ラグビー部リレー日記

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最後へ向かって

 written by 清水 快 投稿日時:2018/05/23(水) 23:53

最近私生活で良いことがあったようで、久々に心からの笑顔を見せている同期の江崎からバトンを受け取りました、4年の清水です。江崎からも檄を飛ばされてしまったため、今後はラガーマンとしてより積極的なプレーを心掛けようと思います。

私は今年就活をしており「部内での役割は?」と聞かれる機会が割と頻繁に訪れる。これまで何人もの部員が日記に書いている通り、今年のチームは学生主体で進めていく方針だ。多くの同期が重要な役割につきチームを引っ張ってくれる中、私はしかし “平部員”という立場だ。プレーも下手で、ラグビー経験も短く、周囲への細やかな気配りも得意でない自分にとっては、当然の立場なのかもしれない。しかしそれでもチームの一員として、最上級生として何らかの存在価値を示さなければならない。それが何なのか、正直言うとまだはっきり理解できていないのだが、自分なりに模索しながら引退の時まで走り切りたいと思う。私にとって次のリレー日記が恐らく最後になるが、そこで読んでくださる方々に対して、自分なりの答えを堂々と示せるように。

お読み頂きありがとうございました。次は私が以前から実はひそかに目標としていた、同期の4年鎌田に回します。

自分の責任

 written by 江崎 敬 投稿日時:2018/05/18(金) 21:06

顔が大きいせいなのか、周りにあるものがすべて小さく見えてしまうと噂の虎からバトンを受けとりました。4年の江崎です。
最近は部室と農学部、そして御殿下のジムを行き来する多忙な日々を過ごしています。
 
 
私は現在、練習リーダーというポストについている。練習内容を考えて練習を仕切る役割だ。部の活動の中で練習が占める割合はとても大きい。その分、このポストは非常に重要なものであると感じる。もう一人の練習リーダー(副将でもある)宮原健と、試行錯誤の日々を送っている。
 
一口に練習を考え、仕切るといっても、様々なことを考えなければいけない。練習の内容はもちろん、強度は適切か、時間配分や練習中の時間管理、プレイとトークの割合、練習の意図の伝え方はどうか、練習の活気はあるか、試合につながる練習なのか、練習のレベルは現在のスキルの習熟度に見合っているか、その練習の答えを先に与えてしまうのがよいのか自分たちで考えさせるのがいいのか・・・。
考えれば考えるほど奥が深い。それだけやりがいがある。
 
一つ気を付けていることがある。
練習は自分一人でやることじゃない。だから決して独りよがりなものになってはいけない。そのために同期、後輩に聞く。今日の練習はどうだった?と。今日の練習はすごく身になったとか、今日はいい雰囲気の練習だったと言ってくれた時は、本当にうれしい。頑張ってよかったと感じる。また、何がしたい練習かわからなかったとか、少しグダグダした練習だったと聞くときもたくさんある(というかこちらのほうが多い)。そのたびに、その次の練習で少しやり方を変えてみる。そしてまた聞く。その繰り返し。
それをやり続けた先に東大ラグビー部にとってのいい練習が待っているはずだ。
 
今年、学生主体でやると決めてから様々な役職ができた。うちのラグビー部は、それぞれいろいろな面で「あいつにはかなわないなあ」と思わせるような強みを持っている人ばかり。そしてそれぞれのポストには、みんなが強みを生かせるようにそこに適した人が配置されている。結果、その分野に関して意見があれば言えばきちんと対応してくれる。安心して任せられる。
 
自分にまかされた役職は練習リーダー。きっとここが自分の強みを一番発揮できるのだろう。だから自分がやることはいたってシンプルだ。チームの誰よりも、練習のことを深く考えて実行に移すこと。それが責任というものなんだろう。各々が互いを信頼しあって、各自の責任を果たす。そういったことのできるこのチームが自分は好きだ。
 
このチームで、自分たちはこれからどれだけ成長できるのだろうか。この先のシーズンが楽しみで仕方ない。
 
 
お読みいただきありがとうございました。次は久しく荒ぶる姿を見せていない4年清水にバトンを回します。

 

2つの文章

 written by 原 虎之介 投稿日時:2018/05/12(土) 23:08

東大ラグビー部の頼れるエース原からバトンを受け取りました、原です。

 

 

 

今回は初めて最近思ってる真面目なことを書こうかと思います。

 

 

 

まず、今の四年生がとてもチームのことを考えてくれているなとつねづね思います。去年の体制の良かったところを引き継ぎ、直したいところを直し、それだけではなく下級生の意見を自分たちの学年と同様にとりいれて、練習や体制を考えてくださっていて、ラグビーのスキル面で東大に足りないところはその分野の専門のコーチを呼んでくださったり、専門のs&cコーチを呼んでくださったりしています。今ぼくがのびのびとラグビーを楽しめているのは四年生のおかげです。

 

 

 

また、四年生だけでなく、三年生や同期も練習中にアドバイスをくださったり飯に連れてってもらったり、授業で助けてくれたり、深津さんやかわでさん、やすとさんも無償でコーチをして、僕ら色々に教えてくださったり、お金の面で家族やOBの方々に支援してもらい本当にぼくは恵まれていると思います。

 

 

 

普段は照れくさくて言えませんが、この場を借りて感謝の意を表したいと思います。

 

本当にありがとうございます。

 

 

 

僕はこの4年間死ぬ気でラグビーをし、チームに少しでも貢献できるように頑張るつもりなのでこれからもよろしくお願いします。

 

 

 

次は僕と張り合えるくらいの顔面偏差値をもつ江崎さんにバトンを渡します。

2つの文章

 written by 原 虎之介 投稿日時:2018/05/12(土) 22:59

僕は藤井からバトンを受け取る間に2つの下書きを書いてしまったので2個更新したいと思います。

 

僕のことが大好きな藤井からバトンを受け取りました、原です。



 



僕は運良く先輩の怪我のおかげで一年の頃から対抗戦に出ることができました。正直、その時は自分のことをすごいプレーヤーだと思っていたし、また、4年になるまでに棚橋さんや松永さんのようにあの人はすごかったと語り継がれるような人になりたいと思っていました。



 



しかし、今シーズンになって東大ラグビー部は頭を使った、組織的なプレーを意識して練習も単調なものではなくfwとbkのリンケージなどがとても重視されるようになりました。今までは自分は積極的にボールをもらいにいき、とにかくあたったりずらしたりでゲインを切ることを意識していましたが、まわすべきところはまわしたり、チームメイトのダブルドライブのサポートをしたりと、自分中心で考えるのではなくチーム中心に考えなきゃいけなくなり、一年生の時とは違う状況に戸惑い伸び悩んでいました。



 



しかし、ふと、本当に良いプレーヤーとは一番うまいプレーヤーではなく一番チームのためにつくせる人ではないか、棚橋さんや松永さんもそれができているから語り継がれてるのではないかと思うようになりました。



 



そういう意味ではプレーヤーだけでなくDLもスタッフも良いプレーヤーになりうることができるのではないか、そして全員がチームのために、勝利のために動いて初めて対抗戦で勝てるのではないかと思います。



 



なので僕はこれからDLに入ることがあっても、治らない怪我でスタッフにまわったとしても東大ラグビー部のために動いていこうとおもいます。



 



長々とこの文章を読んでいただきありがとうございました。



 



次は東大ラグビー部の人気者、原にバトンを渡します。

高校時代

 written by 藤井 雄介 投稿日時:2018/05/12(土) 21:26

独特なユーモアセンスが2年生から高い評価を得ている望月さんからバトンを受け取った2年の藤井です。

東大ラグビー部には地方からの出身者がいて、様々な高校生活を送ってきているので、僕は同期や先輩の高校時代の話を聞くのが好きです。誰もが何かしら変わった環境で過ごしてきていて、とても興味深いです。時間があれば新入生の高校時代についても話を聞きたいと思っています。

さて今回は自分の高校時代について書かせていただきたいと思います。
自分の出身校は桐蔭学園中等教育学校というところですが、高校でラグビーをやっていたというと、決まって「え、あの桐蔭のラグビー部?」と聞かれますが、そうではありません。そもそも桐蔭学園の中高は男子部、女子部、中等という3つに分かれています。中等は中高一貫の男子校で、男子部と中等は同じ校舎で過ごしていますが授業は別に受けます。女子部はというと橋を隔てて別の校舎で過ごしており、男子がその橋を渡ってよいのは基本的に学園祭のときのみです。男子部と中等は高校から部活が別になるため、自分の所属していた中等ラグビー部と桐蔭ラグビー部は全くの別物です。練習は、「砂漠」と呼ばれるフカフカの砂で埋め尽くされたラグビー場の1/4を中等、1/4を中学、半分を桐蔭ラグビー部が使うという割り当てになっています。全く別の部活であるため、公式戦で桐蔭ラグビー部と対戦する機会もありました。自分が高校1年生のときの花園予選で桐蔭ラグビー部と当たり、0-135で負けて3年生が引退していったのを覚えています。後日ミーティングで、監督がこの点差をひっくり返そうと言っていて「よしやってやろう」と思ったのを覚えています。しかし自分が3年生となった花園予選3回戦でまたもや桐蔭ラグビー部と対戦し、0-94で破れました。同期や後輩が随所に良いプレーを見せる中、自分は何もできないまま試合が終わってしまいました。

 

今現在東大ラグビー部は対抗戦Bの上位校に100点近く差をつけられて負けたという状況にあります。そして他の大学と違い、スポーツ推薦がなかったり、経験者の人数が少なかったりと不利な条件はたしかにあります。ただ僕個人としては、これを高校時代のリベンジと捉えることもできます。自分たちよりラグビーの経験が深く、実力差のあった相手に対してどこまで力の差を縮め、追い越すことができるかというのは、高校最後の試合で何もできなかった僕にとって大きなフォーカスポイントです。しかし自分の高校時代と違うのは、東大ラグビー部には深い伝統があり、OBからの厚い支援があり、良好な環境でやらせてもらっており、他大学より環境が悪いということは決してないと思っています。しかも自分の高校時代のときのような圧倒的な力の差はありません。大学で部活をやる上で、高校生のときより多くの時間を練習やトレーニングなどに割くことができるし、差を埋めるのは全く不可能ではありません。大事なのはそのことを明確に認識して、その意識を切らさないことです。それによって今後もハードワークを続けていくことができ、その結果チームが強くなればよいと思います。

 

長い駄文をここまで読んでいただきありがとうございます。次は、レモンとクラブが大好きな同期の原に回したいと思います。

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