんでした。気を紛らわすためか、施術中も先生に雑談をしていただきましたが、あごを抑えられていたため意図せず無視することになってしまったことをここで謝りたいと思います。ごめんなさい。首も口も動かせない状況で話しかけられるとあんなにも情けない気持ちになるのかと実感できました
施術後、「しばらくはひげ剃れないね」という一言からアゴ髭だけ伸ばすか~と思い立ち、いい感じになってきたところで美容院に行ったらもみあげとアゴ髭つなげるのはできる人だけの特権だろとおだてられ、繋げることになり、現在ひげライフを満喫しています。
怪我をした瞬間は勢いよくぶつかってきた地面に怒りを感じましたが、いろんな人の優しさに触れることもでき、新しいことに挑戦するきっかけにもなり悪いことばかりではないなと思います。物はいいよう、解釈次第です。

嫌なことがあったとき、人に何かを指摘されたとき、嫌だなと思う仕事を任されたとき、理不尽な量の課題を課されたとき、何を思うか、何をするかは自分が決める。物はいいようなのです。解釈次第なのです。

次は、新歓委員として頑張っている池田くんにバトンを回します。彼は仕事ができる雰囲気を出しながら、ウエイトシューズを忘れて借りにきたり、貸したウエイトシューズを裸足で履いたり、ブロンコテストのあと僕のタイムなんですかと聞きにきたりと、少々抜けているところが見え隠れしますが、いつも一生懸命に練習をしているので文句は言えません。
 

自動販売機

投稿日時:2021/04/30(金) 14:08

杉井からバトンを受け取りました、3年スタッフの谷田朝香です。

彼のえも言われぬ愛嬌にはいつも癒してもらっています。そんな杉井がついに上級生としてかっこいい人になろうとしていると思うと感慨深いです。彼は褒め上手でもあるので、ぜひ新入生にもジェントルマンとして人気が出ればいいなと思います。


私は今シーズンから、新歓委員としてラグビー部の新歓に携わることとなりました。その経験を経て、新入生が少しずつ入部してきてチームが過渡期にある今、スタッフとしても思うことを綴っておこうと思います。

今年度の新歓委員は、新歓代表の北野さんを筆頭に、3年が杉井・國枝・榎園・谷田、2年が関戸・池田というメンバーになっています。
そして、現在の新歓状況は、入部確定者が10名(うちSTAFF3名)となっています。これだと少なく見えるのですが、実際は入部を決めた 新入生で自主的に発足したL I N Eグループなるものにはもっと参加者がいるようなので、入部者はまだまだ増えるものだと期待しております。
昨年はコロナ拡大により対面新歓が全て中止になったため、新歓委員の方たちが大変な苦労を重ねて10人弱の新入生を獲得してくれたわけですが、それに比べると今年は苦労が少なかったのだろうと感じます。対面新歓を行うことができたし、未曾有の事態であった昨年に比べればコロナ関連の対応にもだいぶ慣れてきました。すなわち、今年から加入することになった私は苦労少なくやりがいを得ることができているというわけです。
とはいえ、新歓は部全体に関わる重大な責任のある仕事であるうえ、東大ラグビー部の外の世界に対して積極的に働きかける必要があるため、臨機応変な対応や創造性を要する大変な仕事であります。そして新歓委員は、それに耐えうる組織であり、感銘を受けました。
例えば、私と同じく今年からの参戦となった2年の関戸と池田は、イベント企画提案に関する積極性を見せ、ミーティングで次々に意見を発言していました。さらに、定常的に重要事項の指摘や部全体への情報発信を行い、入部から半年とは思えないほど頼りになる姿を見せてくれました。去年から引き続き新歓委員である杉井・國枝・榎園は、昨年培ったノウハウを生かして新歓を引っ張ってくれ、尊敬が止まりませんでした。代表の北野さんは後輩が意見しやすい環境を作り、それらを柔軟に取り入れてくださいました。また、新歓委員のLINEでは誰かが発言すれば必ず誰かが反応し、仕事をすれば必ず「ありがとう」が返ってくる安心感がありました。これらは簡単なようで意外と難しいことです。


これが、私にとっては理想のラグビー部であるような気がしています。特に最近常々感じていて何度か発言したこともありますが、ラグビーで強くなる第一歩は、組織として強くなることだと思います。首脳陣からだけではなく下級生を含む全員が、部に貢献する姿勢を見せ、それを見て周りが触発されて高め合う。自分に見えている姿だけじゃなくて、見えない努力を思いやって感謝する。それだけで、各々の努力に対する効用が上がり、ひいては組織そのものの質が高まることにつながります。人への思いやりなんて、と言い張る人もいるかもしれませんが、効率主義をとってもきっと、結局思いやりは欠かせないものであるはずです。
私たちスタッフも、当然、チームの一員としてチームに対する意見を持っています。プレーそのものに直接関与することができない分、プレー外の組織特性を明確に感じ取っているからこそ思うところがいろいろあります。昨年、スタッフの人数が多く、実行できうる全ての仕事を自発的にしていましたが、それによってどうやら選手の自動販売機になってしまったようだ、と感じることがたまにあります。そして、私たちの自動販売機化は、チームを組織として弱くしてしまうと感じるので、そうならない部になればいいなと思います。


次は、あきらにバトンを渡します。彼はとてつもない量の仕事をこなしてくれていますが、朝部室に行くと大体音楽を流して鼻歌を歌っていたり、よくわからないことでなんだか嬉しそうだったりと、なかなかに陽気で話していて楽しいです。

内ゲバ

投稿日時:2021/04/27(火) 20:09

華やかなパス・ランだけでなく、タックルが得意プレー、表でみんなを引っ張るだけでなく、裏でも泥臭い仕事を率先して引き受ける、理想で憧れの我らが主将杉浦さんからバトンをもらいました、3年の杉井智哉です。いつもアフターの時パスとか教えてくれて、とても助かっています。これからもよろしくお願いします。

春は出会いの季節です。特に3年の春は出会いが多いイメージがなぜかありますが、同期の間でも続々とが訪れています。あいつだけは仲間だろう!と思っていたような人がちゃっかりしているので、人生分からないものだなと思います。僕も今日初めてのゼミがありましたが、特にが訪れる気配はないので勉学に精を出します。

杉浦さんも言っていましたが、最近チームの練習中の雰囲気がとても良いと思います。僕も、楽しいといったら嘘になりますが、テンション高く練習出来ています。正直、昨年とか今年の最初の方とかは練習前に気分が乗らず、あまり楽しめない状態で練習していましたが、近ごろはポジティブな気持ちで練習出来ています。杉浦さんが言っていたように、各々の部員に主体性が芽生えてきたからというのもひとつの理由だと思いますが、僕としてはやりあえる練習が増えてきたのが大きな理由かなと思います。ウォークADなど、試合を見据えた強度の練習が増えてきて、部員同士お互い競い合う意識が生まれています。やっぱり相手と闘ってこそラグビーしているという感じがして楽しいです。とはいいつつも、まだまだレベルの低いやりあいにとどまっていると思うので、これからお互い高めあうためにももっと高いレベル、高い意欲で部員同士ぶつかっていかなきゃなと思います。僕も負けないようしっかり練習頑張ります。
短い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました。

次は、我らが偉大なるスタッフ長あしゃにバトンを回します。新歓や栄養など部内でも大変お世話になっていますが、学部をはじめ部外でも手厚いサポートをしていただいており、頭が上がりません。これからも見捨てずに仲良くしてくださると嬉しいです。
 

主体性

 written by 杉浦 育実 投稿日時:2021/04/25(日) 20:13

最近トレーニングの成果で体が大きくなり、プレーの中に華麗さだけでなく力強さも際立ってきた東大ラグビー部の貴公子玉代勢からバトンを受け取りました。4年生の杉浦です。

玉代勢は僕のことを辛い顔一つせずチームを引っ張っていると言ってくれましたが、そのように活動できているのは厳しいトレーニングや練習にも一生懸命ついて来てくれる後輩や支えてくれる同期たちのお陰です。
いつもありがとう。

今回のリレー日記では、今のチームに対して思うことを綴ろうと思います。


僕は今部活動がとても楽しい。
以前から練習は楽しいと思っていたが、最近は本当に楽しいと感じることが増えた。

何故かと理由を考えてみたところ、「主体性」というキーワードが浮かび上がってきた。
「主体性」とは、ネットで調べてみると自分の意志・判断で行動しようとする態度のことを指すようである。

最近の練習で喜びを感じたシーンを振り返ってみよう。

・今までわがままだった同期が4年生としてリーダーシップを発揮してアフターを仕切っているのを見たとき。

・新歓活動でチーム全員が積極的にイベントを盛り上げてくれたとき。

・いつもは恥ずかしがってあまり意見を発信しない後輩がチームに対してもっとこうした方が良くなるのではないかと提案をしてくれたとき。

・練習前後に後輩がどうしたらもっと上手くパスを放れるか聞きに来てくれたとき。

・スタッフの後輩がチーム強化のために意見を提案してくれたとき。

他にもたくさんの嬉しいシーンがあるのだが、そのすべてに共通しているのが「主体性」だと思った。このように、最近の東大ラグビー部にはこの「主体性」がたくさん見て取れる。とても良くなっているからこそ、部員にはもう一つ上のレベルを目指してほしい。

どうしたらもう一つ上のレベルに上がれるかというヒントは、すぐ近くに転がっているように思う。例えば、

・グラウンドや部室のごみを見つけたら拾ってみる。

・練習で使う道具が出てなければ、出してみる。

このように、誰かがやってくれるだろうことを自分から率先して動けるようになってほしい。こういう部分が、グラウンド内でのサポートやバッキングといった細かいプレーにつながるのだと思う。

一つ一つに自覚を持って取り組んでチームで強くなりたい。


具体例ばかりのまとまりのない文章になってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
結果を追い求めるのはもちろんですが、いいチームを作っていきたいと思います。

続いては新歓イベントの運営で積極的にリーダーシップをとり、グラウンド外でもチームを盛り上げている杉井にバトンを渡します。
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