ラグビー部リレー日記

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ラグビーを楽しむこと

 written by 野村 湧 投稿日時:2019/05/21(火) 22:19

2個上の先輩である下條相手にも盛大なマウントをとる2年の齋藤からバトンを受け取りました、4年の野村です。
 
東大ラグビー部の現在のチーム状況は決して明るくない。怪我人が増え続ける状況、東北大戦、早稲田戦の大敗。僕はリーダーとしてこの状況を変えなければならない。悩み続ける毎日である。練習の運営方法や内容の工夫、戦術の議論や落とし込み、チームとしてのメンタリティや規律の部分など、試行錯誤に終わりや正解はない。その中で最も難しく感じるのはチームメンバー一人一人の意識の部分である。人の考え方や意識を変えることは非常に困難なことである。同じ地域や環境で生まれ育った地元の友達ならともかく、全く違う地域や環境で生まれ育った多様なメンバーの大人数集まる東大ラグビー部では考え方も価値観も多様になるのは当然なことである。そのような多様性を否定するつもりも、価値観を変えようというつもりも全くないし出来ようもない。ただ、部員全員が今だからこそもう一度意識してほしいのは、ラグビーを楽しむということである。
誤解のないように先に言っておくと、ここでの“楽しむ”は、決して遊びの楽しむとは違うということだ。東大ラグビー部で対抗戦を戦うということは、強豪相手に真剣勝負を挑むということである。楽をして勝てるチームは一つもない。楽(らく)とここでの”楽しむ”は全く異なる。楽しむべきなのは、強い相手との真剣勝負、目標に向き合い努力すること、自分自身を厳しく見つめ強く成長すること、であると思う。
大学の部活は必須でもないし、誰かにやらされるものでもない。好きでやるものだから、楽しむことが前提だ。ラグビーはタフなスポーツであるから、もちろん楽しいことばかりではないし体力的にも精神的にもしんどい場面はたくさんある。むしろしんどいことの方が多いだろう。だからこそ、それもすべて含めてトータルで自分が成長して行くことが楽しめれば、それぞれがもっと成長できるし、高め合えるより良いチームになれると思う。まずは自分自身と、同じポジションのチームメイトと、プライドを持って真剣勝負を楽しむこと。その積み重ねが、強い相手に立ち向かうためにできることだろう。
大学ラグビーでの真剣勝負ができる時間もそう長くはない。残された時間、一つ一つの勝負を楽しんで強くなっていきたい。
 
次は、横顔がダミアンマッケンジーに似てると個人的に話題の2年の石田にバトンを渡します。誰も共感してくれないので共感してくれる人募集中です。
 
 
 

いい顔

 written by 齋藤 海杜 投稿日時:2019/05/20(月) 21:29


肩の手術明けでいろいろ大変そうですが、それでも明るい倉上さんからバトンを受け継ぎました、2年の齋藤です。三鷹周辺住みの新一年生が多く入部し、三鷹パート?も賑やかになってきました。

 


さて、今回は「顔」にまつわることについてたらたらと書いていこうと思います。

 


ふだん同期や先輩といるとき、僕の顔はよくいじられる。これは昔からのことで、僕の顔や表情はどうやら印象的なようである。入部そうそう不名誉な愛称をつけられたり、表情を過剰に強調して真似されたり、最近では某先輩が僕の間抜けな顔に似た顔文字を使っていたりするそうだ。狙って変な顔をしているだろうと言われることがあるが、大抵そんなつもりはない。早く慣れてもらいたいところである。

 


そんな僕だが、こないだの早稲田ではその「顔」について喝を入れられた。試合のハーフタイム中、疲労困憊した僕は随分情けない顔をしていたようで、同期に試合に出るやつの顔ではないと言われてしまった。結果的に試合は大敗し、僕自身は後半途中の衝突で目の上を7針縫い、さらに脳震盪まで食らってしまった。もっと締まった顔をして集中していれば、こんなことにはならなかったかもしれない。また、自分はチームに負の影響を及ぼしてしまっていたのではないか。脳震盪後の安静期間に、こんなことを考えた。

 

 

最近の東大ラグビー部は怪我人が多く苦しい状況にある。練習にフルで参加できる人数が少なく、どうしても練習強度は高くなる。その練習では、青山監督などから厳しい言葉が飛ぶ。表情はつい暗くなりがちである。しかし、そんなときこそ、僕はいい顔、明るい顔をして練習にのぞむ必要があると思う。表情による雰囲気の伝達作用はとても大きい。いい顔をして練習にのぞむことによって、自ずと部の雰囲気はより明るく良いものになっていくと思う。僕は脳震盪の影響でまだコンタクト練習に参加できないので、より率先していい表情でグラウンドに出ようと思う。しんどいフィットネスの時も、可能な限り明るい顔をしたいと思う。チームにとってそれが少しでもプラスになればいいなと思う。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。次は最近ようやく練習に復帰して強さを存分に発揮している、頼れるキャプテンのノムさんにバトンを回します。ノムさんは僕の文章をみて「ルーシーの顔みたらテンション下がるわ」とか言ってきそうですが、構わずに僕はいい表情を心がけようと思います。

徒然草

 written by 倉上 僚太郎 投稿日時:2019/05/17(金) 23:25

テキパキした仕事ぶりでスタッフ業をこなしてくれている、同期の木下からバトンを受けました、三年の倉上です。彼女は頭の回転が早すぎるあまり、のんびりした性格の筆者がそれについていけないことが往々にしてあります。様々な人がいるものですね。




 先日、人知れずかなり悩んだ末に、肩の手術を受けました。人生で初めての手術でした。術後まだ一週間ほどしか経っておらず、この先どうなっていくのだろうという不安が頭をよぎりますが、決断したのは自分なんだから、ちゃんとこの決断をしてよかったねと思えるように、どうにかしなければいけない、自分で責任持って頑張らなければいけないと感じています。



 

手術の内容は詳しいことはここで説明する気は無いですが、結果から申し上げますと僕は現在右腕なしで生活をしています。これは本当に思っていた以上に難しい作業です。日々のなんとなく両手でやっていた行為をすべて一度解体して、ひとつひとつの動きにバラして、構成し直さなければなりません。みなさんは服を右腕から脱ぐか左腕から脱ぐか、意識したことはありますか。特殊なつくりの服でないとそこまで意識しないことだと思います。片腕が使えない人間は、まず使える方の腕から脱いで(これが既に大変)、次に使えない方の腕を脱いでいきます。着るときは逆で、使えない、動かない方の腕に袖を通し、背中にかけてから、使える方の腕に袖をねじ込んでいきます。こういった面倒な着方をするので、そもそも着られる服のタイプが限られています。ファスナーやボタンが前についているタイプの服でないと簡単に着られません。手術する二週間ほど前に奮発して買ったリーバイスの白のセーターも、しばらく着られません。結構お気に入りで、同期の松井も褒めてくれていたのですが・・・



 

こんな生活をしていると、月並みの表現になりますが、自分の生活が多くの人に支えられているな、支えられないと成り立たないなということがよくわかります。退院するとき、母が付き添ってくれました。僕が入院時に荷物を持って来すぎて、とうてい片手では持ちきれないぐらいバッグが重くなってしまったため、荷物の一部を紙袋に詰めて持って帰ってくれました。自宅から駅が歩くと少し遠いため、ほぼ毎日、時間が合えば、仕事から帰った父が車で駅まで迎えに来てくれます。現在、傷口から感染してしまう恐れがあるため衛生上部活に行くことが禁じられている僕は、本郷キャンパスで昼ごはんをラグビー部の同期と食べるとき、つい嬉しくて饒舌になり、うるさくなります。みんなと会うということがどれだけ自分の生活の中で大切な一部であったかということに気付かされます。



 

このように当たり前であったことが当たり前でなくなる機会というのは、考えてみればこうして長期離脱をするときぐらいしかないんじゃないかと考えるようになりました。そう考えることによって離脱を正当化してるところもあるかもしれません。しかし少なくとも、生活について深く考えること、当たり前のようにいてくれる周りの人に感謝すること、そういうことが増えたのは事実です。半年後に僕は復帰し、当たり前のようにラグビーを楽しみ、当たり前のようにトレーニングに汗を流し、当たり前のようにフィットネスメニューに苦しんでいることでしょう。だからそうなってからではもう気づくことのできない、ラグビーができる喜びや、普通に生活ができる喜びを、それが叶わぬ今のうちに、たくさん感じていきたいと思うのです。



 

急激な環境の変化に、まだ全然考えがまとまっていないので、そのまとまらないまま、感じているままを記してみました。特にこれといった答えのない、徒然草のように読んでいただければ幸いです。



 

続いては、数少ない三鷹パートの後輩の一人である二年の齋藤にバトンを回したいと思います。最近では同じ三鷹パートの某一年生がよく家に来るらしく、筆者もいつか彼が家に押しかけてくるのではないかと、恐れおののいております。

活気づく

 written by 木下 朋香 投稿日時:2019/05/15(水) 15:04

入部したてのおとなしくて落ち着いているという印象が完全に人違いかと錯覚させるほど元気に先輩をいじり倒すようになった垣内くんからバトンを受け取りました、3年スタッフの木下です。
私は頑張って減量するので垣内くんは頑張って増量してください!!


新歓期もひと段落し、ようやく入部してくれる1年生が確定した。

今年度はプレーヤー18名、スタッフ8名とたくさんの新入生を迎え入れることができ、部室の雰囲気が一層華やかで鋭気に溢れているように感じる。
私たちスタッフ陣は今シーズンに入ってから4人で運営してきた。8人の新入生を迎え入れたいま、スタッフの人数はこれまでの3倍となった。1ヶ月前には予想だにしなかった、できなかった光景を見ている。


1年生はシフト制なので、毎日だいたい8人程度で練習を回している。
まだ1年生が本格的に練習に参加し始めてから2週間しか経っていないが、すでに今まで4人で練習を回せていたことが不思議でならない。というより今までできることはしていたつもりだったが、もっとグラウンドでこんなにもできることがあったと日々痛感している。

今まではけが人が出たらビデオはDLに頼み、水出しは練習中のプレーヤーに自分で取りに来てもらい、時には練習を見ていてくださるコーチの方が手を差し伸べてくれる。そんな状況の中でグラウンドでスタッフ組織として十分なパフォーマンスができていたとは言い難かった。


人数が増えて、それに伴いビデオの数も増やしていただき今では1つの練習をいろんな角度から振り返れるように複数台のビデオに撮ったり、今まで手薄になりがちだった1年生の練習でも経験者や未経験者に別れてもそれぞれのビデオを撮ることができ、怪我の対応にもきちんと手を打つことができる環境が整った。
1年生のスタッフのみんなはまだ覚えたてで、今は私たちが練習中に指示したことをこなしてもらい、ビデオを撮ってくれる時には私たちがついて見て学んでくれている時期なので、まだ人数が増えた強みを十分に活かせる段階には至っていないが、それでもこんなにもスタッフ組織が活気付いてグラウンドで私たちがやりたかったパフォーマンスができる状態に近づいているのが嬉しくてたまらない。


1年生スタッフのみんながこのリレー日記を見てくれているかはわからないけれど、もしかしたらはじめはスタッフの仕事に慣れてくると同じことの繰り返しのように感じて面白くないと思うかもしれないし、もし部活に入っていなければと考える時が来るかもしれない。事実私も1年生のはじめの頃案外面白くないな、ほかのことにもっと時間使いたいな、と思った瞬間がなかったわけではない。
ただ1回そう思っても、今シーズンが終わるまでは少なくとも続けて見て欲しい。スタッフの仕事のクオリティを上げようと思えば際限はないし、自分が主体的に動くことができるくらい東大ラグビー部のことを理解し始められればやりたいことはごまんと見つかる。

やりたいことがあればなんでも発信して欲しいし、不満があればためらわずに投げかけて欲しい。東大ラグビー部は試せば試すだけ反応してくれる組織だから。


嬉しくも新入生スタッフ8人のうち、4人は新歓期から私と連絡をとっていた子で、入部までどんなことで悩んでいたのかを聞かせてもらっていたし私のスタッフに対する思いを共有する時間をもらった。

私が新歓期に「東大ラグビー部ではプレーヤーはラグビーを通して成長するし、私たちはスタッフとしての仕事で成長する、人のために動いているだけではない」ということを新入生に伝えていたが(覚えていてくれてると嬉しいなあ…)、その言葉には1ミリも脚色はない。自分大好きな私がほかの人のためだけに大学4年間を捧げようと思えるほど大人ではない。笑 自分が楽しいから、自分が成長できるから続けたいと思う。


今年の新入生のスタッフからはすでにとても向上心があっていろんなことを早く吸収してくれようとしているのを感じる。むしろ私たちが手薄で十分に教えられていないことがたくさんあるから、抜けていることがあればもっともっと聞いて欲しい。私たちももっともっともっとたくさんのことを伝えたい。

そしてこんなフレッシュな1年生がたくさん入ってくれた光景を目にしている今、私たち上級生スタッフも今まで以上にパフォーマンス精度を上げて、新しくやりたいことに果敢に取り組まなければいけないと実感している。新入生に追いつけないけど追いつきたい、と思ってもらえるような姿を見せていきたい。


スタッフだけではない。新入生を迎えた東大ラグビー部はこの活気を自分たちの活力にしていかなければいけないと感じている。努力しても思うような結果が出なかったりすることもあるかもしれない、頑張ろうと思った矢先怪我に見舞われることもあるかもしれない。

だけどたくさんの活気にあふれた新入生を迎えて変わらないほど東大ラグビー部は刺激に鈍い組織ではない。


年に2回のこの場で何を言おうかな~と思っているといつも長々とした文章になってしまいますがここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。


次は、私が2年前入部を迷っていた時に「こんな同期がいるならラグビー部、いいかなあ」と思うきっかけとなった同期の倉上にバトンを回します。

新歓

 written by 垣内 太朗 投稿日時:2019/05/11(土) 22:01

試合ではチームを引っ張り、話せば笑いが起き、顔は部1番のイケメン、仕事もできる頼れる先輩トラさんこと原虎之介先輩からバトンを受け取りました2年の垣内です。



 



初めての新歓が終わった。



 



新入生と色々話した。ラグビーの楽しさ、ラグビー部の雰囲気の良さ。だが一つだけ答えられなかった質問があった。



 



 



「どうして東京大学ラグビー部に入ったのですか?」



 



 



周りのみんな(部員)は「雰囲気が良かったから」、「体験練習が素直に楽しかったから」、「高校でラグビーにはまってしまったから」とはっきり言う。



だが自分にはどうしてもわからなかった。ついつい考えこんでしまう。



思い返してみれば1年前。3月10日の合格発表の4日後、早くもグラウンドに立って東大ラグビー部の練習に参加していた。ラグビー部に入ることに迷いはなかった。それが成り行きだった。



ラグビーを始めたのは4歳の時。気づいたらラグビーがそこにあった。ラグビーを始めた理由などなかった。



だから答えられなかった。



家でもずっと考えた。まさか新歓でこんな考えさせられるとは思わなかった。それほど考えた。



結局わからなかった。と言うよりも始めた理由は必ずしも必要ないと考えた。



始めた理由よりも今自分が東大ラグビー部の一員として存在する理由の方が大切だ。苦しいときも楽しい時もいつも助け合える仲間に囲まれ、目標に向かって共に戦う。それが自分にとっての存在理由だ。



 



新歓で多くのことを学ばせてもらった。この経験を生かして春シーズン、そして対抗戦へと頑張っていきたい。



 



最後までお読みいただきありがとうございました。



 


次は、最近後輩から「丸い」と言われていたともかさんに回したいと思います。
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