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ラグビー部リレー日記 2024/3
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たとえ思っていた形と違っても
投稿日時:2024/03/30(土) 20:00
武村から勢いのある紹介とともにバトンを受け取りました、新4年生の池上アキ雄です。本当に名前がカタカナな訳ではありませんが、2週間ほど前からこう呼ばれ出しました。理由に関しては、武村がほとんど答えを書いてくれましたが、今回はその話題です。
一瞬だけ暗い文章です、お許しください。アキレス腱を断裂する大怪我をしました。痛みはそこまで大きくなかったものの、怪我をした瞬間に今季の大半を棒にふる絶望を嫌でも理解しました。自分が4年生のシーズンになり、FWとチームを引っ張っていく立場になって、そして入替戦出場の目標に向けて本気で取り組んでいた中での怪我に、不甲斐なさと悔しさで、涙が止まりませんでした。
ただ、怪我をした瞬間から緊急搬送先に着くまでに泣きすぎたためか、だいぶ思考はクリアになり、気持ちは切り替わりました。また、素早く対応してくれたスタッフと病院の方々のおかげで、すぐに手術できる環境が手配されて、翌日中に無事手術は完了しました。そして、装具を着けてですが、両足でよちよちと歩くこともできるまでになっています。ジェットコースターのような日々でしたが、徐々に順調に回復でしています。
おそらくですが、復帰までのルートとしては考えうる最善で最短を来ています。その事実もあり、自分は最短の復帰に向けてとても前向きです。ここからは、丁寧なリハビリと上半身のトレーニングに取り組みます。焦らずにお尻や指先などの筋肉群を動かす一方で、復帰する頃には胸の厚さで相手の頭が自然と下がるようなスクラムを組めるよう、上半身をバリバリに鍛えていきます。
正直、後悔することは山ほどあります。雨の降る気温の低い日だったのでもっと丁寧にアップすればよかったし、カーフが張っている感覚はあったので勇気を持って練習から抜ければよかった。もっと遡れば、普段からもっと丁寧に疲労を抜く習慣を持っていればよかったし、去年アキレス腱を痛めた時から気をつけておけばよかった。ただ、過去には戻ることはできないし、変わらないことを気にしている時間はないです。自分の復帰と筋トレに集中する一方で、今できることを考えて別の形でチームに貢献したいと思います。
最後にですが、様々な人のサポートのおかげで今があります。怪我をしたその日から温かい声をかけてくれた同期と後輩、早くに治療できる体制を整えてくれたスタッフ、即日の入院にも対応してくれた病院関係者、チームに遠慮するなよとアドバイスをくれたOBの方々、そして家族。あげればきりがありませんが、改めてこの場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。1日でも早く復帰してこの恩を返せるように頑張ります。
思っていたシーズンの形とは大きく異なります。ただ、このチームで勝って泣くその瞬間に、胸を張っていられるように、後悔しない生き方をするように、最後の1年間を常に全力で駆け抜けたいと思います。
次は2年生FWの勝村にバトンを渡します。大学に入ってバドミントンからラグビーに転向した未経験プレーヤーでありながら、高い身長を活かしたLOと勢いのあるキャリーで既に大活躍です。結構な頻度で千里眼に通っているという噂を聞きました。部内では逆風もある二郎系ですが、二郎仲間が増えていたら嬉しい限りです。事実無根だったらすみません。
一瞬だけ暗い文章です、お許しください。アキレス腱を断裂する大怪我をしました。痛みはそこまで大きくなかったものの、怪我をした瞬間に今季の大半を棒にふる絶望を嫌でも理解しました。自分が4年生のシーズンになり、FWとチームを引っ張っていく立場になって、そして入替戦出場の目標に向けて本気で取り組んでいた中での怪我に、不甲斐なさと悔しさで、涙が止まりませんでした。
ただ、怪我をした瞬間から緊急搬送先に着くまでに泣きすぎたためか、だいぶ思考はクリアになり、気持ちは切り替わりました。また、素早く対応してくれたスタッフと病院の方々のおかげで、すぐに手術できる環境が手配されて、翌日中に無事手術は完了しました。そして、装具を着けてですが、両足でよちよちと歩くこともできるまでになっています。ジェットコースターのような日々でしたが、徐々に順調に回復でしています。
おそらくですが、復帰までのルートとしては考えうる最善で最短を来ています。その事実もあり、自分は最短の復帰に向けてとても前向きです。ここからは、丁寧なリハビリと上半身のトレーニングに取り組みます。焦らずにお尻や指先などの筋肉群を動かす一方で、復帰する頃には胸の厚さで相手の頭が自然と下がるようなスクラムを組めるよう、上半身をバリバリに鍛えていきます。
正直、後悔することは山ほどあります。雨の降る気温の低い日だったのでもっと丁寧にアップすればよかったし、カーフが張っている感覚はあったので勇気を持って練習から抜ければよかった。もっと遡れば、普段からもっと丁寧に疲労を抜く習慣を持っていればよかったし、去年アキレス腱を痛めた時から気をつけておけばよかった。ただ、過去には戻ることはできないし、変わらないことを気にしている時間はないです。自分の復帰と筋トレに集中する一方で、今できることを考えて別の形でチームに貢献したいと思います。
最後にですが、様々な人のサポートのおかげで今があります。怪我をしたその日から温かい声をかけてくれた同期と後輩、早くに治療できる体制を整えてくれたスタッフ、即日の入院にも対応してくれた病院関係者、チームに遠慮するなよとアドバイスをくれたOBの方々、そして家族。あげればきりがありませんが、改めてこの場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。1日でも早く復帰してこの恩を返せるように頑張ります。
思っていたシーズンの形とは大きく異なります。ただ、このチームで勝って泣くその瞬間に、胸を張っていられるように、後悔しない生き方をするように、最後の1年間を常に全力で駆け抜けたいと思います。
次は2年生FWの勝村にバトンを渡します。大学に入ってバドミントンからラグビーに転向した未経験プレーヤーでありながら、高い身長を活かしたLOと勢いのあるキャリーで既に大活躍です。結構な頻度で千里眼に通っているという噂を聞きました。部内では逆風もある二郎系ですが、二郎仲間が増えていたら嬉しい限りです。事実無根だったらすみません。
インドに3年間住んでました
投稿日時:2024/03/28(木) 13:54
倉橋さんからバトンを受け取りました、新2年の武村です。倉橋さんはダンディーで面白くて自然と人が寄ってくるかっこいい先輩です。"くらら"という素敵なあだ名💓がかわいいです。僕も倉橋さんのような素敵なあだ名がほしいです。
僕がリレー日記を滞納してるうちに4月が目前に迫り、新歓シーズンとなりました。僕も浪人していた高校同期や後輩に1年ぶりに会うことができ、高校生活を思い出して懐かしい気持ちになりました。一緒に大学生活が送れると思うとすごく楽しみです。それはそうと、強いラグビー部のために新歓頑張ります。
次は我らが副将アキ雄さんにバトンを渡します!あきおさんは部内一のパワァァーーーを誇る頼もしい副将です!!!いつもは力強いプレーでフォワードを引っ張っていらっしゃいますが、眼鏡をかけた時の笑顔が可愛いレス!腱康第一!!
始まり
投稿日時:2024/03/22(金) 14:19
同期の奥山からバトンを受け取りました、新4年の倉橋です。
奥山はこの間開催された学年会で行った謎解きで憲法第2条の穴埋めをヒントなしで即答したのはかっこよかったです。僕らが謎解きの本筋から大きく外れたところで悪戦苦闘しているなか、「これは大きいですね」と声をかけてくれたスタッフのことは忘れません。奥山はこんな感じで頭が良いだけでなく、試合中ともなれば力強いプレーを連発し、最後には本当に走れなくなるまで全力を尽くすような理想のラグビープレイヤーです。
モテるかどうかはともかく守田英正似と紹介された私ですが、これは自他ともに認めており、サッカー日本代表の重要な試合の前後にはラグビー部内だけではなく、同クラや高校同期、はたまた新歓で初めて会った一年生にさえも言われるほどです。競技は違えど東大の守田としてもっと活躍できるように頑張ります。
紹介文にも書かれましたが、私は同期内では早いうちから逆バリキャラを確立してしまいました。逆張りという言葉自体東大のラグビー部に入ってから初めて耳にしたので当初は困惑していましたが、今ではそんなこと言われても全く気にならなくなりました。逆張りと言われる理由の一つに僕の海外生活が長かったことが挙げられますが、今回のリレー日記ではそんな僕のラグビーとの出会いを書こうと思います。
それは中学1年の夏だった。父の転勤に伴いイギリスに引っ越し、現地の学校へ転校したのだった。これはおそらくどこに行っても一緒だが、やはり進学したり転校したりして新しい学校に身を置くとなるとどうしても不安が大きくなる。そして僕はそんなときには早めに友達を作ろうとするのだが、その不安は初日の昼休みに解消した。イギリスではもちろんラグビーは盛んだが、一番人気なスポーツはなんといってもサッカー。そんなサッカーを毎日昼休みに校庭で男子が全員やるのだ。男というのはとても単純な生き物で、一回楽しく一緒にサッカーやるだけで仲良くなってしまう。楽しいのはもちろんだが家に帰れば母に怒られる毎日だった。というのもサッカーは制服を着たまま革靴でやるので、それらが全部泥だらけになったまま家に帰るからだ。それがただの泥ならいいのだが、そこにはたまに何かしらの動物の糞がついていたりした。カモであれば匂いは全然しないのだが、雑食のキツネだった場合が最悪で... あとは詳しくは書きませんが、簡単にいうと男子中学生がやりそうなことをみんなでしてました。
汚い話は置いといて、二日目の学校の放課後ちょうど帰宅する前、ジョージといういかにもフッカーをやっていそうな友達が声をかけてくれた。(以下すべて倉橋による和訳)
「そういえばさ、明日ラグビーやらない?」
「明日?土曜日に?」
「そう、みんなやってるよ!」
「え、どこで?」
「ここで、明日9時に来て!」
「ここ?わかった、考えとく。」
ラグビーなんてやったことないどころか見たことないし、ルールは前に投げてはいけないということくらいしか知らなかった。情報はジョージがくれたものだけで半信半疑だったが両親と相談した結果とりあえず行って見学することにした。
そしてまた次の日、前の日に話をしていた場所に行ったら本当に人が集まっていた。みんな学校の体育着を着用して集まっているなか、自分一人だけ私服で行ったせいでめちゃくちゃ浮いてしまった。そして先生に目をつけられる。
「おう、君新しい生徒か?」
「あ、はい」
「誰か知っているか?」
「一応そこにいるオリーとかジョージとか…」
「その格好はなんだ?早く着替えて入りな!」
マジか。見学という概念は存在しないらしい。見学しようと思っていたものの運動着を持って行っていて助かった。そしてさらに前日に父にタックルの仕方とかされ方とかの基本を教えてもらったのも助かった。別に強豪というわけでもなく練習がきついというわけでもなかったので初心者の僕からしてみればちょうどよかった。しかも学校のチームだったからか次の週の試合でも少しばかりのプレータイムをもらえた。そんなこんなで週一の練習と試合という楽しいラグビー生活が始まった。
そんな僕がラグビーを始めた数週間後、タイミングよく2015年のワールドカップが始まった。衝撃を受けたのは開幕戦のイングランド対フィジー。そこで初めてラグビーがどんなスポーツかなんとなくわかった気がした。これまた逆張りと言われることを承知のうえで正直なことを言うと日本が南アフリカを破った試合よりも心に残っている。もちろん日本対南アフリカも感動したが、その前の弱かった時代を知らないうえに南アフリカの強さも知らない僕からしてみれば隣で父が泣き叫んでいる理由もわからないし行く先々で日本人である僕に対して「よくやった!」と褒めてくる人たちがよくわからなかった。
ワールドカップほど試合数が多く、ラグビーの楽しさを知るための教科書は存在しないわけで、ラグビーを始めてから一ヶ月ほどですっかり学校でのラグビーの話についていけるようになり、チームでもスタメンをとれるようになった。それから勝っても負けても楽しめるようになり、いいプレーをするとみんなから忍者だとか侍だとか呼ばれたことはいい思い出だ。
稚拙な文章でしたが、僕がラグビーを始めた流れはまさにこんな感じでした。これですっかりラグビー好きになったわけですが、再びラグビーをやる機会が訪れたのは大学に入った後でした。それについては残る2回のリレー日記のどちらかで書くと思います。
次は僕の同期の桑田でさえ弟みたいだと言った新2年の武村にバトンを渡します。彼は元気がよく純粋な人間ですが、だからこそ辻のような先輩にはくっつきすぎない方がいいと思います。
奥山はこの間開催された学年会で行った謎解きで憲法第2条の穴埋めをヒントなしで即答したのはかっこよかったです。僕らが謎解きの本筋から大きく外れたところで悪戦苦闘しているなか、「これは大きいですね」と声をかけてくれたスタッフのことは忘れません。奥山はこんな感じで頭が良いだけでなく、試合中ともなれば力強いプレーを連発し、最後には本当に走れなくなるまで全力を尽くすような理想のラグビープレイヤーです。
モテるかどうかはともかく守田英正似と紹介された私ですが、これは自他ともに認めており、サッカー日本代表の重要な試合の前後にはラグビー部内だけではなく、同クラや高校同期、はたまた新歓で初めて会った一年生にさえも言われるほどです。競技は違えど東大の守田としてもっと活躍できるように頑張ります。
紹介文にも書かれましたが、私は同期内では早いうちから逆バリキャラを確立してしまいました。逆張りという言葉自体東大のラグビー部に入ってから初めて耳にしたので当初は困惑していましたが、今ではそんなこと言われても全く気にならなくなりました。逆張りと言われる理由の一つに僕の海外生活が長かったことが挙げられますが、今回のリレー日記ではそんな僕のラグビーとの出会いを書こうと思います。
それは中学1年の夏だった。父の転勤に伴いイギリスに引っ越し、現地の学校へ転校したのだった。これはおそらくどこに行っても一緒だが、やはり進学したり転校したりして新しい学校に身を置くとなるとどうしても不安が大きくなる。そして僕はそんなときには早めに友達を作ろうとするのだが、その不安は初日の昼休みに解消した。イギリスではもちろんラグビーは盛んだが、一番人気なスポーツはなんといってもサッカー。そんなサッカーを毎日昼休みに校庭で男子が全員やるのだ。男というのはとても単純な生き物で、一回楽しく一緒にサッカーやるだけで仲良くなってしまう。楽しいのはもちろんだが家に帰れば母に怒られる毎日だった。というのもサッカーは制服を着たまま革靴でやるので、それらが全部泥だらけになったまま家に帰るからだ。それがただの泥ならいいのだが、そこにはたまに何かしらの動物の糞がついていたりした。カモであれば匂いは全然しないのだが、雑食のキツネだった場合が最悪で... あとは詳しくは書きませんが、簡単にいうと男子中学生がやりそうなことをみんなでしてました。
汚い話は置いといて、二日目の学校の放課後ちょうど帰宅する前、ジョージといういかにもフッカーをやっていそうな友達が声をかけてくれた。(以下すべて倉橋による和訳)
「そういえばさ、明日ラグビーやらない?」
「明日?土曜日に?」
「そう、みんなやってるよ!」
「え、どこで?」
「ここで、明日9時に来て!」
「ここ?わかった、考えとく。」
ラグビーなんてやったことないどころか見たことないし、ルールは前に投げてはいけないということくらいしか知らなかった。情報はジョージがくれたものだけで半信半疑だったが両親と相談した結果とりあえず行って見学することにした。
そしてまた次の日、前の日に話をしていた場所に行ったら本当に人が集まっていた。みんな学校の体育着を着用して集まっているなか、自分一人だけ私服で行ったせいでめちゃくちゃ浮いてしまった。そして先生に目をつけられる。
「おう、君新しい生徒か?」
「あ、はい」
「誰か知っているか?」
「一応そこにいるオリーとかジョージとか…」
「その格好はなんだ?早く着替えて入りな!」
マジか。見学という概念は存在しないらしい。見学しようと思っていたものの運動着を持って行っていて助かった。そしてさらに前日に父にタックルの仕方とかされ方とかの基本を教えてもらったのも助かった。別に強豪というわけでもなく練習がきついというわけでもなかったので初心者の僕からしてみればちょうどよかった。しかも学校のチームだったからか次の週の試合でも少しばかりのプレータイムをもらえた。そんなこんなで週一の練習と試合という楽しいラグビー生活が始まった。
そんな僕がラグビーを始めた数週間後、タイミングよく2015年のワールドカップが始まった。衝撃を受けたのは開幕戦のイングランド対フィジー。そこで初めてラグビーがどんなスポーツかなんとなくわかった気がした。これまた逆張りと言われることを承知のうえで正直なことを言うと日本が南アフリカを破った試合よりも心に残っている。もちろん日本対南アフリカも感動したが、その前の弱かった時代を知らないうえに南アフリカの強さも知らない僕からしてみれば隣で父が泣き叫んでいる理由もわからないし行く先々で日本人である僕に対して「よくやった!」と褒めてくる人たちがよくわからなかった。
ワールドカップほど試合数が多く、ラグビーの楽しさを知るための教科書は存在しないわけで、ラグビーを始めてから一ヶ月ほどですっかり学校でのラグビーの話についていけるようになり、チームでもスタメンをとれるようになった。それから勝っても負けても楽しめるようになり、いいプレーをするとみんなから忍者だとか侍だとか呼ばれたことはいい思い出だ。
稚拙な文章でしたが、僕がラグビーを始めた流れはまさにこんな感じでした。これですっかりラグビー好きになったわけですが、再びラグビーをやる機会が訪れたのは大学に入った後でした。それについては残る2回のリレー日記のどちらかで書くと思います。
次は僕の同期の桑田でさえ弟みたいだと言った新2年の武村にバトンを渡します。彼は元気がよく純粋な人間ですが、だからこそ辻のような先輩にはくっつきすぎない方がいいと思います。
かごんま、ひさかぶい
投稿日時:2024/03/15(金) 19:00
新3年生の猿渡からバトンを受け取りました、新4年の奥山です。
猿渡は、表裏のない少年のような澄んだ心の持ち主の愛されキャラです。
彼とは、先のリレー日記に書かれている様にしばらくの間会えていません。昨シーズン末、一緒に練習試合に出ていたことが懐かしいです。
ご飯に行く約束をしているばかりか、昨年の駒場祭で一緒に食べ歩きをした際に、私が現金を持ち合わせていなかったため、お金を借り、しかも恥ずかしいことにまだ返せていません。
本当に申し訳なく思っているので、部に戻ってきたらおいしいご飯を食べに行きましょう。
2月末に1週間のオフがありました。
1月も下旬にオフがあったのですが、その時は風邪を引いてしまったうえに、オフが明けるぎりぎりまで学部の試験勉強に追われており、あまり良いオフではありませんでした。
その時に比べると、この前のオフはとても充実していました。学年会があったり(企画してくれた人たちありがとう)、就職活動の一環でワークショップに参加し、他大学の方とグループワークをして成果をほかの参加者の前で発表したりと、予定が盛りだくさんでしたが、何と言っても2泊3日で3年ぶりに鹿児島を旅行したことは忘れられない、良い思い出です。
過去のリレー日記でも度々触れていますが、私は実家が福岡の北九州にありながらも、中高の6年間は、自分が行きたい学校が鹿児島にあったため、親元を離れて鹿児島で過ごさせてもらいました。
東京での生活も4年目を迎えようとしており、東京ならではの人の多さや忙しなさに慣れてきたところで訪れた鹿児島は、在学中とは違った一面を見せてくれました。
ガタンゴトンと音を立ててゆっくり走る路面電車や雄大な桜島、鹿児島ならではの美味しい飲食店(鶏飯、うなぎ、豚骨ラーメン、黒豚のしゃぶしゃぶ、焼肉など)が立ち並ぶ天文館など、確かに自分がいた頃と何ら変わらない景色ではあったのですが、一度東京に馴れた状態でそれらに触れると、とてものどかで、どこか東京よりも時の流れがゆっくりしている様に感じました。
久しぶりに聞く鹿児島弁も懐かしく、聞き心地がよかったですし、興味があって訪れた維新ふるさと館では日本を近代国家として再出発させる土台を創った大久保利通や西郷隆盛といった薩摩藩の人間や明治維新について勉強になり、同じ日本人として彼らのことを誇りに思いました。
また、旅行中はお世話になった下宿のおばさん、恩師、ラグビー部の監督にお会いし、有意義な話がたくさんできました。久しぶりに会って、1日だけ一緒に練習させてもらったラグビー部の後輩たちがでかく頼もしくなっており、また、今まで面識の無かった後輩たち(私の卒業後に入部した人たち)も部の活動に高い志を持って真剣に向き合い、伝統を受け継いでいっている姿をみられたことが、この旅行中1番嬉しかったです。自分を育ててくれた場所、今回のようにふとしたときに帰れる場所があることは、ありがたいことだなとしみじみ感動していました。
鹿児島にいた頃は学校のカリキュラムについていくのに必死で、鹿児島という土地の良さを十分に認識できていなかったのかもしれません。
外の世界を知り、その中で自分自身が成長したからこそ、今回の旅が充実したものになったともいえると思います。
また次訪れるときにはどのような感情を抱くのか、心の片隅で楽しみにしながら、残り1年となった学生生活に向き合っていきます。
以上で今回のリレー日記を終わります。
お読み頂きありがとうございました。
次はサッカー日本代表の守田英正に顔が似ている新4年の倉橋です。
端正な顔立ちと、先日のレクリエーションでおこなった借り人競争ではモテそうな人として選ばれるほどの人柄で多方面からの人気を得ています。
同期内では逆バリキャラとしてその地位を確立しており、いじられても言い合っている姿を見るのが僕は楽しいです。
猿渡は、表裏のない少年のような澄んだ心の持ち主の愛されキャラです。
彼とは、先のリレー日記に書かれている様にしばらくの間会えていません。昨シーズン末、一緒に練習試合に出ていたことが懐かしいです。
ご飯に行く約束をしているばかりか、昨年の駒場祭で一緒に食べ歩きをした際に、私が現金を持ち合わせていなかったため、お金を借り、しかも恥ずかしいことにまだ返せていません。
本当に申し訳なく思っているので、部に戻ってきたらおいしいご飯を食べに行きましょう。
2月末に1週間のオフがありました。
1月も下旬にオフがあったのですが、その時は風邪を引いてしまったうえに、オフが明けるぎりぎりまで学部の試験勉強に追われており、あまり良いオフではありませんでした。
その時に比べると、この前のオフはとても充実していました。学年会があったり(企画してくれた人たちありがとう)、就職活動の一環でワークショップに参加し、他大学の方とグループワークをして成果をほかの参加者の前で発表したりと、予定が盛りだくさんでしたが、何と言っても2泊3日で3年ぶりに鹿児島を旅行したことは忘れられない、良い思い出です。
過去のリレー日記でも度々触れていますが、私は実家が福岡の北九州にありながらも、中高の6年間は、自分が行きたい学校が鹿児島にあったため、親元を離れて鹿児島で過ごさせてもらいました。
東京での生活も4年目を迎えようとしており、東京ならではの人の多さや忙しなさに慣れてきたところで訪れた鹿児島は、在学中とは違った一面を見せてくれました。
ガタンゴトンと音を立ててゆっくり走る路面電車や雄大な桜島、鹿児島ならではの美味しい飲食店(鶏飯、うなぎ、豚骨ラーメン、黒豚のしゃぶしゃぶ、焼肉など)が立ち並ぶ天文館など、確かに自分がいた頃と何ら変わらない景色ではあったのですが、一度東京に馴れた状態でそれらに触れると、とてものどかで、どこか東京よりも時の流れがゆっくりしている様に感じました。
久しぶりに聞く鹿児島弁も懐かしく、聞き心地がよかったですし、興味があって訪れた維新ふるさと館では日本を近代国家として再出発させる土台を創った大久保利通や西郷隆盛といった薩摩藩の人間や明治維新について勉強になり、同じ日本人として彼らのことを誇りに思いました。
また、旅行中はお世話になった下宿のおばさん、恩師、ラグビー部の監督にお会いし、有意義な話がたくさんできました。久しぶりに会って、1日だけ一緒に練習させてもらったラグビー部の後輩たちがでかく頼もしくなっており、また、今まで面識の無かった後輩たち(私の卒業後に入部した人たち)も部の活動に高い志を持って真剣に向き合い、伝統を受け継いでいっている姿をみられたことが、この旅行中1番嬉しかったです。自分を育ててくれた場所、今回のようにふとしたときに帰れる場所があることは、ありがたいことだなとしみじみ感動していました。
鹿児島にいた頃は学校のカリキュラムについていくのに必死で、鹿児島という土地の良さを十分に認識できていなかったのかもしれません。
外の世界を知り、その中で自分自身が成長したからこそ、今回の旅が充実したものになったともいえると思います。
また次訪れるときにはどのような感情を抱くのか、心の片隅で楽しみにしながら、残り1年となった学生生活に向き合っていきます。
以上で今回のリレー日記を終わります。
お読み頂きありがとうございました。
次はサッカー日本代表の守田英正に顔が似ている新4年の倉橋です。
端正な顔立ちと、先日のレクリエーションでおこなった借り人競争ではモテそうな人として選ばれるほどの人柄で多方面からの人気を得ています。
同期内では逆バリキャラとしてその地位を確立しており、いじられても言い合っている姿を見るのが僕は楽しいです。
無水硫酸ナトリウム
投稿日時:2024/03/12(火) 18:58
ハードなスケジュールの中、様々な仕事をしてくださっているもりぞーさんこと森田さんからバトンを受け取りました、新3年の猿渡です。もりぞーさんは頭脳明晰かつ容姿端麗で、高い志と財力も兼ね備えた素晴らしい方です。
一昨日は東大一般入試の合格発表日でした。合格された皆さん、本当におめでとうございます。今月末から各種新歓イベントが始まりますので、ラグビー場でお待ちしています。
さて、先月私は腰のヘルニアの手術を受けました。この間、執刀してくださった先生をはじめ、たくさんの方々にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
今回の腰や昨年の肩の怪我も含め、今年度は医療機関のお世話になる機会が本当に多くありました。これまであまり病院に行ったことのなかった私ですが、この1年で人生初の手術と人生初の大腸カメラを体験してしまいました。手術については以前のリレー日記で書いたので、今回は大腸カメラについて書きたいと思います。
あまり上品な話ではないので詳述は避けますが、今年の初め、排泄関係の相談をしにクリニックを訪れたところ、大腸内視鏡検査をすすめられてしまいました。「内視鏡検査」と聞くとやはり苦しいイメージがあり、他の方法はないか尋ねてみたのですが、お医者さんはなんだか坂本選手のようでした。検査の日にちを決めて同意書を書き、説明のパンフレットと下剤をもらってその日は終了。検査までのスケジュールは大体次のような感じでした。
1.数日前から食事制限
検査の数日前から、油の多いものなどは控える必要がありました。腸に残りやすいものを避けて検査の精度を高めるためだそうです。そして、検査前日はさらに厳しい制限がかかります。食べてよいものは素うどん(ネギやゴマは載せない)、おかゆ(卵などは混ぜない)、白身魚(皮は食べない)などです。物足りないように思いますが、自分の体を大切にしている感じがして案外気分が良かったです。
2.検査当日は朝から下剤を飲む
検査開始3時間半前から下剤(ペットボトルに入った液体)を飲みはじめました。下剤はレモン水に塩を大量に入れたような味であまりおいしくはなかったですが、最低でもボトル1.5本分(720 mL)は飲むようにとの指示でした。飲むとすぐ出ます。飲み続けるとどんどん柔らかくなり、最後はほとんど水になるのが面白かったです。汚い話題ですみません。ちなみに、下剤の仕組みにはいくつか種類があるようなのですが、今回飲んだタイプは硫酸塩による浸透圧変化を利用して腸の内側の水分量を増やしているそうです。学校で学んだ知識がこんなところで利用されているのを知り、少し嬉しくなりました。
3.頑張って病院に行く
あらかじめグーグルマップで道中のトイレの場所を確認してから行きました。かなり緊張感があります。
4.検査を受ける
私が行った病院では鎮静剤を使用した内視鏡検査が行われています。最初に入る時の異物感はありますが、そのあとは特に何も起こりません。私は日頃の疲れがたまっていたのか検査中かなり眠っていました。カメラが奥まで入っていると思われるタイミングはおなかが多少痛いですが、そこまで辛いわけではありませんでした。
5.結果を聞く
検査が終わった後すぐ分かる項目と、時間がかかる項目があります。私は幸い、大きな異常はありませんでした。検査をしてくださった先生やクリニックの皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
大腸内視鏡検査を受けるか迷っている人や検査を控えて不安に思っている人が、このリレー日記を読んで少しでも前向きな気持ちになってくだされば幸いです。
次は、首がとても太いおっくんこと奥山さんにバトンを回します。おっくんは低いプレーと大人な人柄が魅力で、とても尊敬しています。また、昨年の秋からご飯に行く約束をしています。私の術後療養がまもなく明けるので、よろしくお願いします。
一昨日は東大一般入試の合格発表日でした。合格された皆さん、本当におめでとうございます。今月末から各種新歓イベントが始まりますので、ラグビー場でお待ちしています。
さて、先月私は腰のヘルニアの手術を受けました。この間、執刀してくださった先生をはじめ、たくさんの方々にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
今回の腰や昨年の肩の怪我も含め、今年度は医療機関のお世話になる機会が本当に多くありました。これまであまり病院に行ったことのなかった私ですが、この1年で人生初の手術と人生初の大腸カメラを体験してしまいました。手術については以前のリレー日記で書いたので、今回は大腸カメラについて書きたいと思います。
あまり上品な話ではないので詳述は避けますが、今年の初め、排泄関係の相談をしにクリニックを訪れたところ、大腸内視鏡検査をすすめられてしまいました。「内視鏡検査」と聞くとやはり苦しいイメージがあり、他の方法はないか尋ねてみたのですが、お医者さんはなんだか坂本選手のようでした。検査の日にちを決めて同意書を書き、説明のパンフレットと下剤をもらってその日は終了。検査までのスケジュールは大体次のような感じでした。
1.数日前から食事制限
検査の数日前から、油の多いものなどは控える必要がありました。腸に残りやすいものを避けて検査の精度を高めるためだそうです。そして、検査前日はさらに厳しい制限がかかります。食べてよいものは素うどん(ネギやゴマは載せない)、おかゆ(卵などは混ぜない)、白身魚(皮は食べない)などです。物足りないように思いますが、自分の体を大切にしている感じがして案外気分が良かったです。
2.検査当日は朝から下剤を飲む
検査開始3時間半前から下剤(ペットボトルに入った液体)を飲みはじめました。下剤はレモン水に塩を大量に入れたような味であまりおいしくはなかったですが、最低でもボトル1.5本分(720 mL)は飲むようにとの指示でした。飲むとすぐ出ます。飲み続けるとどんどん柔らかくなり、最後はほとんど水になるのが面白かったです。汚い話題ですみません。ちなみに、下剤の仕組みにはいくつか種類があるようなのですが、今回飲んだタイプは硫酸塩による浸透圧変化を利用して腸の内側の水分量を増やしているそうです。学校で学んだ知識がこんなところで利用されているのを知り、少し嬉しくなりました。
3.頑張って病院に行く
あらかじめグーグルマップで道中のトイレの場所を確認してから行きました。かなり緊張感があります。
4.検査を受ける
私が行った病院では鎮静剤を使用した内視鏡検査が行われています。最初に入る時の異物感はありますが、そのあとは特に何も起こりません。私は日頃の疲れがたまっていたのか検査中かなり眠っていました。カメラが奥まで入っていると思われるタイミングはおなかが多少痛いですが、そこまで辛いわけではありませんでした。
5.結果を聞く
検査が終わった後すぐ分かる項目と、時間がかかる項目があります。私は幸い、大きな異常はありませんでした。検査をしてくださった先生やクリニックの皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
大腸内視鏡検査を受けるか迷っている人や検査を控えて不安に思っている人が、このリレー日記を読んで少しでも前向きな気持ちになってくだされば幸いです。
次は、首がとても太いおっくんこと奥山さんにバトンを回します。おっくんは低いプレーと大人な人柄が魅力で、とても尊敬しています。また、昨年の秋からご飯に行く約束をしています。私の術後療養がまもなく明けるので、よろしくお願いします。
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