ラグビー部リレー日記

リーダーシップ

投稿日時:2020/10/05(月) 14:15

僕の入部当初、そのしっかりとセットされた髪型とバックス感溢れる顔立ちからスピード系センターだと勝手に思っていたいしけんさんからバトンを受け取りました、2年の大山です。入部してみるといしけんさんはゴリゴリのパワー系フォワードだったので驚いた覚えがあります。僕は音痴ですが、いつか一緒にカラオケにでも行きましょう。

 

 

最近、柄にもなくリーダーシップとは何かについて考えることがある。きっかけは、実質来年から始まる就職活動だ。僕は少しでも興味のある企業について早い段階から幅広く情報を集めようとしているが、その中で「リーダーシップを発揮した経験」について問われることがあるという情報を目にした。もしそのような質問をされたとき僕は胸を張って答えられる何かがあるだろうか。少なくとも今の自分にはないなと思い、ではそもそもリーダーシップとはなんだろうと考えだしたのがきっかけである。

 

ついこの間入部したような気がしていたが僕達の学年もあと数ヶ月で3年生というところまで来ている。3年生に上がればこれまでよりもチーム全体のことを考えた行動が求められるようになる。実際、すでに普段からチームのことを考えリーダーシップをとろうと頑張ってくれている同期も何人かいる。僕はそういった人達の影でこれまで通り気分の赴くままに好き勝手な行動をしている。個々人に合った動き方があると言ってしまえばそれまでだが、後輩も入ってきた今本当にそれでいいのか、リーダーシップなるものを身につけなければいけないのではないかと考えることも時々ある。

 

では結局リーダーシップとはなんだろう。Wikipediaからの抜粋になるが、「・・・一例として次の定義が挙げられる:『自己の理念や価値観に基づいて、魅力ある目標を設定し、またその実現体制を構築し、人々の意欲を高め成長させながら、課題や障害を解決する行動』。・・・」とある。これだけ読むと、必ずしも「○○長」とか「○○リーダー」という立場でなくてもリーダーシップは発揮できるということになる。

 

少し話は逸れてしまうが、私は小学生の頃、「○○長」や「○○リーダー」というものに片っ端から手を挙げて務めていた。校外学習等の班長には絶対に立候補したし生徒会にあたる組織にも所属していたが、当時から僕にはリーダーシップがなく、(詳細は割愛するが)小学6年生の頃にトラウマ的な失敗を犯してからはリーダーになろうと思うことはなくなり、リーダーシップという言葉からも逃げ続けていた。しかし、これからはリーダーシップという言葉にも向き合い身につけていかなくてはならないと感じている。

 

先ほどWikipediaから抜粋した定義を僕なりにかなりざっくりと噛み砕くと、「主体的に行動することで仲間にいい影響を与える力」と捉えられる。この定義に基づいて部内の人間を見てみると、東大ラグビー部にはリーダーシップを持って行動している人が多くいると感じる。例えば、決して目立つタイプではなくても黙々と鍛錬を積み重ねる態度を示して他の部員に火をつける人、練習中の集合で積極的に発言することでチームの課題を明確化させる人、普段からコミュニケーションを多くとり部員間の壁を薄くする人など、学年や役職を問わず多くの人がリーダーシップを発揮している。僕もそういった人達の仲間入りできるよう、まずは自分にできることを自分に合ったやり方でやっていきたいと思っている。

月並みな結論となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

次は、最近スクラムハーフもやることが増えてきた僕にとって以前よりさらにお世話になることが多くなった4年生ハーフのやまけんさんにバトンを渡します。やまけんさんのそれぞれのプレーの精度や、裏へのキック等の状況に応じたプレー選択の能力を盗めるよう頑張ります。

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