ラグビー部リレー日記 2015/9

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対抗戦シーズンになって

投稿日時:2015/09/29(火) 10:07

学年内でも頼れる同期の小寺からバトンを受け取りました2年マネージャーの新岡です。
 リレー日記を対抗戦期間中という大事な時期に書くとは思っていなかったので、稚拙な文章になりそうですがお付き合いください。
 対抗戦シーズンになりましてよく考えることが一つあります。今回はそのことを書きたいなと思います。

 私はマネージャーセクションの中でマネジメント部門に属しています。仕事内容は主に財務管理です。室内での仕事が多く、日ごろの練習に関わることは他のセクションに比べ少ない方ですが、部の運営に携わる大事なセクションです。春シーズンや夏合宿は自分自身、仕事にまだ慣れていなかったこともあり手いっぱいで、しかしそれが毎日に、チームに貢献している充実感や達成感を与えてくれました。
 しかし最近、対抗戦シーズンになって、私自身のチームへの気持ちが薄れてきていることに気づきました。プレーヤーの、これまでの練習を信じて…という言葉を聞いて、私はこのチームの練習を何日も見てないなとはっとしました。彼らが次の試合に向けて頑張って少しでも成長しようとしている姿を見ていないのに、応援する気持ちが万全になるわけがありません。だからと言ってグラウンドに毎回おりることもそれはおかしなことです。マネージャーが試合に向けて選手と全く同じ気持ちになれないことは入部前からわかってはいましたが、ある意味、どこか人事のような気持ちで試合に臨んでいる自分がいる。そのようなことを考えることが多くなりました。
 つまり、私はモチベーションの問題にとうとう突き当たりました。この問題は今ここで吐き出してすぐ解決するものではなく、ラグビー部に居続ける限り、ずっと続く私の向き合うべき問題です。つくづくセクション分け前から懸念されていた通りになってしまった自分が嫌になってしまいますが、どれだけ前向きに向き合い取り組んでいけるかが、これからの私のマネージャー生活をより豊かなものにしてくれるように思います。この対抗戦シーズンに向き合ってこそ意味があると思いますので前向きに考えていきたいと思います。
 拙い文章でしたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。次は理系ながらも文才のある同期の藤生にお願いしたいと思います。
 

ジャパンが教えてくれたこと

 written by 小寺 祐輝 投稿日時:2015/09/26(土) 22:24

法学部の大先輩難波さんからバトンを受け取りました2年の小寺です。紹介にあった通り鼻骨骨折の修復手術を受け、ブラッド・ピットの鼻(自称)を手に入れました。大変満足しています。冗談はともかく、まず初めに更新が遅くなり申し訳ありませんでした。

やや日はたってしまいましたがやはりこのことに触れさせてください。ジャパンvs南ア戦。感動しました。どうせ負けるだろうと思い、次の日の練習に備えて寝ていた私は勝利の一報を見てあわてて朝から見直しましたが、Liveでなくともこみあげてくるものがありました。スコットランドには負けてしまいましたがベスト8目指して頑張ってほしいものです。


そんなジャパンの戦いぶりを見て感じたことをつらつらと書いていきたいと思います。


ジャパンのスクラムはとても強くなりました。以前は強豪相手には押されて当たり前。それでも日本人は体格が劣るからと強化を後回しにしてきたと思います。しかしエディージョーンズがヘッドコーチに就任してからはスクラムを強化し、強豪相手にもスクラムで圧倒するような場面もありました。今まで言い訳をして目をつぶってきたようなところから目をそらさず、真正面から向き合った成果だと思います。自分も知らず知らずのうちに言い訳をし、妥協してしまっているところがあるのではないか。大いに考えさせられました。


ジャパンはずいぶん前からワールドカップでのベスト8進出とそのための初戦南ア戦勝利を目標として公言してきました。南ア戦の前までは我々ラグビーファンを含めて実際に達成できると思っていた人はほとんどいなかったと思います。しかしジャパンは実際に南アに勝利し、やや難しくはなりましたがベスト8を狙える位置にいます。これもジャパンの選手とスタッフが本気でベスト8に行ける、南アに勝てると信じそのためのいい準備を行ってきたからでしょう。意志あるところに道はある。逆を言えば意志なきところに道はない。目標達成には自分たちがそれをやりきるという意志、できるんだという強い意志が必要であることを感じました。

妥協や言い訳をしないこと。目標達成のための強い意志を持つこと。これこそジャパンが教えてくれたことであり今の自分に足りないところだと思います。
対抗戦はまだまだ始まったばかりです。入れ替え戦出場という目標に向けて、言い訳や妥協を排し、強い意志を持って日々の練習に取り組んでいこうと思います。

素人の拙文を最後までお読みくださりありがとうございました。
次は同期の新岡にお願いしたいと思います。
 

3→1→2

 written by 難波 和之 投稿日時:2015/09/22(火) 21:24

こんにちは。津川からバトンを受けた3年の難波です。
 
 先日ラグビーワールドカップでジャパンが南アフリカから歴史的勝利を挙げ、日本中が歓喜に沸いていますが、僕自身も大きな刺激を受けました。
 
 
 タイトルでも触れたように今シーズンの初め大きな転向があった。それはこれまで2年間やってきた3番から1番をやる事になったからだ。同じプロップであってもこんなにも違うものかと思うくらい1番と3番とではスクラムを組む感覚に大きな違いがあった。それでもなんとか1番としてスクラムを組めるようになり始めた頃、またしてもチームの事情により2番フッカーをやる事に変わった。
 
 ポジションが転々としてなれない事ばかりであったが、それでもフロントローの全ポジションを経験した事により、スクラムの理解が増したように思う。そして春シーズン・夏合宿を通して、少しずつ試合にも使ってもらえるようになり、だんだん自信がついていった。
 
 
 そして今ついに対抗戦シーズンが始まった。初戦、成城大学との敗戦を喫した試合では、僕はベンチで戦況を見つめる事しかできなかったが、それでもなぜか大きなプレッシャーを感じていた。これが対抗戦を戦っていく重圧であるかのように。
 
 この先スイカジャージの重みを背負い試合を戦っていくには、そうした重圧を乗り越えていかなければならない。そしてそのプレッシャーを押しのけ、勝利にこだわってがむしゃらに戦っていきたい。
 
 
お読みいただきありがとうございました。
次は鼻の骨折で手術をして某ハリウッドスターの鼻を手に入れた、2年の小寺君にお願いします。
 
 
 

 

 

 

今と未来を変えよう

 written by 津川 智之 投稿日時:2015/09/17(木) 18:46

小沢からバトンを渡されました、3年SO津川です。
まずは、先日行われました対抗戦初戦の成城大戦でチームを応援してくださった皆様、ありがとうございました。
次戦以降、皆様のご声援に応えられるよう、努力していきます。

10-59。春シーズン、成城大との練習試合は、信じられないような点差で破れた。試合後に「一生懸命戦って負けたから悔しいというやつはいるか」とコーチから言われ手を挙げた私に、コーチは言った。

「お前はラグビーを辞めた方がいいのではないか」

頭が真っ白になった。本当に一生懸命戦ったのか。本当に全力を尽くしたのか。このチームを支えてくれている人たちの気持ちを考えたことがあるのか。次から次へとコーチからチームに投げかけられる言葉に、返す言葉は一つも無かった。
いつの間にか手を抜く事を覚えていた自分を変える。それが私のテーマとなった。

5-22(対成城大)。今年の対抗戦は、入れ替え戦出場を考えれば、痛すぎる敗戦で幕を開けた。試合後私の心に真っ先に浮かんだのは、チームの事よりもまず、自分が変われたかどうかであった。80分間、あの言葉を撥ね返せるような誇り高きプレーヤーであったか。答えは否である。

「過去は変えられない。今と未来を変えるべく行動しよう」

春の成城戦の試合中、コーチからかけられた言葉だ。
まだシーズンは続く。このままでは終われない。

お読みいただきありがとうございました。
次は、決してノーと言わないナイスガイ、難波に回したいと思います。

アメフト部と私

 written by 小沢 壱生 投稿日時:2015/09/16(水) 21:05

こんにちは。
夏合宿でルームメイトだった一年の文君からバトンを受け取りました、三年の小沢壱生です。
今回は、東大アメフト部と私の関係について書きたいと思います。
 
一年生の春、私はガタイの良さを買われて、ラグビー部とアメフト部から勧誘を受けていた。
 
東大のアメフト部は、部員100人以上を抱える大団体で、実績も残しており、名実ともに東大の部活の顔ともいえるような団体である。
 
熱心に勧誘を受けていたのはアメフト部のほうで、私のために前年度主将との食事の機会を設けてくださったり、
担当の先輩から「お前と同じフィールドでプレーしたい」と言っていただいたりしていた。(新歓の常套句かもしれないが) 
PVもNaverまとめで話題になるほどよくできており、アメフト部に入部するのはとても魅力的に思えた。
 
結局、私はラグビー部に入部した。
それは、その後のラグビー部の勧誘の巻き返しがすごかったこと、新入生セブンズ大会で運よくMVPを頂いたことなど理由はいろいろある。
 
しかし、心の奥底にあったのは、厳しい環境に身を置くことへの覚悟ができなかったからだと思う。
 
もちろんラグビー部が厳しい環境でないわけではない。
ただ、拘束時間が長かったり、当時は目標日本一を謳うだけあって練習がきついイメージがあったりして、相対的にアメフト部のほうが厳しい選択肢に思われた。実際、前年度主将の方にアメフト部に入ってよかったことを聞いたら、「死ぬほどきつい思いをできたこと」と言っていた。
とにかく、当時は大学生活が部活一色になってしまうのが嫌だった。
自分にとって、ラグビー部入部は逃げの選択だったと言ってもよいのかもしれない
 
ラグビー部に入ると、同じ心境の同期がいた。
そいつとはよく話したのだが、同じ心境なだけあって、私のラグビー部に来た理由をすぐに見抜いた。
私はとっさに否定したけれど、逃げているんだよと言われた。逃げてると言われるのが嫌な質なので向きになって反論したが、憎らしいほど正論だった。
そいつは一年の夏合宿後にアメフト部に移った。
 
それ以降、生活の中心が部活中心になってきて、厳しい練習も経て、部活への覚悟ができるようになってきてから、これならアメフト部でもよかったのではという後悔がしばらく後をついた。
アメフト部は憧憬と後悔とが混ざったような存在だった。
 
3年生になった現在、私にとってのアメフト部はモチベーションを与えてくれる存在へと変わっている。
上の存在であるアメフト部を思い浮かべればきついときも乗り越えられるし、なによりラグビー部で足場を固めた今、アメフト部には負けたくないという思いがある。
それが私のラグビーをする上での原動力でもある。
 
心の中には、あのとき違う選択をして、いまアメフト部でプレーする平行世界の中の自分がいる。
その自分には負けたくない。私は、ラグビー部で、今シーズン来シーズン、アメフト部よりいい成績を残したいと思う。
 
次は津川君にお願いします。
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