最後の最後までどっちに転ぶか分からないし、内容的には決して良い試合とは言えない試合だった。ペナルティーの連発や、自分の関わるラインアウトのミスなど反省は数多い。
それでも勝てたのは、まさに「時の運」でしかないのかもしれない。
コンパでも言ったが、僕は自分いいかげんな人間であること、それから、下級生だったころの自分の部活へのぬるい取り組みに、反省なんて言葉では言い表せない後悔がある。
四年になってから改心してがむしゃらに身体を張ったつもりだけど、それでも僕は成果を残せるようなプレイヤーになれなかった。結局は甘ったれていたのだと最後の最後に理解した。
京大戦はそのような自分の情けなさ、弱さをひしひしと噛みしめる試合だった。
ともあれ、引退である。後悔は必ず糧にする。四年間ありがとうございました。
4年 磯崎智大

この試合は、決して今年のチームにとってベストの内容ではなかったと思うし、個人としても満足できるものではなかった。
でもそれでもいいと思う。4年生との最後の80分を思う存分楽しんだ。磯崎さんと組むスクラム、加納さんのスロー、川島さんから受けるパス、、、全てを満喫した。それに2点差とはいえ勝って送り出すことができた。この試合の反省はこのチームでではなく、来年僕らがいかせばいいのだ。
最後となるが、目標は達成できなかったけれどチーム川島でやるラグビーは楽しかった。来年は今年を超えるチームを3年以下で作っていきたい。
3年 鉄本大樹

今季最終戦、DF面や試合運びに課題を残し、心臓に悪い試合展開となってしまった感は否めないが、内容はともかく四年生の花道を勝利で飾ることができたのが大きかった。今季はATTACKを掲げてきたが、シーズンを通して得点をFWの力に頼ることが多かった。しかし、この試合ではFWが優勢とは言えない中でBKの展開でトライを奪い、勝利に結びつけられたことは素直に嬉しい。BKで奪い取った3つのトライは、岩崎さん、長島さん、金澤さんのお力添えをいただきながら、川島さん、安井さんを中心に練習を積み重ねてきたBK陣の思いが結実したものではないかと思う。個人的にはシーズンを通して出場機会をいただきながら、目標達成の力となれず、申し訳ない気持ちで一杯だが、今シーズンの経験を糧に来年はさらに進化したBKの姿をお見せしたいと思う。
2年 木下魁

東京大学

リザーブ	T	G	P	D	交代
16 山本 高大 (2)	0	0	0	0
17 ()
18 梶房 裕之 (3)	0	0	0	0
19 大畑 暁 (1)	0	0	0	0
20 市場 悠稜 (2)	0	0	0	0
21 森 智章 (3)	0	0	0	0
22 川本 健 (3)	0	0	0	0
23 川口 峻悟 (2)	0	0	0	0	← 14 森 和宏（54分入替）