ラグビー部リレー日記

最後くらい

投稿日時:2016/12/13(火) 18:26

梶村からバトンを受け取りました、四年の近藤です。最後のリレー日記ということで、日頃より活動を支援してくださってるOBの皆様、僕らのラグビーに一年中早朝から付き合ってくださった監督・コーチ・トレーナーの皆様、今まで親身に接して下さった先輩方、仲良く接してくれた後輩、四年間共に頑張ってきた同期、そして当初は反対していたものの最後は応援してくれた両親に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 
さて、「このチームには信頼できるB3がいる」という言葉を今シーズン何度も聞いた。無論これはFBの上田を初めとするAチームのB3陣を指す言葉だこれを耳にするたび同じチームのB3として彼らを誇らしく思う一方で、自分はそこに含まれないことをより強く感じ、卑屈な私はいつも複雑な気分になった。両WTBの後輩2人は自分にはとても切れないステップが切れて、外から機転を利かしたディフェンスにも長けている。以前とある先輩に何ならその2人に勝てるのかと聞かれた時に、情けないことに何一つ勝てる要素が思いつかなかった。ない頭を振り絞って考えても思いつかなかった。それが現実だった。だから一橋戦のメンツに入れないことも必然の帰結だったと思う。でもチームが今シーズン一番の目標としていたこの試合で負けるのをただただ外から見るしかできないことは想像以上のショックだった。一番大事な試合でチームの役に立たなかった。これ以上の絶望感、そうそう感じられるだろうか。
 
だからこそ怪我人等の事情によりスタメンで出ることになった、上智戦や名古屋大戦で何かを示したかった。正確には自分が出たから負けたと思いたくないという思いだったのだろう。結果として勝つことはできた。すごく嬉しかった、でもそれ以上に安堵感のほうが大きかった。特に名古屋戦は自分が不用意に内に寄った所から先制トライを許したし、決して褒められたものではなかった。観戦に来てくださった先輩方の中に褒めてくださる方もいたが、やっぱりチームの勝利に貢献できたと胸を張って言えない。これまでの未経験の先輩方が自分に希望を与えてくれたように、自分は同じように希望を与えられたのだろうか。
 
でも幸せなことに今シーズン京都大学との定期戦が残されている。去年のBチームと比べて今年のBチームは勝ちに恵まれていない。最後の試合くらい少しはチームの勝利に貢献し、相手を圧倒して笑って終わりたいと思う。

 
最後まで読んでいただきありがとうございました。今シーズンも残すところわずかとなりましたが最後まで応援よろしくお願いいたします。次は坂田に回したいと思います。

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