ラグビー部リレー日記

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カチグセ

投稿日時:2021/07/26(月) 17:00

1年生ながらシニアで活躍するスバルからバトンをもらいました3年の原です。下の学年に勢いがあるとチーム全体として盛り上がっていくのでスバルには今後も頑張ってほしいです。

今朝、セブンズの日本対フィジーがあった。結果は報道されている通り19-24。日本は負けた。5点差の惜敗で最後も相手が一人少ない状況でPKをもらい、「これは」と思ったがLOでミスしてそのままフルタイム。前回リオオリンピックで金メダルのフィジーに対し後半までリードしていたのは一昔前までなら考えられなかったが、もうあまり騒がれなくなった。
 2015年のブライトンの奇跡、2019年のシズオカの奇跡というジャイアントキリングを行ってから惜敗では騒がれなくなるチームになったJAPAN。そこにはスタンダードの変化がある。リーチ・マイケルキャプテンが最近よくインタビューで使う「ティア1」という単語もそのことを表している。チーム内にスタンダードの変化があったのだろう。先日のアイルランド戦、あれだけの善戦をしてもほとんど騒がれなかったところに周囲からの期待の高さが表れている。2015年までW杯で1勝しかしたことのなかったチームがわずか4年ほどでティア1のチームと同じ土俵に立てるようになったのだ。180度別のチームに変わったと言える。
 JAPANから話は変わるが、先日行われた高校生の7人制の大会、アシックスカップに自分の母校が初出場した。自分の現役時代には考えられなかったような快挙で、同じ九州の強豪の鹿児島実業高校にも勝った。

 こういう舞台に自分も立ちたい。ただ、深津さんもよくおっしゃるWinning Cultureの醸成は簡単なものではない。「スタンダードを上げていこう」のような話は自分がこの部に入部した時から何度も聞いたことがあるが、過去2年間対抗戦での結果は出ていない。自分個人としても目に見える成果は残せていない。チャンスは転がっているがそれをものにすることはできていない。個人としてもチームとしても成長している実感はあるし、それは確かなことだと思うが結果が付いてこない。
結果より過程が大事みたいな話はよく聞くが、それはあくまで結果を本気で追い求めた場合の話であってそれが目的化するのは違う。結果を本気で追及することをブラさないようにしないといけない。
個人としてもチームとしても環境には恵まれていて、レフリーも評価され続ける立場でチームも結果がダイレクトに出る環境にいる。チームの方は結局やるのは選手なので自分の与えられる影響は小さいものだが、寄与できないわけではない。大学ラグビーで結果が出ているチームでスタッフが適当なチームはない。逆はあるが、強いチームはスタッフ組織も強い。だからこそ、結果を出すことにこだわって今シーズンの残り半分も過ごしたい。春シーズンは全勝で終えられた。秋も全勝で終えてWinning Cultureをつくりたい。個人としてもレフリーとして目に見える結果を残したい。
 ここまでお読みいただきありがとうございました。

 次は前川に回します。いつも車輌入構ありがとうございます。

私のフランス語学習事情

 written by 桑田 昴 投稿日時:2021/07/23(金) 19:10

2年生の岩下さんからバトンを頂きました、1年の桑田昴です。岩下さんは怪我が多くDLにいた期間が長かったそうですが、そのかいもあってか、バトルロープが一番キレイだと聞きました。最近また練習に戻ってきているので楽しみです。

現在大学では、ちょうど夏学期が終りを迎えているところです。無計画な私はテストや課題に追われる毎日を過ごしていますが、その中でも特に強敵なのがフランス語です。言語をゼロから学ぶというのはとても大変なことで、入学当初のように単位はとれるだろうと楽観視している余裕はどこにもなく、かなり焦っています。今回のリレー日記では、そんな私の大学でのフランス語事情について書きたいと思います。

そもそも私が第二外国語としてフランス語を選んだ理由は明確で、ラグビーに関わっていくうえで役立つと思ったからです。フランスはワールドカップで3度の準優勝を誇るラグビー伝統国で、国内プロリーグであるTop14は普段なら観客動員数で南半球のスーパーラグビーを上回りラグビー界最多となる程の人気があります。また、2023年にはワールドカップの開催国となることが決まっています。これらの試合を生で観戦したいと思っている私にとっては、フランス語を学びたいと思うことは、もはや当然であります。同期には他の理由があるだろうと茶化してくる不届き者もいますが、彼らには毎回このように説明しています。特に入学前からラグビー部に入ることを決めていたような同期には、ラグビーをしていく上でこれだけのメリットが有るにも関わらず、なにゆえフランス語以外の言語を選択したのか聞いてみたいです。

大学での話に戻ると、私は必修である週3コマのフランス語の講義に加え、「インテンシヴコース」という、週に2回の会話の講義を受けています。このインテンシヴコースというのが本当にためになる授業で、説明を受けるとすぐzoomのブレイクアウトセッションで他の学生と1対1のフランス語での会話をしています。自分がやらなければ他の人に迷惑がかかってしまうこともあり、とにかく集中して講義を受けることができます。また、さまざまな人と話すことができるので、とても楽しい授業です。この講義のおかげで、私は高いモチベーションを持ってフランス語を学習し続けています。

また、心強いチームメイトも私のフランス語習得に大きく貢献してくれています。その代表格が池田怜央くんです。なお、部内では彼はフランスの名字Delvertに由来して、デルと呼ばれています。彼はフランス語ネイティヴで、私が授業の内容や課題で分からないことがあると、快く助けてくれます。つい先程も助けてもらったばかりで、本当に頭が上がりません。

このような素晴らしい環境にいるのだから、私のフランス語能力がうなぎのぼりかというと、そうではありません。しかし折角ですから、2023年に渡航しても困らないぐらいまでは上達できるよう努力したいと思います。

拙文失礼いたしました。次は、STAFFの原さんにバトンを渡します。先日の練習でタンクトップがとても似合っていました。自分も早くタンクトップが似合う漢になりたいものです。

なんか深い人間になりたい。

投稿日時:2021/07/20(火) 18:55

自分と同じくゲレーロJr.と同い年の津田さんからバトンを頂戴しました、2年の方の岩下です。津田さんは最近髪型を変えていて、それがかなりキマっていたのが印象深いです。髪型で迷走してその度に失笑を生む自分としては尊敬の念が尽きません。


幸か不幸か2か月前に同期の中で一番早く誕生日を迎えました。成人したあたりから、段々と新たに歳を重ねることへの喜びが薄れ、昔に比べて自分が成長してるのかどうか考えることが増えました。昔なんとなく抱いていた大人のイメージを体現できているのか?と。しかし、今と昔で自分の中で変わったことといえば、脂の多いカルビよりハラミを好むようになったこととか、カップアイスを二回に分けて食べるようになったとか、ゲームの発売よりも自家製梅酒の完成の方が楽しみになったとか、コンビニ弁当も驚くような底の浅いことばかりです。しかもこれらはどちらかといえば肉体的な話であって、精神的なものじゃないです。


そもそも大人ってなんだろう?昔持っていた理想的な大人のイメージは「精神的な余裕のある人」でした。なので、昔から「なんか深みのある人間になりたい」という何とも浅い感じで生きてきましたが、そんなんでうまくいくはずもなかったので「大人 条件」で調べてみました。例を紹介します。

・経済的に自立していること。→大学生じゃ難しい気がする。
・一人で行動できること。→なんかしっくりこない。
・恋愛してること。→そんな定義を認めるわけにはいかない。

と、どうも納得できないものが続く中、「計画性を持って行動すること」というものがありました。思えば今まで進路選択や受験という場面で、行き当たりばったりで、ギリギリで間に合わせて生きてきたような気がします。ということで当面の目標として、これを意識して行動してみようと思います。ちょっと無理やりなこじつけに思えますが、ラグビーにも必要なことだと思いますし。とりあえず、放置して積みあがったレポートとテスト勉強というタスクに計画的に取り組みたいですね。期限までもう一週間切ってますが。

特にオチはないので、これで終わりです。読んでくださってありがとうございました。頑張って書いたからレポートに加算したいなぁ。

次はシーズン開始早々に上級生に混ざって練習し活躍している期待のルーキーの昴にバトンを渡します。
恐ろしいことですが彼はスポ身の授業中にまでトレーニングをしているらしく、非常に頼もしいです。今後をとても楽しみにしてます。

スター

 written by 津田 遼大 投稿日時:2021/07/18(日) 14:44

若菜ちゃんからバトンをもらいました、4年生の津田です。

若菜ちゃんは可愛らしいやつです。つい意地悪してしまいます。

 

 

最近は暗いニュースが多い日本ですが、明るいニュースといえば大谷翔平。彼の活躍に勇気づけられている日本人は多いのではと思います。

MLBオールスターのホームランダービーは少し残念でしたが、先発として1回を三者凡退に抑えるピッチングは圧巻でした。

アレナドに投げた100マイルのストレートには痺れましたね。三振を取りに行った最後のスプリットをバットに当ててくるアレナドもさすがです。

 

昨日一昨日と、日本でもオールスターが開催されていました。

阪神の選手がこんなに選ばれていて大丈夫なのかと思いつつも阪神ファンの自分としては見ないわけにはいかず、テレビ画面に釘付けでした。第2戦2回にオリックスの宮城投手から阪神の佐藤輝明がホームランを放った時はついガッツポーズしてしまいました。レフトに持っていくパワーは半端ないです。

 

あっという間に終わってしまった夢の舞台の感動に浸っていましたが、終わった後冷静に考えてみると自分と同世代の選手たちが最前線で活躍しているのだということを実感します。

 

佐藤輝明は1つ年上、日本代表に選ばれているヤクルトの村上宗隆は同い年です。オールスター第2戦先発のオリックスの宮城投手は2つも年下です。

 

日本だけではありません。

MLBオールスターで大谷と対戦したパドレスのタティスJr.、オールスターMVPを獲得したブルージェイズのゲレーロJr.は自分と同い年です。2人とも同い年とは思えない見た目をしています。

 

野球だけでもありません。

先週サッカーヨーロッパ選手権の決勝を観戦しました。見事優勝しMVPに輝いたイタリア代表の守護神ドンナルンマは同い年です。そのドンナルンマが優勝を決めるPKストップをしたPKキッカー、イングランド代表のサカは19歳です。

イングランド代表でPKを外した3人の選手が3人とも途中出場の若手だったことは少し可哀想な結果でした。

 

これからオリンピックも控えていて、このように自分と同世代の選手たちが国を背負って戦う姿が楽しみです。

 

一方で、自分と同世代の選手たちがこんなにも世界で活躍している姿を見ると自分は何をしているんだろうと思います。

 

春シーズンはコロナで気にすることが増え、自分の就活もしないといけないし、ストレスがたまることが多々ありました。

何かをやらない言い訳はたくさん思いつきます。しんどい、ねむい、疲れている、逃げ道はたくさんです。

この半年くらい、言い訳をして、逃げ道を作って、少し自分に甘えてしまったかなと反省しています。

 

大学生としての私はあと半年の命です。あと半年くらいは気張って頑張ろうと思っています。今から大谷翔平にはなれないですが、彼の活躍を見て努力することは自分にもできます。

しんどいこともたくさんあると思いますが、世界で戦う選手たちに比べればなんてことないに違いありません。

 

小学生の頃、ほんの一瞬だけ夢見たプロ野球選手。彼らの尋常じゃない努力に比べれば、自分が対峙する悩みや壁は屁でもないと思いながら秋シーズンを完走します。

大谷翔平にもこのままシーズン最後まで突っ走って欲しいですね。

 

以上私のリレー日記です。

ありがとうございました。

 

次は、ゲレーロJr.と同い年の2年生岩下りょうにバトンを渡します。

怪我が多くて心配ですが、大谷目指して一緒に頑張ろう。

えこひいき

投稿日時:2021/07/17(土) 04:15

2年生たちによると「同期唯一のイケメン」らしい部内きっての美男子、陸人くんからバトンを受け取りました3年の伊藤です。モンハンに誘ってもらいましたが、とんでもないところへ連れて行かれそうなのでまずは1人で3回死なない程度に修行してからお供させていただきたいと思います笑

6月下旬から半年ぶりの試合が解禁になり、ようやくこれまでの活動の成果を発揮する場ができて、部内に活気が増してきたように感じます。まずはこのために粘り強く尽力してきてくださった関係者各位に感謝します。
また、ここまで春シーズンを全勝で終えることができ、これまでの活動がしっかりと実を結んだところが見られて、晴れやかな気分で夏オフに入ることもできてとてもよかったなと思います。



春シーズンを振り返ると、全勝でシーズンを終えられたことはもちろんですが、メンツに入る同期が目に見えて増えてきていることが何より嬉しいです。その背景には怪我で出場できていない4年生の存在もあるでしょうから不謹慎だったら申し訳ないですが、やはり、同期たちの長い間の努力がメンツ入りという1つの形を持って実るところを見ると嬉しくなってしまいます。特に、今シーズン初スイカの同期たちがジャージ授与式でスイカを手にして抱負を語る姿は、普段とのギャップとも相まってとても頼もしく、眩しいものでした。私が知っているのはほんの一部に過ぎませんが、彼らがそれぞれの悩みを抱えつつ、それでもこれまで当たり前のことのように日々積み重ねてきた身体作りや練習などの努力が、やっと実を結んだ瞬間に立ち会えたような感慨深さでした。同じ理由で、これは学年を問わずですが、今現在怪我で長期離脱中のプレーヤーや追い上げようとするノットメンツの、地道でひたむきな努力が報われて試合で活躍する姿を見るのを今からとても待ち遠しく思います。


また、今年の試合が始まってから自分の中で試合へのスタンスが変わってきているのも、メンツに同期が増えてきていることの影響かなと思います。去年までの試合では、どちらかというと「勝ってくださいね」とプレーヤーを外から応援するような気持ちに近かった気がしますが、今年になって「勝ってほしい」ではなくて「勝ちたい」にシフトしてきたと感じています。これはきっと、同期(と、一緒にいる時間が最も長い先輩である今の4年生)がたくさん試合に出ていることで「自分たちが戦っている」という当事者意識が高まったというのが一番の理由なのでしょう。
また、同期が大勢出場した試合で連勝できたことで、非常に短絡的かつ気が早いですが、4年生が活躍する今シーズンの夏以降のみならず来年の私たちの代にまでも今から淡い期待を寄せてしまいそうです。


これから怪我人の復帰やノットメンツの追い上げによって、メンツ選考は学年を問わず、3年生の間でもさらに熾烈なものとなるのでしょう。そんな中で、最上級生として思う存分大活躍する4年生や先輩だらけの中でも光る後輩の姿を見たいと思いつつ、やはりメンバー表の中に同期を見つけたらちょっと誇らしいなという気持ちで毎試合のメンツ発表を待とうと思います。




深夜かつテストの合間で頭がぼやけているので脈絡のある文章になったかどうか不安ですが、要するに、気づいたら同期がたくさん試合に出ていて驚いた!プレーヤーたちは一見ちゃらんぽらんに見えて実は陰で地道に愚直に頑張っていて素敵!というようなことを書きたかったのでした。



次はいつも柔和な笑みを浮かべた関西人の津田さんにバトンを渡したいと思います。
ラグビー部にはネイティブ関西人に感化されたエセ関西弁が流布しているため、津田さんのことも二年生の前半くらいまでエセ関西弁を話す関東人だと思っていましたが、それがネイティブ関西人に対する最大の侮辱であることを最近教えられました。大変申し訳ございませんでした。
 
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