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ラグビー部リレー日記
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恵まれた環境
投稿日時:2020/09/24(木) 23:41
練習後バナナを食べている姿が印象的な杉井くんからバトンをもらいました、3年の岩崎です。夏の水風呂は最高です。
最近、夏休みで部活に向き合う時間が多かったので感じたことを書きます。
コロナ禍を通じて、ラグビー部はより良い環境になった、ということを最近感じる。
もちろん環境という面では、人工芝の綺麗なグラウンドがあり、練習後はお風呂に入れること自体も、新歓の文句に使えるくらい十分素晴らしいことだと思う。
しかし、コロナ禍を経て、一人でするトレーニングが増えたり、オンラインでミーティングをせざるを得ない状況になったりしたことで、環境が大きく変化したと感じる点があった。それは、みんなそれぞれのする仕事がきめ細かくなったということだ。
東大ラグビー部は学生中心の組織なので、首脳陣を中心に、その下にはたくさんのセクションが存在し、各部員はそれぞれの役目を持っている。これ自体はコロナ以前にもあった。僕自身もマネジメントに所属しているし、最近はS&Cセクションにも加えてもらった。
しかし、練習再開以降、そうしたセクションの働きがすごくよく見えるようになってきたと感じている。具体的には、まず、新歓チームは、コロナという状況下での新歓ということを踏まえ、様々な企画を行ってくれた。戦略チームはコーチの指摘したポイントを毎回テキストにまとめてくれる。練習チームは、練習時の声かけはもちろん、個人面談までも行ってくれるようになった。分析チームは、強化練期間のgood playをまとめた動画を作ってくれる(しかも、動画の作り方まで凝っている)。S&Cチーム(+栄養チーム)は、スプリントフォームの矯正やリカバリーの呼びかけをしている。メディカルはヒアリングを頻繁に行いプレーヤーのことを気遣ってくれている。マネジメントは以前からも縁の下で支えてくれているし、広報チームはグッズの製作・販売を始めた。チームビルディングは、コロナ期間中スモブラの開催を呼びかけてくれて、チームメイトとの会話を楽しむ機会とともに孤独な生活の支えを提供してくれた。いつも感謝しかないスタッフ陣は、ビデオを練習後すぐに上げてくれるし、最近は3画面とか4画面同時に見れるよう編集もしてくれている(スクラムで大変役立ちます、ありがとうございます)。
すごく客観的に書いてしまったが、プレーヤーとしてみると、とても部活をしやすい環境になっていると感じる。本当にありがたい。特に、夏休み後半の強化集中練は、グラウンド内でのコーチや選手の頑張りに加え、上で書いたようなグラウンド外での取り組みの積み重ねもあって、充実したよい時間を過ごせたのは間違いないと思う。
こうした恵まれた環境に居させてもらう以上は、その環境を最大限利用することが一番の恩返しだと思うので、これからも感謝しつつ、もっと強くなりラグビーを楽しみたいと思う。
お読みいただきありがとうございました。
次は、自粛期間があけてシュッとした感のある平岡くんにバトンを回します。
がちんこラグビー
投稿日時:2020/09/22(火) 18:54
とくに書きたいネタもなかったので、今回は「がちんこラグビー」というおすすめのスマホゲームを紹介したいと思います。「本格的な7人制ラグビーゲームです。ラグビーの醍醐味であるバックスのパス展開をはじめ、フォワードによる攻撃、モール、ラック、キック、などに対応した本格的なラグビーゲームです。」(app storeの紹介文より引用。)とあるように、十字キーとボタン一つの簡単な操作でタックルをはじめとしたラグビーのあらゆる動作が再現できる、素晴らしいゲームです。高2の頃リリースされた当時は、あの有名な本格派スポーツゲーム「がちんこシリーズ」にラグビー版がでたという事で、周囲で大流行し、僕も必死で効率の良い努力値振りや勝てる戦略を研究し、ラスボスであるオールブラックスに幾度も敗けながらもなんとか全クリすることができました。
自宅待機期間に久しぶりに遊んだのですが、大学生になって改めてプレーしてみると、実際の試合でやってみたいプレーをお手軽に試せたり、ゲームバランスが最適だなと感じたり、ここには書ききれない、いくつもの魅力を再発見することができました。ラグビーを体験してみたいけど怖いという新入生や観る専の方、試してみたいプレーがあるというラグビープレイヤーの方は、是非ダウンロードして遊んでみてください。
次は、リカバリーを率先して行っていて、水風呂に気持ちよさそうに浸かっている姿が印象的ないわっちさんにバトンを回します。
2013早明戦
投稿日時:2020/09/19(土) 18:20
私はラグビーを見るのが非常に好きで、高校生の県予選レベルからテストマッチレベルまで幅広く観戦しています。その中でも大学ラグビーを見るのが好きです。中学生の頃には一人で対抗戦を見に行ったり大学選手権を見に行ったりしていました。大学ラグビーが好きになったきっかけの試合があります。それは2013年関東大学対抗戦早稲田大学対明治大学、改修前の国立競技場で行われた最後の早明戦です。その年は早明戦集客プロジェクトが行われており、国立での最後の早明戦であることや、試合後のセレモニーで松任谷由美さんが「ノーサイド」を歌うこともあり、多くの観客が国立競技場に集まりました。当時中一だった私はクラブチームの練習後にチームメイトとゴール裏で見たのを覚えています。試合は接戦となりましたが、後半に2トライをあげた早稲田大学が15−3で勝利しました。
そして試合後。セレモニーでは松任谷由美さんにより「ノーサイド」が披露され、会場のモニターには涙を流す当時の早稲田大学主将垣永選手が映し出されました。会場で見た時はなぜ泣いているのか全く理解できませんでした。負けたチームの主将が泣くのならまだしも、勝ったチームの主将がなぜ泣くんだと思った気がします。当時の動画を見ると自分やチームメイトのクスクスとした笑い声が聞こえてきます。後日試合の記事を見ると、やはり記者から涙のことを尋ねられており、垣永選手は、頑張ってきたが試合には出られなかった選手たちの思いを考えて泣いてしまったと答えていました。自分が勝利したことや負けたことに泣くのではなく、4年間共に頑張り試合に出られなかった選手のことを思い泣く。大学ラグビーは奥が深いなあと中学生の私は感じ、そこから大学ラグビーにはまっていきました。4年間と時間が限られているからこそ大学ラグビーには特有の奥深さがあるのだと思います。
10月には対抗戦Aグループとリーグ戦1部が開幕します。今までとは違う状況ではありますが、今年も選手たちの4年間が詰まったプレーや姿を見れるのがとても楽しみです。また、自分も大学でラグビーをする人間として、あの時涙を流した垣永選手のようなラグビー選手になれるようこれからもラグビーを続けていきたいです。
次は好奇心旺盛な同期の杉井にバトンを回します。試合中には普段とは違う姿を見せる杉井君はかっこいいです。
モチベーション
投稿日時:2020/09/17(木) 23:07
プレイヤーが練習中にちょっとした怪我をした時にすぐに駆け寄ってきてくれる鈴音さんからバトンを受け取りました二年の後藤です。僕も鈴音さんのおかげで悪化せずに済んだ怪我がいくつもあります。本当にありがとうございます。
辛い練習を乗り越えるための僕のモチベーションは大きく分けて二つあります。一つ目は、終わったら美味しいものをたべることです。最近はほぼ毎食自炊なので、ブランド牛を買ってすき焼きやステーキを食べることが多いです。麻婆豆腐にもはまっていて、豆腐を6丁ほど冷蔵庫に常備しています。
二つ目は、同期の知り合いや友人が活躍していることです。最近では、たまたま六大学野球を見ていたら、強豪相手にタイムリーを放ち、嬉しそうに拳を挙げる同期を目の当たりにして、自分ももっと頑張らなければいけないと感じました。その他にも、蹴球部で毎試合のようにゴールを決める友人や起業して学生では考えられないほどの利益をあげている友人もいます。周りに立派と認めてもらえるかわからないけれど、飲み会で必死に盛り上げることができる友人も僕は尊敬しています。
その他にもたくさんの尊敬できる友人がいて、ここに全て書くことはできませんが、そんな友人たちのおかげで僕は辛い練習や朝5時おきでも投げ出さず続けることができました。この場を借りて、感謝の気持ちを伝えたいです。
次は同期の岩下にバトンを渡します。どんな時もチームに癒しを与えてくれる彼を尊敬しています。
思い出
投稿日時:2020/09/15(火) 17:30
昨秋シーズンは怪我で苦しい時期が続いた純輝ですが、今は元気にラグビーする姿を見せてくれるのがとても嬉しいです。今年は怪我に気をつけながら試合でたくさん活躍してくれることを期待しています。
先日、上智大学ラグビー部さんの対抗戦Bの対談企画に参加させていただきました。その際に印象に残っている試合についての話題があり、ふと自分の思い出の試合について記録を残しておきたくなりましたので、このリレー日記の場を借りて書き留めます。
(上智大学さんとの対談企画は上智大学ラグビー部公式YouTubeにアーカイブが残っていますのでよろしければご覧下さい)
東大ラグビー部での試合は全て印象的でひとつひとつが忘れがたいものですが、特に思い出深い試合が2つあります。
1つ目は、新入生の頃入部前に見学した2017年4月の早稲田戦です。
間近でラグビーを観戦したのはこの早稲田戦が初めてで、試合内容は殆ど分からなかったけれどラグビーってかっこいい、このスポーツに関わってみたい、と入部を決めたきっかけになりました。当時この試合を同期の倉上くん、松井くん、小田くんと見学し、ラグビー経験者であった倉上くんが親切にラグビーのイロハを解説してくれたのも、こんな仲間がいるなら良い4年間になるに違いないと入部の後押しをしたように思います。
2017年に限らず、2018年は早稲田大学から2トライを奪う展開に胸が踊り、2019年は記録的大敗を喫し実力差を改めて感じさせられ、早稲田戦は毎年印象に残っています。(個人的に早稲田大学ラグビー部のファンであるというのもありますが…。) そのためラストイヤーである今年早稲田戦が開催できなかったことはとても残念です。
2つ目は、2年生の対抗戦初戦であった2018年9月の明治学院大学戦です。
前年惨敗した相手に、前半を11-10と東大がリードした試合でした。結果として勝利とはなりませんでしたが、前にも後にも格上相手にあれほど全力で勝ちをもぎ取ろうとしていたチームの雰囲気はなかったように思います。試合終了の笛が鳴った瞬間にフィールド上の選手が膝をついて悔し涙を流す姿は今でも鮮明に思い出すことができます。
この試合を経験して、私の中に本気で「対抗戦Bで勝ち上がって昇格したい」という気持ちが生まれました。2018年の明治学院大学戦が今の私の原動力になっています。
今年は、新型ウィルスの影響により春シーズンの試合は全て中止(一部延期)になりました。本音を言ってしまえば、どうしてラストイヤーにこうなってしまったのか、というどこに向けて良いのか分からない負の感情はあります。それでも不幸中の幸いか、秋シーズンは例年とは異なる形とはいえいくつかの定期戦・対抗戦を行うことができます。きっと今年の試合も忘れられない印象に残るものとなるのだろう、どんな結果を残せるのだろう、ワクワクした気持ちも同時にあります。
東大ラグビー部で過ごした4年間の集大成となり、そして後輩に何かを残せるような試合ができるよう、スタッフとして残りのシーズンも精一杯励んでまいります。
次は、ゴタツこと2年プレーヤー後藤逹哉にバトンを渡します。
類稀なラグビーセンスと愛され後輩力の持ち主で、今年のチームの台風の目になるのではと個人的に予想をしています。
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