ラグビー部リレー日記

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My Boom

 written by 原 虎之介 投稿日時:2020/04/18(土) 23:58

広島が生んだ敏腕マネージャー、ゆきちゃんからバトンを受け取りました、4年の原です。



僕はリレー日記を読むまでゆきちゃんの病気のことを知らなくて、驚いたとともにもう少し周りに目を向けようと思いました。マネージャー業しんどい時はいつでも手伝うんでこき使ってください!



 



東大ラグビー部での最後から2回目の日記であるが、4年生っぽいことを書くのはありきたりかなと思ったので自分の好きなことを書きます。



 



自宅での自粛要請が出て、トレーニングや授業を受けてると言っても暇な時間は前より増え、YouTubeを触ったり、テレビを見たり麻雀をする時間が圧倒的に増えた。(麻雀は前からやっていたが)



 



アメトークでラップ芸人というのを実家で撮っていたのでそれを見て僕はラップの虜になった。



 



 



ラップの中でもフリースタイルダンジョンという、即興でラップのバトルを繰り広げるラップに感動した。



 



YouTubeでR指定(僕の好きなラッパー)と調べて見てほしい。即興で相手と会話し、面白くdisり、頭の回転の速いことにびっくりするだろう。僕もあんなふうに言えるようになりたいなと思った。



 



コロナが治ったら、部員でラップ好きなやつがいるので、教えてもらいたいと思う。



 



 



以上、僕のリレー日記でした。ゆきちゃんの日記の後にこんな内容を書いてしまい、申し訳ありません。



 



Mr.マイペース、あきらにバトンを回したいと思います。



あきらは去年僕が怪我して試合に出れなかったときにも優しく接してくれました。



去年俺は怪我で傍観者、でも明るく喋りかけてくれたあきらにマジ感謝!エイッ

よろずや

 written by 寶島 立之助 投稿日時:2020/04/17(金) 17:53

2年生ながらチームのセットプレーの要となっている三方からバトンを受け取りました4年の宝島です。彼が僕に惚れそうらしいので、コロナ騒動が終わったら美味しいご飯にでも連れてってあげて確実に落としたいと思います。

僕はこの間、愛知の実家に帰省したのですが、特に友達と会えたり遊びに行けたりするわけではなく、家にいるかトレーニングやランニングするために近所の公園に行くかくらいしかできません。そんな中で色々と昔に想いを馳せることがあったので、それについて書こうと思います。

僕が幼い頃、父はよく日曜大工をしていて、木を買ってきて棚を作ったり、庭にウッドデッキを作ったりしていて、僕もよく手伝っていました。するとだんだんそのうち僕も工作することに興味が湧いてきて、小学三年生みたいな名前の雑誌についている付録の工作を作ったり、割り箸で輪ゴム鉄砲を作ったりして遊ぶようになっていきました。これらは楽しいのですが、数枚の紙やただの割り箸がなんらかの形を持ったものに変えられるということに喜ぶだけです。説明書や、本なんかに書いてある通りに作ればいいのであまり考えることはしません。
しかし、学年が上がってできることが増えていくと、昔から仲良かった友達に影響を受けて自転車をいじったり、いろんなものを分解したりするようになりました。この作業は雑誌の付録を作ることとは違って、やり方を説明してくれるものがあるわけでもなく、自分で考えて進めなければいけないので結構頭を使います。ある部品がどこでどんな役割を果たしているのかを考えるようになるので、だんだんものの仕組みを理解することにつながります。ものの仕組みを理解していくと次にできるようになることは修理や改良です。特に、家で壊れたものがある時はよく分解しました。万が一戻せなくなっても怒られないし、直したなんて言ったらとても喜ばれるからです。

このような少年時代の経験は意外と今の僕にとってとても役立つものとなっています。ものの仕組みがわかると、重要な部分、注意しないといけない部分が明確になっていくため、単純にその事柄についての理解が深まります。これは、壊れたものを直すことができるという特技が身についたというだけでなく、様々なことに応用することができます。

例えば、ラグビーにおいても仕組みを知るということはとても重要だと思います。今まで僕はなぜかラグビーに対しては自分から仕組みを理解するということをほぼしていませんでした。しかし、今シーズンから大西一平さんにコーチしていただけるようになって、アタックでゲインできる仕組みやディフェンスの仕組みがわかるようになったおかげで、ミスが起こったときに何がいけなかったのかが明確にわかるようになったり、試合の動画や、練習のビデオを見る時の着眼点が定まったり、また、不測の事態に一番大切なことが何かわかることで次に何をすればいいかが分かったりするようになりました。これらのことは今まであまり感じてこなかった新しいラグビーの楽しさであって、おそらくこれほど真面目にラグビーをすることは最後になるであろう年で一番楽しめていると思います。
このように、仕組みを理解するというのはものの修理以外にも役に立ちます。また、役に立つという以前にとても楽しいことでもあるので、僕自身これからも考えるのをやめずに日々の生活を送っていきたいと思います。

まとまりがなく何を伝えたいかあまりわからない文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。文章の仕組みを理解することにも努めていきたいと思います。

次は、部内で密かにファンが多い2年スタッフの優希ちゃんにバトンを渡します。いまだに彼女のことをよく知らないのでそのうち仲良くなれたらいいなと思っています。
 

save_human555

投稿日時:2020/04/15(水) 14:40

チームの中心として練習を引っ張る杉浦さんからバトンを受け取りました2年の三方です。この前はアドバイスありがとうございました。「GUのアンクルパンツは、裾直しなしで長ズボンとして使える代物だよ」という金言、実践させて頂いてます。短足同士お互い頑張っていきましょう。

最近はコロナウイルスの影響で気軽に外出することもできず、時間を持て余している人も多いでしょうから、少し長文で書かせて頂こうと思います。どうか最後までお付き合いください。

花園予選も近付いてきた高3の秋、ある日の練習に尾道高校ラグビー部のOBが来て下さいました。その人は高校日本代表候補に選出されるほどの実力で、その圧倒的なフィジカルは今でも忘れられません。尾道高校について何も知らなかった僕らは、その後インターネットにて情報収集を行いました。その結果、尾道高校は花園常連校でありながらも文武両道を貫く稀有な学校であることが分かりました。しかし更に調べた所、我々はあるTwitterアカウントを発見してしまったのです(そのアカウント名をこのような場で公表していいのか分からないので、誠に勝手ながらここでは「社畜隊」という仮名を付けさせて頂きます)。僕はこれを見て、尾道高校を心から尊敬することになります。

「社畜隊」は尾道ラグビー部のOBが運営しているらしく、彼らの日常生活や練習について事細かに記載されています。それがまあ滅茶苦茶恐ろしいのですが、同じ高校生でここまで自分を追い込み、苦しい生活を強いられている人がいるという事実に僕らは非常に勇気を貰いました。それからというもの、この「社畜隊」と命を燃料に突き刺さる尾道高校のタックルは、僕のバイブルになりました。自分が緊張して苦しんでいるときには、尾道ラグビー部に思いを馳せることで、それを乗り越える気力を得ることが出来ました。

中でも自分が好きなのは、「仕掛ける」という概念です(対義語は「見る」)。「社畜隊」のツイートを見てるとよく出てくるのですが、僕はこの言葉の意味を、「勉強・ラグビー・私生活の全てに対して死に物狂いで取り組むことだと解釈しました。これを体現する尾道高校の「リーダー(意識ランキング上位6人)」は本当に凄いですし、僕もこれに少しでも近づきたいと思い、高校・浪人時代を過ごしてきました。

しかしながら、大学に入学して生活にも慣れてきた夏休み明け辺りから、僕の日常生活は堕落し始めました。部活を言い訳にして授業に集中せず、行かないことも増えました。毎日の服装を選ぶのも面倒くさくなり、ほぼ毎日高校の部活パーカーを着て登校していました。目標としていた尾道スピリットは遠のくばかりで、培ってきた浦高スピリットも損失の危機にありました。

そこで今年の僕は「仕掛ける」ことを目標に掲げました。まずは見た目を改善しようということで、オフ期間にたくさんの私服を購入し、仕掛け友達の玉代勢君と一緒に南青山のオシャレな美容院で散髪するなど、今までの自分では出来なかった行為を次々とやってみました。散髪の際、僕は他の部員に対して「茶髪かパーマにしてくる」と宣言しながらも「見て」しまったため、様々な非難をされましたが、自分なりには次へ繋がる一歩を踏み出せたのかなと思っています。ラグビーの面では声を最重要スキルとして、タックルや接点、フィットネスなど様々な練習に前向きに取り組んでいます。今は全体での練習は出来ませんが、秋に向けての準備を欠かさず行っていきたいです。

ところでこの前「社畜隊」のツイートを遡っていると、今更ながら「仕掛ける」の意味が掲載されていることに気が付きました。そこにはこう書かれていました。
「1つの物事に対して、死ぬ気で挑む事。または、とてつもない勢いでタックルをするか狂ったように勉強すること。」
どうも(靴下以外の)服装や身だしなみはあまり「仕掛ける」ことと関係ないようですね。まだまだ尾道スピリットに近づくための道は遠く険しいと実感しています。とりあえずラグビーと勉強を頑張ります。

駄文になってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。なお「社畜隊」のツイートを見たい方はの日記のタイトルがユーザー名となっていますので是非一読してみてください。この文章の中にも実はそのツイートのネタを少々仕込んでいるので、気付いてくれると嬉しいです。

次は僕が女だったら真っ先に惚れているであろう宝島さんにバトンを回します。宝さんにはLOなどでいつも助けられています、ありがとうございます。惚れ惚れする高さです。結局惚れそうです。

目配り 気配り 心配り

 written by 杉浦 育実 投稿日時:2020/04/12(日) 20:40

フィットネスの時、人一倍ストイックに自分を追い込みながらも、チームを鼓舞し続ける頼もしい2年生國枝からバトンを受け取りました。フィットネス嫌いな3年の杉浦です。新型コロナウイルスの影響で練習出来ない日々が続いているせいか、嫌々走っていた苦しいフィットネスでさえ恋しくなってきております。

今回のリレー日記では、コロナウイルスのせいで日常とは異なる生活を送る中で思い出した、高校時代に左足腓骨を骨折した時のエピソードについて書こうと思います。


高校3年生の春季大会。関東大会出場をかけた順位決定戦での出来事。チームは勝利し関東大会出場を決めたが、試合中パスを放りながら無防備な状態でタックルを受けた僕は不運にも相手の膝が左足に入り腓骨を骨折した。2ヶ月間、松葉杖での生活となった。もちろん、念願だった関東大会でもフィールドには立てなかった。

大好きなラグビーが出来ないだけでなく、行動範囲や一人で出来ることが狭まり、フラストレーションが溜まっていく一方だった。

中でも辛かったのが、電車で1時間かけていた通学だった。全く地面に左足を着くことが出来ず、電車の揺れで転倒してしまう危険があったので、座席に座らなければとてもでは無いが通えなかった。少しでも空いている時間にと、いつもより30分以上前の電車に乗っていたが、それでも座席は空いておらず優先席で席を譲ってもらっていた。大抵の人は松葉杖姿の僕を見て席を譲ってくれるのだが、声をかけても不機嫌そうな顔で無視して座り続ける心無い人も中にはいた。ただでさえ煩わしい松葉杖生活なのに、余計にストレスが溜まっていった。荒んだ僕は些細なことでいらいらしたり、無気力になったりして学校を休むなど、ネガティブな発言や行動が増えた。

しかし、そんなある時、とても優しい笑顔で席を譲ってくれたおじさんがいた。その人はそれから僕の足が治るまで毎日、同じ時間、同じ場所に座っていてくれて、僕に席を譲ってくれた。世の中にはひどい人もいるけど、こんなに素敵な人もいるんだなと思えた。当時かなり荒んでいたが、その人のおかげで少しずつ前向きな気持ちになって、前より強くなって復帰するという姿勢でリハビリに取り組めるようになった。そして、リハビリの甲斐あって秋季大会ではフィールドに戻り、引退まで無事にやり遂げることが出来た。

この経験から学んだのは、小さな気遣いや優しさがいかに重要かである。そういった優しさに触れて考え方が明るくなれば、見える世界が変わり、前向きに頑張ることが出来るのだ。

笑顔で毎日席を譲ってくれたおじさんのように、強く優しく、そして周りの人も前向きに変えてしまえるような素敵な人間になることが僕の目標だ。


 最後までお付き合いいただきありがとうございました。コロナウイルスで厳しい状況が続く今、外出できずもどかしい生活ではありますが、考え方ひとつで見える世界が変わるのかもしれません。今出来ることを最大限楽しみましょう。

 次は2年生ながら確実なセットプレーと大きな相手にも臆さず飛び込むハードタックルでチームに欠かせない存在である三方にバトンを回します。彼は昨年の対抗戦フル出場でしたが、いつかの試合で相手チームの観客に「あのフッカー不細工じゃない」と言われたことがショックで頭から離れないそうです。

 

「杉井智哉」

投稿日時:2020/04/10(金) 19:00

ラグビー部の恋愛博士こと財木くんから紹介に預かりました、國枝です。
中高時代、彼女はおろか、女性の友達すら1人もいなかった僕にとっては、
同じ男子校出身でありながら、高校時代に複数人の女性との交際歴があった彼と、
同じ 「男子校出身」 というカテゴリーで一括りにされることに対して、いつも強い憤りを覚えています。真の男子校生としてのプライドが疼くのです。
(共感できた新入生の方は相当まずいです。くだらないプライドは早く捨てましょう。さもないと僕のように暗黒の大学生活を送ることになります。)
彼の持つ自分への自信は、僕にはないものです。僕も彼のように、ラグビーに対して強い自信が持てるように、人一倍、練習に励んでいきたいと思っています。


杉井智哉。東京大学ラグビー部2年。
県立浦和高校ラグビー部出身で、ラグビーエリートであるところの彼は、
昨年、1年生でありながら、いち早くジュニアからシニアチームに合流し、
8月の慶應戦では、スタメンに選ばれ、
途中で鎖骨を骨折しながらもプレーし続けたという逸話を持つ、ワイルドな奴である。

しかし、普段の杉井智哉はラガーマンのイメージとはかけ離れたような言動をとる。
彼はいつも「ラグビーなんか早く辞めたいよ」とボヤくのだ。
確かに、
彼はきっちりと筋トレのノルマをこなしてはいるが、
「こんな時間があったら、家で寝転がりながらyoutube見てたいのに」
とラガーマンの風上にも置けないような愚痴をこぼしたり、

学食では大盛りのご飯に苦戦しながら、
「ラグビーやってなかったらこんなにご飯食べなくていいし、人前で屁もしねぇのにな」
と言いながら平然と屁をこきまくっていたりする。

では、どうしてラグビー部に入ったのかと彼に尋ねると、
「ラグビー部に入っていなかったら友達ができなかったから」と答えるのだが、
大学のクラスでは、面白いと大評判で、女の子のファンができてしまうほどの人気者の彼なら、どんなサークルに行ってもきっと楽しい大学生活が待っていたはずだ。


僕は杉井智哉という人間に憧れている。
一つは、彼の「周りの目を気にしない」性格だ。
彼は人前で平気で屁をこくし、
学食をコートと半ズボンという世にも奇妙な組み合わせでぶらつくし、
いつも上着のポケットから間食用のバナナをちらつかせながら歩いている。
彼はありのまま、彼の感性のまま生きているような気がする。自分に正直なのだ。
周りの目ばかり気にしてきた僕は、彼のような生き方にとても憧れる。
人前で屁をこきたいとは思わないし、学食では無難な服を着たいし、バナナはリュックに入れて持ち運びたいとは思うが、
もっと本質的な部分で、彼のようになりたいと思う。

もう一つは、彼の練習への姿勢だ。
僕は、練習の時、よくミスを恐れ、そして周りの目を気にする。
自分がよく理解できていない新しい練習や、苦手な練習では、
順番待ちの列の後ろの方にまわってしまったり、
一番ミスをしなさそうなポジションを探してしまう。
パス練では先輩たちに遠慮したり、周りの目を気にして、一番外のポジションに必要以上に入ってしまったりする。

一方で、
彼は、ラグビーの練習の時、とても生き生きしている。
向上心があり、そして恐れを知らない。
パス練では、誰よりもボールに触る回数を多くしようと、積極的に内側に入るし、
どんな練習でも、 このポジションが鍵になる という所に進んで入ろうとする。
自分の「やりたいと思う気持ち」に素直で、「成長」に貪欲なのだ。

とてもラグビーが嫌いだとは思えない。彼はラグビーを楽しんでいる。
そして、それこそが彼の強さの秘訣なのだと思う。

B3には先輩、同期に沢山のライバルがいる上に、
今年は後輩という下からの大きなプレッシャーもかかってくる。

いつまでも遠慮してはいられない。
僕も杉井智哉のように「楽しむ」ことに、「成長する」ことに貪欲でありたいと思う。


拙い文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は先輩の杉浦さんにバトンを渡したいと思います。
杉浦さんも練習、そして試合中の生き生きとした表情が非常に印象的です。
ラグビーが大好きで、まさにラグビーのために生まれてきた人といっても過言ではないと思います。強くて上手いだけではなく、常に、考えてプレーし、それを言語化できるところに杉浦さんの本当のすごさがあるのではないかと常々思っています。
聞くところによると、杉浦さんは、最近、プライベートでいいことがあったみたいです。
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